四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

今日は再びバンコクにて観賞魚関連の活動である。

いつもお決まりの屋台で買った食事をいただき、手配した車でいざバンコクから少し離れた隣県にある観賞魚の生産者へと向かった。

ここの生産者は、らんちゅう(観賞魚) の生産を行っている。そして到着後、早速管理地を見学させていただき、らんちゅうの生産について工程などを聞かせていただいた。

そしてこちらからは、バラエングループの活動と「マリネックス錦」の効能などについてお話をさせていただき、生産工程における効果などをディスカッションさせていただいた。

現在はとても安価なタイ製品を使っていて、ある程度満足はされているようであった。ただそれ以上に効果が期待できるので、あとは価格の問題などざっくばらんにディスカッションをさせていただけた。

またここかららんちゅうは日本に輸出をしているとのこと。私たちは今まで日本のらんちゅう生産者にも「マリネックス錦」を販売させていただき、らんちゅうは日本から輸出されてばかりかと思っていたが、輸入もしているとのことを聞かされ驚いたのと、自分の勉強不足さを感じることとなった。

そして再びバンコク市内にもどり、今度はタイでも著名な錦鯉生産者を2件訪問させていただいた。

 

これら会社でも、私たちの取り組みと「マリネックス錦」についてお話をさせていただいたところ1件は「マリネックス錦」を既に知っていただけており、私たちの訪問と提案をとても喜んでいただくことができた。

また「マリネックス錦」がもつ効果として

●新穴あき病などの病気予防

●アンモニア・窒素の吸着除去

●一般細菌の繁殖抑制

●錦鯉の白地ヌキ

などには強く関心を持っていただけた。

 

またもう1件の生産者の現場責任者も同様に大変興味をもっていただけ、現在出張中のオーナーと是非会って欲しいと言われ、12月もしくは来年1月に再訪することになった。

 

この2社とも販売されている錦鯉は全て日本産とのことでタイでの生産は行っていないとのことである。そして単価も数十万や数百万、それ以上のものもあるとのことで、きっと弊社のマリネックスはお役に立てるので粘り強く地道に営業をしていこうとあらためて思った。そして早い再訪を約束して錦鯉生産者訪問を終えることにした。

生産者訪問後はチャトチャックにある観賞魚用資料などを販売している店舗に訪問し、価格調査などを行った。

 

そして試験的にタイで多く使われている殺菌剤などを購入し、また日本から輸入されている資料などを拝見させていただいた。

 

正直価格はタイ産がかなり安いが、私たちが製造する海洋性腐植抽出液(高濃度フルボ酸液)は無いようなので、皆さんに使っていただけさえすれば、その価値を実感いただけると思うので、泥臭いかもだが足を使いながら何とか広めていかなければならないと感じた。

 

そしてここの視察を終え、数日間お世話になって現地パートナーとお別れし、私は渋滞を避けるためBTSにてホテルのあるプロンポン駅へと向かい、途中スーパーで買い出しをして、ホテルで、パソコンに向かい合うことにした。

さ~明日は最終日。本業の植物での活動である。しっかり頑張ろう。

 

 

今日は今回のタイ訪問をこの時期に選んだ理由でもあるPET FAIR2024を視察するたためにBITECへと向かった。BITECとは Bangkok International Trade & Exhibition Centreの略で、とても大きな会場でBTSのBang Na駅に隣接をしている。

 

そしていつものように待ち合わせ時間の約30分前に着くようにホテルを出発し、目的の駅に着いたと思って降りたが、その周辺を見渡しても展示会会場のようなものがなく、途方に暮れて駅員にBITECに行きたいけどと尋ねると「BTSにのってBang Na駅にいけば良いと言われた」だから私はBTSにのってここまで来ましたというと「ここはBang Wa駅。BITECはBang Na駅」と言われ一瞬顔が青ざめてしまったが、すぐさまお互いは笑顔になり、私は照れくささを隠しながら、慌てて乗ってきた路線を全て引き返し、ホテルの最寄りを通り越し1時間遅れでBang Wa駅に到着することができた。

そして駆け足で会場へと向かい、無事に入場パスを受け取り早速会場を視察させていただいた。

まずはJAPANブースを周らせていただきJETROの活動など拝見させていただき、参考になることがいくつかあった。

他には事前にアポイントメント入れていたブースを順番に周り貴重な情報を入手することができた。

私たちの今回のPET FAIR視察は、観賞魚に関する情報の入手と今後の出展検討のための視察であったが、この展示会の出展者の多くは犬猫ペットが中心であった。ただそのことは事前情報でわかっていたので何ら問題はなかった。

ただ私たちのマリネックスは観賞魚にとどまらず家庭のペットの健康増進にも大きな効果が出ているため、そのことも踏まえての参加であったので価値ある訪問となった。そして数時間会場をしっかり周り終え移動することにした。

その後はホテルの最寄り駅まで戻り、近くの商業施設の植栽チェックを行った。OPEN当初は植物もあまり育ってはいなかったが、随分落ち着いてきたように思えた。

また他の施設の詳細もチェックし、随分歩いて足がパンパンになったので、少しご褒美にタイ名物?の足つぼマッサージを行ってきた。マッサージが始まった頃は痛さと気持ちよさが共存している心地よい状況であったが、その後は遅くまで行っているデスクワークのせいか、すっかり寝込んでしまい、気がつけば終了となっていた。

 

そして活力を取り戻したので、現地パートナーと待ち合わせて食事兼ミーティングを行い、今日も意義深い1日とすることができた。

さ~~明日は少し早めの出発なので、寝坊しないようにしなきゃであるおやすみなさい。

今日は葉物野菜を加工する大手企業に農業用マリネックスを提案させていただく初めての会社訪問である。

 

朝イチからBTSにて少し離れたところの駅に向かった。そして野菜加工企業のご紹介をしていただけるパートナーと合流。そこからタクシーに乗り約40分目的地近くまで来ることができた。

 

私は初めての訪問のため余裕をもって移動したので少し早く到着。しばらく打ち合わせを行いながら露店で休憩してから訪問先へと向かった。

 

そして道路わきを10分ほど進みながら訪問先へと向かう。

 

 

訪問先の大きな工場を目の前にして先日の大雨の名残か道が潅水してしまっていて、私たちの前に立ちはだかった。ただこれを進まないと到着できないため、何とかクリアしてさらに進んだ。

そして再び歩いて進み、何とか目的地に到着。該当企業の責任者の方と面会することができた。

 

しばらくバラエングループについてと、農業や食品加工の分野で、私たちが培ってきた環境に配慮した新しい技術や製品を説明させていただいたところ、強く関心をもっていただけ、近々テストに入っていただける予定である。とても楽しみである。

 

またこの企業は新しいプロジェクトを推進しており、その場面においても私たちのプロダクトのもつポテンシャルが活かせるのでは考えているので、引き続きこの関係性を保ちながら進めていきたいと思う。

 

そして再訪の約束をして会社を出ようとした時に、大雨が降ってきた。昨日乾季に入ったと宣言があったにもかかわらず大雨。さすがレインマン又右衛門であると晴男のパートナーも驚いていた。さすがにこの状況では外でTAXIを拾うこともできないためGrabでTAXIを手配して最寄り駅まで向かい、その後BTSにて次の目的地へと向かった。

そしてちょうどランチタイムであったので、カオマンガイの有名店で食事した。運よく少し待つだけで、席が空いたが相変わらずの人気で多くの人の行列ができていた。

 

そこからはせっかくなので水上バスにて次のミーティングの場所へと向かうことにした。今回初めて乗らせていただいたが、確かに渋滞が多いバンコクでは有効な移動手段であると思った。またいつも見る路上からの街並みとは違った光景のため、楽しませていただくことができた。


そして水上バスの駅からは徒歩で15分ほど移動し、普段は足を踏み入れない高級なホテルのロビーにて、新しいご縁をいただくことができた。

 

今回ご挨拶の機会をいただけたのは、海外から日本への職業訓練などのために人材を送り込まれていることなどをされていらっしゃる方であった。

 

昨今の人手不足から、新しいプロジェクトに関わる人の採用だけではなく、通常の業務においても大きく影響が出ている状況のため、国内外関係なしに門を拡げ募集し、そして最終的に弊社で取得した技術などを自国で活用していただければと思っていたので、今回のご縁では多くの貴重なことを学ばせていただくことができた。大変ありがたいことである。

その後私は一旦ベースキャンプのホテルに戻り、デスクワークを行った後に、近くの商業施設の植栽などの確認を時間がある限り行わせていただいた。

 

そして夜は現地パートナーとの久し振りの会議をさせていただき、貴重な情報交換を行っていると夜もしっかり更けてきたので今日のところは解散し、各自帰ることにした。

明日はまた郊外での観賞魚の活動。どんなことがあるか楽しみである。

今日は、丸1日スコータイにて観賞魚を生産する方々の訪問である。

昨晩は、同行者の皆さんと一緒に宿泊をしたため、私も朝食付きでホテルの予約をしたのでバンコク滞在時よりご馳走の朝ごはんをいただくことができた。

写真左は、私の好物カオトム。そして右の料理はカイガタというものである。カイガタとはイサーン地方の朝食では定番メニューとのこと。小さなフライパンで、目玉焼きとソーセージ、野菜を焼いたものである。ただタイ料理の目玉焼きは大量の油で焼いているというよりも揚げているという感じであるが、カイガタではバターを使って卵を焼くのが珍しい。玉子揚げがあまり好ましくない私にはありがたい料理であった。ただ味付けの加減か少し甘く感じたが美味しかった。

今回はタイにおいて弊グループ開発の「マリネックス錦」の案内をさせていただくための訪問である。

まずタイでの観賞魚と言えばベタである。ベタとはタイのメコン川流域原産の熱帯魚で、大きな川から水田などにも生息する。

 

和名では闘魚と言われ、オス同士が縄張り争いでケンカをするからつけられた名前であろう。

 

そして写真ように美しい姿のベタを鑑賞するための種類と、闘魚の試合にて勝利を競うためのベタの生産がおこなわれている。そしてまず1件目の訪問先は写真のような美しいものを生産している。高いものでは日本円で数十万円するのもあるらしい。

 

そしてそこで「マリネックス錦」の説明をさせていただき、使用効果として発色や魚病に対して効果が期待できることから大変興味を持っていただき、早速試してみたいとの声掛けをいただいたので、今後一緒にテストを行うことになった。とても幸先のよい滑り出しであった。

 

 

思ったより話が弾み、終わった頃にはお昼前になったので、少し早いがランチをいただくことにした。そしてせっかくなのでご当地ものをお願いすればクイッティアオがこの街の食べ物ということで、せっかくなので食べさせてもらえるお店で車を停めてもらった。

これがクイッティアオというラーメンのようなものである。通常は甘辛い濃い味付けのようだが、最近体調の加減で辛いものは控えるようにしているので、オーダーの際に辛さ控えめでお願いをした。ただ確かに辛さは控えてもらえたが、ベースの砂糖の甘さがしっかりあり、まるで砂糖ラーメンを食べているような味がして、正直私には厳しいものがあった。おそらくだがクイッティアオで有名なお店であれば美味しかったであろうが、どこでもこの味であれば私はお手上げであるかな。

 

そして昼からは午前中の美しいベタと違って、競技として戦わせる闘魚を生産している方を訪ねた。

 

 

このような器で大量のベタを生産しているとのこと。そして強い母から生まれたベタは高価で取引されることが多いとのこと。まるでサラブレッド生産と似たものを感じた。

ここでも再ほどと同様に「マリネックス錦」と紹介させていただいたところ、幼魚の健全な生育や歩留まりの向上などに興味を持っていただけ、早速テストをしていただけることになった。

話によると大きな大会で勝った場合の賞金は結構高いようである。そのためこのようなところから強くなりそうな子供を多く買って、そこから強いものを選抜し、大会にだすとのことである。聞いただけではあるが何となく興味深いものであった。

その後は、金魚などの観賞魚を販売している店舗への聞き取り調査などを順番にして回り、色んな情報を入手することができた。

そして一応全行程が終了したため、バンコクに戻るためスコータイ空港に向かった。そして空港施設手前にある恐竜博物館を見学させていただいた。

博物館は土日だけ開館とのことで今回は外観だけの見学になったのでまた機会があれば館内も観させていただこうと思う。ちなみにこの博物館もAirport Zoo同様の方の持ち物とのこと、本当に驚きである。

さらにはこのような素敵な建物も。現地案内役の話では世界の著名な建物を再現しているとのこと。ミニチュアではなく実物に近い建物を作るとはわたしのような一般には考えも及ばないところである。

出発までのわずかな時間を楽しませていただき空港へと到着。ここで2日間お世話になった方にお礼と今後のお願いをして、入口から手荷物検査まで数メートルという最短と思えるコンパクトな空港でチェックインを行い、出発ゲートへと向かった。

そして出発の時間までは、搭乗者全員が利用できる無料の飲み物とスナックをいただきながら綺麗に手入れされた庭を楽しみゆったりと過ごした。バンコクから乗客を乗せた飛行機が到着。私たちは折り返しその飛行機に乗って帰る。帰るときも同じようにカートのような乗り物でプロペラ機まで送ってもらい、短かった初めてのスコータイに感謝をしながら、座席へと進んだ。

 

そして着席してしばらくして、2日間の素敵な思い出を一瞬頭から消えてしまうほどの衝撃があった。それは機内で使用するために大事なものを詰め込んだ手提げバッグがないことに気づく。さっきまではあったのを記憶しているので出発ゲートの際バックパックのみを抱えてうっかりおいてきてしまったのであろうと思った。

そこで私はかなりうろたえながらで何語で話したのかもわからない感じで、「バッグを取りに行くために、飛行機を降りたい」と申し出たが通じず、同行パートナーに助けていただき伝えてもらうと、乗務員は落ち着いたそぶりで、「地上係員が見に行きますから座席についてください」とのことであった。そして生きた心地がしない中、座席に座っているとしばらくして乗務員さんがカバンを届けてくれた。本当に感謝である。そして冷汗が乾いた頃に飛行機は無事に離陸。

そして上空ではまた短い間のフライトにも関わらず、温かい飲み物とおやつが入ったバッグを全員に配られた。

 

 

今回スコータイに行くために利用させていただいたBangkok Airways。素敵なサービスやスコータイ空港、Airport Zooや博物館などスケールの大きさと細やかなところまでの配慮など本当に素晴らしいと思った。私はJALを好んで利用をさせていただいているが、また機会があれば是非利用させていただきたいと強く思った。

このような私の相変わらずのうっかりで全てが真白になりかけたスコータイでの2日間の思い出も、カバンも戻ったことで、さらに輝いた記憶の2日間となった。初めてお会いした生産者の方々、案内をしてくださったパートナーに心より感謝である。この2日間がただの旅行ではなく、観賞魚ビジネスの出発地点と言えるように引き続き頑張っていきたいと強く思います。

そしてしばらくしてスワンナブーム空港に到着。ここからは一人で電車を乗り継ぎながら無事にベースキャンプのロータスホテルへと戻った。

 

さ~~明日は、うってかわって野菜での取り組みで初めての企業の訪問である。これまた楽しみである。

 

 

いつものように早朝から活動し一汗をかいたのでとりあえずシャワーを浴びることにした。今日の出発は午後一番なので、ゆっくり朝食をとれるのでお腹が空くまで待ってから出かけることにした。

ホテルについているビュッフェの朝食は結構高いので、私の朝食は前日スーパーで買い込んだヨーグルトやバナナ。もしくは時間があるときには決まって、少し離れた麺屋さんで食事をする。

そして今日は時間があったので麺屋さんに向かった。お店は開店して間もないため、十分に席は空いていたので慣れた席に座り、いつものようにあっさりスープに、豚ミンチとかまぼこのようなものが混ざったものを麺抜きでを注文させていただいた。

待つこと数分でお気に入りのスープが到着。これでMサイズ70バーツである。味はいつものように美味しい。そして汗をかきながらいただく。バンコクでの又右衛門ルーティーンともいえる。そしてお腹も満たされたので、再び植栽チェックをしながらホテルへと戻った。

午前中はデスクワークと資料整理をおこなって、本日の目的地であるスコータイへ行くために、昨日到着したスワンナブーム空港に向かった。

スワンナブーム空港は国際線国内線とも同じターミナルで少し紛らわしかったが、何とか無事にチェックインして遅れることなく搭乗ゲートまで行くことができた。

そしてバスに乗って飛行機まで移動したが、用意されていたのがプロペラ機。久し振りの登場である。ただ私の認識ではプロペラ機の方が安全と言うのがあり、時間はかかれど全く不安はなかった。

そして定刻より少し早めに離陸し、しばらくして食事が出てきて、また驚かされた。国内線であり、フライト時間が1時間強にも関わらずお盆にのった機内食が出てくるとは思っていなかった。

 

そのため機内では食事やパソコン操作などでバタバタしていたので、本当にあっという間にスコータイ空港へと到着した。

そしてタラップを降りるとバスではなく、カートのようなものでお出迎えである。驚きである。

 

そして気軽にカートに乗ると、すぐに出発。滑走路から花壇を横目に見ながら進んでいく。

 

しばらくすると目に前にシマウマがいっぱい現れてきた。一体ここはどこの国。ケニア?などと驚き、困惑しながら空港施設へと到着した。

そして全く空港を感じさせない素敵な建物をくぐり、初めてのスコータイに踏み入れることができた。

そして先ほどのシマウマが気になり、空港施設に隣接していたので近づいていくと看板がでていて、そこには「Airport Zoo」と書かれていた。これで納得はできたが、動物園がある空港とは本当に驚かされた。また更にこの空港は個人の持ちものであると聞かされ、さらに驚きである。今まで多くの国を周り、様々な空港にも立ち寄ったが、このような温かい素敵さの空港はなかったので良い意味で驚きと感動を与えてくれた。

乗り合いタクシーのようなバンで空港を出発すると、すぐに恐竜博物館が見えてくる。見た感じ中々興味深いが、立ち寄っている時間はないため、ここはスルーしてホテルに向かう。そして小一時間でホテルに到着。

そして今回通訳兼案内をいただくパートナーと打ち合わせを行いながら食事をさせていただいた。

 

写真は撮り忘れたがナムプリックというタイ風野菜ディップのようなものをいただいた。少しスパイシーな辛みそのようなものに生野菜をつけて食べるのである。特別な味がするわけではないがシンプルで美味しかった。特に白菜はとても甘く、日本の白菜より甘く感じた。

ディナーミーティングでは、現地ならではのとても貴重な情報や商品の可能性などを授けていただくこともでき、それだけでも訪問した甲斐があったとも言えるぐらいであった。そして最後にお決まりのスイカジュースをいただきながら、明日の行程など進め方をすり合わせたのち、各自部屋に戻ることにして、私は部屋でこのブログを書いている。

さ~~明日はいよいよ初めて会う方との商談。それも植物ではなく鑑賞魚の業界である。正直「マリネックス 錦」や「マリネックス水産用」として魚類にも販売はさせていただき、かなり高い評価をいただいているものの、私の専門外であるため学ぶことばかりである。とにかく今回は新入社員の飛び込み営業のようなもののため、簡単にはいかないだろうが、たとえ1件でも採用していただくか、そのきっかけになるように頑張りたいと思う。

 

緊張と期待で中々眠れそうにないが、明日のために頑張って眠ることのにします。おやすみなさい。

昨日の各種打ち合わせの後に、帰宅し出国の準備と、しばし愛猫との時間を過ごさせていただき、準備万端で早朝自宅を出発した。

 

時間に余裕をもっての出発で、忘れものもないはずであったが、大事なリーディンググラスを忘れたので一旦引き返して再出発。無事に伊丹空港でのチェックインの時間には間に合った。でもまだ他にも忘れ物があったことに後から気づき、無事とは言えない状況であったかもである

 

 

そして羽田空港で乗り換え、定刻にバンコク スワンナブーム空港に向けて飛び立つことができた。

 

 

機内ではいつもの非常口座席に座らせていただき、狭いなりにも快適に過ごさせていただいた。機内での映画では先日他界された西田敏行さん主演の「素敵な金縛り」が放映されており、追悼もかねて観たかったのだが、急ぎのデスクワークを優先したため、観ることができず少し残念な気持ちであった。

 

 

そして6時間弱でバンコク スワンナブーム空港に到着。無事にバゲッジも受け取ることができた。実はこのスーツケースは今月初めのスペインから帰国した時にところどころ壊れてしまって修理をしていただいたのである。そんなスーツケースであるがJALさんが短時間でしっかり治していただけ、出発に間に合わせていただき新品同様の快適さである。

 

 

それもあって空港からは、エアポートリンクとBTSを乗り継ぎ、駅からは徒歩にてホテルへと向かい、無事にバンコクでの定宿であるロータスホテルへと到着した。

 

ホテルに到着すると、まずは入り口の顔なじみの警備員さんが笑顔で迎えてくれた。続いて建物内に入ると、これまたいつものドアマンの方々が、笑顔で再訪を喜んでくれた。さらにチェックインのためフロントに向かうとKANAOKAさ~~んと声をかけていただけ、スタッフのほとんどの方々が笑顔で迎えてくれた。

 

このロータスホテルを私がいつも選ぶ理由は、新しいホテルではないためところどころ不備もあるが、近隣のホテルに比べ安い。しかしそれが理由ではなく、前途のようにみんなが温かく迎えてくれる。まるで自宅や会社にいるようである。むしろそれ以上に感じることもある。それこそが現地でギリギリまで活動するにあたっての原動力になるからである。本当にありがたいことである。

 

チェックインを終えると荷物を部屋に運び込み、食事と買い出しをするために部屋に出ようとすると、フロントでもらった部屋のカードキーがない。カバンやポケット、部屋のどこを探しても見つからない。もらってからわずか数分の出来事である。なので何度も探したが見つけることができず、相変わらずの失くし物癖に、落胆しながら再度フロントにいき再発行をしていただいた。でもそのような時でもフロントは私の下手な英語での言い訳に、クスっと笑いながら笑顔でカードキーを手渡してくれた。まるで少し落ち込み気味の私の心の天窓をスッとキーをスライドして開けてくれたような気もした。少し大げさかもだが(;^_^A

そしてあらためてホテルを出発。少し早めの夕食を一人でいただくために外出をした。

 

メニューから選んだものは、いつものカオトムと空心菜。私の鉄板である。ただ一人のためこれ以上は頼めずで、しっかり食べてから明日からの滞在のための朝食や飲み物をスーパーへと買い出しに行くことにした。

そしてこの日は移動の疲れもあるので、足つぼマッサージを受けてから早めに横になるようにした。

 

さ~~明日は再び移動である。

だんじり曳行による心地よい筋肉痛が残る中で今週がスタートした。

 

週の始まりはJETRO輸出大国コンソーシアム支援企業に採択された私たちが送り出す「マリネックス(高濃度フルボ酸液)」のミーティングに始まり、午後からは今年から入会させていただいた一般社団法人のセミナーおよび懇親会に出席をさせていただいた。

この協会は今までの又右衛門キャリアとは結び付かない団体であるため、顔も名前も知らない方ばかりのため、私は借りてきたネコ状態である。

 

そしてセミナーでは今まで耳にしたことがないようなワードもあり、理解できないことが多くあったがとても新鮮で興味深く学ばせていただけた。

また懇親会でも借りてきたネコのようなものであったが、幸いお隣に座られた方々が優しく接していただけたため、遠慮なしにテーブルの皆さんにご挨拶をさせていただけました。

 

協会には年配の方、若い方、女性の方が多く出席されており、どの方も社会的に活躍をされている方々ばかりなので学ばせていただくことも多くありました。また週末のTVでも見かける方も多く、今までつながらなかった方々とご一緒できる時間はとても価値あるものでした。

 

翌日には、近年開催の重要な世界的イベントをつかさどる方々も、視察のために弊社にお越しいただけ、バラエングループの状況を把握していただけました。

午後からは車を走らせ、海を渡り淡路島へと向かう。目的地はパートナーとして懇意にしていただいているあわじグリーン館。現在あわじグリーン館は改装のため閉館中であるが、私たちから送り出された植物が管理されており、改装後の取り扱いについてミーティングをさせていただいた。そして改装後もとても良い場所に移設していただけるとのことで、春のリニューアルOPENが楽しみである。

週中は、飛行機を乗り継いで、また海を渡り、島へと向かった。この島は本州と違い、とても魅力的な植物が多くある。そこで新しいプロジェクトを起ち上げるため地元の方々との意志の確認のために訪れた。

そしてその方向性に互いが共感しあうことができたため、このプロジェクトは早々に前に向かって動き出すことになるであろう。早ければ来春にはその一部分でも公開できるかもしれない。

この取り組みはバラエングループのめざす「植物をまもる。」「生産をまもる。」「地球をまもる。」取り組みに繋がると言えるので、楽しみと期待と責任感が入り交じり何とも言えないワクワク感がある。

 

 

ただとても大切であり早く形にしたい優先事項の高い取り組みになるため急ぎで動かしていきたいと思うが慌てず取り組んでいきたいと思う。多くの方々がきっと驚きながら喜んでくれると思うのでとても楽しみである。

 

そして金曜日は、地方自治体からの依頼があり、インタビューを受けさせていただいた。カメラがまわると、どうも顔がこわばってしまうので、頑張って笑顔をと思ったが、思えば思うほど余計に顔がこわばってしまったので、画像は期待できないかな(;^_^A

また他にも豊中市からの依頼で中学校にて講演依頼があり、大企業とともにバラエングループとして参加させていただいた。ただ私は不在のため弊社の若手で行わせていただくことになったが、授業では生徒も積極的に参加し、無事に終えることができ関係者にも喜んでいただけたとのこと。とても頼もしいことである。

そんなこんなの将来につながる取り組みが盛り沢山の1週間であった。週末からはまた海を渡って異国の地に向かいます。さ~体調整えていってきます。

 

 

金曜日夕方に九州から戻り、すぐに法被に着替えて松尾神社の境内へと向かった。

今日は地元宝塚山本の秋祭りの宵宮である。私は、普段の活動では国内外を周り、地元行事にはあまり参加できていないのと、普段お護りいただいている氏神様への感謝もこめて、喜んで参加をさせていただいた。

宵宮の今日は東の宮(松尾神社)のだんじりにて町内を曳行する。

曳行を始める頃には、陽も落ち、提灯のあかりが美しい。そして太鼓のリズムに合わせて早速曳行をさせていただいた。

 

私はいつもの場所でる左後ろ側からだんじりを押させていただいた。威勢の良い掛け声と太鼓に掻き立てられお腹の底から力がわいてくる。

だんじりが通るギリギリの細い道も、慣れたメンバーは難なく通っていく。さすがである。このように町を練り歩くと、幾度となくご祝儀をいただける。とてもありがたく、いかに地元の方々に支えられているのが伝わってくる。

そしてさらに町を周ると徐々に小さな子どもたちも参加してくれて、一緒に歩きながら大きく元気な声で掛け声をかけてくれ、多少は疲れながらもそれ以上のパワーをいただけ、とても心地よく周回させていただけた。

この日の終わりには、園芸センターでお食事をいただき、無事に一日を終えることになった。顔は少し疲れているかもだが心は元気である。

翌早朝は西の宮(天満神社)に集合し、神事を行い、お神酒をいただいて出発。

そして西の宮のだんじりを東の宮まで曳行する。今朝は若い手が多くいたため、私は後方からの支援の担当となった。

出発から小一時間で心配された雨も降らず、問題なく東の宮に到着。ここで山本の2台のだんじりが揃い踏みとなった。一つの町で2台のだんじりを保有するまちは珍しく、地元の力強さを私は誇らしく思っている。

そしてさらに山本丸橋地区のだんじりも到着。お互いを称え、労い合いながら交流をおこなった。このように3台の地元のだんじりが氏神様の前で揃い、お互いのまちの人同士が談笑する姿は、とても素敵な光景であった。

そしてしばらく交流をした後、東の宮のだんじりを再び曳行し、まちを周らせていただいた。ただ本宮の今日は、地元幼稚園の子どもたちも多く参加してくれ、大きな掛け声とともにロープでだんじりをひっぱってくれ、大助かりであった。私も小さな頃にだんじりを引っ張ることでだんじりを引き継ぎ残したいという気持ちと、まちに対する愛着が沸いたのを覚えている。なのでこのように多くの子どもたちがだんじり曳行に参加してくれることは大いに歓迎であり喜ばしいことである。

そして午前中の曳行が終わる頃には、又右衛門は次へと移動しなければならないために、若い衆に任せて現地を後にした。

今回の秋祭りも準備や片付けには参加できずに、本番だけの参加になってしまったが、いつものように温かく迎え入れ、役割を与えてくれるまちの人びとには本当に感謝である。周りには私の活動に外部へ出ていった者と思う方もいらっしゃるが、私はこれからもスタンスを変えずに、世界に出て私のやり方で、宝塚山本の魅力を伝えていければと思っている。

そして今回もだんじりを引っ張ってくれた小さな子供たちが、素敵なふるさとと思ってもらえるように微力ながら取り組んでいきたいと思っている。引き続きのご支援をよろしくお願いします。早くも来年の秋祭りが楽しみである。

秋田から帰阪し、一晩自宅で過ごして朝一番の飛行機で福岡に向かった。

今回は来年開幕の大阪・関西万博にて植栽予定樹木の材検と本年度から販売をあらためて開始するオージープランツのチェックにて田主丸付近を案内していただいた。

 

 

私は田主丸付近を訪問するのは久しぶりになる。ぞして以前にお世話になった生産者の方などとも再会し、以前よりかなり拡大されていて良い植物が多く並んでいた。

そして圃場をまわらせていただき、パビリオンの建築デザインなどと照らし合わせながらいくつかの修正などを思い描きながら、各植物を確認させていただいた。

大きなものからグランドカバーのように使わせていただくものなどを順番にチェックさせていただけた

また植栽用以外に、卸店舗販売用の逸品なども紹介していただけたので、この秋からの展開が楽しみである。

 

別の生産者の圃場ではシルバーやカラフルな低木もあり植栽用にも販売用にも適したものを見つかることができた。

中には雲竜つげなどとても可愛らしく、室内でも管理できるので、うまい使い方ができればと思っている。楽しみである。

ランチには美味しいラーメンをごちそういただきとても満たされ、小郡に移動、そこでも魅力的な植物を沢山紹介していただけた。

そしてちょうどそこには以前より探していたナギの木がたくさんあり、よりどりみどりであったので、早速新しい案件にも提案できるためとてもありがたかった。

 

そしてしばらく今後の取り組みについてお話をさせていただきとても意義深い時間を過ごさせていただくことができた。

その後は最寄りの鳥栖駅まで送っていただく間も、今後について協力関係を進めていくことなどを話し合いながら、駅に着いたので、近い再会を約束して、一旦ここでお別れとなった。

そして私はここから列車移動し、博多駅までお迎えに来ていただき雁ノ巣駅へと向かった。ここには、私が初めてマダガスカルに行ったときのツアーに参加されていたマダガスカルにおいては大先輩となる方が住んでおられており、その再開のための訪問である。

お家にはマダガスカルなどの民芸品などが多くありとても良い雰囲気である。

お庭にはネコがくつろいでいて又右衛門にとっては楽園のようなところである。

さらに手作りの食事までご馳走いただきとても贅沢な時間を過ごさせていただいた。そしてしばらく次回のマダガスカル訪問について相談し、ある程度方向性なども出来てきたので、帰阪して話を進めていこうかと思っている。楽しみである。

 

その後、最寄り駅まで送っていただき電車で博多に到着し、駅前のホテルにチャックイン。とても内容の濃い1日となった。

翌朝イチの高速バスにのり熊本に向けて出発。途中の高速の駅にて降車し、待っているタクシーには目もくれず、歩いて電車の駅まで向かう。

途中可愛らしい花を見かけることができた。頑張って早起きして歩いて移動することでの恩恵を受けることができた。

そして武蔵塚駅から単線の電車にのって3つ。中々の風情を感じた。頭の中に、「遠くへ行きたい」 の音楽が流れてきた。

そして原水駅にて下車。そこには初めてお会いする生産者様が迎えに来ていただけていた。この方にも大阪・関西万博の海外パビリオンの植栽でメインに使用するものを栽培していただいている数少ない生産者である。

 

今までは電話やメールにて連絡であったが、今回何とか時間をとることができ、ご挨拶をさせていただいた。

 

そして圃場を見学し、環境に配慮し、しっかり土づくりから行われ健常な苗を生産されていることの確認もさせていただいた。

そしてしばらく情報交換などをさせていただいた後に、引き続き納品までの育成と管理をお願いし熊本空港まで送っていただいた。

 

大阪・関西万博開催まで半年をきり、残り少ない時間に焦りがあるが、今回、福岡各地や熊本を訪れ、植物を前にイメージが少しずつ明確になってきていることに少しホッとすることもできた。

 

あと半年、まだ半年ある。できることを植物と一緒にやり遂げていきたいと思っている。各地に拡がるパートナーに心より感謝である。

 

今日は秋田へ。今春以来 半年ぶりの秋田である。今回の秋田は、昨年より本格的にバラエングループにて生産の継続をさせていただくことになった八竜松(旧秋田美人松)の生育状況確認のために訪問である。

いつものように朝1番の飛行機で秋田へと向かう。今回は条件付きの運航ではなく、安心して乗り込むことができた。

 

空港到着後は、先乗りしているスタッフに迎えにきていただき、市場関係者と共に早速能代にある圃場へと向かうことにした。

いつものように風力発電の設備を横目に見ながら一般道を走り、八郎潟を眺めていると、何故か「八郎潟」という響きに、学生時代に地理の試験によく出てきたな~~と妙に感慨深くなった。

そして秋田空港から約1時間30分で能代にある八竜松の産地に到着した。

そしてまずは氏神様の参拝。いつものように静かな佇まいである。

そして拝殿にあがらせていただき、祝詞をあげさせていただき、今回も無事に訪れることができた御礼と、八竜松がしっかり生育してくれていることの感謝を伝えさせていただいた。

そして拝殿を観覧させていただくと松が描かれたものが目に入る。私にはこの地が松の生産であるべきであることを強く感じた。

他にも龍が描かれたものが多くある。現在はこの辺りを三種町となったが、以前は八竜町である。恐らく龍に護られている町であると感じている。また私が辰年生まれで龍神様を崇めていることもあり、この地の産業を絶やさないように継承をさせていただいた。

そして私がここでの生産を継承したときに、「秋田美人松」からこの地の名をとり「八竜松」としてリブランドして展開をさせていただいているのである。

参拝後は、秋田名物のきりたんぽをいただきながら、今年の松販売についてと、今後の生産について関係者で話をさせていただき、とても良い評価をいただけ、来年以降も増産していく方向で進めることとなった。

そして圃場巡回では、写真では中々わかりづらいが、昨年より厳しい夏であったが、昨年以上に緑が濃く、良い根引き松が仕上がってきているのが確認できた

このようにとても美しいフォルムのも多くある。ここらあたりはかなりの年数を要しており、畑に植わっている「しなやかな盆栽」とも言える品である。

数量的にも昨年の1.5倍以上は見込めるが、昨年お取引ただいた方々から高い評価を得て、倍以上の取り引き依頼をいただいている状況である。それも現存の取引先様だけでそのような状況のため中々新規取引先を募るまではいけていない状況で心苦しいところである。

それであれば増産すればいいのでは?と思われるが、植える場所は確保できても植える苗、松ぼっくりの不足、さらに産地の高齢化もあり、簡単ではいかないところである。でもこれだけの要望をいただけているので、皆さんに助けていただきながら途絶えさすことがないように今後も引き続き取り組んでいきたいと思っている

 

さらに私たちの取り組みに共感いただき取引市場やその先の仲卸、小売店の方々までお手伝いに来ていただけており本当にありがたく思っている。

 

まだまだこの事業は単独では赤字事業になるが、将来さらに拡大し、日本の文化・芸術と共に「八竜松」を拡げていただきたく思っています。

 

是非この年末も皆様に「八竜松」を手に取っていただき、その素晴らしさを実感していただきたいと思う。

現在のところ限定した市場のみでの取引になっており、中々全国の皆様にお届けすることができていないが、もしご興味がある方はご連絡いただければ取り扱い市場や仲卸を紹介させていただきますのでお気軽にお声掛けください。

それでは今年も「八竜松」をよろしくお願いします。