四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.01.15

又右衛門 大いに学ぶ。

週初め、えびす神社のお飾りをお祀りし、本格的に1年間が始まるような気分になった。

11日。朝一番の飛行機にて東京へ向かうために伊丹空港へ。途中少しアクシデントがあり出遅れたため、駐車場から福男選びなみに走り、何とかギリギリで搭乗できた。その後の電車の乗り継ぎも走り続け、最短の時間でよみうりランドHANA-BIYORIへと到着した。

今日はパラボラッチョくんの周辺工事の打ち合わせのため訪問である。
素敵なスタッフに可愛がっていただけ、パラボラッチョくんは相変わらず元気である。スタッフの方々の報告によると、植栽してから約3cm幹が太くなったのこと。順調で何よりである。

その他の植栽なども拝見し、OPEN当初よりも、スタッフも植物もかなり育っていたのが印象的であった。きっとスタッフの植物に対しての想いが伝わっているのであろう。

昼からは横浜に移動し、素敵な方々との初顔合わせ。どのような方々かはここでは控えさせていただくが、とても素敵なお話ができ、今後に繋がるものであると感じた。そしてホテルに移動し、資料づくりなどでほぼ徹夜状態で朝を迎え、打ち合わせと、新聞取材のため大阪に戻った。

翌日13日は都内での研修会のために再び始発の飛行機で羽田へと向かった。羽田到着後1つミーティングを行って、研修会場へと向かった。今回は、先日訪問した機構の研修会にお声掛けいただき、2日間の研修に参加させてもらった。初日は海上での座学、2日目は現地視察と座学など多くを学ぶことができた。さらに新しいご縁もいただけ、とても有意義な2日間となった。

15日は、昨年、千葉県立中央博物館の特別展「バラのすべて~All about Roses~」にてお世話になった植物分類学者の御巫先生にお越しいただけ、お預けしていたバラエンカタログなどを受け取り、またバラについていろいろと学ばせていただくことができた。

昼からは兵庫県三木へと移動。
農業や植物に関わる研究において、日本屈指の知識や能力を持ち、今まで様々な課題を解決してきた先生との初めての面談の機会をいただくことができた。
お話を聞かせていただいたが、私にはその凄さがすぐには理解できないぐらいの研究と結果をお持ちで、学ぶというよりほとんど驚かされることばかりであった。
どのような研究であり、どのようなことを目指しているかについてはここではお話はできないが、それは今までの農業や施肥の常識を根本から覆すことになるような研究で、身震いするような思いがした。
先生の言葉は鋭く強く厳しい。しかしそのどれもが理論的であり、さらに温かい。
そして先生は、その技術を生産者のために活かしていくことを目指しておられ、バラエングループの生産者と植物のために・・・という考え方と方向性が合致している。まだまだ知識も技術も足らな過ぎる又右衛門に多くを補填してくださり、同じ目的に向かって一緒に歩んでいただきたい方であると強く感じた。きっとこれらの技術をうまく活用することで多くの社会の課題を解決できるであろう。乞うご期待である。本当に素敵なご縁に感謝である。

最後に下記の2枚の写真は今週2回東京を往復した時に撮った機内からの写真である。

1枚は誰もが知っている富士山。周りを圧倒する飛び抜けた存在感があり、美しい!

もう1枚は、ひとつひとつの名は、知らない人も多いであろう山々。
富士山のような飛び抜けた存在感や高さはなくとも、周りと同じような高さで繋がり、陽があたっている姿は、同じように輝いていて、とても美しい‼️

又右衛門は、この2つの光景を観ながら、多くのことを気づき学ばせてもらった。
このように本当に頭でも魂でも多くを学ばせてもらうことができた、素晴らしい1週間であった。