四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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私は3月31日と言えば、年末の12月31日と似ているようで、全く違うような感覚に包まれる。物事の締めくくりや別れなどを感じる。ただ年末とは違い、春という季節柄、花が咲きはじめ、芽吹きのシーズンなので、目の前の活況が力を沸き立たせてくれる。
今更ながら新年度が年始ではなくこの時期であることの意味を自分では妙に納得をしている。これはいつもの年と違って、リモートなどで部屋から桜を眺めているからかもしれない。
さて、今回、月間830万人を超えるという多くの園芸ファンから園芸のプロが訪れるガーデニングWEBメディア「LOVEGREEN」にて連載中の『世界の植物紀行 – WORLD OF PLANTS – 四代目金岡又右衛門』の最終回が公開され、一段落を迎えた。
思い起こせば約2年前に素敵な機会を頂戴し、これまでオーストラリアやスペイン、マダガスカルなどを訪れ出逢うことができた植物や人びと、文化、預かったメッセ―ジなどについて又右衛門独自の視点で書いてきた。
もともと文章力のなさから執筆は苦手な分野でもあり、このブログが皆さんからお叱りを受けることもなく書き続けられていることが奇跡的なのに、「LOVEGREEN」のような多くの方々にお読みいただけるメディアでこのように続けられたことで本当に多くの学びを得ることができました。あらためてこの機会をいただけたストロボライト社の方々には深く感謝したいと思っています。
今回、この企画が一旦終わりになるのは、私がCOVID-19の影響もあり1年以上海外に出ていないため、ホットな情報を皆さんにお届けできなくなったのが主な理由です。
個人的には、2週間の隔離期間をとってでも、海外の植物の状況を観に行きたい気持ちや、1日も早く海外にて活動したい気持ちがあるが、ここはぐっとこらえて日本においてできる方法を模索していくことを優先すべきだと思い、自粛をしています。
ただまた近い将来、海外との交流が以前のようになったときには、私の信条である「自らの足で現地に向かい大地や植物に直接触れ感じること」を大切にし、「世界の感動を日本に。」伝えていくことができればと思っています。
そして今回の最終回は総集編『まとめと御礼』として、私、四代目 金岡又右衛門の想いを書かせていただきました。お読みいただいている皆さま。2年間本当にありがとうございました。皆さんからの温かい声援があったので2年間書き続けることができたと思っています。また次はどのようなことにつながっていくかお楽しみに。
では最終回ぜひご覧ください!