四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2019.06.27

祝 マダガスカル独立59周年記念レセプション

今日は大事なミーティングとイベントがあり、G20で警備が強まる伊丹空港から朝一番の飛行機で都内へと向かった。

 

 

午前中はまず超大手である不動産や開発を行っている企業でのプレゼンの機会をいただき集中したとても良いミーティングができた。内容についてはここでは書けないが国際ルール遵守や環境配慮はもちろんのこと、国際的な活動やデザイン性、学習プログラム、さらに多岐にわたる異業種とのネットワークを高く評価いただき、今後に大いに期待するとのありがたい言葉もいただけた。

 

そして夕方からはマダガスカル共和国の独立59周年記念レセプション(マダガスカル共和国の独立記念日は6月26日)へ招かれ、さらに私たちの「みどりのサバイブプロジェクト(木彫り)」の紹介をする機会までいただけたので、会場であるホテルオークラ東京へと向かった。

 

集合時間にはすでにブースで出展される方々はお越しになられており、初めて出展の私たちは、ご挨拶をさせていただきながら、準備を始めた。そして間もなく私が客員研究員をつとめさせていただいている進化生物学研究所の橋詰さんが到着されたので荷物を運び引き続き準備を行った。

 

その後しばらくして隣で出展されるマダガスカルの文化・人類学の権威である深澤教授も到着され、一緒に準備を行わせていただき、レセプション開場前には全てのブースが準備を終え、来場者を待つばかりとなった。

 

 

しばらくして開場。多くの方がお越しになられ、入場されていく。そして一段落がついてきた最後の方で私も皆さんに続いて会場入りをさせていただいた。

 

 

入り口では駐日マダガスカル特命全権大使ラクトゥマララ閣下が出迎えてくださり、あらためてご挨拶をさせていただき会場内へと進んだ。

 


しばらくしてラクトゥマララ大使閣下による希望溢れる力強い挨拶で会がはじまり、来賓の方々の挨拶、そしてケーキカットが執り行われ、レセプションはとても融和ムードと活気の両方が満ちあふれた中、進行されていった。

 

私はレセプション会場とブースを行ったり来たりしながら、普段からとてもお世話になっているJICAの方々をはじめ多くの方々からご指導をいただいたり、情報交換させていただいたりすることができました。

 

またブースには各国大使閣下や政府関係者もお立ち寄りくださり、私たちの活動をご評価いただき、興味深いお声掛けもいただくことができました。

 

 

そうこうしているうちに2時間はあっと過ぎてしまった。最後に今回のレセプションや出展などで大変お世話になった大使秘書官の半田様と写真を撮らせていただき、今後も協力させていただくことを約束して、盛大に執り行われたマダガスカル独立59周年レセプションは終わった。

 

今回このレセプションを通じて強く感じたのは、ラクトゥマララ大使閣下の皆さんへのお心遣いである。ブースで飾り付けさせていただいている時から、再会の喜びと慰労の言葉を直接かけてくださった。

 

さらに要人が多く来られている多忙なレセプションの中にも関わらず、弊社が通訳として同行した学生とも一緒に写真を撮ってくださるなど、お気遣いの気持ちを大変ありがたく感じた。本来そのように厚かましいお願いは大変失礼であったかもしれないが、それを受け入れてくださった笑顔は、将来を担う学生に、素敵な心を受け付けることになったと思っています。

 

 

まさにマダガスカルの美しい豊かな自然と温かな人々を代表して来日されている方だということをあらためて感じました。私たちの学生以外にも多くの学生ボランティアの方々が参加されていたが、きっとその学生たちの心の中にも、しっかりしたものが芽生えた機会になったのではないかと思う。本当に感謝である。

 

同時期に私の地元大阪はG20で重要な会議が進められ世界中の注目を集めていた。しかし、このレセプション会場においてもパートナーシップやお互いを思いやる温かな気持ちの芽生えという、大切なものが若い世代に芽生え、近い将来、世界を動かす力につながっていくことになるのではと感じることができた。

ラクトゥマララ大使閣下はじめ多くの皆様には、本当に素敵な機会をいただき感謝である。

マダガスカルが代表する豊かな自然と文化、人々が溢れる素晴らしい国であり続けるために、「みどりの力」でお手伝いをしていきたいとあらためて感じることとなった私にとっても特別な記念日となりました。

 

 

来年の独立60周年が本当に楽しみである。その時にも呼んでいただけるように、世界に対し恥じない活動をしていかなければ・・・・・。