四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2021.11.27

又右衛門の先生。

今日は、かわしまかずよ先生のレッスンと、パートナーであるオリーブカーキ古田さんの素敵な販売・講習会が近くであるとのことで顔を出してきました。

かわしま先生はフローリストKAZUで活動をされ、日本とフランスを行き来しご活躍されていました。数年前に一旦卒業をされたのですが、周りの皆さんや生徒さんが離さず、今もレッスンなどは続けられています。

今回、何故私が顔を出してきたかと言うと、かわしま先生は実は又右衛門のフラワーアレンジメントの先生なのです。
又右衛門がフラワーアレンジをと言うと、嘘だろ?できるの?似合わない!という声がとんでくるような気がしますが・・・。

約35年前、私が正式な形で仕事に就いてしばらくして、フラワーショップの店員をしていた頃、生花市場が斡旋するフラワーアレンジメント講習会があり、その時の講師がかわしま先生で、私は講習に参加し、講習終了後に先生を送る役割だったのです。

そして私は2回ぐらい講習を受けた時に、厚かましくも「私のアレンジはどうですか?」と聞いてみたところ、正確な言葉は思い出せないですが、「そこそこできている」というようなニュアンスでした。
その言葉を聞いた時、ショックとかでなく、これは自分には向いていないと直感し、かわしま先生に「自分には向いてない。大成しない。だからフラワーアレンジはやらない。その代わり、フラワーアレンジをする人たちと一緒にできる仕事をする。でも講習を見に来て先生を送るのもします。」と言ったことを憶えています。
その時の先生の返事は「それもいいこと!」と、にこやかだったのが記憶に残っている。
気がつけば今はそのような仕事である。本当に一番出来が悪い生徒であったと思う。あらためて、かわしま先生、若かったといえども失礼なことを言いごめんなさい。でもあまり反省をしていなかもです。だっておかげで、そのことがあって今の仕事をできているかもと思っていますから~~。

話をもどして、今回のレッスン会場の外では、以前から一緒に活動し、お世話になっているオリーブカーキ古田さんが広島から来られて、厳選するビオラはじめ魅力的な植物による講習会と販売会がおこなわれていたので、そちらものぞかせてもらった。
どれもとても素敵な苗で可愛らしかったとの、古田さんの人柄が加わり、とても温かい雰囲気が店先を飾っていたのが印象的でした。さすがの古田さんですね。見習わなければです。

他にもネパールの小物やケーキを販売されている方々の出展もあり、とても和やかな空間でした。
そして一緒に美味しいコーヒーやランチをいただき、とっても素敵な時間をすごすことができました。

かわしま先生、古田さま。今回もまた多くを教えていただきありがとうございました。
素敵なお店で素敵なランチを提供してくださったオステリアカポエジリオさま。素敵な写真を撮っていただいた作道さま。本当にありがとうございました。
毎日がバタバタである中、数時間でしたがとてもゆったりした気分になり、又右衛門にとっては貴重な時間となりました。