四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は、地元宝塚山本の秋祭りである。
例年通りとまではいかないが、今年はだんじり曳行もあるので、朝一番から参加した。
朝、6時30分に西の宮である天満神社に集合。
神事を行い、西の宮にあるだんじりを園芸センターまで曳行させた。
そして、東の宮である松尾神社に移動。ここでもだんじりを倉庫から出し皆様にお披露目。神事を行い、お神酒をいただいた。
乗用車ですら通るのが困難なぐらいの狭い道を、巧みに操りながら園芸センターまで曳行させていった。
そして園芸センターにて、東の宮のだんじりと西の宮のだんじりを並ばせることができた。この光景は3年ぶりであり、村のみんなが待ちに待った機会であったのではないかと思う。
また以前から一緒にだんじりを曳行させてきた若い衆とも再会ができた。彼らと初めに出逢った時は確か中学生か高校生になったばかりで、又右衛門を「船長。船長。」と呼びながら慕ってくれていたが、今では大学生とのこと。本当に逞しくなった。きっとその成長には、このだんじりで培ったものもあるだろうと思いながら目を細めて彼らの広くなった背中を見つめさせてもらうことができた。
いつもであれば宵宮、本宮がありお祭りは2日間開催されるが、今回はまだCOVID-19も少しはあるので変則的な1日開催であった。私は次に移動しなければならない時間となったので、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にした。
さて来年は例年通りの2日間開催になっているであろうか?是非そうなってくれることを祈りたい。そうして以前のように2台のだんじりを町中曳行させて、皆さんにご加護があるように練り歩きたいと思っている。
その時のためにも、また1年間しっかり仕事をして体を鍛えて健康でいなければならない。
そしてその時にはヘトヘトになるまで、筋肉痛で身体が動かなくなるまで、だんじりを担ぎたい。
それこそが願いであり、街の幸せにつながっていくのであると感じられる1日となった。