四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今年2回目の秋田へと向かった。今回も早めに飛行機&ホテルは予約をしていたので安くいくことができたが、言い訳だがバタバタしていてレンタカーの手配を忘れたのを出発の飛行機を乗る前に気づき、少し不安ではあったが、ま~~このシーズンいくらでもあるだろうと気楽に考え飛行に乗り込んだ。
着陸前にはのどかな風景が目に入ってくる。そして到着。5つあるレンタカーの窓口に空車はありますか?と聞いたところ全て予約でいっぱいであるとのこと。驚きである。
ただ驚いていてもどうしようもないのでとりあえずリムジンバスで秋田駅に向かった。電話で何件かあたったところ何とか1件 ガソリンスタンドがサービス提供しているレンタカーで軽トラックと小さな乗用車だけありますとのことで、すぐさまお願いをして、駅まで迎えに来ていただき、事なきを得た。
そして出発から1時間強で目的地付近の村に到着することができた。そしてまずは氏神様にご挨拶をして目的地に予定時間より少し遅れて到着することができた。
到着がちょうどお昼であったため、特製のきりたんぽ鍋や地元のミズなどの山菜をいただきながら、新しい取り組みについてなどをお話させていただいた。
そしてしばらくして松の圃場(ほじょう)を視察。生育状況などを確認させていただいた。畑によって若干の差はあるが、比較的に苗はしっかり根付いているようである。
また本年末に出荷できる畑も今のところ順調で、今年の年末が楽しみである。
さらにメロンやネギ、玉ねぎなどの生産現場も拝見し、今年新しく開発し特許申請できた自然生態系調和型資材について検討を進めることができた。これもまた楽しみである。
そして再び生産者の自宅兼事務所にて、今後について話し合い、大まかの方向性について確認をすることができた。ただ田舎特有の時間の流れと、植物の仕事であるために、全てがビシッと決められるものではなく、少し緩くなってしまうところもあるが、しっかり順序を経て、焦らず、慌てず、植物にとって生産される方々にとって、より良い方向を導き出していければと思っているので皆さんにもご協力いただければと思っている。
そして緩い流れではありながら、しっかり前に向く意義ある話を終え、再訪を約束して、宿泊地へと向かった。
ホテルに到着し、しばらくして近くの川反通りで夕食をとることにした。お店は何度か訪れた店で、私たちのことを覚えていただいており、再会を喜んでいただいた。そしてお気に入りのものを注文。
喉を潤しながらしばらくして運ばれてきたお気に入りの食べ物がこれである。
納豆と海鮮などが入っており、自家製のお味噌を混ぜ込んでいただくものである。
その名を「エロ納豆」。はじめてメニューを見た時に、どんな納豆と思い、メニューに書いているのに気づかず、いろんな想像をして尋ねてみたところ「ま~食べてみんしゃい」とのことで食べたらとても美味しくて、それから行くたびにリピートしている一品である。そしてしばらくエロエロな(色々な)ことを話し合い、夜食の焼きおにぎりを手にして部屋に戻ることにした。
部屋に戻るとたまっている宿題をするために、せっせとパソコンに向かう。眠くなりかけたところで持って帰った焼きおにぎりでチャージを行いながら、何とか朝までにはとりあえずのところを終えることができた。
そして深く眠ると寝坊をしてはいけないので仮眠をして朝一番でさっと食事を済ませレンタカーを返却し、その足で近くを散策することにした。
まずは日本の公園100選に名を連ねる「千秋公園」を訪ねた。ツツジや藤は見ごろを終えてしまっていたが、蓮などの水生植物と新緑がとても美しく、清々しさと、今後のプロジェクトにいろんなヒントを得ることができた。
そして芸術ホールであるミルハスなどを見学。素敵な建物であった。そうこうしているうちに出発時間が近づいてきたのでホテルに一旦戻ることにした。
その後、昨日食事をした繁華街である川反通りに沿って流れている(正確には川に沿ってある繁華街ですが・・・)川を観に向かった。
ただこの川の流れる景色を観るためには橋の向こう側に行かなければならないが横断歩道がないため地下道を通るしかないので、初めてこの地下道を通ってみた。当たり前かもだが薄暗い。少しだけではあるが不安を感じた。
ほんの少し進むと陽が差し込んでくる。何となく日々の自分と重ね合わせながら歩いていた。
さらに出口に向かうとその光はさらに強くなり、輝く緑が目に入ってきた。その光景を見た時に、あらためて自分の進むべき道を確信できたように感じた。
そして地下道をくぐったところには、新緑の下で透き通った緩やかな流れの川。そして優雅に鯉が泳いでいた。そしてしばしその光景を眺めていると色々な悩みが流されていったように思えた。
そしてそこにあるメッセージの「川は心のふるさと」という言葉が全てを包み込んでくれた。
短い間の秋田であったが、目に見えているものよりも、はっきり見えてはいなくても、とても素敵なものを得ることができた。
さ~週明けも出張からのスタート。張り切っていこう!!!