四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は大和郡山市にて開催された【なら橘プロジェクト発足10周年記念】及び【第七回大和橘収穫祭】に出席してきた。
以前より、バラエングループとして「なら橘プロジェクト協議会」のメンバーであり、橘を守り、拡げるために生産にも関わっているため、今回お声掛けをいただいた。
「大和橘」は、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の勅命を受けた『菓子の祖 田道間守(たじまもり)』が艱難辛苦の末、常世の国から持ち帰ったとされています。
「古事記」「日本書紀」「万葉集」にも登場するほどの古くから存在するものです。
特徴は「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)=永遠に香っている果実」と詠われ、芳しい香りを放つ純白の花と、葉、果実は現代ではとても稀少な植物となっています。
※なら橘プロジェクト推進協議会HPより転載
宝塚を出発し、高速にて大和郡山をめざしたところ、休日のために混んでいるかなと思いきや特に渋滞もなくスムーズに流れて、予定より早く到着することができた。
会場の入り口では、大和橘の実をはじめ橘を加工して作られた橘胡椒やクラフトジンなどが展示販売され、多くの人が関心をもって手に取って見ていたのが印象的である。
大和郡山市長からのお祝いのメッセージをいただき、定刻に式典が始まる。
会場には東京からなど遠路遥々お越しになられた方々もおられ、橘への関心の高さがうかがえる。
次に、このプロジェクトを起ち上げた城健治会長から熱い想いを聞くことができた。
本当に良くここまで育ててこられたと思う。そして城会長の人を惹きつける話術には頭が下がる。でもこれは話がうまいとかではなく、城会長が今まで深く関わられてきたことの証であると感じた。この城熱?情熱は素晴らしいと思う。
続いて、城会長と深く関わってこられた方々から挨拶があり、又右衛門にもその機会をいただけ、橘への期待なども含めたご挨拶をいたしました。このために橘色?のジャケット着ていったことが良かったかもしれない・・・
その後は奈良県産業振興総合センターより、橘の効能の素晴らしさについてアカデミックな詳しい紹介があり、橘のもつ可能性の高さをさらに感じ、多くを学ぶことができた。
そして会場内のプログラム終了後、参加者の多くは電車で移動し収穫祭へと向かった。
私は次の予定があったため、皆さんにご挨拶をして会場をあとにした。
「大和橘」の魅力は味、香り、効能など多岐にわたっており、そのどれもが個性的で素晴らしい。日本固有で最古の柑橘のため、歴史や物語も豊富であり、将来の可能性に富んだ世界が羨む柑橘である。
今では日本だけではなく海外からも注目されるようになってきている。
是非このような日本の宝とも言える「大和橘」で世界を魅了していきたいとあらためて感じた。世界から多くの人を迎えるような大阪・関西万博などでは是非大和橘を大いに活用して、世界の方々をお迎えしたいと思う。
最後に、城会長、素敵な役割をありがとうございました。
そしてこのプロジェクトに着目し、会長を助けながら育ててきた福中氏にも賛辞を贈りたいと思う。
又右衛門は皆さんの想いをしっかり受け止め、引き続き、橘をまもり、育てながら奈良から日本、そして世界へ向けて発信していきます!