四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.10.27

日本植物園協会2022年度第一回技術者講習会開催!2日目。

27日。技術者講習会2日目は、私たちが深く関わらせていただいている同郷の植物園「あわじグリーン館」にて開催した。

現地集合であったが、ほとんどの方が定刻よりも速くお越しいただけ、スムーズに開催することができた。

まずは私のご挨拶、そして瀧本副館長より「あわじグリーン館」のご説明をいただき、早速、瀧本副館長先導のもと館内を案内していただいた。

入り口から入ると幻想的なエスカレーターを登り、温室へと向かう。

途中大きなかぼちゃがとても気になった。

そして温室内へと進む。淡路島名産の玉ねぎのオーナメントもユニークである。

続いて眼下には、私たちからの植物であるディクソニアなどが元気そうにしているのが目に入り、ホッとする。

奥まで進むと大きなアロエ ディコトマが見えてきて、その迫力に多くの参加者は魅了されていた。

さらに進むと先ほどのアロエやサボテンなどとは一転して、みどりが茂るエリアに。

そこにはペトレア・ヴォルビリスが咲いていて、とても魅力的であった。

さらに進むと希少な青いラン類クレイソントロンが目に入る。世界にたった3種類のボルネオの青い蘭とのことである。とても可憐で魅力的である。

そこを過ぎると、私たちからの植物が多く展示されている「しんかのにわ」である。
マクロザミア ムーレイやディクソニア アンタルクティカなどが多くの人を元気に出迎えてくれていた。ところどころにおかれた恐竜たちが可愛らしく、子どもたちに人気のゾーンになっているとのことである。嬉しい話である。

人気スポットになったということで副館長の説明にも力が入る。さらに管理責任者の後藤さんにも登場していただき、皆さんからの質問にお答えいただいた。質問者も実際の植物管理に携わる人が多いため、ひっきりなしに質問があり、とても活発な見学会となった。

最後に参加者全員による集合写真を撮り、2日間のプログラムを終了することになったが、皆さん名残惜しいのか、中々その場を離れずその後も多くの意見交換がなされた。
そしてかなり時間も経ったころ、少しずつハケていき、私たちもお世話になった副館長はじめ参加者の皆さんにお礼を伝え、「あわじグリーン館」を後にした。

今回、私たちのような立場の者がホスト園になることがどうかとは思ってはいたが、私たちにとってはとても良い機会となった。
さらに参加者や事務局の方々にも価値ある2日間であったと言っていただけ、本当にやった甲斐があったと思う。次の私たちの順番は10年後ぐらいになるであろうから、もう私は引退をしているかと思うが、今回多く人との出逢いの時間がつくれたのは本当に価値があり嬉しくある。

園は持たないが、縁を持つことができ、大いに実りある腰の痛みも薄れる2日間であった。皆さんとの再会が楽しみである。