四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

最終日の朝も、鶏のように朝目が覚め、昨晩やり残したことを朝から行い、さっと食事を済ませた後、社内のWeb会議を行った。

 

内容は間近に迫った大阪・関西万博の植栽施工に関するものである。弊社もいくつかの国の植栽に関わらせていただき、施主さんやクライアントとの最終調整などを行ったりした。そして気がつけば次のミーティングの打ち合わせの時間が迫っていたので慌てて荷物をまとめてチェックアウトし、レンタカーを走らせ約束時間ギリギリでミーティング会場に到着することができた。

このミーティングは今回の沖縄名護プロジェクトの発起人でありキーマンの方と、チーム編成など様々な確認事項を行い、今後の構想をについて制限時間まで語り合うことができた。

そして、ほど近い拠点に向かい建築中ハウスに電気工事の打ち合わせで立ち寄り、確認作業を終えて、東南植物楽園へと向かった。高速道路は工事をしていたものの渋滞もなく、予定より少し早めに到着できたので、隣接する食堂にてランチ。今回は「みそ汁」をいただいた。沖縄で「みそ汁」と言うとドンブリいっぱいの野菜とスパムが入った汁に、白ごはんがついたもので、とてもヘルシーで美味しいものである。(またもやお腹を空かしていたので写真はないですので気になる方はネットで検索をしてみてください。)

お腹も満たされ準備万端で約束の時間をむかえたので現地に向かうことにした。東南植物楽園は去年の11月に開催された日本植物園協会の分野別会議の開催地であり、3ヶ月ぶりの訪問である。そしてその時には、触れる程度でしか話すことができなかったバラエングループの取り組み紹介と情報交換のための再訪である。

 

そして到着させていただくと日本植物園協会でとてもお世話になっている玉城さんと仲井間さんに出迎えていただき、早速会議室にて情報交換をさせていただいた。

その中で私たちの植物や環境に対する取り組みを話させていただいたところ、園も全く同様に考えておられ強く共感いただくことができた。また高みを目指す植物園ならではの取り組みや課題もあり、私たちの技術を有効につかっていただく提案もさせていただいたところ、早速試験に入っていただくこととなり、私としては双方にとって良いミーティングになったと思っている。また東南植物楽園さんは系列施設もあり母体が医療系と言うこともあるので、環境や人と植物の関係において、様々な取り組みをしながら最適解を求めていかれると思うので、私たちの活動がその一助になればとても嬉しいことであると感じた。

長い時間ミーティングをしていただいた後、園を見学させていただき、3月の再訪を約束して帰ることになった。出口では私たちの車が見えなくなるまでお見送りいただき、来場者に対する心遣いは本当に素晴らしい園であることを再認識させていただいた。

そしてここで沖縄でのパートナーとお別れし、名残惜しいが私は帰路に着くことになった。帰りの道路も渋滞などなくレンタカーの返却場所に到着。そして空港まで送っていただき、搭乗手続きを終えて、搭乗口へと向かった。

搭乗予定機材の遅れに伴い、少し出発は遅れたが、無事に離陸。その機内でこのブログを書かせていただいている。沖縄の生産者が温めてこられた取り組みに、迎え入れいただき約1年間でトントン拍子のように物事がすすみ、新施設を建てるまでに至ったことに、私も驚いている。きっとパートナーもこの加速を同様に感じていると思う。本当に楽しみである。

今回の沖縄ブログの初めにも書かせていただいたが、まずは何といっても大事なのは沖縄地元のキーマンである。それも土地を持っているとか、植物を豊富に持っている、資金が潤沢であるとかではない。地元の人や環境を考え、先を見据え様々なことを立案できる人。このような生産者は正直中々いないのではと思う。そのような人物を起点に、植物の知識、管理などにおいて日本でも秀でた能力を持つメンバーが加わり、縁あって1年前に私も加わることになった。そして何度も夜遅くまで語り合い、本音で想いをぶつけ合うことができた結果、お互いがリスペクトし合うことができる関係となり素晴らしいチームが産声を上げることになった。

さらにまた今回、新しいメンバーも加わり、さらに手がけられることが増え、このチームであれば今まで業界で完結できなかった領域のことができると考える。

いずれどのような活動名であるか?メンバーは?など施設のプレオープンには、公開させていただければと思っている。きっと業界の方々は、その組み合わせに驚いていただけるかと思うのでご期待いただければと思う。

そして私たちの国内外のパートナーや各生産管理地と連携を図り、先人の功績や技術を継承しながら新たな思考を加え、植物のため、植物に関わる人のためになる拠点をめざしていきたいと思います。しかしそこは私がめざしていた到達点ではなく、まだまだ第1章の幕開けです。これからは、同じ想いをもった植物が好きな人と一緒に感動的な物語を作って行ければと思っています。興味がある方は是非繋がっていただければと思います。そのような人に出逢えることを楽しみにしています。

 

みんな~~自分の会社の肩書や役職もおいてきて、選手に戻って一緒に植物(野球)しようぜ!!!!!

清々しい朝といっても外は真っ暗のためデスクワークを行い、ラジオ体操をした後、昨日のメンバーが再集合して、周辺の山や造園屋さん、生産者を訪問させていただいた。

山には魅力的な植物が沢山あるが、それらを採取すると言う目的ではなく、それら植物から学ばせていただこうと思いながら、色んな所を案内してもらった。

また造園屋さんや、材料屋さんもいくつか周らせていただいた。写真のトックリヤシは、素敵な表情をしているので根強い人気があり、私も昔から扱わせていただいたこともある。

またユスラヤシや八重山ヤシなど、沖縄らしいものも多く見かけることができた。

そして今の時期はちょうど各地で桜祭りが開催されており、街中でも大阪より一足先に桜を感じさせていただいて来た。

お昼には地元のお店で私はトーフチャンプルを食べながら、引き続き昨晩と同じようなテンションで語り合うことになった。

その後本部(もとぶ)周辺まで来たので、熱帯ドリームセンターを再訪させていただいた。昨年の訪問時にも書かせていただいたが、ここには魅力的な植物が多くあり、目の保養となる。

何回来てもゆっくり周りたくなるが、夕方から打ち合わせがあるため、駆け足で周らせていただくことになった。

ちょうど来月から始まるラン展準備もあり、様々な方が集まっていたので、ご挨拶をさせていただき、時間ギリギリまで過ごさせていただいた。

そして再び、拠点のハウスに戻り、建築会社の方々や、金融機関はじめこのプロジェクトに賛同し支えていただいている方々と現地確認しながら、今後の構想などを話させていただき、共感していただくことができた。そして皆さんをお見送りして、一旦ここで仲間とは解散し、私は別の用事があるのでホテルへ一旦戻ることにした。

 

そして荷物を部屋において再出発。そして用事を済ませて再びホテルに戻り、山積みとなったメール対応やデスクワークを行い、日付も変わってしまったので、ここらでブログ書きを終えて明日に備えることにします。おやすみなさい。

先週 例年にない寒さのタイから戻り、少し平年より暖かい日本に戻ったがやはり寒いな~~と感じながら沖縄へと向かった。

 

今回は昨年起ちあがった沖縄プロジェクトの候補地を確保し、実際に着工が始まった施設の進捗状況と現場にて各関係者との打ち合わせ。そして日本植物園協会でご一緒させていただいている東南植物楽園への訪問である。

いつものように朝一番の飛行機にて那覇空港向かい少し遅れて到着。駐機場にはジンベイザメがラッピングされた飛行機が停まっていた。初めてではないが見た目に可愛らしく到着早々穏やかな気持ちになれた。

ジンベイザメと言えば若かった頃、市場の懇親旅行に出かけた際に、同行者と、現地でたまたま知り合った人にジョークで「ジンベイザメをプレゼントするよ!」と笑いながら言ったのだが、その方にとっては冗談ではとっていただけなく、申し訳ない思いをさせてしまった経験がある。その際にも謝罪はさせていただいたが、あらためてお詫びを申し上げたいと思います。このブログを読んでいただいていることは万が一にもないだろうが、この気持ちが何らかの形で届いていただければと今でも思っています。

そして到着口をでてレンタカー会社のバスに乗り、レンタカーに乗り換えて、パートナーである生産者の圃場へと向かった。途中は渋滞やトラブルなくの走行であるが、万博や他のプロジェクトの電話が鳴り続き、安全第一なのでPAに停まったり、Bluetoothにて対応したりしながら気がつけば宜野座に到着をした。

事務所で再会を喜び合い、簡単に挨拶をしたのち、仲間とともに少し遅めの昼食をいただいた。昼食はやはりソバ。ただあまりにもお腹が空いていたので、写真を撮るのを忘れてしまった。

そして、パートナーとともに今回のプロジェクトの拠点となる伊差川へと到着。そこには昨年末から建設に入ったハウスは骨組みが建ちあがり、圧倒的な存在感を見せていた。この場所は幹線道路と自然が交差する名護では一等地と言える立地条件である。さらに今年夏にOPENするジャングリアに将来的に繋がる道にも面する予定で、沖縄において将来もっとも成長する有望な場所であるのではと思っている。

そのような場所に最大の高さ10mのハウスなどを配して、植物中心に、飲食や物販、スポーツなどを絡めた取り組みをしようと考えている。ここではプロジェクトの内容はこの辺にしておくが、この取り組みは先人の功績や技術を踏襲し、さらに新しい文化や技術、感性を注入した今までなかった植物の流通と交流の拠点にしていければと考えているので乞うご期待である。

そしてパートナーと共に、ハウスや周辺状況のチェックを行い、あらためてここまでくることができた喜びをみんなで分かち合うことができた。

現地施設のチェック終了後、一旦ホテルにチェックインし、再度集まりみんなで食事をしながら打ち合わせをさせていただいた。この打ち合わせにはこの構想を長年温めてきた中心的存在の地元生産者と、植物の知識において日本で指折りの活動家、そして又右衛門と互いが秀でた能力を理解し、その活動をリスペクトしている者同士が揃い、さらに今回から植栽において経験と知識、技術を有した凄腕が加わり、まさに役者が揃ったといえる状況でテーブルを囲むことができた。

そのようなメンバーが集まっているので、当然会話は盛り上がり、店中にその声が響き渡るほどのものであった。その人物は誰かな?と思っていただける方もいるかと思うが、みんな私と同じでとてもシャイなので、現段階では伏せているが、3月にはハウスが建ち、順次植物も配置され、初夏までには構想の数十%ぐらいまではできあげられるかと思うので、その際には、施設名も含めてご紹介できるかと思うので、興味がある方は楽しみにしていただければと思っている。

そしてラストオーダーも振り切るほど、飲んで食べて語り合って、さらに互いの信頼度が高まり結束力が高まるこの上ない決起集会になった。大興奮である。そして追われるように店をでて、ホテルへと送っていただいた。本当にエキサイティングな1日となった。

さ~~明日は、山や街での材料探しなどの予定。これまた楽しみである。

今日は日本青年会議所 京都会議 会場にて開催されるNPO法人 国境なき奉仕団の理事会・総会に出席のため前日より京都入りをしていた。

昨夕に京都駅に到着。まずは重たいリュックをホテルに預けて、総会前夜の懇親会に出席のため祇園方面へと向かった。歩いて45分ぐらいなので、いつもなら歩くが、数日前から腰痛がひどくなり、今回ばかりはタクシーの贅沢をさせていただいた。

そしてメンバーが集まる会場に到着。各方面で活躍される方々と再会を喜び合い、早速宴が始まった。

そして美味しいとり鍋をいただきながら、時には真面目に、時には熱く、時には笑いこけながらのとても楽しい時間となった。その後二次会にもお誘いいただいたが、腰痛は収まらずのため、一足先にホテルに戻り、腰をゆっくり伸ばし休めさせていただいた。

翌朝は少し回復したので地下鉄にて移動し、会場である国際会館に到着した。

入口には看板があり、20年前に卒業した青年会議所に懐かしさを感じながら、会議室へと向かった。

会議室には定刻前であったが既に多くのメンバーがそろっており、あらかじめ御用意いただいたところに着席させていただき会議開始までの準備をさせていただいた。

議事開始前に本年度副会頭が来られ挨拶をされたのちに、当団体の理事長である松山政司先輩の挨拶にはじまり理事会の各議事が進められていった。

今回は昨秋に開催した能登復興支援プロジェクトの報告や新しく組み直し大幅に若返りをさせた組織体制の発表などもされ、時間いっぱい活発な意見交換もなされ、新年度に向けて意思疎通ができた。そして休憩を挟んで総会も滞りなく終えることができ、1年間のスタートとなった。

またメンバーには昨秋開催した「がんばろう能登~ひとりじゃないプロジェクト~」の想い出アルバムが配布され、持ち帰ることにした。

 

終了後はランチにお誘いいただいたが、腰痛で皆さんに気を遣わせることになってはいけないのと、接骨院にて治療をしなければならないので、そのまま帰宅することにした。

そして帰宅しアルバムをみながら参加者やメンバーの素敵な表情やジャック・スパロウに扮した又右衛門自身を見ながら当時のことを思い返していた。

今回の理事会・総会にて監事も講評でおっしゃられていたが、様々な災害支援など活動がないことこそが本当は良いことではあるが、日本は様々な危険にさらされている災害大国。色んなことを想定して有事には実際に行動に移せる組織でありメンバーであろうという言葉に大いに共感させていただきました。

 

さ~安寧な1年間を祈りながら、いつでも動ける心構えで活動していこう。そしてまた1年後にこの場所で会えることを願うばかりである。

南での活動を終えて、バンコクに戻る。バンコクではチャドチャックにて、パートナーに新年の挨拶回りをしながら、真新しいものがないかをみてまわることにした。

 

今回は比較的出展者も少ないのもあり、最盛期でもないことから真新しい植物を見つけることはできなかった。

ただ全体的にオージープランツの人気が高いのか、以前の人気から導入したものが大きく育ってきたためか、比較的多く販売をされていたように感じる。

この他には、あまり興味がわくものはなく、足早になったのもあるが、二十数年来の涼しさもあり、普段なら給水や日陰で避暑しなければ歩き続けられないところを休憩なく歩けたので、思ったより早く巡回を終えることができた。

そして以前から取引のある流木の出荷者のところを訪問した。この方はとても丁寧な仕事をしていただけ信頼できる方々である。また価格も良い感じである。

本来ならば昨夏に日本に到着予定ではあったが、書類不足とのことで出航できず、その後中々許可が出ずに、未だにタイにて留め置きになっていたのである。

流木の手続きは煩雑極まりなく本当に厄介で手間と時間がかかるため、場合によっては次回からはインドネシアなどに変更しなければならない可能性が高く、そうなると最後にシッピングになるため、コンテナのスペースを有効にするために追加で選別を行ってきた。

ラインナップはテーブルになるような大きなものから、チランジアをつける小さなものまで追加したので、到着を楽しみにしていただければと思う。

そんな感じで今回のタイ訪問の全てのスケジュールをこなし、最後のパートナーと打ち合わせかねて食事を行い、時間となったので預けてあったキャリーバッグをホテルでピックアップ。そして最後のパッキングを終えて、ホテルを出ようとした時に、パスポートがないのに気づく。辺りを見回しても見つからない。そして最後に食事したところになどを思い出しながら、途方に暮れかけていた時に、パスポートが出てきてくれた。かなり焦り帰国できないと思っていたので、本当に嬉しかった。相変わらずの又右衛門である。

そして何とか気を落ち着かせてから、重たい荷物を引っ張りながらガタゴト道を進んで駅へと向い、電車を乗り継ぎ、無事にチェックインすることができた。

チェックインの際にはAPECカードを一瞬見失いまたもや焦ったが無事に見つかり、出国手続きを終え、出発までの時間で最後のブログを書いている。

タイに定期的に訪問するようになってから2年半ぐらいであろうか、少しずつ形になってきたのを感じる。それは単にタイにある植物を輸入する。日本の植物や製品を輸出するというものではなく、タイにて農場や拠点を構えて活動するまでにこぎつけることができた。さらにはタイのビッグカンパニーと協力関係をもち新しい展開を始める構想までを投げかけていただけるようなレベルにまでになれたことは大きな成果だと言える。

何とかあともう少し頑張り、これを形にして、日本の留守番を任せてきたスタッフの努力に報いたいと思っている。そしてタイ訪問を繰り返す又右衛門の素行を疑ってきた方々を驚かしたいと思う。冗談だが・・・・・(笑)

さてと帰国したらそのまま会議、そして数日して沖縄や八丈島そして海外と続く。さらに並行しで大阪・関西万博も施工の大詰めとなるので、気合をいれていきたいと思う。引き続き皆さんのご支援ご協力を切に願うばかりである。よろしくお願いします。

と言う訳で、タイ紀行2025年1月は終わりです。引き続き読んでくださいね。また又右衛門活動に興味を持っていただけたり、一緒に活動をしたいと思っていただけたりした方はご連絡ください。赤いじゅうたんを敷き詰めてお迎えにあがります(^^)/

バンコクでの活動を一旦終え、昨日今日と南方面へと向かい活動をしてきた。

 

まずはビカクシダでは各国からのオーダーが途絶えない重鎮的な存在のパートナーを再訪した。

今まで多くの農場を訪問してきたが、ここのオーナーはとても著名であるが、腰が低く本当に丁寧に対応していただける。

出来上がった植物にも表れていて素敵な仕上がりである。

また又右衛門の活動もチェックいただいており、応援の言葉もいただけありがたく感じた。そして早速今来春用のオーダーなどをさせていただき、早く温かい時期が来るの楽しみに感じる。近々展示会用にサンプル輸入も行う予定であるので楽しみにしていただければである。

次に養鯉場を訪問し「マリネックス錦」の営業とタイ販売についてレクチャーを行っていただいた。

ここでは日本から輸入した錦鯉を販売だけではなくオリジナルの資材やエサも販売されていて、タイの他の養鯉場とは一線を画したものがあった。

さすが日本で長年学ばれてきたこともあって、素晴らしい鯉を扱っていられる。またマリネックスのことも知ってくれていて、使用経験もあることから、商品の説明などは私がわざわざ行わなくても、すんなり理解をいただけた。

そしてマリネックスに興味を持っていただけ、試用試験をあらためておこなっていただくと同時に、互いに協力関係をもって商品開発を行っていければと言うことになった。正直私は養鯉についての知識は薄く経験もないので、陽が差したように感じ、今後に期待を抱くことができ大きく前に進められたように感じている。大きな成果である。

そしてパタヤにあるノンヌット トロピカル ガーデンを再訪した。ここはタイでは有数の観光スポットで多くの方が海外からも来られる施設である。

広さは東京ドーム60個分ほどもあり、6割ほどが庭園や観光ゾーンとして整備されている植物と恐竜などオブジェを融合させた巨大なテーマパークである。しっかり探索すると1日にでは周り切ることができないぐらいである。

様々なテーマごとに提案がなされていて、小さな子供から大人までがそれぞれのスタイルで楽しみ学ぶことができるようになっている。さらに常時拡張が進められており、これからもどんどん見どころが増していくのでとても楽しみである。

そのような場所にて又右衛門は何用があるのかということになるが、以前からとても懇意にしていただいており、私からは日本の植物や資材や技術を提案させていただくなどをしてきており、今回も新しく開発した資材や技術のプレゼンと、御用聞きを含めたミーティングのために訪問をしてきた。

いつものように全体の管理責任者と植物管理の責任者同席で提案させていただいたところ、非常に興味を持っていただき、早速試験に入ることが決定した。特に弊社が代理店をつとめるアクアセルは管理の精度を高め、コストダウンが図れる可能性が高いと言うことと、マリネックスを一緒に使うことでさらに効果が高まると理解をしていただけることになった。

今後は試験を行い、再度3月に訪問して検証をしたいと考えている。また他の資材についても注文をいただけ早速提案をさせていただくことになった。

3日間駆け足での訪問となったがどれも感触が良く、次回の3月訪問がとても楽しみな、とても有意義な2日間となった。

 

さて明日は一旦バンコクに戻って時間のある限り活動し、深夜便で帰国となる。あと1日気合を入れて頑張ろう。

今日はバンコクから約2時間にある又右衛門エリアへと向かう日である。

 

いつものように朝、ホテルを出発。車の中でパートナーが買ってきてくれた大好物の焼きバナナを食べながら車を走らせた。

相変わらずの美味しさである。味としてはバナナと焼き芋と焼き栗をあわせたような味で甘過ぎず美味しい。露店では揚げバナナが良く売られているが、油が多すぎて私はあんまり好まない。圧倒的に焼き派である。是非皆さんも訪タイの時は食べられることをお勧めします。

そして又右衛門エリアのあるパートナーに行く途中に1件、ブーゲンビリアを多く扱うナーセリーを立ち寄った。

今回、私のスペインのパートナーから依頼を受け、ブーゲンビリアを輸出するための2度目の打ち合わせである。

長く滞在はできないため立ち話となったが、着実に進んでいるがペースアップして進めていくことをお願いして、次へ向かった。

その途中で少し気になるプランターを見つけたので、急遽車を停めて話を聞かせていただけた。この付近はコンクリート製品を多くつくられているようで同じような販売店が多く並んでいる。

話によると私たちが立ち寄ったお店は自分たちで作っているとのことで、他店より安価である。さらに私が日本で使いたいというと、さらに強化して製造し、梱包まで行っていただけるとのことであった。ありがたい話である。

このプランターはちょうど今依頼されているプロジェクトに使えそうであると考えている。納品までに時間がないため帰国後すぐに連絡をすることを約束して、今日の1番の目的地へと車を走らせた。

そして少し遅れながらも目的地へと到着。今春に納品する植物の状態をチェックした。

まずはしっかり土を除去できているかのチェックをおこなった。写真を見ていただければわかるが全く土はついていない。この他にも数本チェックを行ったがどれもパーフェクトである。ここまできれいに洗浄できるかと思うぐらいの出来栄えであった。

そしてこの状況を日本にいるクライアントさまに伝えるためにスマホでビデオ通話を行いライブ報告しながら、今後について話し合った。

そして増設する又右衛門エリア候補地へと向かったが、本当に広大である。全て使えば28ライ。1ライは1600㎡(約500坪)なので約14000坪と言うことになるが、そこまでは使えないので、まずはそのうち1500坪ほどを使用し、遮光施設をつくっていくことになる。またこの広大な土地を使って、タイにおけるとても大きな企業に力添えをいただくことになり、大きくプロジェクトが動くことになりそうで、その時には又右衛門エリアなどを言っているレベルでなく、もっと大きな取り組みになっていくこととなるであろう。とても楽しみである。

そしてこの地を一緒に運営するメンバーと様々な話をし、夢を膨らましながら、3月の再会を約束して、この日の活動を終えることになった。

約2時間でホテルに到着。今日1日の振り返りと明日の予定確認を行いながら食事をして、終了後ホテルの部屋へと向かった。

そしてごはん屋さんから持ち帰った焼きおにぎりを頬張りながらデスクワーク。そして日付も変わったので、ここらでパソコンをしまって明日に備えることに。さて明日も良い日になりますように。おやすみなさい。

2日目。今日はJETRO輸出大国コンソーシアム支援企業に選出されたグループ会社が開発・製造するマリネックス(高濃度フルボ酸液)の観賞魚用「マリネックス錦」の活動を行ってきた。

まずは一件目の養鯉場に訪問。ここは前回訪問時に興味をもっていただけ、積極的に導入と場合によっては代理店として手をあげていただいたタイにおける有数の養鯉場である。

到着すると担当の女性2名がすぐに出迎えていただき早速事務所にて経過報告と今後について話をさせていただいた。

まずは1ヶ月使ってみて、鯉の病気治療や健康維持に良い結果が現れましたか?と聞いたところ、正直目立った好転はみられていないとのこと。ただ感覚としては良いように感じているという程度であった。又右衛門としては良い結果が出せると考えていたのでとても残念であった。ただ良く話を聞いてみると希釈倍率を200倍ほど間違えテストしていたとのことであった。それでいながら少しは効果の兆候があったということから、まだまだ大きな期待ができると感じた。

そして是非試験を引き続きしたいとの要望があったので、再度使用方法を伝え、給餌と治療に使いながら進め、3月にあらためて訪問することになった。きっと今度こそ結果を出せると思っている。また担当の女性は若く、飲み込みも早いと思うの今後に期待をしたいと思う。

そして続いてもう一つの有力な養鯉場へと向かった。前回訪問した時に、約束を忘れられ病院へと行かれていたところである。今回はオーナー自ら私たちを迎え、話を聞いていただくことができた。

私からはマリネックスを使うことで、鯉の●健康増進●病気対策●水質改善(有害物質除去)●細菌の繁殖防止などを伝えさせていただき、さらに100%天然素材で作っているので副作用もなくとても安全であることを伝えたところ、ひとつ返事で早速テストしたいと言っていただけることができた。

 

一両日中に納品させていただいたのち、すぐに試験を始めていただき、3月に再訪問をして、ミーティングを行うことになった。連続して良い方向で進んでいきそうで、これだけでも今回タイに来た甲斐があったようにも思った。

そして気分上々のまま、次の訪問地である大手物流会社をめざした。今回の訪問は、3月に日本へ輸出する植物の輸送について打ち合わせをおこなった。この会社は実績もあり心配はしていないが、とても大事なプロジェクトに必要で、絶対に失敗ができないため、冷蔵コンテナの温度や湿度の設定などの打ち合わせを入念に行わせていただくことができた。

また今後の輸送についてなども話し合い、引き続き協力関係を保ちながら進めていくこととなった。

 

以上でこの日のスケジュールは終了。無事1日のノルマをきちんと終えることができ大満足である。さ~~明日もしっかり結果を残せることを祈る。楽しみだ。

活動初日は、まずは1週間滞在の朝ごはんなどの買い出しや植栽の定点チェックなどを行った。

ホテル近くのショッピングセンターのEmsphereはOPENから2年が経ち、植栽も随分しっかり茂り始めていた。

店舗内のPOTに植えられた植物も何度か入れ替えられており、精度が高まってきたように感じる。

また玄関から最寄り駅であるプロンポン駅に向かうコンコースも、何度か入れ替えをされたようで定着しつつあった。

そして駅に隣接するEmporiumでは、完全に定着したグリーンの壁面を確認することができた。

そして店内に点在する植物は入れ替えをされており、状態は良かった。

そして1階にあるGourmetMarketや近くのフジスーパーにて、トマトをチェック。なぜトマトかと言うと先日来訪問し弊社製品を使用した生産方法についてお話をさせていただいているからである。そしてその参考のために事前にチェックをさせていただいた。

また空き時間にはできるだけ街を歩いて見学。街路樹に設置されたデンファレを見るとタイに来たな~と実感できる。

また恐ろしいぐらいの電線を見ると、これまたタイに来たなと感じてしまう。同じ街中に、この二つが存在することが滑稽にも感じた。

そして夜は数か月前に単身タイに移住し、働かれている方と顔合わせ。特に一緒に何かをするとかではないが、これも何かの縁とも思い、私のパートナーを交えて夕食を一緒にいただき情報交換をさせていただくことができた。お話を聞かせていただくととてもアグレッシブで明るくとても素敵な方であった。是非この国で成功をされることを願いたいと思う。そしてしばらく歓談し3月の再会を約束して解散となった。

現在バンコク市内はとても涼しい。クーラーも必要なく、今まで訪問した中で一番過ごしやすいと感じた。ただ北部では10℃を下回り山頂付近では3℃ぐらいとのこと。今までこのような気候はあったとのことであるが、こんなにも長引くことはなく、このままでは植物は冷害、山間部の民族は凍死するのではとも言われている。

このような気候は20年いや50年ぶりとも言われており、今後が心配されているらしく、他国からきた私が、しのぎやすいと言っている場合ではない。本当に世界的に異常気象と言われることが頻発しているので、私たちもできる範囲で環境に良い取り組みを続けていかなければと感じたスタートの1日のとなった。

今日から今年初めての海外出張になる。行き先はタイである。今回のタイ訪問は、昨年開設に入ったタイ農場(又右衛門エリア)の進捗と、既に輸出向けに養生管理を行っている植物の生育状況のチェック。昨年から始めたタイにおける養鯉場や有機野菜農場へのマリネックス(高濃度フルボ酸液)の導入の他、日本にて高評価をいただいている資材の輸出などが主なミッションになる。特にオーダーをいただいている日本向けの植物は最終調整段階に入っておりとても重要な時である。

約1週間。落とし物失くし物、怪我など健康に気をつけて成果をあげて帰国したいと考えている。

いつものように朝一番に伊丹空港へと向かう。いつもより少し早く到着し、搭乗手続きができるまでの間、少しベンチに腰掛けて待つことになった。そして6時のOPENとともにチャックイン、搭乗まで少し時間をつぶして、まずは羽田空港へと向かった。

羽田でもスムーズに手続きを終えて、出発までの間デスクワークを行い、定刻よりわずかに遅れた飛行機に乗り込み、少し遅れての出発となった。

上空ではいつもながら眠れない私は、無料のWi-Fiに繋ぎながら積み残しの宿題をさせていただいた。そしてそこに流れてきたのが良く聴いていた大貫妙子さんの歌声。又右衛門は大貫妙子さんの何とも言えない歌声に魅了されて色々なアルバムを聴かせていただいたの思いださせていただいた。

しばらくして機内食を配膳いただいたので、お腹は膨れていたがいただかせていただいた。メニューはハンバーグ。そしてその上に目玉焼きがのっていた。私は料理?目玉焼きぐらいしかできないが、この機内食にのっかっていた目玉役が半熟であったのが不思議であり嬉しかった。このような機内食は何時間も前につくられ、そして温められ?て給仕されるのだと思うが、その過程をとおっても、絶妙な半熟具合で出てくるのはすごいな~と感心しながらいただいた。

またヘッドホンから、浜田省吾さんや杉山清貴さんや欧陽 菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんの歌声が流れてきて、とても懐かしさを感じた。ただこのブログを書くのにオーヤン・フィーフィーとキーボードをたたいたが欧陽 菲菲と出てこなかったのに時代の流れを感じた。

そしてそうこうしている間に6時間が過ぎ、無事にバンコク スワンナプーム空港に到着。いつものように電車やモノレールを乗り継ぎ急いでホテルに向かう。途中何度かつまずきながらも落とし物をせずに無事に到着。ホテルでは私のことを覚えていただいているベルボーイやフロントスタッフが親切に出迎えてくれ、温かい気持ちでチェックインすることができた。

そして部屋に駆け込み、予定のWebミーティングに15分遅れで参加。それまでは貿易担当のスタッフが、進めてくれていて大助かりであった。日本―タイースペインーブラジル間での4か国でのミーティングをすることができ、あらためて便利な世の中になったものだな~と感じ入った。

Webミーティング終了後は、現地パートナーと合流し、ディナーミーティングを行い1週間の行程チェックを行った後に、各自宿泊施設に戻り、明日の準備を行うことにした。

さ~~これからの1週間。何か嬉しいハプニングなどがないかなと期待しつつ、今日は眠ることにします。ではおやすみなさい。