四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2022.01.06

又右衛門 滋賀 守山へ。~バラの笑顔をみたいから~

今年一番初めの出張は滋賀となった。
一昨年まではほとんど利用することがなかった栗東インターチェンジであったが、昨年夏ごろから利用することが多くなった。それは何度かブログでもアップしているが、JRA栗東トレーニングセンターに向かうことが多くなったためである。

しかし今回、栗東インターチェンジを利用するのは守山に向かうためである。
守山といえば、WABARA(和バラ)として、とてもしなやかなバラを作出し、世界的にも人気を博しているRose Farm Keijiさんがある。今日は、そちらとの新しいプロジェクトの相談で訪問することになった。

私たちの研究チームの主要メンバーである松本微生物研究所の方々も遥々お越しいただいての現地ミーティングとなった。

まずは圃場の中を案内いただき、バラの育種や生産工程などについて、とても丁寧に教えていただいた。その説明から、ひとかたならぬバラへの愛がひしひしと伝わってくる。また土耕にこだわり、環境への配慮などもされており、私のようなものが言うのもなんだが、とてもこだわった素敵な取り組みをされている生産者である。

今回のプロジェクトの詳細は、まだまだOPENにはできないが、松本微生物研究所とバラエングループで取り組む新しいプロジェクトがあり、ぜひともRose Farm Keijiさんに協力していただきたく、お願いの訪問であった。

そして、そのプロジェクトの目的や方法をお伝えすると、快く「喜んで!」とお答えいただくことができた。本当にありがたいことである。それはきっと3社の共通の想いである「植物のために!」があるからだと言えるであろう。本当に素敵な方々に囲まれていることに感謝である。

早速、大まかではあるがスケジュールも決定させ、週明けから具体的に取り掛かることになった。どのような結果が出るか本当に楽しみである。

その他にもRose Farm Keijiさんの東京での取り組みや、近々発表するもののことなども聞かせていただき、他社ながらわくわくさせてもらうことができた。
また今回の件とは別に、一緒に取り組むプロジェクトも早々に控えているので、それもまた楽しみである。

これからも学び続けながら、研究チームとともに新しい取り組みをしていければと思っている。そしてその共通の想いや目的はきっと「バラの笑顔をみたいから」ではないだろうか。そのようなことを頭に思い浮かべながら現地を後にした。

昨年からバラに関わる方々との接点がとても多く増えてきた。これはきっと先々代のお導きのかもしれないと感じる今日この頃。これからどのように進んでいくか楽しみである。

そのような素敵な1日となった今年初めの出張。
『こいつぁ春から縁起がいいわい』のフレーズがあうのかもしれない。