四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.10.04

又右衛門、スペインへ② ~IBERFLORA2022(FERIA VALENCIA)前半~

長時間フライトの疲れがとれたとは言えないが、今日から現地での活動が始まるので期待感に溢れ、元気は一杯である。
ただ運転に関しては、国際免許は持参しているものの、万が一居眠り運転になり、周りの方々に迷惑をかけてしまわないように、バラエングループのスペインスタッフにお任せして、今回は控えておこうと思っている。眠たくなくてもご当地特有の交差点サークル(ロータリー?)はとても苦手ではあるのだが。。。

さて、初日は今回のスペイン訪問の大きな目的の一つであるIBERFLORA 2022への出席である。今回は主催者側から特別招待を受けての訪問で、COVID-19の影響もあり、3年ぶりの参加になる。

予定通りにホテルを出発。少し渋滞はあったもののほぼ予定通りに会場であるFERIA VALENCIAに到着した。

例年であれば到着後、まずはパートナーブースへの訪問であるが、今回は特別なご招待の御礼と、今回の日本の花き園芸品輸出に関するヒヤリングとそれを拡大するための展示会出展を視野にいれたミーティングのために、主催者本部から訪問することになった。

主催者の受付では、責任者の方が待っておられ、大いに歓迎していただけた。
今回の訪問は例年の輸入のためだけではなく、展示会出展や輸出を視野に入れたものであることの説明をしたところ大変興味を示され、両国が一方的なものではなく、花き園芸を通じた国際交流、相互ビジネスを目指していくことに共感していただけた。

さらに日本においてこの展示会の知名度を高めるための協力依頼の打診も受け、両国における花き園芸業界の発展のためであれば協力は惜しまないことを伝えると、展示会終了後、早速検討してみたいとのことであった。その他にも多くの事で意気投合することができたので何らかの形で物事が進んでいくであろうと思う。楽しみである。

そして、できるだけ早いうちの再会を約束し、私たちは展示会場へと向かった。

まずは日本において総代理店を務めているVIVEROS CANOS社を訪問。

VIVEROS CANOS社はユッカロストラータはじめユッカ各種、ダシリリオン、アガベ他種を生産販売しているスペインにおいて草分け的存在で、この種のリーディングカンパニーと言える。

中でもCANOS社の送り出すユッカロストラータの選抜種である“ブルースワン”は著名で、初めてリリースされた時には、世界中がその品質に驚かされたのが記憶に新しく、それに魅了された一人が又右衛門であり、それがきっかけとなり現在も日本総代理店を務めている。

現在では、近親種も多く、魅力的なものを送り出し日本でも人気が高い。そのような植物の生産現場にいる方々と、今春以来の再会を果たすことができた。

写真のような素敵なシルエットのヒドラはじめ多くの植物を展示していたため多くの人がこのブースを訪れていた。

ただ今春、私が生産現場で一本一本厳選したものは、もっとすごいので、乞うご期待である。

他に人気のアガベ、マンガベ、サボテン類も展示していた。
半年ぶりの再会のため、ゆっくりしたかったが、大事な展示会の邪魔をしてはいけないので、簡単に打ち合わせをし来春の訪問を約束してブースを後にした。

その後順次ブースをまわったが、この回のアップが長くなるので、次回に続きとさせていただきますね。