四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今朝も夜明けとともに起床。朝食をいただいた後、国内移動までの数時間でナーセリー内と周辺の探索を行った。
まずはボトルツリー。3年前に比べて明らかに良い感じで育っていた。できればあと10年ほど待って素敵なサイズに仕上げていきたいと感じた。
相変わらずビスマルキアは魅力的である。スペインでは土を使わず育てたビスマルキアはほぼないので、オーストラリアに期待したいところだが、やはり難しいようである。中には根を洗って輸入をしようとする業者もいるようだが、その成功率は極めて低く、仮に問題なく日本に到着しても、育つことは稀であろうと言える。ただクライアントの要望も多い品種のため、積極的に進めていきたいと思っているのでしばしお時間をいただければである。
オーストラリア原産であるソテツ類の「カイルンシアナ」。現地で「カイルンシアナ」と呼んでも「???」とした表情をする。私の発音が悪いせいではあろうが「ケンジアナ」と言うとすぐにうなずいてもらえる。
このナーセリーでは種から育てているので輸出も可能である。ただもう少し大きいほうが良いかなと思うので今回はまだ様子見になるであろう。
他にはマクロザミア ムーレイが並んでいる。私たちが保有するマクロザミア ムーレイもこのナーセリーから送ってもらったものである。現在ハーベストを行っていないようなので、続いての日本の輸入は中々ないだろうから、弊社にいてくれるムーレイは希少価値が高まったと言えるだろう。
その他にも希少なソテツ類が多く植えられている。
立派な花をつけたものもいた。
中にはこのように葉がくるくるとカールしたものもいる。とても親近感が湧く1本である。
またグラスツリーでも葉がよりシルバーであり、その中心がパープルの個体がある。本当に希少である。現地の彼らに聞いても、数万本に1本あるかないかというレベルと以前に聞いたことがある。本当に魅力的な1本である。
その他にもユニークな植物をチェックした後、ナーセリー近くを探索し、出発の時間となったのでタクシーにて空港へと向かうことにした。
約1時間で空港に到着。今日から2泊3日でオーストラリアでの国内移動になる。とても楽しみである。