四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今週は国内出張が立て続けにあり、フェリーや飛行機や車で日本を走り回る一週間となった。
そのような週中、いつも大変お世話になっているJFグループ生産者協議会に出席させていただいた。
毎年と同じ京都の素敵な施設での開催である。
講演では特別顧問であり日本体育大学 理事長である松浪健四郎先生の素敵な話を聞かせていただくことができました。
その後の懇親会は、これまで多くのことを切り開いてこられた加藤会長による開会の挨拶ではじまり、松浪理事長、加藤会長、東社長と同じテーブルにて美味しい料理をいただきながら、業界の今後などについて屈託のない意見交換をさせていただくことができました。
松浪理事長や加藤会長、東社長は、いろんな面において大先輩であり、いつもながら多くを学ばせていただける存在である。そして何よりも有言実行の推進力をもった方々である。これからも花き業界の将来に向けて一緒に精いっぱい力を合わせて取り組んでいきたいとあらためて感じました。
また園芸研究家でありTVなどでも活躍しているトミーこと富山昌克さんとも少しぶりにお話をさせていただくことができた。トミーさんとは実は同い年ということもあって以前から懇意にしていただいており、シャイな又右衛門の尻たたきと激励をいただける先輩ともいえる存在で、とてもありがたいことである。
その他にも生産者の方々や関係者を上げればきりがない、お世話になっている方々との素敵な時間はあっという間に過ぎていき、中締めとなった。
普通であればここで盛り上がり終わるところであるが、この会のいつもの無茶ぶりというか、今回、何の前振りもなく明らかに若輩である又右衛門が中締めに指名された。
私の記憶の中では締めは初めてであるのと、周囲には大先輩ばかりなので、辞退できないかと思ったが、全くのそのような雰囲気ではなく、僭越ながら又右衛門が「一本締め」をさせていただいた。
そして懇親会は終了。明日早朝から出張があるため2次会は遠慮し、一足先に帰らせていただいた。
そして帰りの車中で初めての経験で緊張のため何を言ったか覚えていない「一本締め」を振り返りながら、一本で締める意味を考えていた。
本来、締めはその行事やイベントなどが無事終了した時に協力者への感謝のために行うものと聞いたことがある。確かに今回も素敵な方々によってJFグループ生産者協議会 総会&懇親会が無事盛会で執り行われたので素敵な締めをむかえることができたと考えていた。
その一方でこの締めは、生産者、流通との絆をさらにきつくしっかり締め、一体となって将来に向け気を引き締めていこうという号令にも感じた。
何の準備もなく、きちんとした「一本締め」はできていなかったと思うが、新しいことを経験させていただき、学びと気づきをいただけた皆さんに本当に感謝である。
1年後の40周年が楽しみである。