四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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27日28日と世界的に有名なteam labが運営するteam★lab Future Park【チームラボ 学ぶ未来の遊園地】でワークショップを開催させていただきました。
今回は「手のひらサイズの庭を作ろう」と題し、チーム又右衛門のガーデンデザイナー矢野TEA氏が実際に植物を使って親子向けワークショップを行い、私又右衛門がその演目を受けて、世界のユニークな植物を観て、感じていただき、「心の中に木を植えて、それぞれの庭を創ってもらう」きっかけになるようにとお話をさせていただきました。
時間前に到着。お世話になっているチームラボのスタッフの方々に案内いただき、早速準備をさせていただきました。
ワークショップの開催は通常開館が終了した18時から。その前に会場で準備をしていると、参加者の方々が見た目ユニークな私を不思議そうな顔で遠目に見てくれていました。
まずは私の約30分間。又右衛門や植物の仕事(役割)について話をさせていただきました。
【心の中に木を植えよう】
●またえもんのしごと(又右衛門の仕事)
1)せかいからにほんに(世界から日本に)
2)にほんからせかいへ(日本から世界へ)
3)その他のプロジェクト(バオバブサバイブプロジェクト、植林プロジェクト)
●しょくぶつのしごと(植物の仕事)
●このきなんのきクイズ(この木何の木)
1)せかいのしょくぶつ(世界の植物 マダガスカルのバオバブなど・・・)
2)ざっそうのはなし (雑草の話)
● ほごしゃのみなさまに(保護者の皆様に)
1)しょくぶつのこうよう(植物の効用)
●さいごに またえもんからみなさんに (最後に。又右衛門から皆様に)
1)「みどり」のちからでちきゅうをリ・デザインする。(地球をリ・デザインする)
などをお話させていただきました。
小さなお子様にとっては、少し長い時間であったかもしれませんが、見たこともない植物に驚きながら、クイズでは大きな声で答えていただき、最後まで集中して話を聞いていただくことができました。
引き続き矢野TEA氏によるワークショップ。矢野氏は日本を代表するガーデンデザイナーであるが、また違った顔ももち、過去には「おかあさんといっしょ」の番組制作に関わったり、企業や学校の先生方の講習もさせていただいたり、自然環境学習のプログラマーとしても世界を代表しているとも言えます。
そんな矢野氏によるワークショップでは、実際に植物の葉や根に触れながら、親子みんなが楽しそうに作品を作っていきました。
子どもたちはそれぞれの作品を私たちに持ち寄り、OKが出ると、はにかんだ笑顔で、次のステージへと進んでいきました。
そしてそれぞれの作品を、用意したステージで写真に撮り、楽しんでいただくことができました。
全体で約1時間30分のワークショップが終わりになりましたが、その後も多くの子どもたちが、植物のことを質問しに来てくれたり、一緒に写真を撮りにきてくれたり、私にとっても元気がもらえる機会になりました。
そして、会場を後にし、ホテルに向かう途中で、著名な先生とミーティングをさせていただき、今後のまちづくりや人づくり、そしてそこでの植物の役割について、意見交換をさせていただく貴重な時間を過ごさせていただきました。そして最終電車の時間が近づき、足早にホテルへと向かい、長い一日が終わりとなりました。
28日は埼玉のららぽーと 富士見。新橋を出て電車と路線バスを乗り継ぎ、一時間少々で会場に到着。
この会場でのワークショップ参加人数制限は100名であったが、募集開始からわずか1日でチケットは即完売と聞き、多くの方が参加できずになってしまい申し訳なく感じながらも、その分しっかりと皆さんに楽しんでいただこうと改めて気合が入り、昨日同様の準備を終えて、基本は同じ内容でのワークショップを開催させていただきました。
昨日同様、私からの話を終え、ワークショップを矢野TEA氏と参加者の皆さんで行わせていただきました。
そしてやはり昨日同様に多くの子どもたちが、作品をしっかり握りしめて、私のところにやってきてくれた。
作品に入れた土の量が適切かとの質問や、自分で育てることになった植物の名前を確認しに来てくれたり、中には原産地を教えてくださいとの質問までもくれたりなど、とても深く興味を持っていただけてうれしく感じました。
撮影コーナーではそれぞれが気に入ったステージにフィギュアをのせて、楽しみながらスマホで色んな角度から撮影していたのが印象的でした。
そしてワークショップ終了後は、前日同様 多くの子どもたちが一緒に写真を撮りに来てくれました。そして中には「またえもんせんせい。次はいつどこでやるのですか?」とか「どこにいけば、またえもんせんせいに会えますか?」など言っていただけ、保護者の方には、植物の話を聞いて「涙が出てきました。」「人は植物に生かされていることをあらためて気づきました。」「本当に来てよかった。」とまでお声掛けいただきました。
そして両会場ともイベントが終わり、皆さんが帰った後、会場の外の遠くから、小さな体をめーいっぱい背伸びして、手を振りながら大きな高い声で「またえもんせんせい。ありがとう。またね!」と言われた時は本当にうれしくこのワークショップを開催させていただいてよかったと、胸が熱くなりました。
またすべての行程を終えて、バス停に向かう途中でも、参加者にお声掛けいただけるなど、今回このワークショップを開催させていただき、本当に良かったとあらためて感じました。
ワークショップにご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。皆さんが自身で作った「手のひらにのる小さな庭」と一緒にすくすく育ってくれますこと楽しみにしています。私に植物が大きくなったら見せに来てくれると約束してくれたお子様。楽しみにしていますね。
今回の私たちの取り組みに共感いただき、開催に至るまでの企画から、当日のワークショップ運営まで、お世話になりました。とても素敵な機会を与えていただきましたこと深く感謝しております。皆様、本当にありがとうございました。また次にお会いできますこと楽しみにしております。