四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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4月の1日という日付は、1年の中でも少し特別な感じがする。
それはエイプリルフール。年度始まり、母の誕生日などのせいかもしれない。
そんな1日もいつもと同じように流れていく。
神棚へのお供えをし、氏神様の参拝などから始まる。今日もいつもと同じ。
そして大阪営業所の氏神様を参拝し、戻る途中にちょうど見ごろの桜が目に飛び込んできた。
商売柄、もっと早い時期から桜を見て、もっと遅い時期まで桜を見続けている。
時にはこんな時期にという季節に桜の花を見ることもある。
また中には本当に素晴らしい枝ぶりのものを見ることができる。
でも幹を切り流通させているものと、大地にしっかり根を下ろして咲いている桜には
少なからず違いを感じる。
それは鮮度かもしれない。それかその花の寿命が見えているせいかもしれない。
その違いに触れるたびに、やはり仕事も同じく、根を下ろししっかりしたものでなければ
生きている仕事として人に伝えることができないのであろうと思う。
いくら良い仕事であっても、先が見えているものには、魅力を感じないのであろうと・・・
私は、例え今は細い幹であり短い根であっても、いつか大樹になることができるような、
そんな大地に根のはった仕事をしていきたいと思う。