四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は秋田へ。今春以来 半年ぶりの秋田である。今回の秋田は、昨年より本格的にバラエングループにて生産の継続をさせていただくことになった八竜松(旧秋田美人松)の生育状況確認のために訪問である。

いつものように朝1番の飛行機で秋田へと向かう。今回は条件付きの運航ではなく、安心して乗り込むことができた。

 

空港到着後は、先乗りしているスタッフに迎えにきていただき、市場関係者と共に早速能代にある圃場へと向かうことにした。

いつものように風力発電の設備を横目に見ながら一般道を走り、八郎潟を眺めていると、何故か「八郎潟」という響きに、学生時代に地理の試験によく出てきたな~~と妙に感慨深くなった。

そして秋田空港から約1時間30分で能代にある八竜松の産地に到着した。

そしてまずは氏神様の参拝。いつものように静かな佇まいである。

そして拝殿にあがらせていただき、祝詞をあげさせていただき、今回も無事に訪れることができた御礼と、八竜松がしっかり生育してくれていることの感謝を伝えさせていただいた。

そして拝殿を観覧させていただくと松が描かれたものが目に入る。私にはこの地が松の生産であるべきであることを強く感じた。

他にも龍が描かれたものが多くある。現在はこの辺りを三種町となったが、以前は八竜町である。恐らく龍に護られている町であると感じている。また私が辰年生まれで龍神様を崇めていることもあり、この地の産業を絶やさないように継承をさせていただいた。

そして私がここでの生産を継承したときに、「秋田美人松」からこの地の名をとり「八竜松」としてリブランドして展開をさせていただいているのである。

参拝後は、秋田名物のきりたんぽをいただきながら、今年の松販売についてと、今後の生産について関係者で話をさせていただき、とても良い評価をいただけ、来年以降も増産していく方向で進めることとなった。

そして圃場巡回では、写真では中々わかりづらいが、昨年より厳しい夏であったが、昨年以上に緑が濃く、良い根引き松が仕上がってきているのが確認できた

このようにとても美しいフォルムのも多くある。ここらあたりはかなりの年数を要しており、畑に植わっている「しなやかな盆栽」とも言える品である。

数量的にも昨年の1.5倍以上は見込めるが、昨年お取引ただいた方々から高い評価を得て、倍以上の取り引き依頼をいただいている状況である。それも現存の取引先様だけでそのような状況のため中々新規取引先を募るまではいけていない状況で心苦しいところである。

それであれば増産すればいいのでは?と思われるが、植える場所は確保できても植える苗、松ぼっくりの不足、さらに産地の高齢化もあり、簡単ではいかないところである。でもこれだけの要望をいただけているので、皆さんに助けていただきながら途絶えさすことがないように今後も引き続き取り組んでいきたいと思っている

 

さらに私たちの取り組みに共感いただき取引市場やその先の仲卸、小売店の方々までお手伝いに来ていただけており本当にありがたく思っている。

 

まだまだこの事業は単独では赤字事業になるが、将来さらに拡大し、日本の文化・芸術と共に「八竜松」を拡げていただきたく思っています。

 

是非この年末も皆様に「八竜松」を手に取っていただき、その素晴らしさを実感していただきたいと思う。

現在のところ限定した市場のみでの取引になっており、中々全国の皆様にお届けすることができていないが、もしご興味がある方はご連絡いただければ取り扱い市場や仲卸を紹介させていただきますのでお気軽にお声掛けください。

それでは今年も「八竜松」をよろしくお願いします。

 

週初めにスペインから帰国。少し時差ボケしながら帰国翌朝から、勉強会に参加し、色々と学ばせていただいた。

 

その後、来年から連載の業界誌のインタビューを受け、欧州での活動や花き園芸業界についてお話をさせていただいた。週中では、大阪・関西万博で依頼をいただいている2か国の植栽についての打ち合わせ。開催まであと半年になりさらに緊張感も高めていかなければならないと実感することになった。

そして翌日は関連会社が開発する「競走馬用マリネックス」の販売に必須である年に1回の講習会に参加のために栗東トレーニングセンターを訪問。しっかり講習を拝聴し頭に叩き込ませていただいた。この歳になっても学ぶことが多すぎ、ついていくのがやっとである。

週末には堺市にあるマリネックス本社にてミーティングおよび当社開発の「マリネックス錦」による成育比較テストの経過確認を行った。

「マリネックス錦」は錦鯉の成育補助には大いに貢献していることが実証されているが、中々生産者からデータ開示の許可を得ることができないため、自社でも比較をしてみたいと夏から始めている。

結果としては「マリネックス錦」を使用した方の水槽のメダカは大きく育ち、数多く産卵しているのが確認できた。ただ私はメダカの専門知識がないため、専門家にヒヤリングし改めてその効果を皆さんへ報告できればと思っている。

 

その後続いてJETRO タイ バンコクの方々とのWebにてのミーティングを行わせていただいき、とても貴重な情報を提供いただくことができ、大きく前進するきっかけとなるものであった。このデータを活かして月末からのタイ出張をしていくことになる。

 

観賞魚における営業は正直得意ではないが、その効果は十分自信をもてるものであるため、しっかりと準備をおこない進めていきたいと思っている。

 

他にも社外秘のミーティングなども挟まり、あっという間に過ぎ去ったこの一週間。来週も出張が2つでバタバタの1週間となるのは間違いないのでしっかり落ち着いて行動をしていこうと思っている。来週はどんな週になるかとても楽しみである。


昨晩近くのスーパーで買った夕食の残りを朝からいただき、最終パッキングを済ませ、時間ギリギリまでデスクワークを行い、バレンシア空港へと向かった。

このホテルの部屋は狭いが安価で綺麗、さらに空港まで歩いて行くことができる便利でお気に入りのホテルである。

チェックアウトをして、27kgのスーツケースに、かなり重くなってしまったリュックを背負い空港へと向かう。ただその道は少し険しく、地下道をくぐり抜け、半分舗装されたガタゴト道や坂道を昇る。国際空港至近とは思えない道ではあるが、空港まで約8分、本当に便利である。

 

そしてチェックインを済ませ、搭乗ロビーをうろついたあと往路と同じくロンドン ヒースロー空港へと向かった。

ヒースロー空港ではトランジット7時間強という長い待ち時間をラウンジで過ごし、貯まった宿題を少しづつ進めながらひたすら搭乗までの時間を過ごすことになった。

そしてやっとこさ羽田空港行の搭乗時間となり、機内に乗り込み12時間強の長旅の中、このブログを書いている。

 

今回の訪問は通常より数日短いうえ、クライアント様のアテンドが2日間あったので、自社のみの活動は実質1日半ぐらいであったが、同行いただいたクライアント様にとても魅力的な植物を提案でき、とても喜んでいただくことができたのでとても意義深いものとなった。

さらにとても大きなオリーブを数本予約いただき、会社としても大きな成果をあげられたと思う。いつもながら同行いただいている代表の決断力には学ばせていただくことが多い。

 

これで前々回のスペインのオリーブに前回のオーストラリアのボトルツリー、今回のオリーブと、植物園顔負けのラインアップである。このような施設の植物調達に関わらせていただけていることを喜びに感じながらの行程であった。

さらに展示会での新しい出逢いや、パートナーナーセリーからの魅力的な植物の発掘もでき、大きな成果を上げることができたと言える。

また展示会やナーセリーを歩いていると、初対面であるにも関わらず色んな人から「あなたは世界的に著名な活動家のKANAOKA ですね?」など声掛けていただき、色んな情報を得ることができた貴重な時間を過ごすことができた。

 

本来であればもう数日は滞在して活動をしたいところであるが、日本での進行中のプロジェクトもあるので、今回はこれで帰国しなければである。

繰り返しになるが短い間であったが素敵なパートナーたちのおかげで魅力的な植物に多く出逢えることができた。次の訪問は来年の4月になるであろう。今から既に期待感がいっぱいで楽しみである。

今回も又右衛門ブログ スペイン紀行を最後までお読みいただきありがとうございました。情報としてアップできたのは活動の1部分になりますので、また又右衛門を見かけたらお声掛けください。ゆっくりお話をしましょう。

ではでは~~~~。ムチョ グラシアス!!!!!

さて今日は明日の帰国を控えて実質の活動最終日である。最終日といってもほぼお昼過ぎまでの時間なので約半日である。

 

朝一番にホテルの朝食をしっかりいただきながら、毎朝繰り返し食べているトーストにトマトペーストを塗っている好物も今回で最後かなと思うと少し寂しい気がしながらのしっかり噛みしめながらいただいた。

まずは昨年から取引を始めることになり、特別に来年用に預かっていただいている植物たちの状況のチェックと新しく加入の植物たちを案内してもらった。

 

 

これはケイバ インシグニス(チョリシア) しっかり葉も出てきており、さらに可愛らしさが増してきた。これは昨年訪問時に出逢い、大きさこそ小さめだがその愛くるしさに魅かれて来年日本に来ていただくことにした逸品である

 

他にも新しいメンバーも加わっていてワクワクしながら拝見させていただいた。

他にもドラセナドラコも手ごろな大きさの数多くラインナップされていた。

また7年ほど前にスペインの展示会で見かけながら、中々来日まで至らなかったテーブル オリーブ。この樹の上にガラステーブルを置いて、仲間たちと屋外パーティーをするのが憧れであったので、そのためにもいくつか準備をさせていただいて来た。

他にも最近多方面から問い合わせをいただくことが増えたフィカス類。これも品種はニチダとオーストラリス。これは少し仕立てすぎなため、もう少し自然風に仕立てて欲しいとの要望をあげさせていただいた。

他にはイチジクやブドウなどの果樹も引き合いがあるためチェックを行い、40haの管理地をカートで走りながら予定時間を少しオーバーしながらではあるが無事に全て周ることができた。

続いて移動し、今回の展示会でも再会したナーセリーである。ここでは私たちの大切なクライアントがお気に入りを見つけることができたので、再訪をして他のオリーブもチェックをおこなった。このナーセリーは特にイタリアンタイプの大きなものが多くあり魅力的である。

この写真のように多くが立ち並ぶ オリーブ並木道は圧巻である。このナーセリーは日本向けに輸入するには課題が多くあるが保有しているオリーブには魅力的なものが多いため、気になるナーセリーの一つである。

その後に現在オリーブを預かっていただいているナーセリーを訪問し終えた頃にはお昼を大きく周ったので、ここで今回の実質の活動は終了となった。

 

その後はスペインスタッフのMAKIKOさんと、打ち上げのランチ。ランチに選んだお店はアリカンテにあるシーフードレストラン。とても安価なセットメニューがあり、エルチェに来れば必ず訪問したいお店である。その理由は安いからと言うだけではなく、新鮮で美味しく、量も少し多いかなと思うぐらいだが適量で一番安いセットで十分にいろんなシーフードをいただくことができる

 

そして今回も日本に残しているスタッフのおかげでランチも食べられることに感謝しながら、今回の行程は帰国を残して無事に終えることができ、大きな成果もあげられたため自分へのご褒美として美味しくいただくことができた。

ランチを終えると再びバレンシアへと向かった。途中では今後の打ち合わせなどを行いながら約1時間半で空港近くのホテルに到着。そして至近のスーパーで夕食と明日の朝食のバナナなどを買い込み、ここで5日間お世話になったMAKIKOさんとお別れ。

とても名残惜しいが互いが来春の再会とそれまで健康を約束してお互いが見送ることになった。MAKIKOさん今回も本当にお世話になりました。おかげさまで充実した活動ができました。グラシアス!!!!

 

そして私は部屋に戻りデスクワークを帰国のパッキング。寂しさもあるがさて帰るとしよう~~。

今日の午前中はヌレスにあるナーセリーViveros Canos社に訪問をさせていただいた。

Viveros Canos社は、ユッカ類をメキシコからの輸入品には問題が多いことにいち早く着目し、スペインにて優良な株からティッシュカルチャで増殖生産し、そこからさらに選別を繰り返すことで、他にはないような美しく、さらに耐湿性もあるものを多く世に送り出してきたスペインにおいての草分け的存在である。

中でもシルバーブルーに輝く種”ブルースワン“は世界中の憧れの品種となった。

他にもとても大きなメデューサなど現在も世界中から要望が集まる種を生産している。

 

今回の訪問は、そのような素晴らしいパートナーとの日本総代理店の継続契約のため本社へと向かった。まず訪問しお互いの近況報告をしたうえで、来年度以降についての話となった。

 

その話はすぐに終わり、大変ありがたいことに来年以降も変わらず日本においての総代理店をお願いしたい。今後の全てを任すとまで言っていただくことができ、とても嬉しく身の引き締まる思いがした。さらにアジア他国への進出にも応援いただけるとのことであった。

そして来年の出荷の調整などを行った後に、早速圃場に向かい日本向け養生・管理施設(通称 又右衛門エリア)のチェックを行った。

エリア内にはメデューサやリネアリス、ブルースワンが出発を控えてくれていた。

 

また又右衛門エリアとは別にメデューサはじめユッカ類

 

 

 

アガベ・マンガべなども順調に生産されていた。

 

 

またサボテン類など魅力的なものも多く生産が進んでいた。事務所近くの圃場を見学した後、車で移動し来年に掘り起こす予定の圃場に向かうことにした。

そこには、マルチヘッドのブルースワン マウレーンが一面に拡がっていて圧巻であった。おおよそ背丈ぐらいのサイズで、頭が5つはゆうにあるであろう逸品である。その数500以上とのこと。

この畑を来春に掘り上げる予定のため、又右衛門が再訪しまず選別をさせていただけるとのことである。嬉しい限りである。

他にはエレファンティペスの葉の広い種もあり、青々と葉も輝いており綺麗であった。

人気のダシリリオンも多くあったので、いろいろと見学をさせていただいた。

そして再び車に乗り込み近年に建てた新しい施設を見学させていただくことにした。

ここにもブルースワンはじめ多くのユッカが管理されていた。

これはユッカ グロリオサの葉の広い種でローンスター。通常のグロリオサは年に1回花が咲き、そのダメージは大きいが、このローンスターは花が年に2度咲くがダメージがほとんどないとのことである。日本でうけるかは未知数ではあるが・・・・ほかにもノリナネルソニーなどもあったが、日本向けには厳しいとのことであった

 

この他にも時間の限り見学をさせていただいたが、畑以外の施設でも8ヘクタールあるとのことで、周り切ることができずであったので来年4月の再訪時にあらためてゆっくり周らせていただくことにして、この地を後にした。そして車に乗り込み南下し、エルチェ方面に向かった。

 

途中ではイベルフローラではじめて会ったナーセリーの訪問を行い夕方にエルチェのパートナーのナーセリーへと急行した。

ここは大きなブラヘアを多く保有していて魅力的である。ただ皆さんも知っているかと思うが、ヤシ類は根洗いを行うとほぼ枯れてしまうため、大きなヤシを日本に輸入するのはかなり難しい。そこでこの難問を何とかクリアできないかとお互いが取り組んでいる方法があり、何とか来年あたりには結果が出せそうなところまで来ているので楽しみである。

他には大型のフィカス類もあり、まだまだチャレンジしたいこともあるので今後が楽しみである。

 

そしてランチも食べずに動き続けた1日はあっという間に終わり、ホテルに戻りこのブログを書いている。明日は早くも最終日、それも半日しかない中で最後までできるだけ植物に触れていこうと思っている。ではではこの辺で。

今日は朝から車を走らせ、バレンシアの北端からカタルーニャ地方にあるナーセリーを訪問した。

まずは輸入実績と、既に日本向けに確保させていただいているいくつかのオリーブの状態をチェック。このオリーブは樹齢約1500年とも言われとても貴重なものある。昨年から状態は変わらず元気にしてくれていて一安心である。

他に横長のオリーブなどもあり、何度訪れても飽きることはない。

これは先月掘り上げられた縦長のオリーブ。素晴らしいフォルムである。縦長のオリーブは多くあるが、このように太く枝分かれしておりバランスよいものはめったにない。また現状でもこの存在感のため、葉がしっかりふいたときには、想像しただけでもワクワクする。このオリーブはきっと来日していただくことになるだろう。とても楽しみである。

他にも数多くのオリーブがあるが、ここで滞在をし続けると他のナーセリーに行けないため、来春の再訪を約束し、後ろ髪を引かれる思いで次へと移動した。

さらに車を北上させ約1時間30分で、次のナーセリーに到着。ここのナーセリー訪問は、今回で2度目である。ここにも樹齢1500年クラスのオリーブがあり、クライアント御一行を案内させていただいた。

先ほどのオリーブより一回り小さくなるが、それでも樹齢約1200年である。さらに素敵なフォルムでとても魅力的なものである。クライアント御一行も大変気に入っていただけてとても嬉しく思えた。

さらにとても魅力的なケイバ インシグニスを見かけた。まるで巨大心臓のようなフォルムである。しばらく釘付けにされた。

またこの子もとても魅力的である。

また素晴らしいジュベア チネンシスもあり、これらを日本で迎え入れればと、多くの人が、喜んでくれるであろうとな~~と考えながら、一人笑みを浮かべてしまった。

このナーセリーも他に多くの魅力的な植物もあり、ゆっくりしたかったが時間の関係で切り上げさせていただくことになってしまった。ここも来春の再訪を約束することになった。楽しみである。

そして再び車に乗り込み、昨年訪問したナーセリーへと向かった。途中簡単に食事をしてから車を走らせ、約2時間半で本日最後のナーセリーに到着した。

まずはこのオリーブ。めちゃくちゃ大きい。樹齢2000年ぐらいあるのではと思える。日本にはないサイズである。その存在感は半端でない。機会があれば是非皆さんに観ていただきたいオリーブである。

他にも素敵なオリーブがある。どれもが素晴らしい。ただこの地に馴染みみんなに愛されているオリーブであるのは確かであるので、この地にいることは一番良いのではとも思える。

 

近隣のアジアの大国や、日本の資産家などのように、お金をつんで買い上げるというスタンスは又右衛門の活動とは異なるため、今回はしっかり頭にいれておくだけにした。

そしてこれで今日のナーセリー訪問は終了。また日本からお越しいただいたクライアント様ともお別れである。皆さんの旅がご安全であることをお祈りし、見送らせていただいた。

 

私たちも車に乗り込み本日の宿泊地へと向かい小一時間でホテルに到着。今日は随分走り、スペイン在住スタッフのMAKIKOさんも大変お疲れであったと思う。ホテル着後は、夕食を食べに行く力も残っておらず、明日の出発時間の確認だけを行い、各自は部屋に入り、それぞれの時間を過ごすことになった。さ~~明日も忙しい。できるだけ早く眠ることにしよう。おやすみなさい。

昨日は若干のフライトイレギュラーもあったのと、ロンドン ヒースロー空港が今までと少し勝手が違い、戸惑いがあったが早め早めに動いていたため乗り遅れなどなく無事にマドリ―ド空港へと到着ができた。

そして空港には弊社のスペイン事務所の責任者Makikoさんが迎えに来てくれており、再会の挨拶をした後、夜も遅いためホテルへと向かうことにした。

朝一番から、列車でバレンシアに移動。そのまままずは今回のスペイン訪問の第一の目的であるスペイン最大級の花き園芸展示会であるイベルフローラ会場へと向かった。

今回で何回目の訪問かは忘れてしまったが、毎年招待をいただけており、展示会主催者とも懇意にさせていただくことができ、ありがたいことである。

 

その後会場に向かい、いつもお世話になっているパートナーのところへと向かうことにした。

まずは何といっても長年日本において総代理店の役割をいただいているViveros Canosのブースへと向かった。

ブースにはいつものメンバーがそろっており、とても素敵な笑顔で出迎えてくれて半年ぶりの再会をハグしながら喜び合うことができた。そして植物のチェックもだが今後の取り組みについてなどを話すことができた。

他にもお世話になっているナーセリー。以前に輸入経験もあり根洗いなどもしっかりでき信頼できるパートナーである。基本日本との取引は控えているが、私たちには特別に出荷していきたいと考えていただいている。さらに新たなサイズの輸出も手掛けていきたいと考えていただいているので、期待したいと考えている。

このナーセリーも何年間か通わせていただいているナーセリー。魅力的なオリーブを多く持っている。ただ日本に迎え入れるには課題もあり、中々前に進まなかったが同行の弊社クライアントの要望もあり、何とか迎え入れる方向で進めていくように検討することとなった。これがきっかけで新たな取引に繋がればありがたいと考えている。

他にもバラエングループのパートナーにも挨拶し、明後日に直接農場に向かうことになっているのでまたその時にでもアップできればと思う。

また昨年から検討している大型植物を入れるPOTを提案する企業との再度ミーティングも行い、前向きに進めていくことになった。

このPOTは見えないレベルで駒がついていて可動式である。

これは昨年案内させて頂いたところ好評であったために楽しみな商材でもある。

以上大きな植物やPOT中心のアップになったが当然この展示会は花苗から資材まで400社近くが出展をしている。ただ日本の展示会とは大きく違い、主役は植物である。そのため私が日本の展示会には足を運ばなくても、遠くまで来てでも視察する理由になっている。

ランチタイムには巨大パエリアがふるまわれ、美味しくいただくことができた。まだまだお仕えできることはあるが、長くなるのでまたの機会に。この展示会の模様はSNSや、後日園芸紙でも出稿させていただく予定であるので、それらをご覧いただければと思う。

視察の最後には、この展示会で要職を務められ、私たちをいつも招待していただいている方とのミーティングを行い、来年以降の取り組みなど色々お話をさせていただくことができた。さらに2027年に開催予定のGREEN×EXPO国際園芸博覧会についてのお話をさせていただいたところ関心をもっていただけ、それらも併せて両国が良い繋がりとなればと思っている。
今回も時間が限られた中での視察であったが中身が濃いものとなったので今後が楽しみである。さて明日はナーセリー訪問。大忙しである。

 

 

今回のスペインへの出張は、イベルフローラというスペイン最大級の花き園芸の展示会がバレンシアで開催され、そして主催者側から毎年恒例のご招待をいただき、その出席のためと、スペインにある又右衛門エリアのチェック、そして新しい商品をみつけるための産地訪問である。ただ今回はいつもより日程が短いため、少し移動範囲が少なくバタバタの渡欧であるが、要所要所で何かを皆さんにお伝えができればうれしく思っているのでFBとブログのチェックを行っていただければである。

まず週中の講義、週末の講演を無事に終えることができ、その後帰宅し、せっせと出発の準備をおこなった。ただ私の出発を拒むかのように猫ちゃんたちが邪魔をしてくるので中々はかどらない。そしてその時はデスクワークと出発前の資料整理を行い、進行中の取り組みのこともできるだけ前に進められる準備をして、大方のパッキングを終えることができた。

出発前日は、1日出国のため当日の朝におこなうお朔日詣りができないため前日に各氏神様の参拝と各事業所の神棚をお祀りさせていただいた。そして事務所で進行中のプロジェクトに必要な提出書類や金融機関との調整を行い、会社を出て、常備薬をもらいに病院へと向かった。

そして翌朝、伊丹空港から羽田空港経由で、ヒースロー空港へ。そのままトランジットでマドリッドに向かうことになる。丸1日の行程である。機内で眠れない腰痛もちの私にとっては、ミニ拷問のようなものであるが、植物や仲間に会えるために我慢ガマンである。

今このブログを書いている辺りは恐らくグリーンランド上空ぐらいかなと思う。あと4時間ぐらいでヒースロー。そして最終マドリッドに着くころは現地時間22時ごろかな。とにかく乗り遅れやロストバゲッジなく無事に到着できることだけを願っておこう。

 

今のところ失せ物はない。忘れ物もない。いつになく好スタートである。今回は良い旅になりそうだ。期待しておこう!!!