四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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年初からバタバタの1月はあっという間に過ぎ去り、週末には2月を迎えることになった。
いつものように、深夜に起床し、お朔日(おついたち)参りをさせていただき、午後より都内へと向かった。
土曜日の伊丹⇒羽田間はビジネスユースが少ないため比較的に空いていた。
今回の上京は本年のイベントに関する打ち合わせ&準備と、NICEさんの30周年記念に参加するためである。
NICEは、正確には特定非営利活動法人 NICE(ナイス)日本国際ワークキャンプセンター (Never‐ending International workCamps Exchange)
日本で唯一(国際NGOの日本支部を除く)、国連・CCIVSに加盟し(現、財務理事)、世界トップクラスのネットワークを持ち、日本全国・世界各地の人々とともに、多様な生態系・文化・個性が生き生きと友好共存する地球社会を開拓している…そんな素敵な活動をしている団体です。(日本国際ワークキャンプセンターNICE HPより引用)
ではNICEと、何故、どのような接点があるのかというと・・・
青年会議所時代の2004年。人間力育成委員会の委員長に指名され、その際に人間力を高めるプログラムとして、まずは海外に身を置くことで自らを見つめ直し、外から日本の現状をしっかりと見ることが必要であると考えた。そして企画・運営、実施・検証を行うことで、地域には貢献を、参加者には研修の意味を持たせるモンゴルミッションを実行したのである。
その際にワークキャンプの考え方や手法などを積極的に取り入れることが効果的と考え、NICE代表の開澤氏や裕美氏の門をたたき、共感を得て多大な協力をいただいたことからの繋がりである。
注:写真は当時の学校建設している時のものです。
注:写真はモンゴルミッションの10年後の検証に行った時の写真です
そしてそのミッションから16年。NICEが30周年を迎えることを知り、お礼とお祝いを告げるために30周年記念パーティーに参加すべく都内に向かったのである。
空港に着いてから電車を乗り継ぎ、会場である国立オリンピック記念青少年総合センターに到着した時にはすっかり陽も落ちていた。
そして周年記念パーティー会場に到着。開澤さんたちと感動の再会を果たし、当時のお礼と30周年のお祝いを届けることができた。
パーティーは、現スタッフやワークキャンプ参加者、支援者による手作りの雰囲気がとても素敵である。入口で渡された席札のところに各自が向かう。
会場内にはワークキャンプの写真が展示されていたり、
協力者のブースとしてワインやチーズ、お茶やチュロスなどの産品が参加者にふるまわれた。
そして特に素敵に思ったところが、パーティーであれば普通お箸やお皿などがテーブルにあるのが当たり前だと思うであろう、しかしここでは違うのである。
食器は繰り返し利用できるものを各自が持参するのが基本。忘れた人には竹を割って作ったお箸などを渡してくれる。
今ではエコ活動を実践することも珍しくなくなってきたが、彼らはそのような動きがある前から自ら率先してこのようなことを行っていた。もちろん食事も余らさないようフードロス削減も実践している。それも特別ではなく当たり前のように・・・
そのような彼らとの再会は、あらためて今の自分たちのあり方、社会のあり方を深く考えさせてくれるものであった。
そして初めて出会う学生たちは、親子ほど歳の離れた私にも積極的にコミュニケーションをとってくれる。そして何事にも自らが率先して動いている。その彼らの行動すべてが多くを学ばせてくれ、お祝いに駆けつけたというよりは、再び大切なことを気づかせてくれる機会となった。
この団体がこれからも人びとに多くのことを教えてくれるだろう。私も彼らに置いて行かれないように頑張らねば。
そして近い将来、植物を護るワークキャンプを企画したいと強く思った。
NICEの皆さん。30周年本当におめでとう!そしてありがとう!!