四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2018.02.24

又右衛門 岐阜。名古屋へ。

週初めの19日20日は地元宝塚山本から、花き輸出プロジェクトで提案できる植物を探すため、地元山本の生産者を数軒周らせていただいた。山本の生産量は、正直最盛期ほど多くはないが、その中でも大切に育てられたいくつかの逸品に出逢うができた。

そしてその植物との出逢いはとても素敵なことであるのだが、それ以上に嬉しかったのが、生産者からいただけた応援の声であった。


私は一時、事業の都合から、地元にいることが少なく、山本から離れていった人間と、ささやかれることもしばしばであったが、現在ではとても優しい先輩方に、活動を理解していただけるようになり、中には高く評価していただけるようにまでなったことが本当にうれしく感じた。



そして21日は昼一番から、名古屋キャッスルプラザで開催された全国花卸協会 理事会に出席させていただいた。理事会審議では人事案件もあり、そこでドラマのクライマックスのシーンばりの、まさかの「大・どん・でん・返し!」もあり、面白おかしく大人の世界を感じさせていただいた。

 

 

また他にも昼食中には、仲卸の大先輩方との情報交換などをさせていただくことができた。その後夕方から岐阜に向かい、かの有名なサボテン村を訪問させていただき、妄想を高めることができ、とても充実した一日を過ごさせていただくことができた。

 

さらに間一日は大阪で過ごし、また23日からは再び名古屋 豊明市場でのトレードフェアに参加のため、再び名古屋へと向かった。

 

そして15時ごろ豊明市場に到着。到着してすぐにスタッフが手際よく、商品を陳列し、

明日の準備を整えた。

 

 

その後は他の出展されている方々や、市場の方々とご挨拶をさせていただき、全てを終えて、スタッフとともに夕食を食べにいった。

ただそのお店が想像を絶するぐらいにスタッフが少なく、店内にはホールスタッフを呼ぶベルが連打され、全く追いついていない状況。また訪問者も座席が空いているにも関わらず、お断りして入場制限するほどの状況であった。そのような状況であるので、サービスは大体想像がつく。何故にこんなに人が少ないのか理由はわからないが、スタッフが気の毒でもあった。

 

何だか食事をしたのか、仕事をしていたのかわからないぐらいの緊張感いっぱいの食事を終え、途中知立名物の「大あんまき」を仕込んで、ホテルの部屋へと入った。そこからは、いつものようにパソコンとひたすらにらめっこし、深夜になったので夜が明けないうちに眠ることにした。

 


次の日は早朝に朝食をとって、スタッフみんなで豊明市場に向かった。

そして朝礼終了後、トレードフェアは開催され、逸品を求めるために昨日から整理券をとりに来た人たちなどが、我先にとお目当ての商品を求め、会場内を走り回られていた。

そして私たちのブースにも多くの方々が来ていただけ、会場早々「100年オリーブ®」や「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」「ブラヘア アルマータ」などをお買い上げいただけた。


午後になると落ち着き、私も知り合いの生産者の方や、興味ある植物を観てまわった。同郷の宝塚から、つりしのぶ園の市原さんも出展されておりお話をさせていただくことができた。

 つりしのぶの市原氏とデザットプランツの又右衛門。お互い対称的な取り組みに見えるだろうが、植物にかける情熱や宝塚への想いには共通点を多く感じることができた。

これからも宝塚の者同志、色んなことにチャレンジしていければと思う。

 またお世話になっている大栄花園の高橋さんや、久しぶりに会う地元のたまみさん。その他多くの同志や、お世話になっている方々にお会いすることができ、あっという間に時間は経ち、15時に展示会は終了することになった。


終了後、再びスタッフは猛スピードで手際よく片づけを終え、夕刻会場である豊明市場を後にした。


今回も色んな人に出逢えた。再会も多かった。またわざわざ私に逢いに来ていただけた方や、又右衛門シールやバッチをもらいに来てくれる方もいた。本当に有難く感じた。

場所が変われば色んな人に逢える。色んな植物に逢える。やはり動ける限り、色んな所を周り続けることが学べる機会にもなり、とても大切なことだと思う。

 

今までは年に数回しか訪れない名古屋。今週は2度も訪れることになった。これから中部地方は訪れることが多くなるかもしれない予感がする。そんな何かが起こりそうで楽しみな場所である。そのような場所ゆえ、素敵な風が吹くのを楽しみに待ってみようと思う。

ワクワクしながら、両手を拡げて・・・。