四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今月のスタートである1日は、懇意にしていただいているお客様で、ガーデンデザインや施工を行われている「Obriga道」の水谷さん夫妻がお越しくださり、さらにかわしま先生にも合流していただき、ランチミーティングをしながらとても有意義にお話をさせていただくことができた。
水谷さんご夫妻は、とても勉強熱心な方で色んなことに興味を持ち、自ら学んだことをすぐに検証してから、良いものを提供していくスタイルと、何といっても素敵な人柄で、きっとこれから多くの人に支持されていくであろうと思う。楽しみである。
そして先月 無事オーストラリアからやってきてくれた植物がある。それはツリーファーンである。
横たわっているのが通称 ソフトツリーファーンと呼ばれているディクソニア アンタルクティカ。この種はベアルート(抜き根)状態で輸入してもほぼ発根するため、輸送中のことを考えると、このようにベアルートで輸入するのが適していると言える。
今回やってきてくれたのは50cm~400cmまで大小、2品種合わせてその数なんと約450本である。
その中にはわずかだが、希少なマルチタイプのものが含まれている。この木の全ての葉が展開するとかなりの迫力になるだろう。
そしてPOTに入っているのはサイスィア オーストラリス。この種はワシントン条約のappendixⅡ(付属書Ⅱ)に属している種である。そしてこの種は、ベアルートでの輸入では枯死する可能性があるため、手間暇かけて発根済みの輸送を行って無事到着してくれている。
そして来日から約3週間でこのようにニョキニョキとくるくるの芽が出てきている。とても愛らしい。葉が展開している時よりも、日々芽が伸びていく今の時期が一番魅力的にも思える。
サイスィア オーストラリス 同じように芽が吹きはじめている。これからの日々成長が楽しみである。
このようにくるくるの葉を見ていると、何となく自分の髪の毛と似ていてどことなく他人のように思えない植物。
さ~。皆さん。今が一番いい時ですよ。是非観に来てくださいませ。大阪営業所にて多くの人にお越しいただけるのをお待ちしています。
by くるくる三兄弟(ディクソニア、サイスィア、又右衛門)