四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.04.28

ガーデンネックレス横浜 里山ガーデン&ズーラシア

今日は、天気予報ではほぼ100%晴れであるという予報だったので、とあるプロジェクトのために横浜で開催されているガーデンネックレス横浜へと向かった。
ゴールデンウィークが近いためか飛行機は結構混雑していたが、定刻より少しの遅れで無事羽田に到着。雨はなくホッと一安心である。

そして特急並みの素敵な車内である京急線にて横浜へ移動し、初めて乗る相鉄線とバスを乗り継いで目的地であるガーデンネックレス横浜の見どころでもある【里山ガーデン】会場に到着した。

既に多くの方々が来場されていて、様々な草花が一面に咲いている会場で花を楽しむ人、写真を撮る人など、それぞれ笑顔で話していたのがとても印象的であった。
特に女性が多く来場されていて、親切な会場スタッフによる説明を真剣な面持ちで聞いていた。

私も管理についてなど聞きたいことがあったので、いくつか質問をさせていただいた。ご苦労も多くあるだろうなと察したが、笑顔の対応はそれをあまり感じさせないもので、しばらく人の動きや視点などを観察し学ばせてもらうことができた。

里山ガーデン会場を過ぎ、木漏れ日がさす回廊を過ぎると、多くの鯉のぼりが風にそよいでいた。

その中に、レッサーパンダ?のぼりやペンギンのぼりもあり、何だかほのぼのとした気持ちになれた。ただ鯉に紛れて何故動物?と思うが、里山ガーデン会場は有名な動物園である「ズーラシア」と隣接しているためであろうと思われる。私はこのようなちょっとしたアクセントにユニークさを感じるので良いなーと思った。

あと鯉のぼりの湿地エリアと里山ガーデンを結ぶ道は、簡単な整地だけで舗装はされていない。その理由は看板に書かれている通りである。私はこれがとても大切であると考えているので、実践されているこの場所は、自然に対して向き合う姿勢がとても素敵であると感じた。

里山ガーデンはゴールデンウィークで一旦、春の開催は終了し、次は秋開催になるとのこと。また機会があれば訪れてみたいと思った。

そして、ここまで来たならせっかくなので「ズーラシア」を見学したいと思い、会場からの無料シャトルバスに乗り数分で到着。

時間は昼食時間を割いてつくれるぐらいしかなかったが、天気が良いこともあり、入場することにした。

園内は広々としていて、世界が熱帯雨林やサバンナなどの地域ごとにゾーニングされており、その地に棲む動物たちが過ごしていた。
私はこの広いエリアをバスを使って約1時間駆け足で観たためにほとんど写真はないが、そのような中でも参考になることが多くあった。

又右衛門の仕事柄、以前から植物園との関係性は深くあるが、近年動物園関係の方から問い合わせや相談を受けることが増えてきた。その内容は、地域の動物と植物との組み合わせや、動物の衛生管理についてなどである。

自然界においては、植物、動物、昆虫などあらゆる生き物が共存している。四季のある日本において海外の動物との融合は難しい課題であるが、訪れた方々のために、できるだけ現地の状況を再現してあげた方が良いとも思っているので、今後も研究を深めていきたいと思う。そして息つく暇もなく帰りのバスに乗り、市内において重要なリモート会議とミーティングに出席し、終了後、帰路に着くことにした。

2027年にはここ横浜で国際園芸博覧会が開催される。A1クラスと言う最大規模の博覧会であり、過去に同クラスの園芸博覧会の日本開催は大阪であった。私は当時、まだまだ駆け出しのころで、ユニークな植物などを納品させてもらう程度しかお役には立てなかった。2027年には、私もほぼ引退前の年齢であるので、花き業界のために。植物のために。地球のために。何か役に立てることをしていければと強く想う。今から楽しみで仕方がない。