四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2019.09.22

又右衛門 オーストラリアへ ④ Station Creek Tree Farm 2.

今日は、昨日から滞在させていただいているStation Creek Tree Farmを紹介させていただく。

はじめてここを訪れてから恐らく6年になるだろうか・・・・その頃から毎年訪問をさせていただいている。オーストラリアにおいてグラスツリーやボトルツリーなどネイティブ プランツの輸出においては、第一人者といえるナーセリーである。

 

そして、私は代表者であるDanny氏にとても懇意にしてもらっており、多くのことを学ばせてもらっている。いわば師匠であり、家族のような存在である。

 

ゲートから入ると、まずはボトルツリーがきれいに植えられている。

行儀よく並んでいるボトルツリーは、毎年少しずつ良い感じで成長をしている。

その中で、日本向けに、あまり背が大きくならないように枝をカットしながら、ふっくらした形に仕上げようとしているものも順調に成長してくれており、とても楽しみである。

そして一昨年前に日本にもやってきてくれたムーレイが所狭しと並んでいる。壮観である。

中にはこのような変わった形のものもある。本当に珍しい。ドラゴンのようにも見える、ような気がする。

また、わずかになってしまったが、グラスツリー グラウカのBIGサイズも数本待機してくれている。頼もしいばかりである。小さなサイズは、現在当地が干ばつで植物の移動に適さないため、来日が少し遅れることになる。お待ちいただいている方々には申し訳ないが、植物の命を優先させたいのでご理解いただきたく思っている。

 

そして、そしてこの春にここにやってきた驚愕の1本を紹介させていただきたい。

 

それがこれである。

グラスツリー グラウカ である。私が観てきたグラスツリーの中で、群を抜いて素晴らしい一本である。

何と頭が九つにわかれている。九龍という言葉が相応しい一本である。見ているだけで心が奪われそうになる。素晴らしすぎる。

この他にも多くの素晴らしい植物、そして時折やってくる動物や鳥たちと触れ合いながらナーセリーを気が済むまで見学させていただいた。

見学もお腹いっぱいになったので、後ろ髪を引かれる思いもあったがDanny夫妻に見送られ、何度も大きく手を振りながら、出発することにした。

そしてゲートを出る途中の道を遮るような感じで、ロカが待っていて、見送ってくれているのか?拗ねているのか?どっちとも言えるしぐさであった。

 

短い間だったけど素敵なステイになった。本当にありがたく感じている。ロカごめんね。また来るからね。

 

そして、パートナーであるYukikoさんの車で、ブリスベン市内へと向かった。ブリスベン市内で今日と明日の出発までを過ごすことになる。

 

その模様はまた明日にでもアップさせていただければと思っています。ではでは(^_-)-☆