四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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12月13、14日とバラエングループも正会員として活動している公益社団法人日本植物園協会第3分野の部会が伊豆シャボテン動物公園にて開催され、出席してきたので、そのことを2回に分けてアップしたいと思う。
早朝、自宅最寄り駅の山本駅を出発し、新大阪へと向かう。久しぶりの東へ向かう新幹線ひかり号で少し気持ちはウキウキである。座席でひたすらデスクワークをしていると、窓から富士山が見えてきた。飛行機の移動が多い私には、見上げる富士山が新鮮でテンションが上がり、何枚も写真を撮ってしまった。その割には良い写真は撮れていないが・・・
熱海で乗り換え、踊り子号に乗って伊東駅に到着した。
せっかくなのでランチをいただこうと思い、地元料理を検索すると、よくわからない写真がアップされていた。少し興味があったので、お店に入り、注文をしたのが写真の料理「うずわ定食」。この魚のすり身のようなものが“うずわ”にあたるものらしい。
“うずわ”の食べ方を書いたものを渡してもらい、それに沿って3通りの食べ方で美味しくいただいた。
食事後、集合時間の少し前に伊東駅に戻ると、すでに迎えに来ていただけており、恐縮しながら車に乗った。
そしてまず伊豆のシャボテン動物公園をめざす予定だったが、明日の天気が少し怪しいため、伊豆シャボテン動物公園の中村園長の判断で、明日朝の予定であった大室山に登ることになった。
この写真はみどり一杯の時季の写真であるが、ほとんどがススキであるので冬場は薄茶色1色である。
風もなく安定していたので、リフトで山頂をめざす。ちなみに2月?に山焼きを行う時はとても混雑しているらしい。
小高い山の頂からは、富士山が見える。
海側を見れば伊豆七島を見ることができる。運よければ神津島も見ることができる。
実はあることがあり、神津島には一度は行ってみたい。行かなければならないと思っている島なので、少し離れてはいるが、ここからでも見ることができとても嬉しく感じた。
また麓には伊豆シャボテン動物公園の象徴とも言える三角の温室も見ることができ、どこに目を向けても絶景の場所である。
下山し、まずは今回の視察のメインである伊豆シャボテン動物公園を見学した。
ここは動物との距離がとても近く、動物によっては触れることも可能である。平日であったが多くの人が訪れていた。
人だかりがあるので近づいてみるとカピバラの露天風呂があった。とても気持ちよく入浴しているところを見ていると、できれば一緒に入りたいと思えるほどだった。
続いて中村園長の案内で順路に沿って進んでいった。色んな所で動物に触れられる近さであり、来園者の表情もとてもやわらいでいた。
そして、メインである温室へと向かう。入口は恐竜のような鳥のようなオブジェでできていて、とてもシンボリックである。実際にこの入口のオブジェはウルトラマンにも登場していたとのこと。確かに昔テレビで見たことがあるような記憶が残っている。
その恐竜のお腹の中に入っていくように進んでいくと、まずは南アメリカ館。真鍋さんのユニークであり独特な符丁の案内に、興味がさらに沸いてくる。
南アメリカ館にはサボテンが多くある。そのような中、触っても痛くない(正確には痛くない触り方があるので真似はしないように)サボテンがあり、その触り方を教えてもらい、私もサボテンをなでなでさせてもらった。
アフリカ館にもとても興味深い植物がいっぱいである。そこには手の届く距離でフクロウたちがいた。
そしてマダガスカル館。何度か訪問したことがあり、TICAD7が開催された時にはブースのお手伝いもしたので、とても親近感がわくエリアである。
館内にはアウローディアやバオバブ、写真のようなオンカリーナなどのネイティブプランツがあり、しばしマダガスカルを感じることができた。
さらに進むとメキシコ館があり、多くのサボテンユッカ、ユニークなノリナを見ることができた。
その奥にはわくわく体験シャボテン館があり、ここでは簡易に植栽されたサボテンをビュッフェのようにお箸でつまんで入れていき、入れ物を選ぶとスタッフの方が植えてくれるというとてもユニークなプログラムがあった。
その後、バックヤードも拝見させていただいた。驚きであったのがバックヤードから富士山を見ることができるのである。スタッフの方も植物園のバックヤードからの景色は日本随一であると自負しており、私も確かにと頷いた。
温室を出た後はロックガーデンや、フェレック館へ。とても楽しく、取り組み始めている新しいプロジェクトにとても参考になる施設を拝見することができた。ここに来ただけでも十分に価値があると思いながら、公園を後にしてホテルにチェックインした。
ホテルで荷物を置いた後、伊豆シャボテン動物公園のグループ会社が運営するイルミネーションで有名な伊豆ぐらんばる公園へと向かった。
しばしとてもカラフルなイルミネーションを見学し、続いてディナーミーティング。遠いところでは沖縄の東南植物楽園さんも来られており、参加者で情報交換を行った。
食事の後は、しっかりした部会会議。参加の各植物園からの近況報告や議論が行われた。そして会議の最後には次年度開催場所が暫定ではあるが決まった。このサプライズ報告はまたの機会に・・・
温かい夜であったとは言え、やはり冬は寒いのでホテルに戻ったら、まず身体を温めるためにも、お風呂につかった。一人で貸し切り状態であり、お昼の視察でカピバラいっぱいの入浴を見ていたので、寂しさを少し感じながらもしっかり温まることができた。
本当に盛りだくさんな一日であったので、記憶にしっかり残っている間に新しいプロジェクトの企画書に反映させながら、限界まで作業をおこない、翌日の準備をして休むことにした。明日もとても楽しみである。