四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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元旦、実家での挨拶を終え、その後三が日は、ねこたちと私だけ水入らずで、自宅での待機となり、携帯電話もならないため、ゆっくりデスクワークを行うことができた。
パソコンに向かう私の横では、のんびり屋さんのハクが、私のいたずらに嫌がるどころか喜んでいるかのような、にこやかな寝顔で寝息を立てている。多くの癒しを与えてくれたおかげで、たまっていた原稿や、新規事業の素案作成など多く進めることができ、とても有意義な三が日を過ごすことができた。
4日には兵庫県生花 大阪営業所が初市を迎えた。代表の挨拶に始まり、若いセリ人の威勢のいい掛け声によって、気持ちよく1年間のスタートをきることができた。
昨年は、COVID-19の影響によって、あたりまえと思っていたことがあたりまえでなくなり、特別なものに思えるようになり、「日常」という言葉のもつ意味、その重みをひしひしと感じることになった。
花き業界においては冠婚葬祭などイベントに関わる消費は、大きく落ち込み、ホームユース需要の高まりから通販やスーパーでの販売では大きく伸ばしている事業者も多いようである。そのような中、当然私たちバラエングループで展開する様々な事業も大きな影響を受けることとなった。特に貿易事業では、私自身が現地に赴くことができなくなり大きな影響を受けてしまうことになった。でもこのような世界的に大変な時であっても、スペイン、オーストラリア、マダガスカルなど海外のパートナーたちは、健康維持に細心の注意を払いながら、日本の私たちに向けての出荷準備を着々と進めてくれている。本当にありがたいことだと思う。
また輸出においての準備や海外での新しい事業展開もまだまだ小さいが着実に前に進んでおり、これから大きく期待を寄せるところである。とにかく今は不自由な日々を嘆くのではなく、これは大切な機会であると捉え、自らの足元をしっかり見つめられるように思いっきり屈み、時が来たら多くの人と繋いだ手を離さず、めいっぱい跳びあがり、新しく吹き始めた風にうまく乗れるように、しっかり準備をしておきたいと思っています。
今後の報告を楽しみにしておいてくださいませ。