四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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昨日は岐阜から戻り、自宅で夜のリモートミーティングに参加終了後、途中で手に入れたお土産と身の回り品と必需品を大慌てでトランクに詰め込んで就寝した。
そして暗い間から最終の出発準備をして、伊丹空港へと向かった。
久しぶりの海外のため持ち物に結構不安を感じながらのチェックイン。COVID-19以前と大きく違うのは、スペイン入国の際にはワクチン接種証明書と、このためにダウンロードした「SpTH」アプリに入国するための必要事項を記入することで得ることができるQRコードが必要なのである。
語学に堪能な方は、何ら問題はないのかもしれないが又右衛門には大きな関所であった。
それらは何とかパートナーのおかげで準備を完了させていたので、あとはパスポートとお金とワクチン接種証明さえあれば何とかなると一生懸命言い聞かせながらの出発となった。
羽田空港に到着。国際線までは今はバス移動になっているので循環バスに乗って第3ターミナルへ移動。無事出国手続きを終えることができた。
昔、出発ターミナルとカウンターを間違え乗り遅れそうになった苦い思い出があるので、しっかり出発カウンターをチェックした後、デスクワークができるところへ行き、出発までの残された時間で不安を忘れるようにしっかりと作業を行った。
遅れはしたものの出発の案内があったのでゲートに向かう。
飛行機はSTAR WARS。何だか少し強そうに感じたのと、昔、又右衛門のシルエットがダースベーダーに似ていると言われたことがあり、親近感から少しだけだが不安が軽減され飛行機へと乗りこんだ。
そして座席に座りデスクワーク用の書類と本を積み上げさっそく作業に入る。
モニター画面に目をやるとフランクフルトまでの飛行時間は15時間以上。思わず力が抜けそうになった。飛行機には、多い時は年間100回ぐらい搭乗するのだが、正直あまり好きではない。特に国際線ははっきり言って苦手である。と言うのも飛行機内で眠れなく、じっとしているのが嫌いなのである。にも関わらず今までなら11時間から12時間で到着したのが15時間以上とのこと。ガックリである。昨今のウクライナ問題でロシア上空を飛べないことからの影響である。こっちはSTAR WARS号だ!ロシア上空の最短距離を進めとはさすがに言えなかった。
ただその分しっかり宿題ができると割り切って、早速デスクワークを行う。途中、食事とトイレなどに時間は費やしたが、順調なクルーズである。
窓からの景色は青い空の雲海から夕焼け?朝焼け?そしてまた青空と繰り返す。
途中流氷?を観ることもできた。そして様々な景色を眺めることができたことは良かったが、約1時間遅れているため、乗り継ぎできるのか不安でヤキモキしながらフランクフルト空港に到着。
到着すると機内アナウンスが流れる。その内容は、飛行機が遅れたため今から言う4便については接続が不可能である。そしてその対応は次便もしくは翌日の便に変更と言うことである。私はこの日のマドリッド行の次便はないのを知っていたので、ドキドキしながらアナウンスを聞いていた。するとその4便には含まれておらず何とかホッと胸を撫でおろした。
だからと言って、間に合うと約束されたわけではないので、降機後すぐに案内板を確認して出発ゲートに走って向かった。
途中いろんなところで長蛇の列ができており、それを横目に観ながら進む。そして入国を済ませてAゲートへ向かった。
Aゲートに向かうセキュリティーチェックも大混雑。しばらく並んでみたが中々前に進まず、これではもう絶対間に合わないと判断し、ボーディングパスを振りかざしながら、前に並ぶ皆さんに謝りながら先に行かせていただいた。
そして何とかセキュリティーチェックを受けたが、色々と質問を受けたので、もう時間がないと説明しようとしたら手元にボーディングパスがない。いくら探してもない。きっと先ほど振りかざしながら人混みを縫って進んだ時に失くしてしまったのだと思う。かといってもうゲートをくぐったので戻れない。時間もないしボーディングパスないし万事休すと思ったが、とにかく搭乗ゲートまで向かおうとさらに速度を上げて走り続ける。
途中パスポートを落としはしたが、私の見えている範囲のためピックアップして何とか搭乗ゲートに到着した。事情を説明すると比較的簡単に再発行をしてくれた。おまけに乗る飛行機も出発遅延とのこと。あれだけ大汗と冷や汗をかきながらの1時間は何であったのだろうと思い、少し拍子抜けしたのと安どする気持ちの複雑な喜びであった。
そして約1時間30分遅れで、フランクフルト空港を出発。機内は満席である。そこから2時間30分でマドリッド空港に到着。すでに日付は変わっていた。そこであらかじめ用意した入国用のQRコード「SpTH」を提示するとすんなり通ることができた。
ターンテーブルで荷物を待っている間、以前の記憶がよみがえり再び不安にかられる。と言うのは以前マドリッドに降りた時には、ロストバゲッジで私のスーツケースは経由地でもないスキポール(オランダ)行ってしまって非常に困った経験があるからである。
しばらくしたら、私のスーツケースが無事カウンターに流れてきて、ホッと一安心。24kgの荷物をおしながら、COVID-19の証明などの手続きを済ませ、何とか無事にスペインに上陸することができた。
そして空港の出口には、アシストをしてくれるMIKIKOさんが笑顔で出迎えてくれていた。3年ぶりの再会である。ここで本当に安堵することができた。
日本で自宅を出発してから約28時間でホテルにチェックインすることができた。かなりの長旅であった。そして明日は早朝出発なので今晩はスーツケースをあけることもせず、このブログをアップしてそのまま仮眠をすることにする。さ~~明日からパートナーの農場訪問である。
かなりバタバタのため正直ブログを書く時間をつくれるかどうかわからないのですが、できるだけ写真だけでもFacebookやInstagramなどSNSでアップできればと思っています。これから始まる又右衛門スペイン珍道中編を楽しみにしておいてくださいませ。