四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨日は、バラエングループが取り組む自然生態系調和型資材の開発会議のため兵庫県三木市へ。強力な指導者であるパートナーと、まだまだ勉強をしなければならない私たちとが一生懸命に取り組むプロジェクトである。頼もしいスタッフが、学びながら着実に前へ前へと進めてくれている。うれしいばかりである。
そして今日は、以前から弊社スタッフが中心となり、メンバーとして関わらせていただいている『なら橘プロジェクト推進協議会』に大和橘の苗木納めと、穂木とりのために訪問させていただいた。
私たちはこのプロジェクトにおいて苗木の生産を一手に担うという、とても重要な役割をいただいている。そして今年もパートナーの半田氏の努力のおかげで、写真のようにしっかりとした苗木を納めさせていただくことができた。しっかりしているのは見た目だけではなく、環境に配慮した生産を行い、中身もしっかりしているものである。
大和橘は、日本固有の原種であり最古の柑橘。その独特の香りや味、薬効などは海外からも注目される日本が誇るべき植物である。その魅力は著名なシェフや医学博士、香水ブランドや様々な活動家を虜にしている。又右衛門も虜になった一人である。
世界で活躍するシェフや高級料亭からも継続的な引き合いがあり、今では供給量が追いつかない状況である。
歴史をたどれば「日本書紀」「古事記」「万葉集」にも登場する。
詳しくはhttps://ytachibana.official.ec/aboutをご覧いただければである。
このような日本の宝であり、準絶滅危惧種である橘を保全し、奈良の地から世界に向けて発信し、広く伝えていこうという大きな夢を描いている協議会の城会長の想いが年々実を結んでいくことを傍で感じることができてうれしいばかりである。また以前から私が熱望していたものも商品化されてくるとのことで、期待で胸が膨らむ。そして私も引き続き半田氏の力を借りながら、生産と販売に注力し、より広く大和橘の素晴らしさを伝え、城会長とともに、夢を追いかけていければと思っています。
世界に誇る大和橘を、ぜひ皆さんも楽しみにしていてくださいませ。