四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2020.11.21

又右衛門 土壌設計による1000年オリーブ®植え替え

今日は大阪営業所にある樹齢約1000年のオリーブの植え替えをすることになった。時期的にはもう少し早い方が好ましいのだが、立地や様々なことからこの時期になってしまったが、来春よりもこの時期の方が好ましいと判断し、1日で3本のオリーブを弊社管理地において植え替えた。

まずは又右衛門が土壌設計を行い、1000年オリーブ専用に別注した木製プランターに底石を厚めに敷き詰めた。

そこに、秋田から取り寄せた保水性と排水性を兼ね備える機能はトップと言える「珪石」と地元からの良質の「真砂土」によって基礎土をつくり、アースフィール社が扱う植栽用の有効微生物(細菌・放線菌・酵母・糸状菌)と良質な有機物を配合した植栽用オリジナル微生物資材を添加。

さらに数百万年前の海底に堆積した動植物のプランクトンの遺骸や微生物が分泌する酵素など、昆布を母体にした腐植物質で、最近注目を集めているフルボ酸を多く含んでいる「マリネックス」と「MM土」を加えた。

施工チームは、弊社植物管理担当でめきめき腕を上げてきている幾田による陣頭指揮のもと、いつものスペシャルメンバーで行った。

そして日没前までに施工チームの頑張りで無事3本の1000年オリーブの植え替えを完了することができた。私は土壌設計において、まだまだ探求はしていくことが多くあるが、弊社開発のオリジナル資材を用い、独自の施工方法を確立できていることが本当に嬉しく思う。私の取り組みに賛同をいただき、日々、研究を重ねるドクターやパートナーの協力には頭が下がる。研究者の想いをより広く伝えていきたいという考えから、使用した資材などの販売も可能であるので、気になる方は気軽にお声掛けいただければと思う。

さ~、我らの想いを直接植物に伝えたので、その返事を植物からもらえる来春が楽しみである。