四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨夕にアンダルシア コルドバに入り、そこから車で目的地のニシハへと向かった。
今回訪問するナーセリーは、バレンシアで開催される花き園芸の展示会イベルフローラや、日本で私たちが出展している展示会でお会いしている顔なじみのナーセリーである。
マドリッドからAVEで約1時間半、予定より少し早めに到着し、駅のカフェで過ごしているところへ、ナーセリーの方々が迎えに来てくれた。
ナーセリーに向かう道中、オリーブ畑もさることながら広大なひまわり畑が目に飛び込んでくる。その広大さは半端ではない。ただ残念ながらまだ蕾である。しかし、少し色づき始めたところもチラホラあって、これが全て咲いた時を想像するとワクワクしてしまう。
そのような素敵な景色を横目に観ながら一時間弱でナーセリーに到着し、いくつかの圃場を拝見した。
その後オフィスに到着すると、そこではとても可愛らしいカップルが私たちを出迎えてくれた。そこで明日の予定を確認し、ホテルに送ってもらった。
私はニシハで宿泊するのは初めてであるが、こじんまりしていてとても素敵な町である。ホテルに入り荷物を置いて、ナーセリーの方々と一緒にディナーをいただきながら、ゆっくり情報交換など行った。
初めてのゆっくりした状況でのミーティングは長く続き、あっという間に日付が変わるころになったので、そろそろ切り上げようとホテルに戻り、デスクワークを行ったのち、少しだけベッドで横になった。
昨晩のデスクワークも長くなったため3日間で5時間の睡眠時間ではあるが、時差ぼけが続いていて眠くならないので朝から元気である。
そうして朝からはナーセリーの車で、順番にいくつかの圃場を視察させてもらった。
小さなオリーブから大きなオリーブまでがゾーンごとに区切られている。
樹齢600年ぐらいであろう大きなオリーブなどもある。
途中、作業を行っている様子を拝見した。
その他にも門かぶりのように横になっているオリーブなど、面白い仕立てができそうなユニークなものがあり、楽しく観ているうちに気がつけば14時過ぎ。朝から忙しく朝食どころかコーヒー1杯も飲む時間がなかったので、そろそろ切り上げて朝食、ランチ、おやつ兼用の食事をとりながらミーティングを行った。
アンダルシア地方の郷土料理であるスープをはじめ、スペインではお決まりの生ハムなどをとても美味しくいただいた。そして出発しなきゃならないギリギリの時間まで今後についてのミーティングを行なったのち、再びコルドバ駅まで送ってもらい、10月の展示会での再会を約束してこの地を後にした。
そしてAVEにて三度マドリッドへ。駆け足で乗り換えて、バレンシアへと向かった。
バレンシア駅に到着後、ホテルに移動。チェックインを済ませて久しぶりのバレンシアの雰囲気を感じたいと思って街へと出たが、すでに日付は変わっているので、いつものお気に入りのお店もしまっていた。
ただそのお店の奥で、いつも私を覚えてくれている店員が忙しそうに働く姿を遠目から確認でき、とても嬉しい気持ちになり、「今年の秋には必ず来るからね」と遠くから挨拶して、ホテルに戻ることにした。
ホテルに戻ってから、デスクワークや日本との連絡を行い、朝方就寝することにした。