四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.11.05

又右衛門、再びタイへ⑨ ~最終日 ありがとうタイランド~

早朝の国内線でバンコクに戻った。

今日は最終日のため、市内のイベントや店舗、植栽チェックをBTS(モノレール)に乗ってまわることにした。

これはショッピングセンターの一角で行われていたサボテンが中心の即売会である。ざっと見るところ約20店舗が出店しているようである。

出店者は個人で栽培などをしている方々のように見受ける。価格も高くないが、珍しいものはあまりない。特に目をひくものはなかったが、器で面白そうなものがあったので話を聞いてきた。

シンガポールなどではとても人気があり現在も大量注文を受けているとのこと。ただ価格はそう安くはない。植物もそうであったが、現地においての購入価格に日本はついて行けず、タイ国内や、シンガポール、ベトナムなどに、言葉は汚いが買い負けをしている状況である。私たちが、アジアにおいて安く仕入れて日本で販売するという構図は崩れてきており、むしろアジア諸国は、安いものを日本に探しに行こうという流れになってきている。良いとも悪いとも言えないが、今までの目線の高さを大きく変えて、ビジネスをあたらめて構築していかなければならないということを実感した。

そしてランチ。少しタイ料理に飽きてきたので日本食を食べることに。日本食といっても「吉野家」「かつや」であるが(笑)

どちらを食べるか悩んだ挙句、両方を食べることにした。「かつや」は日本と同様の味ではあったが、何となく豚の厚みが薄かったように感じた。

「吉野家」は見た目、ボリューム感は日本と同じではあったが、肉の味が違ったように思える。全く同じ肉で同じ味付けであったかもだが、タイ料理を食べ続けた私には、いつもの「吉野家」の味とは少し違ったように思えた。

そしてパンパンのお腹をさすりながら、カロリー消費のため積極的に歩いて移動することにした。

近代的な建物にビスマルキアは良く似合う。このような素晴らしい状態で日本に植栽できないかといつも思う。今まで輸入や国内生産を行ってはきたが、このビスマルキアを安定させることができなかったため、これを何とか解決するのも課題の一つと考えているので、これからの取り組みに注目をしていただければと思っている。

また、市内の路面店をいくつか見てみたが、そう多くない。まだまだ課題もありそうである。

ショッピングセンター内のフラワーショップ。以前に比べて花の品種が増えたと実感できる。

価格も、場所がらもあるが日本とそう変わらないように感じる。

街の露店の花屋さんも相変わらず元気に販売されていた。やはりこういうところでは価格は少し安い。ただ品質もそれなりのように感じた。

そしてAPEC会場近くまで歩いたので植栽チェックもふまえて会場前の池の外周を1周してみた。外周は約1.8キロとのことである。

急ピッチで改修を行っているようである。途中ミズトカゲにも遭遇。

このように、夕方まで街をとにかく周り続け、様々な状況を目に焼き付け、色んなことをイメージしながら歩きまわった。

タイ最後の夜は、タイのパートナーと今回の8日間のおさらいと整理をして、収穫の多さを実感できた。そして今後のことを確認し合い、また一歩前に進めることができた。
そしてさらにスピード感をもって進めていくと約束し、時間の許す限り夢を語り合いバンコク最後の夜を楽しむことができた。

さ~~明日は移動日。無事に一日を過ごせますように。
ありがとう素晴らしきパートナーたち。ありがとうタイの素敵な植物たち。