四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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先週タイから帰国。タイでは気温34℃。日本は最低気温が4℃ぐらいになっていたので、その差30℃。寒さに体は固まっていたが、やらねばならないことが山積みでそれどころではなかった。
私が海外にでているうちに日本各地の生花市場では松市が開催されていた。全般的には比較的少し低調な相場であったとの報告であったが、そのような中 先日アップさせていただいた私たちが秋田にて生産している八竜松は、昨年以上に販売していただけたとのことである。お買い上げいただきました皆様、お取り扱いいただきました市場、仲卸の皆様、心より感謝申し上げます。
さらに来年の注文、しかも増量のご注文までいただき本当に嬉しく思っております。引き続き生産者の方々のお役に立てるような取り組みを続けてまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。
週初めは今年最後であろう都内への出張となった。朝一番は午後からの都内でのミーティングに使用する資料の準備を事務所でおこない搭乗時間ギリギリに伊丹空港に駆け込んだ。
寒い中でも走ったために汗をかいて搭乗口に向かったところアナウンスが流れ、搭乗予定の機材の扉の故障で遅延するとのこと。ま~~間に合ったからいいかなと思って待っていたところ。再びアナウンスが流れ、もう少し遅れるのでラウンジでお待ちくださいとのこと。それでもま~~良いかと思って待っていたら30分経った頃に、ひょっとしたら欠航の可能性も出てきたため振り替えも受け付けますと言われ、これは会議に間に合わないのでANAに振り替える手続きをしていたところに、何とか出発目途がたったとアナウンスが入り、最終的に1時間強遅れての出発となった。
ただアクシデントはそれだけではなかった。機内で会議資料の追加を作成しようとパソコンを開いたところメールソフトが初期状態になってしまっている。何かどうなったかわからずアタフタ。皆さんからいただいたメールとメアドまでなくなっている。もちろん私が送ったメールもない。途方に暮れながら放心状態で羽田空港に到着し電車で移動した。
そして食事をする時間は全くなかったが都内での重要会議には何とか遅刻することなく参加ができ、今後に繋がるとても価値ある打ち合わせをするこができた。
朝昼ごはん抜きで、体力と頭を使った1日であったので、久し振りにウナギをいただきチャージした。うなぎはFacebookなどで良くアップされている高級店と言いたいところであるが、うなぎの良し悪しにあまりこだわりがない私は、ホテル近くの宇奈ととで十分で、パソコンのことはしばし忘れて満たされた気分で部屋に戻った。そして部屋に戻ってパソコンと格闘したが私には何ともできずあきらめて眠ることにした。
翌朝は霞が関へと向かった。久し振りの省庁での打ち合わせである。何省かはここでは伏せさせていただくが、来年の新しいプロジェクトにおいてとても参考になる意見交換であった。また様々な関係の方にご紹介もいただけ、今後に向けてとても良い時間となった。
午後も池袋にてこれまた重要な打ち合わせの機会をいただけ、これまた今後に期待がつながる時間となった。これで都内でのミーティングは終わり帰路に着くことになったが、相変わらずパソコンは治っていない。ただそれも心配であるが、この二日間の出張で得たものも多く、いつものように落ち込むことがなく羽田を経由し、夜遅く帰宅となった。めでたし。めでたしとしておこう。
そして帰阪後大事なミーティングと並行して、いつも社内のOA機器などでお世話になっている方が来ていただき、私のパソコンをもとに戻していただくことができ、本当に助かった。一旦はあきらめて何とか気持ちを切り替えてと前向きに頑張ろうとまであきらめていたが本当にありがたかった。エンジニアの方には心より感謝である。
また週中は、滋賀県 栗東トレーニングセンターの通行証発行の手続きとお祝いの花配達。パソコンも治って軽快な気分で愛車のチョロQにて無事に完了。
そして金曜日は朝一から、大阪府下のとても大きなプロジェクトのための打ち合わせ。施主様と図面を見ながらいよいよ来年になった施工が具体化してきてワクワク感に包まれることになった。大阪・関西万博のパビリオンの施工時期と若干重なる時期もあるが、私たちにとってとても良い機会にもなるので、忙しい、人出が足らないなどと言っていられないので、パートナーやスタッフと共に気合を入れて楽しみながら全てをしっかりやり遂げたいと思っている。
そして午後は再び愛車チョロQにてお花の配達。午後は再来年の大きなイベントにおけるオンラインミーティング。
そして治ってくれたパソコンを、なでなでするように自宅で作業し、日付も変わったのでパソコンとの深夜デートは終了し、続きは明日にして眠ることにした。色んなことがあって固まることが多かった1週間ではあったがとても刺激的な週であった。さ~来週はどんな感じかな??? パソコンも治って視界は良好である。
さて今日は2日目。今日の深夜便で帰国をするので最終日となる。
まずは朝目覚めてから、少し体を動かして体をシャキッとさせてホテルを出発、いつものように屋台で買い出しを行って燃料補給。そしてホテルに戻って昨日ほどいたばかりのスーツケースを詰め直して、チェックアウトを行って、いつも又右衛門を覚えていただいているホテルのフロントやベルボーイさんたちに笑顔で見送られて出発。今日は生産者2件の訪問である。
まず1件目は、ブーゲンビリアの生産者である。この生産者はバラエングループのタイ農場建設予定地に向かう途中でもあり、何とも癒される色合いのブーゲンビリアに誘われて幾度か訪問をさせていただいたことがある。
そして今回は欧州にあるパートナー農園からの依頼で、私たちから欧州向けの輸出をすることになり、その商談のために訪問をさせていただいた。
農園には代表が私たちの訪問を待っていて、快く出迎えていただけ、早速青空とブーゲンビリアに包まれながらミーティングを行った。代表は日本からの来客に常に笑顔で応え、是非一緒にビジネスをしようと言っていただけた。さらに欧州だけではなく日本向け輸出の窓口になってもらえないかとも声掛けいただき、せっかくなので日本においてこのような大型のブーゲンビリアが活躍できるところは数多くないが、一緒に取り組めるようお互い考えてみようと言うことになり、新たなプロジェクトとして検討段階に入ることになった。
またこのナーセリーはブーゲンビリアだけではなく、欧州の依頼で観葉植物の生産受託事業を行ったり、世界各国と輸出入を行ったり、花き園芸において幅広く展開をしており、今後互いがどのような関わり合いを持ちながら進めていくことになるか、とても楽しみである。そして普段は開放しないバックヤードも見せていただき、実際にどのようなパートナーシップとして取り組むか来月の訪問で詰めて話すことを約束し、このナーセリーを後にすることにした。
そして食事とってから約束の時間ちょうどに次の生産者に到着した。ここの生産者は私たちがタイで活動するにあたり、いち早くパートナーとして手を挙げていただき、既に私たちの輸出用管理施設、通称「又右衛門エリア」を作っていただけたとても心強い生産者である。実際に私の大型のフィカスなどを日本や中東に送っていただいている実績もある。
そして今回は、前々回訪問時に依頼した植物の日本向け調整の進捗状況確認であった。この植物は来春とても大事なところに植栽をするものなので、完璧に土を洗浄したこともあって、その後の生育がとても気になってはいたが、きちんとリカバーでき、今のところ順調に進んでいるので、胸をなでおろすことができた。
他にも預けている植物のチェックを行った後に、テーブルについて、「又右衛門エリア」の増設について提案をさせていただいたところ快諾をいただけ、また一つ大きな動きをとることができそうになってきた。そして来年の早い時期に着工に入ることを目標に、進めていくことになった。これが完成すると日本のみならず多地域へ高品質な観葉植物を出荷できることになるので、とても楽しみである。本稼働になった際には皆様にお声掛けさせていただくので是非楽しみにしていただければと思います。
そしてこの日の活動を終えた頃には陽も落ちかけてきたので帰路に着くことにした。そして車中で2日間を振り返り今後についてと次回訪問日程調整を行いながらスワンナプーム空港へ向かい、無事に到着することができた。今回、2日間というバタバタのスケジュールの中、各手配を行っていただけたパートナーには感謝である。お世話になりました。ありがとうございました。また来月よろしくお願いします。
そして深夜便で帰る機内で。周りの方々の睡眠妨害にならないようにこのブログを書かせていただいた。かなり寝不足のためおかしな文章であるとは思いますが、いつものこととご容赦いただければと思います。
そして最後に前回のブログで触れさせていただいた研修生たちとおこなった昨日ミーティングについて書かせていただきます。
以前より私たちのタイにおける供給パートナーとして一緒に活動していただいているヤシ生産者の後継者より、花き園芸の流通や生産技術を是非日本で学びたいというたっての願いがあり、特別に来春研修生2名を受け入れさせていただくことになしました。
彼女はカセサート大学、日本で言うと京都大学のようなとても優秀な大学を卒業後、ヤシのナーセリーを継ぐことになっており、バラエングループの考え方や取り組みに共感いただけ、是非さらに強いパイプでつながり今後取り組んでいきたいとのことで、そのためにも様々なことを学びたいということから、来春短期ではあるが日本にきていただき、私たちの販売の現場、沖縄をはじめ各地に拡がる生産の現場にて活動をしていただき、多くを学んでいただくことになります。
恐らく弊社に来ていただいている方にはお目にかからせていただくこともあるかと思いますが、是非若い二人を育てるためにも、ご指導いただければ嬉しく思います。何卒よろしくお願いします。
さて短かった今回のタイ訪問。報告は以上です。これで本年の海外出張も最後になる予定です。後は日本で走り回りながらクリスマス、年末繁忙にむけてスタッフの足を引っ張らないようにがんばりますね。ではでは~~。
今回のタイ訪問の目的は大きく3つある。1つ目は、来春に来日予定の研修生との調整。2つ目は前回訪問時で早い再訪を約束したタイにおける養鯉場との商談、3つ目は今夏に新設した管理施設の確認と、そこで管理される来年度用の植物の進捗状況確認である。ただ今回は12月のバタバタしている時期と日本で大事なミーティングがあるため深夜便を使って実質活動できるのは2日間というスケジュールとなった。
3日の朝はいつものように慌ただしく荷物をバッグに詰め込んだ後、車に乗せて出発。無事に伊丹空港に到着、そして羽田空港にて乗り換えてバンコク スワンナプーム空港へと向かった。
往路はお昼便であるので機内でしっかりデスクワークを行うことができ、気がつけばスワンナブーム空港に到着。そして円安の状況でため息をつきながら両替を行い、電車を乗り継いでいつものホテルに到着をした。
到着後は滞在中の朝ごはんなどを買い出しし、夜は早速現地パートナーと2日間の行程など打ち合わせを行った。
そして翌朝。実質の活動できる日2日間の1日目。次回に書かせていただくが研修生との面談を終えた後に、弊社開発の高濃度フルボ酸液である錦鯉用バイオスティミュラントといえる「マリネックス錦」をタイにて著名な養鯉場を再訪し、ミーティングの時間をとっていただけた。
養鯉場管理責任者と担当者の方に、とても関心を持っていただくことができ、現場で使用法の提案などをさせていただくと、とても多くの質問やアドバイスをいただくことができた。そして製品の可能性を十分に感じていただくことができ、早速試験を行うことを決定していただけた。
さらに結果次第ではタイにおける販売代理も検討したいとまでいただけ、とても価値あるミーティングとなった。そして長いミーティングの後、記念写真を撮り、試験結果の確認などのため、1月に再訪する約束して、次の目的地へと向かうことにした。
そしてとても満足な結果で今後に大きな期待をいだきながらランチをして次の目的地へと向かうことにした。次に面談する養鯉場も先月訪問したときに「マリネックス錦」を既知で、関心も持っていただけたのだが、今回はなんと約束日を間違えられていたようで、残念ながら責任者と面談することができなかった。タイあるあるである。
午前中の面談と真逆の結果となったが、これも縁ということかな~~と感じ、切り替えて目的地の変更を行い、ちょうどこの時期にラマ9世公園で開催中の植物マーケットの見学に向かうことにした。
会場入口付近には大きなアデニュームがいくつも飾られていた。そして大きな円を描くような形の販売会場を時計回りに見学することにした。会場には草花など普及品から、希少な植物など多くのジャンルの植物が販売されていたが、個人的に少し気になったものもあったので写真だけでも少しご紹介させていただく。
中々大きな葉で魅力的である。
一時期とても人気があり入荷も一苦労であったピクタムも増えてきたのかな?と感じた。
Johannesteijsmanniaはじめ、希少なヤシたちも多く並んでいた。
この出展者とは以前から取引もありいつものようにユニークな形や希少なバナナを多く出展をしており、こんなにも多くあるものかと来場者を驚かせてくれた。
さらにリクエストをすると実を食べさせてもらえ、個人的にはとても楽しませていただけた。
また品評会にはクロトンやカラジュームなど魅力的な植物が多く出展されており、しばし目の保養をさせていただくことができ、しばし植物たちと戯れているうちに夕方になったのでホテルに戻り、デスクワークをした後、眠ることにした。
さ~今日は初日。明日は最終日という活動。気合を入れて頑張ろう。おやすみなさい。
今週初めは大阪・関西万博に出展国パビリオンの植栽における植物手配のため横浜へと向かった。
新横浜で各担当企業が集合し、早速現地へと向かう。現地にはあらかじめ確保済みの材検を行いながら、新しい区画の植物選びなどを行った。
現地において実際の植物を前に様々な検討を行うことで図面上では見えにくかったことが鮮明になり、課題解決に繋がるなどとても意義深いものであったと言える。素晴らしい技能をもたれた方々には頭が下がる思いがした。
そして終了後は、急ぎ足で千葉へと向かった。通常であれば在来線での移動であるが、時間がかなりおしており、約束の時間に遅れそうに思うので新横浜―東京間を新幹線で移動し在来線を乗り継いで何とか約束の時間までに待ち合わせ場所へ向かうことができた。
そしていつもお世話になっている企業の方々と打ち合わせをさせていただき、色んな提案の機会をいただくことができた。今後はさらに前に進めていきたく思っているのでとても楽しみである。
週中は各ミーティングなどの業務や、インフルエンザの予防接種や友人のお墓参り、家族のお祝い事など私的な用事も重なり、あっという間に週末となった。
金曜日には、一般社団法人全日本愛隣会 第60回記念国際錦鯉品評会が滋賀県草津市琵琶湖博物館にて開催され、そこでバラエングループのマリネックス社がブース出展するために現地へと向かった。
品評会は屋外の駐車場を使っての開催のため、時折吹き抜ける冷たい風に震えながらの出展準備となった。
土曜日には前日に各地から運ばれてきた錦鯉の審査やイベントが行われ、風は冷たいが会場は熱気であふれていた。
そして私たちのブースにも多くの方がお立ち寄りいただき弊社開発の海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸)である「マリネックス錦」に日本国内の方はもちろんのこと、アジアではタイやシンガポール、遠くは南アフリカの愛鯉家が強い関心をもっていただくことができ、多くの質問に回答させていただいたりした。
私たちの「マリネックス錦」は、新穴あき病対策など今まで日本国内にて多くの実績を残してきており、海外の愛鯉家や養鯉場の方も同じ悩みを抱えているようで、私たちのサンプルを大事そうに手にして、アフリカでどのようにしたら購入できるかなどとても前向きに検討いただけた。
マリネックス社がバラエングループに加わっていただき、漁業関係の展示会に出展させていただくことが初めてであったが、今までと全く違うつながりもできとても価値ある参加であったと言える。また錦鯉好きには庭好きも多いということで、色んな方をご紹介いただけ思ってもいなかった繋がりもうまれ有意義な参加であったといえる。
今後はどのような拡がりをみせていくかまだまだ未知数ではあるがせっかくつながったご縁を大切にして今後も取り組んでいきたく思う。
さてこの展示会が終わる時には、本年最終の月へと入っていく。花き園芸業界にとって12月はとても重要な月である。みんなで力を合わせ健康で1年を走り切っていきたいものである。さ~~頑張るぞ!!!
昨日今日と秋田へと向かった。今回の訪問は先日より弊社のプロフェッショナルが、秋田にある八竜松生産農場にて活動をしているため、進捗状況の確認や寒い中就労いただいている地元との方々への挨拶を兼ねての訪問である。
いつものように伊丹空港から秋田空港行の初便に乗って向かう。天気予報では夕方から雪になるかもとのことであったが着陸後は、天気は崩れることもなくレンタカーに乗って順調に現地へと向かった。
しばらくすると雲行きが怪しくなり、現地近くではあられ混じりの雨が降ってきた。相変わらずのレインマンである。そして到着する頃には、畑はうっすら雪化粧となった。
到着してまずは皆さんに挨拶をさせていただいた。
そして氏神様に今年も収穫させていただけることの御礼を伝えに参拝をさせていただくことにした。
ほとんど出荷用に抜かれている状況の畑と、来年出荷用の畑をチェック。良い感じである。
そしてまだ本年度出荷用に残っている松を確認したが、まだまだ魅力的な松が残っていた。
4年物でとても良く締まっており、細い自然樹形の松は他の産地ではお目にかかれないのではないだろうか?まさにこの地の逸品であると言える。
そしてここで抜かれた松を選別し、仕分けをして各取引先へと出荷していく。今年も八竜松に魅力を感じ、市場はじめ多くの方々からお取引の依頼をいただいているが、正直人手不足で中々追っついていない状況である。
そのような中、関西関東からの市場や仲卸から引き抜きのヘルプにまで来ていただき、何とか目途がたちそうである。本当にありがたいことである。また逆に市場にとって良い研修にもなるとまで言っていただけ、生産と流通が一緒になって取り組みができることに喜びを感じることができた。そしてしばらく工程を確認させていただき、夕方に宿へと向かわせていただいた。
翌朝辺りはうっすら雪景色。朝ごはんをいただき、再び現場へと向かった。するとそこには朝暗いうちからひたすら一人で松を引き抜く作業を行っているスタッフの姿があった。今日のしぐれた天気で恐らく気温は0℃ぐらいであろう。さらに強い風が吹いているので体感としてはもっと寒いかと思われる中の作業のため、本当にありがたく、また逞しく感じることとなった。
そして松の選別場は一旦手をとめて今日は秋田名物大根のナタ漬けの仕込みがされていたので貴重な機会のため拝見をさせていただいた。
軽トラいっぱいに積み込まれた大根を、洗って削り、その後ナタでおろしていく。本当に手際よい。昨日の松のさばきも素晴らしいが、大根のさばきも天晴である。その大根をナタで削るときの音が何ともリズミカルで、良い意味で耳に残る。個人的には松と大根のさばきは、芸術や文化として登録できるのではないかと思うぐらいである。
そして自家製ナタ漬けのレシピによって、順次樽に漬けられていく。そして数日後に仕上がることになる。今まで毎年このナタ漬けをいただいてきたが、製造工程を拝見できたのは初めてであったので、さらにナタ漬けへの愛着が沸いて来た。
そして少し事務作業を行い、一通りのことにめどがたったので、最後にきりたんぽ鍋をいただいて、残りの仕事をしていただく感謝を伝えて帰路に着くことにした。
今回真夏のような沖縄から一転、初雪が降る秋田への移動で、寒さが身に染みたが、同じ日本でこのように気候の差があると言うことは、厳しい面も多くあるが、それ以上にその気候をうまく利用できれば、他にない取り組みが多くできるであろうと感じた。
私はどっぷり農業につかっている訳ではないが、様々な農業に関するプロジェクトを通じて多くを学ばせていただき、多くの方々から支援をいただいているので、引き続き適地適作の農業の支援をし、耕作放棄地などを有効利用することで自給率の向上と、水田による温暖化対策など環境に配慮した農業推進による伝統的な花き園芸の継承をしていければと思っていますので引き続きよろしくお願いいたします。
沖縄から帰りミーティングなどを終えて週末は理事をつとめさせていただいているBRA国境なき奉仕団が主催する能登復興支援~がんばろう能登ひとりじゃないプロジェクト~に参加させていただいた。
国境なき奉仕団は、私が大阪青年会議所時代に日本青年会議所の国境なき奉仕団支援委員会に所属させていただいたことから、青年会議所卒業後もメンバーとして活動させていただいているNPO法人である。
そして同団体は阪神淡路大震災や東北の震災などにおいても活動兼経験があり、先日の甚大な被害をもたらした能登豪雨においても地元メンバーが主となり、被災直後から活動を繰り返してきた。
そしてメンバーから声が上がり、被災地域の方々に少しでも元気になっていただきたいという強い想いで今回のプロジェクトが起ちあがった。
今回のプロジェクトは、能登で被災されたお子様中心に、1泊2日で大阪にご招待させていっただき、ひらかたパークで楽しんでいただくというものである。
そして開催の数日前、先輩から急遽連絡があり、エンタメとしておいでいただくことになっていた方が、都合がつかなくなってしまったため、当日のプログラムに穴が開いてしまうため又右衛門が仮装でもして何とか子どもたちを飽きさせず喜ばしてくれ!との連絡が入り、正直シャイな又右衛門としてももっとも苦手とする役割が舞い込んできたが、青年会議所時代に教え込まれた一つに何を頼まれても「はい!喜んで!!!」という返事のもと、安請け合いをして、取り組ませていただくことになった。
そして一日目は日曜日開催予定のひらかたパーク観覧前の前夜祭として枚方の「ひらっく」にてウエルカムパーティーが開催されるので、そこで又右衛門は仮装して子どもたちや参加者にお菓子やカチューシャなどのプレゼントをさせていただこうと考え、朝からドン・キホーテで買い出しなどを行って、能登からの皆さんの到着前に会場入りをさせていただいた。
まずは会場横の控室にて、プレゼント用の風船?を膨らます作業から始まった。はじめは私が一人で全て膨らまさなければならないかもと思っていたが、現役メンバーが快く手伝いをしてくれて、朝に購入してきた空気ポンプ3台を駆使して汗をかきながら膨らませしてくれた。
そして若い現役メンバーのちからで、あれよあれよといううちに200個強の風船が出来上がり、あと私は着替えをして出番を待つことになった。ただバスが渋滞などで約40分遅れでの到着となったためかなりおしてのスタートすることになった。
パーティーにはお招きした能登の皆さん、受け入れ側は枚方市長はじめ市の関係者の方々、地元の学生の有志達、ご協力・ご協賛いただけた企業や団体の方々、そして主催者のメンバーで約300人の参加となった。
そして市長からの挨拶などでパーティーは始まりしばらくしたころに、司会から声がかかり音楽に合わせて私は入場をさせていただいた。
今回の仮装はパイレーツオブカリビアンのジャックスパロウである。本当は大阪であるのでくいだおれ太郎くんの衣装などでいきたかったのだが、衣装の手配が間に合わないため、手近にあったこの衣装で臨ませていただいた
年代的にジャックスパロウはわかるかな?と心配であったが、お子さんも父兄の方も喜んでいただけ、温かく私を迎えていただくことができた。
そしてお宝としてお菓子や風船を皆さんに配らせていただいた時に、とてもうれしそうな顔をして手にする子どもたちを目にすることができ、私たちも嬉しい気持ちになった。
そして皆さんと一緒にビュッフェスタイルの夕食をいただきながら、大人から子供までいろんなお話をさせていただくこともできた。また多くの参加者から一緒に写真を撮ってくださいとまで言われたり、小さなお子さんが遊びに来てくれたりで今回の取り組みがすごく報われたような気がして、ひょっとしたら参加者以上に私の方が元気をいただいたような気もした。
そして終了時間を迎えることができ無事に皆さんを見送り、私たちは会場の片づけを行いながら、今回のプロジェクトや明日の本番のことを話したりして、何とか無事に1日を終えることができた。
さ~明日日曜日は本番である。ただ天気予報は微妙。ただひらかたパークは多くは屋外での遊びが多いため何とか晴れていただきたく思う。それを願ってレインマンの又右衛門は、てるてる坊主を作って陰から応援させていただいたく思っている。明日天気にな~~れである。
今回、立案から企画、現場での対応までを行われた中野委員長には本当に頭が下がる思いである。そして短期的な関わりになってしまった私にも温かく接していただけ本当に感謝である。とても多くを学ばせていただけました。ありがとうございました。
さ~能登の皆さん。疲れきるまでしっかり遊んで元気に帰ってください。そして皆さんに再びどこかでお会いできますことを楽しみにしています。ではでは~~。またね!!!
最終日の今日は、本年に電撃的な出逢いによって沖縄にて一緒にプロジェクトを起ち上げるパートナーとミーティングと契約書の確認などをおこなった。
そして新しく起ち上げるプロジェクトの方向性の確認。メンバーの選出。今後の進め方などに話し合いをしたが、全く同意見であり、とんとん拍子に前に進めることができた。
現在ではハウスが約4000坪、露地を含めると20,000坪を超える栽培面積になっているパートナーと今後一緒に事業が進めながら、今後の花き園芸業界の担い手も育てていくことができることは本当にありがたいことである。また今回バラエングループが関わることで足りなかったピースを埋めることなり大きな歯車を動かすことができたことになったようで、お互いにとって本当にありがたい縁であったと言える。並行して万博や海外でのプロジェクトもあるが来年は沖縄での3月のプレオープンや夏のグランドオープンなどが控えているので、しっかり頑張っていくことを約束し、来月の再訪を約束して、時間となったので私は帰路につくことにした。
そして帰る途中には、東南植物楽園の方にお勧めいただいた隣接する当南食堂にてソーキソバをいただき、最後に植物楽園の方にご挨拶をして帰ることした。
今回東南植物楽園の皆様には本当にお世話になった。素晴らしい展示に加え、皆さんのホスピタリティは感動ものであった。玉城さん。仲井間さん本当にありがとうございました。このご恩はしっかりと胸に刻ませていただきました。また今後は一緒に取り組み、盛り上げていくことなどの話もできとても有意義な訪問となりました。年内に宿題である資材を持ち込み、案内もさせていただきたいと思っていますのでその時はよろしくお願いします。
というわけで今回の沖縄訪問も素敵なご縁をいただき、また学びもいただけることになりました。きっと面白いことができるようになりますので乞うご期待です。
さ~~そろそろ搭乗の時間なので出発ゲートに向かいます。無事に帰国できますように・・・・
ではでは~~~~~。
今日も昨日に続き、日本植物園協会 第3分野としての活動である。私は別手配のレンタカーで集合場所に向かうことになる。
昨日宿泊していたホテルで朝食をとり出発のために部屋へ荷物を取りに行くとき修学旅行生と一緒のエレベータで移動したときに彼女らはとても清々しい笑顔で話しかけてくれ、たった数十秒の間であったがとても良い気分にさせていただき、一昔前のPTA会長をさせていただいた時を思い出させてくれた。そして車に乗り込み優秀かそうでないかよくわからないNAVIと会話しながら目的地である年泰ドリームセンターへと向かった。
車を走らせ約1時間30分で現地付近に到着。時間に余裕をみての出発であったのもあり集合時間まで1時間少々あったので付近を散策させていただいた。ここ熱帯・亜熱帯都市緑化植物園には沿岸部の植栽において参考になる事例もあり少し見学をさせていただいた。
また近くの施設でお茶を飲みながら植栽を拝見させていただいたりした。
そしてそろそろバスでのご一行が到着の時間になったので熱帯ドリームセンターへと向かうことにした。そしてほどなく一行も到着されたので合流し、園内の見学をさせていただいた。
まずは売店をとおりメインの植栽を見学させていただいこの園の歩みなどをお聞かせいただくことができた。
沖縄ということもあり胡蝶蘭やバンダ、デンファレなどラン類が素敵に飾られていたのに加え、ビカクシダ各種やソーセージツリーなどユニークな植物も多く展示されていた。
また沖縄の寄生植物や菌類、ラン類などのパネル展示も行われており興味深いものが多くあった。
そしてもっとゆっくり見たかったが団体行動であるので、再度訪問してゆっくり学ばせていただきたいと思う。2月には日本でさきがけのラン展が開催されとても素敵な展示なので、機会があればその時に来ることができればと思いながら園を後にした。
そして熱帯ドリームセンターを出発し、皆さんと最後の食事をとるためにブセナへとむかった。そしてランチ会場に到着。なんとリッツカールトンである。これも主催園である東南植物楽園の方が、植栽の参考にもなるであろうと選んでくれた。本当にありがたい。まさかリッツでソーキソバをいただくとは思わなかったので、嬉しいサプライズであった。そして美味しいソバをいただき、植栽を拝見したのち、帰宅される皆さんをのせたバスを見送らせていただき、ここで第3分野の皆さんとはお別れとなった。素敵な2日間をありがとうございました。また半年後の総会で再会できますこと楽しみにしております。
そして私は今回の会議でお近づきにさせていただいたネオパークオキナワを単独で見学をさせていただくことになり、園の方に連れられて訪問をさせていただいた。
ネオパークに到着した時間はバードショウが開催されるタイミングであったので、せっかくなので見学をさせていただいた。
私たち観客の間スレスレに滑空する鷹たちに少々驚かされながら、とても楽しませていただくことができた。
バードショウが終わると隣接するSLに乗ってまず園内を1周させていただいた。
そしてSLを降りると一度見てみたかったスナネコを見学。他にもワオレムールなどを楽しみながら見学、また今度は徒歩にて園内を見学。
フラミンゴなどの鳥を見学しながら園内を楽しませていただいた。
またふれあい牧場ではリクガメやカピパラなどに触れられることもでき来場した子どもたちに混ざってとても楽しませていただくことができた。
そして全ての施設をガイド付きで案内していただけるというとても贅沢な時間を過ごさせていただくことができ今日も本当に素敵な1日となった。植物園そして進化生物学研究所において大先輩の宇栄原さま本当にお世話になりました。また私から提案させていただけることもありますので近く再訪いたします。
そして視察の行程は全て終わり、ホテルにチャックインした後、沖縄においての最良のパートナーとディナーミーティングに出かけ、夜遅くまで打ち合わせをさせていただき素敵な1日を終えることができた。
沖縄2日目。午前中は名護周辺で活動。そして午後からは今回の沖縄訪問の第一目的である日本植物園協会 第3分野 視察&会議に出席するために、第3分野メンバーとの合流である。
合流場所は「ビオスの丘」である。他のメンバーは空港からのチャーターバスにて現地入り。私は前乗りのためレンタカーにて現地で合流させていただいた。私の出席と言うこともあり、少し雨混じりの中であったが、施設内を案内していただいた。
まずは展望台から辺りを一望できるところから変化していく植生などについてお話をいただくことができた。
この日は休園日ということもあり、ゆっくり説明を聞きながら歩くことができた。この施設は沖縄の植生を大切にし、自然を楽しんでいただけるように、様々な取り組みをされていた。
途中木の葉を良く見ると「アオミオカタシニ」を発見。まるで宝石のようにも見えて美しく可愛くも感じる。
また沖縄らしくヘゴの木も多くみられる。
またフィカスで作られた家の造形物もとても素敵であった。
これは龍。辰年生まれの私は龍への憧れも強く、観ているだけでワクワクさせていただけた。
途中では船に乗せていただき池から自然を観察させていただき、普段では見られない角度から拝見できたのでとても面白かった。
船を降りると再び施設内を歩きながら、とても丁寧に案内もしていただけた。また写真は控えさせていただくがバックヤードも案内いただけ、参考になることが多くあった。
視察を終えると次の訪問先であり、今回の分野別会議の主催園である東南植物楽園へと向かった。
到着後、荷物を預けて、早速周回バスに乗り、園内を案内いただけた。
ここには、沖縄ならでは植物に加え、動物たちもいて多く人が楽しまれている姿が印象的であった。
そして入口にある売店兼動物に触れあえる場所では、小さな子供たちが、モルモットなどに触れながらとても楽しそうにしていた。私は落ちつきがないかのようにゲージ内をクルクル回るアルマジロがとても気に入っていた。
また施設内には特別展示として昆虫の展示があったので見学をさせていただいた。
とても格好いいカブトの生体が展示されていた。
これは虹色のクワガタ。写真はうまく撮れなかったがタマムシのクワガタバージョンのようなものである。初めて見たので感動的であった。
他にはちょっとグロテスクであるが海外の巨大なゴキブリやコオロギ、他にはサソリなどゲージに入っていなければ、悲鳴をあげてしまうような昆虫が多くみることができ、とても興奮させていただいた。これを見ると子どもたちはこの場からしばらく離れたくないだろうと思えた。
そして一通りを拝見し、次には駐車場を挟んで反対側にあるエリアを案内いただいた。
こちら側には、トックリキワタ並木やマダガスカルのザーバオバブなどか植えられていて、とても興味深く拝見することができた。
そして東南植物楽園と言えば、やはり日本一のユスラヤシ並木。ここに来るのは4回目であるがその度に、この風景には毎回釘付けになってしまう。何度見ても素敵な場所である。他にも多くの場所をとても丁寧にガイドしていただきながら視察をさせていただき、陽が落ちかけてきたので、一旦会議室に戻ることになった。
そして視察に続いてテーブルでの会議に入り、日本各地から集まった各園から順次、近況報告などを行うことになった。そして私も報告として海外での農地や管理地についてと、沖縄での新しいプロジェクトについて報告をさせていただいた。
そして各園の報告が終わり、順次議題を進めていき終了する頃にはすっかり日も落ちたので、参加者みんなで夕食会場へと向かった。
明るかった時とは全く別の感じである赤くライトアップされた門をくぐり園内の食事会場へと入り、美味しい食事をいただきながら色々と情報交換させていただき会員同士で懇親を深めることもできた。そして食事終了後再びバスに乗り、イルミネーションで昼間とは全く別の顔をした園を再びバスに乗り見学させていただいた。
約30分間バスにて案内いただき、続いて昼間の見学同様に駐車場を挟んだもう一つの園を拝見させていただいた。
ただこちら側は、良くある派手なイルミネーションでなく、とても柔らかな灯のイルミネーションである。
これらは世界初のエコイルミとして電力最小限をめざしたイルミネーションとのこと。確かにイルミネーションには電力を使うし樹々にも負担がかかるかもしれないので、この取り組みはとても素晴らしいと思った。そしてどんな煌びやかなイルミネーションより輝いていると言える。拍手喝采である。引き続きこのような取り組みを拡げて欲しいと感じた。
そしてこの日の視察を全て終え、各自ホテルへと向かい、私もレンタカーにて自己手配のホテルへと向かうことにした。今日一日とても価値ある日となった。ご案内いただけた皆様に本当に感謝である
さて明日は再び北部へ向かうことになる。これもまた楽しみである。
今日から4日間11日より沖縄である。前回は結構雨が降ったため、今回も雨を気にしながらの訪問である
いつものように伊丹空港へ向かい、検査場を通過。そしてエレベータでラウンジに向かう。そこで足元にボーディングパスが落ちているのを見つけて、カウンターに届けてあげなければと拾い上げ、名前を見てみるとそこにはNOBUYASU KANAOKAと書いてあり、一人照れ笑いをしながらチェックインを済ますことになった。
天気は私には珍しいとても良い天気。海を見ているとオキナワ!という感じがする。そして予約したレンタカーの手続きをするために、バスに乗り込み営業所へと向かう。到着後はアナウンスに従い名前を呼ばれるまで皆さんと一緒に待つことにした。
バスに乗る際の順番では割と早い方であったので、ほどなくして呼ばれるかと思っていたが中々呼ばれず、やっと呼ばれたと思ってカウンターに向かおうとした時に、違う方も立ち上がりそのまま手続きをされたので、気の弱い私は聞き間違いかと思い、引き続き待つことにした。
そして最後の人が呼ばれて、待合室にはポツンと私だけが・・・。しばらくして係りの方が、お手続きですか?と声をかけてきたので、それ以外に何の用事があるのかな~~と思いながら免許証を提示し少し遅くなりながらも無事出発することができた。
そして車で約1時間、沖縄でのプロジェクトを一緒にさせていただくパートナーのハウスに到着、合流できたので、まずはプロジェクトの中心地である用地を視察した。用地は客土も進み、今年中にはハウスの建築に入る予定。とても楽しみである。この場所は伊差川ICに面していて、2025年開業予定のジャングリアに向かう幹線道路に隣接し、今後開発が進む絶好の立地である。
ここで同じ想いをもち、方向性が一緒であるパートナーと大きなプロジェクトを進めていこことになる。予定では来春にプロジェクトの起ち上げの報告をし、来夏のグランドオープンをめざしていくことになる。きっと花き園外業界内外の方にご利用いただける施設にできると思うので、皆様にも楽しみにしていただければである。
そして途中で美味しいそばを、さっとかきこみハウスへと向かった。
ハウスでは先日大阪より送ったセネガルのバオバブやタイのエレファントイヤーなど元気にしてくれている。やはり沖縄の気候の方が彼らにとっては喜ばしいのであろうと感じた。
その後は各種契約事項と書類の確認を行った後、近くのスーパーで買い出しと食事を行ってからホテルへと向かい、パソコンに向かい合いながら深夜眠ることにした。
明日は中部にての活動。また違ったパートナーとの再会があるので楽しみである。