四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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友であり、師であるDannyの自宅に到着後、ランチをいただいた。
そこには、Dannyの奥さんと、次男のPeterが待っていてくれた。
そして見慣れない小さな子供が出迎えてくれた。Zanという子である。
本当にかわいらしい子供である。時より私の顔をのぞきこんでは、ニコッと笑う。
そのかわいらしさと、将来の期待度がうかがえる商品が登場します。
乞うご期待!!
ランチしながら、周りのグラスツリー(ブラックボーイ)に目をやると、
とてもスペシャルなのが一本植わっているではないか。
それがこれ!
シルバーの葉が赤みを帯びている。ため息が出るほど美しい。
今まで25年間採取し続けていて、1箇所でたった3本だけ見つかった超レアもの。
日本においてグラスツリーが超レアなのに、その中でもこれはとなると、超レアどころの話ではなく、天然記念物以上である。ほぼ世界遺産とも言えるのではと感じた。
そのような素敵な植物を拝ませていただき、ナーセリーに移動した。
ナーセリーではいつものように、国宝級のグラスツリー(ブラックボーイ)が並んでいた。
また施設内には日本向けに準備されていたグラスツリー グラウカが並んでいた。
いかがですが?前回輸入したときはベアルートであったが今回はスペシャル オーダーのメディアに植え込まれている。そして葉が展開してきている。なんと良い感じさらに注目は
ここ。よく見ていただきたい。
いかがですか?明らかに発根しています。
Webなどで確認すると発根活着までに1~2年かかるものが、ここにあるものはしっかり発根確認ができるほどになっている。
日本向けに根をハードに洗浄した時点で生き残るグラスツリーは約1~3割程度。
と考えると本当に貴重なプランツであるのが一目瞭然である。
この状況であれば、きっと船での輸送が可能であろうと思うので、今春チャレンジすることになった。
但し、立てたままでコンテナに入れるので、輸送費も半端でないので、かなり高額になってしまうが、品質を重視するとどうしてもそうせざるを得ない。
まだまだいくつかのハードルがあるので無事日本に入荷できるかはわからず、大きなリスクは抱えるが、チャレンジしてみたいと思うので、グラスツリー ファンの方 期待しておいてください。
さらに今オーストラリアでは、グラスツリーの輸出に関して、かなりネガティブな状況になりつつある。
それは、今まで以上に規制がかなり厳しくなってきているとのこと。
数年後には、もっと厳しくなり輸出もできなくなる可能性もあるらしい。
となれば、数年後にはお金をだしても購入することができないものになってしまう。
せっかくオーストラリアと日本とで、苦心の末ここまできて、開きかけた扉が、ひょっとしたらまた閉じてしまうかもしれない。
それは本当に悲しいことである。
でもそうまでしなければ、このグラスツリーが保護できないのであればいたしかたないだろう。
私はビジネスが優先された目的で今まですすめてきたのではないのだから・・・・
でも正直かなり寂しい気持ちになった。
これからは種から作るしかないのかな・・・。
ともあれこんな大事なブラックボーイだから、何とか無事輸入させたいと心から思った。
また皆さんには追って状況報告します。