四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
さていよいよ帰国である。
昨晩といっても2時間ほど前だが、ベッドで横になってはみたものの、隣の宿泊者がご機嫌であったのか遅くまで大きなTVの音や笑い声が絶えずで眠れず、結局はそのまま起床時間を迎えることになった。
そしてレセプションに教えてもらったように、玄関近くにあるTAXIコールのボタンを押してみたが反応がない。少し不安になる。
しばらく待ってみてもやはり反応がない。不安がつのる。
もしこのタクシーが来てくれなかったらフライトには到底間に合わず帰国できない。おまけにチケットも自動的にキャンセルになってしまうので帰るにはかなりの費用が掛かるし、待ってくれているメンバーにも多大な迷惑をかけてしまう。そのようなことを考えると尚更不安でいっぱいになってくる。
またTAXI GOのようなアプリを駆使しても来てくれそうにない。いよいよ半分あきらめモードになってくる。
私が同行のパートナーに「あきらめて、かなり離れてはいるが歩いて大きなホテルに行ってタクシーを呼んでもらおう」と提案し、キーボックスに部屋の鍵を放り込み、ホテルから離れようとすると、タクシーボタンに反応があり1分後に到着と表示された。
パートナーのいざという時のための準備と判断のおかげである。私一人であれば恐らくスーツケースを引きずりながら放浪した挙句乗り遅れてしまっていたかもしれない。本当に逞しいと感じた。
しばし真っ暗なホテル玄関で待っているとバンが到着。さっそく荷物を積み込んで空港へと向かった。
それにしてもタクシーが来てくれた時には、難破したときに救助を受けたような気分だと思った。そして空港に向かうタクシーの中では、帰国前の宿泊、特に深夜チェックアウトが必要とされる時は、倹約といってもモーテルのようなものではなく、24時間レセプションが開いている最低限のビジネスホテルか、空港に歩いても行けるところを予約しなければならないとしっかり頭に叩き込むことができた。
タクシーに乗ること30分。Domesticに到着。ここで乗り継ぎ場所であるシドニーに向けての国内線に乗ることになる。無事に搭乗手続きを済ませることができ、搭乗口付近で過ごすことにした。
搭乗口から外を見ると素敵な朝焼けが目に入ってきた。さっきまでハラハラで不安な時間を過ごした後なので、その朝焼けが何とも言えないぐらいに美しく感じられた。
そして定刻にシドニー空港に到着。International transferを済ませて、搭乗口付近に向かう。
数十分だけラウンジでコーヒーをのみ、羽田行きのJALに乗ったときには、いつものようにJALのCAさんが名前を呼んで迎えてくれ、それだけで半分日本に帰ってきたような気分になり、様々な緊張から解放された。
ほどなくして離陸。日本に向かう機内でこのブログを書いている。
今回のオーストラリア訪問は、素晴らしい植物の自生地から、タクシー問題など、ワクワクドキドキの繰り返しで記憶に深く刻み込まれた訪問となった。
現地パートナーのStation Creek Tree FarmのDannyはじめファミリーの皆さんには本当にお世話になった。心より感謝である。
再来年の2025年には大阪・関西万博が開催される。その準備もありこれからはさらに忙しくなるであろうが、しっかりと連携し一緒に良いパフォーマンスをおみせできればと思う。楽しみでいっぱいである。
さて到着までの時間はまだまだあるが居眠りをしている時間はないので、たまったデスクワークを行いながら羽田に向かうことにする。機長よろしくお願いします。
今回もいつものように乱文のブログをお読みいただきありがとうございます。
恐らく今回のオーストラリアで年内の海外出張は最後になると思います。次の海外は1月はじめかと思います。それまでは年内精一杯国内で活動をしていきますので、引き続きよろしくお願いします。
ではでは皆様。ありがとうございました(^^)v