四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は帰国に向けてStation Creek Tree Farmを出発の日である。
早朝、私が目を覚ましパッキングを終えた頃には、ナーセリーでは本日出荷のボトルツリーのディギングを終え、積み込みする手前であった。
しばらくしてボトルツリーにはシュリングがかけられ、重機によって吊られていく。
トレーラーに積み込まれ、養生されたのちしっかり固定されて旅立っていった。その作業の手際良さと丁寧さはさすがである。そして新天地に向かうボトルツリーを見送りながらみんなに愛され元気で育つことを願ってやまない。いってらっしゃい。
その後いつものようにお手製の美味しい朝食をいただき、今後の進め方や取り組みについて最終のミーティングを行い、お互いが確認できたので、変わらぬパートナーシップと再会を約束して、名残惜しいが帰国のために出発することになった。
そしてDannyに最後の感謝を告げ、送迎車に乗り込み、お互いの姿が見えなくなるまで手を振り合い、ブリスベンシティへと向かった。出発から約1時間、シティから少し離れた予約済のホテルに予定よりずいぶん早く到着することができた。
チェックインができる時間ではなかったのでレセプションに荷物をあずけて、近郊の植栽などのチェックや植物園を観るために歩いて出発した。
気温は昼間37℃ぐらいまで上がり、日差しこそきついが、日本と違ってカラッとしているのであまり汗もかかずに心地良い。
歩くこと小一時間でRoma Street Parklandに到着。
いきなり入り口では大きなトカゲが出迎えてくれていた。
そしてRainforestやFern Gullyなどでマイナスイオンを吸収。
そしてネイティブプランツであるグラスツリーやボトルツリーを見納めもかねて見学。その際には土壌の様子などもチェックさせてもらった。
またイベントとして花苗のカラフルな植栽も拝見させてもらった。
そこではちょうど植え込みの最中で、声掛けると、とても素敵な笑顔で応えていただけ気持ちも晴れやかになる。
噴水や池など水場も多く、その周りには多くの鳥たちがいる。さらにトカゲも一杯である。
植物に気をとられていると、何度もトカゲを踏みそうになり、その都度自分で驚いてしまっていた。
パーク内には素敵な花が咲き、本当なら1日ゆっくりしたいぐらいであったが、みどりに触れてチャージができたので、前回の記憶をたどりながら再び街中へと歩いて向かうことにした。
そして約30分で中心部に到着。軽くケンタッキーでランチをとることにした。
さっと食事をとった後にCity Botanical Gardenに行くことにした。ここは恐らく4回目の訪問である。植物園というよりはみどりが多い公園という感じである。
多くの緑と可愛らしい花が出迎えてくれて心地よい。
また大きな木の周りは柔らかい芝。寝転んだり、裸足で歩いたりしてみると全身の疲れがスーッと抜けるような気がした。
そして園内を散策すると、木からボトンという音がして、何だろう?と見てみると、ユニークな堅い実がコロコロと転がってきた。木についている説明板を見てみると、エレファントアップルとのことである。
和名はビワモドキ。葉がビワに似ているかららしい。確かにビワの葉を少し太く大きくしたような感じはする。ただ実は似ていないかな??
一応食用とのこと。隣で別の方が食したのを覗き見していると、少し酸っぱいようで美味しくなさそうであった。
続いて植栽して間もないローズガーデンなどを見学して次へと向かうことにした。
川向にあるアートセンターやミュージアムへと向かう。
色々な展示はされていたがゆっくり観るまでの時間がないため、さっと流すように拝見してきた。
そして再び歩いてシティの中心部に向かう。人混みをさけるようにして見学をすることにした。
街中のスーパーの花売り場を視察。以前よりは随分鮮度は良くなったと言えるが、やはり日本や欧州の方まではいかないとも言える。その後果物売り場、小物雑貨売り場を見学。
また街のアートなどを観たり
店舗のクリスマス装飾を視察したが、正直個人的に夏にクリスマスは少し?随分?違和感があった。
そして夕方になったので少し早いが、最後の夕食をとることにした。油物が続いたので最後の晩餐は韓国?中国風?の鍋のようなものにすることにした。
ここではあらかじめ用意された大きなボウルにビュッフェ形式で野菜や海鮮、肉、麺類などを入れていく。そして最後にその重さをはかってもらい、スープにするか炒めるかの選択をするシステムである。これなら自由に好きなものを選択できるので個人的にはとてもありがたく嬉しい。ちなみに私の選んだものの重さは約700gであった。
100gあたり3.8AUDのお金を払ってしばし席で待つ。
待つこと約10分。大きな丼に好みの具材だけがてんこ盛りの鍋のようなスープが出てきた。魚介もしっかり火が通っていて、少し辛かったものの美味しくいただくことができた。
そして食事を終えて帰ろうとしたところ外は大雨。さすがのレインマンである。ただ傘もなにも持っていないので、フードコートでお茶をしながら待つと小一時間で止み、涼しくなった夕暮れの街を、今回のオーストラリア訪問の思い出をなぞるように再び歩いてホテルをめざし、約30分で到着。チェクインを済ませて、預けた荷物を引き取り部屋へ向かうことにした。
部屋は倹約したため古く小さいが特に不自由はない。ただ部屋の壁が薄いため、隣の部屋のTVの音がそのまま聞こえてくる。さすがに少し気になる。とはいえ明日の起床時間は2時なので少しでも寝ようと頑張ってみよう。
さ~明日は帰国。絶対に寝過ごさないようにしなければである。おやすみなさい。