四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.02.10

又右衛門 都内を駆け抜ける。

一昨日昨日と、都内での活動である。
いつものように朝一番の飛行機で羽田に向かい、羽田から京急で目的地に向かう。

移動はよく利用する電車である。その理由は比較的横浜方面は空いているのと、何といってもまるで別料金を払う特急のような綺麗な車内で乗り心地が良く安心感があるからである。いくらマスクを二重にしているからと言っても、やはり万全を期してと思うので、目的地まではできるだけ安心できる路線を使う。

京急川崎駅からJR川崎、JR稲田堤から京王稲田堤での少し距離がある乗継を、人の間を縫うように進み、ホームまで階段を駆け上がり列車に乗り込む。おかげでアプリの乗り換え案内が示す到着時間より20分早く着くことができた。今までの中でのベストタイムを記録した。これはきっと連日の五輪の影響もあるのかもしれない。

そして目的地のよみうりランドに到着。そこでのミーティングを終え、隣接するHANA-BIYORIへと向かう。

まずはいつものようにパラボラッチョの健康診断を終え、模様替えされた植栽などを見学した。

パートナーでもあり以前からお世話になっている永村氏チームが手掛けた世界的に著名なPiet Oudolf 氏のガーデンも見学。芽吹き始めた球根などがちらほら。3月のOPENが待ち遠しい。

そして素敵な花に囲まれた手水舎の龍にご挨拶をして、次のミーティングへ向かうことにした。

電車を乗継ぎ、東京駅に向かう途中で、Facebookをチェックしていると、同郷で活躍されているダリアジェンヌの梓さんのアップが目に入った。見てみると、何と有楽町マルイにてポップアップを出されるとのことで、途中下車し陣中見舞いに行ってきました。

梓さんは、元タカラジェンヌであり、現役のダリアの生産者という素敵な経歴を活かした魅力的な活動をされていて多方面から注目されている。地元宝塚では話す機会をもつどころか会うことすらもめったになかったので、まさか東京で久しぶりに再会する機会があるとは思っていなかった。この日も梓さんはお客様の対応、私は会議のため、ほんの少しの立ち話しかできなかったが、世界に向けて一緒に何か取り組みたいねということになり、お互いがエールを送り合い、私は次の目的地へと向かった。

ホテルに入ると早速Wi-Fiを繋げて、リモートで、あるプロジェクトに際してヒヤリングを行い、様々なことを学んだ後、日付が変わるまでデスクワークを行い、軽くシャワーを浴びて、ベッドに横たわった。

翌朝、会議資料に目を通し、リモート会議に参加。会議終了後は慌てるようにホテルをチェックアウトして、またまた空いている路線を選び移動。

午後は、久しぶりの国立競技場である。東京五輪開催中は、全く入れなかったので少し心配であったが、私たちがお届けした植物はとても元気にしていて、久しぶりの再会がとても嬉しかった。きっと多くの人に見守られてお世話いただいたからだと思う。感謝である。

そして今後についてなどの打ち合わせを終えると、また急ぎ足で地下鉄に乗り込んだ。

次の目的地はギフトショーが開催されている東京ビッグサイト。本当であれば明日の午前の予定であったが、降雪でダイヤが乱れるとの情報だったので、無理矢理この日の夕方に詰め込んだため、見学できる時間は1時間程度しかなかった。

まずはパートナーであり、以前からお世話になっているミュールミルさんのブースを拝見し、ご挨拶をしてきた。相変わらず広いスペースに魅力的な花器をうまくディスプレイされており素敵な仕上がりであった。

他にも興味深いブースもあったが、人が多いところを避けているといつものようにしっかり見ることが難しかったが、相変わらずの嗅覚が働くのか、いくつかの興味深いブースを拝見することができた。

また会場を移動中には数名であるがマスク越しの又右衛門を見つけ、お声掛けいただいたりして、あっという間に時間が過ぎてしまい、後ろ髪を引かれるような思いで会場をあとにした。

そして無事、搭乗時間前に羽田空港に到着。予定していた便にて伊丹空港へと向かうことができた。

今回の都内出張は、いつも以上によく走ったように思う。それは帰りの伊丹空港から少し離れた駐車場まで歩く時、足腰や膝がガクガクになっていたことが物語っていた。やはりリモート会議が多いせいで、かなりの運動不足になっているからということもあるだろう。少し温かくなったら、せめて週末には机やパソコンから離れて、外に出て運動をしなければならないと強く感じた。

でなければ、COVID―19が落ち着いた時に、アフリカやヨーロッパの大地などを走り回ったり、木に登ったりできないだろうから・・・。多くの出会いとともに、そのようなことを気づかせてくれる今回の出張となった。