四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
先週の沖縄から週末の北海道、そして今週初めは関東での活動と、バタバタの月末であった。
いよいよ着手の沖縄名護プロジェクトの打合せから帰阪し、週中は本年度JETROの輸出大国コンソーシアム支援企業に採択された弊グループ開発であるバイオスティミュラント「マリネックス」の輸出会議が開催された。
2国間の5事業所でのWeb会議ではパートナーの方々から、様々な指導をいただくことができ、有意義な会議であった。その中では農業資材として販売が中心であった資材を、日本国内で観賞魚の健全な育成に効果が期待でき、品評会で受賞者から強い支持を得ている「マリネックス錦」の可能性などについても議論をさせていただいた。
週末には北海道に向かい今度は畜産動物にも好結果を残しており、数年前には厳格な試験にも合格し、サラブレッドへの供給許可いただけた「マリネックス ゴールド」の案内のため牧場などを訪れた。
相変わらずのレインマンで半分ぐらいの活動しかできず説明を聞いていただけたまでにしか過ぎなかったが、使用していただければ必ず結果を残せると思うので根気強く活動をできればと思っている。
そして日曜日に帰阪し、資料をまとめて関東へと向かった。羽田空港到着が少し遅れたため、乗るバスを予定変更して東京ディズニーランド行きのリムジンにて舞浜経由で目的地へと向かうことにした。
当然バスは夏休みということもありディズニーランドに向かうカップルやファミリー、若い女性の方が多く、私のようなオヤジはほぼいなく、まるで女性専用車両に間違って乗ってしまったかのような恥ずかしさと緊張の中での移動となった。それでも隣の方が親切に話しかけていただけたので、とても素敵な時間でもあった。
バスを降り電車を乗り継ぎ、葛西市場へと向かう。昨日までの北海道と比べると、かなりの暑さである。ただ私はタイにてこれ以上の暑さは経験済みであるので、それなりに日光を楽しみながらの移動であった。
葛西市場では、とても有意義なミーティングを行うことができ、今後の活動において大いに役立ってくれるかと思うので乞うご期待である。そのうちに詳細も公開させていただきます。
葛西のミーティングを終えて、バスと電車を乗り継いで東京農大に隣接する進化生物学研究所へと向かった。そして馬事公苑の横目に見ながら汗だくになって到着。
まずは近藤先生に挨拶をしてから、研究所へと向かう。
そしてバイオリウムの植物や動物たちにも挨拶をし、館内にある研究室へと向かうことにした。
研究室には相変わらずの資料や標本が積み上げられ、私の机の上とは比にならないぐらいに山積みになっている。できればうちのスタッフにもその状況をみてもらいたいぐらいだが、きっと先生方の山積みになった机の上と、私の机の上では質が違うと言われそうなのでやめておこう。
部屋に入って先生を呼ぶと、資料の中から湯浅先生がひょっこりと現れ、先日愛知県知立で開催された全日本愛瓢会以来の再会となった。
今回の訪問は、マダガスカルにおいての木彫りプロジェクトや、その他の活動家による芸術品などの輸入やマダガスカルの自然保護についてなどをお話させていただくためであった。
そして来年には久しぶりに私も同行のマダガスカル現地調査に入ることや、ヒョウタンの展示会などの打ち合わせを駆け足で行った。
最後には、新しく出版された本「世界の絶景植物(淡交社)」と、秋の湯浅先生同行のツアーの案内を託ってきた。
それにしても先生の研究に込めた強い想いからなるからであろうその行動力、それを支える体力には本当に驚かされる。超人と言える。皆さんも是非機会があれば湯浅先生と一緒に活動され、その知識の豊富さ、衰えない探求心に触れていただければと思いますよ。
そして先生とのミーティングを終えて移動し、以前に植栽させていただいたオリーブの状況やチェック、日が変わってパートナー関係にある企業と新しいプロジェクトでの打ち合わせも行い、今回のすし詰めの2日間を終えて帰路に着いた。
先週の沖縄では台風接近による雨。続いて北海道でも予報は晴れであったのに結構が降った。そして完全に晴れ予報であった関東でも帰り際には多くはないが通り雨が降っていた。自分でもさすがレインマンだな~~苦笑いするほどであった。
さ~。今月も残りわずか。明日も大事な打ち合わせが控えている。最後まで気を抜かずに行こう。楽しみである。
今月初めに今回の沖縄名護にて起ち上げるプロジェクトの打ち合わせを大阪で行ったときに、次回ミーティングの予定を23日24日に設定をしていたのだが、先週末に台風発生し24日に沖縄本島へ影響がある可能性があるとの予報で、帰阪できなくなる可能性も高まってきたため、急遽 すでに入れてあった予定を変更して、前日の午後便にて那覇空港へと向かった。
那覇空港は辺りでは、又右衛門お決まりの雨が降っており、歓迎をしてくれていると前向きに考えながら降機し、急ぎ足で出口へと向かった。
今回は急遽の予定変更であったのと、夏休みに入ったためレンタカー手配も難しく、時間ロスあるので、気を遣ってパートナーがわざわざ空港まで迎えに来てくれたので、ありがたく車に乗り込ませていただき、車中では進捗状況の確認などの打ち合わせをしながら、まずは私の宿泊地へと向かった。
夕方から夜にかけての空港周辺は渋滞するため、少し時間は要したが、無事にホテルに到着、チェックインを済ませて、しばらくしたころに現場で1日中、植物と向き合っているメンバーも、到着しTEAM MATATABIメンバーがそろったため、早速、近況報告や今後の進め方など打ち合わせをさせていただいた。
その後、前回からそんなにも時間は経っていないが、みんなそれぞれがギリギリのところで頑張っているので、元気に再会できたことへの乾杯を行った。そしてそれからさらにペースが上がっての、今後の進め方などを話し合い気がつけば、3~4時間が経ってしまったので、明日も早朝からなので、一旦今日はこの辺で切り上げることになった。
翌日は朝一番から移動しながらコンビニご飯を食べて、まずはパートナーであり、本プロジェクトの中心であるナーセリーの管理農場7カ所を順番に確認させていただいた。まだまだ拡大中のことでとても頼もしく思えた。そして最後にナーセリーの拠点に到着し、ミーティング行ってから、場所を移動し、今回の開発でお世話になる企業への訪問を行った。
その後新しく加わっていただくメンバーも合流し、一緒に開発予定地の現場へ向かった。小高くなった場所から眺めると、あらためてこの立地条件の素晴らしさを感じ、期待感が高まってきた。そして現場に立ち、景色を眺めながら、風を身体で感じることで、図面やパースでは読み取れない情報を得ることができた。
その後、近隣にOPENするテーマパークの横を通り抜け、現地の植生などを見ながら、お昼になったので、近くの食堂でランチにすることにした。ランチではソーキソバを食べるか?チャンプルを食べるか?悩みに悩んで私はフーチャンプルの定食を注文。その後同行者のソーキソバが到着。とても美味しそうである。やはりソーキソバにするべきだったかな?と少し後悔をしていると、私の定食が到着。これまた美味しそうである。さらにスープ代わりに小さなそばがついていたので、とても幸せな気分になった。ブログをお読みいただいている方にとっては、全く興味がない話かと思うが・・・・・。
そしてランチ後、ベースキャンプであるナーセリーの拠点に戻り、今月初めに送らせていただいたバオバブの状態をチェックした。
AIR-POTで植えられたバオバブたちはほとんどが芽を吹き、元気にしてくれていたのでホッと一安心である。たまたま来られていた他社バイヤーの方も、とても興味深く、バオバブたちを見られていたのが印象的であった。
そして再びテーブルでミーティングと今回の決め事など総括を行い、来月の予定を立てて一旦終了。台風が来る前に帰京、帰阪するために、那覇空港へと向かった。
那覇空港到着後は、お別れの乾杯と、それぞれの地で元気に頑張って、来月の再会を約束し、固い握手を交わして一人はANA、一人はJAL、一人は農場へとそれぞれが分かれて向かうことになった。
長年の構想を立ててきたキーマンである2名と昨年に、劇的な再会からに、不思議な縁が重なり合い、又右衛門の役割があると声掛けいただいてから、様々なことが動き出し、そして出来上がったトライアングル TEAM MATATABIがまた更に前に動き出そうとしている。
今まで生花の仲卸、植物の仲卸を始めることになったときのような感じである。ものすごく楽しみである。
今回台風接近にて、延期をするのではなく、少し無理をしての前倒しの訪問であったが、互いが目を見て、目的を確認し合い、腹を割って深く話し合うことで、この虹の橋以上にわたるべき道や、共に歩む仲間、それぞれの役割がより鮮明になってきた貴重な訪問となった。
細かいことを言えば色々あるかもしれないが、この縁からなる取り組みは単なる一企業の
取り組みとしてではなく、きっと業界に関わる方々にも良い繋がりを持たせられると確信している。
さ~~。いざいこう。七色の橋の向こうに拡がる世界へ。
眩しい太陽の光も、光を遮る雲も、激しく降る雨も全てを味方つけてこそ輝ける虹のようなTEAM MATAEMONとなって。
今日は久しぶりに宝塚にある雲雀丘学園を訪問させていただいた。当学園は現在有数の進学校として名を連ねる学校である。
なぜそのような学校に又右衛門が現れるのか?と思われる人もいるかと思うが、実は私又右衛門は多分12年ぐらい前に、当学園の中・高等学校のPTA会長を務めさせていただいたことがあるのである。私のキャリアの中で、一番驚かれるのがこのPTA会長である。
歴史と伝統があり実績のある学園のため、見た目にも普段の活動としても、かなり毛色の異なる会長であったと自分でも思うので、当時校長先生が、よく私のようなものを選んだな~~と今でも思う。そのようなPTA会長であったので、今まで慣習とらわれない活動を行っていたため賛否の声もあったかと思うが、多くの先生や父兄の方々にも共感いただけ、生徒の皆さんも親しくしてくれ、とても印象に残った役割であった。
そして今日は、当時大変お世話になった先生からの急遽の依頼で2年生が対象の“地域共生ゼミ〜宝塚市の未来を考える〜「世代間交流によるレジリエンスの強化」”にて、又右衛門が講義をさせて頂きました。
講義前からとても礼儀正しい生徒の方々で、講義中もしっかり集中して、質問や意見もしっかりされる将来が楽しみな生徒が多かった。中にはいつも私たちの活動を支えていただいている父兄のお子様も参加されていたり、かつて宝塚山本が日本三大植木産地であったことを知っており、そのことをテーマに考えていただいていたり、とても嬉しく思った。
講義を終えて、先生に見送られ校舎を後にしたとき、会長をつとめていた時から10年以上が経ったが、メタセコイヤを見上げた時、あらためてここの生徒がこの樹のようにまっすぐに育って欲しいと、当時と同じような思い浮かべることになった。
短い間であったが先生や生徒の皆さんとお話しする機会は、緊張と楽しみでいっぱいであった。あらためてこのような機会をいただけた先生に感謝である。そして生徒の皆さんの健康と飛躍を心から祈っています。またどこかで会いましょう。
先週は週初めの横浜に始まり週中にはとても素晴らしい企業の代表との新しいご縁をいただけた面談の機会をいただくことができ、また家族のお祝いごとのご縁など公私にバタバタでブログのアップもできないままにあっという間に過ぎていった。
そして今週の初めは都内でおこなった大事な植栽のチェック。とても元気にしてくれている姿を再び見ることができ、とても嬉しく感じた。このままスクスクと育ってくれることを願うばかりである。
そして帰阪後、県下のプロジェクト会議に出席したので深夜に帰宅となった。そして翌朝は滋賀県にあるJRA栗東トレーニングセンターへと向かった。花き関係が何故JRAに?と思われる方もいらっしゃるかもですが、訪問理由はグループ会社で競争馬の健康増進に向けた資材を開発と製造をしているのでその関連での訪問であった。
そして午後からは、京都八瀬にて開催される第44回JFグループ生産者協議会通常総会に出席をさせていただいた。
講演会ではGREEN×EXPO2027国際園芸博覧会 協会から出展に関する案内があり、続いて、特別顧問である松浪様の講演を拝聴させていただいた。いつもながらのその時にあったタイムリーな話題に加え、聴衆を惹きつける話術は本当に素晴らしく、さすがと感じるばかりである。
続いて懇親会では、いつも大変お世話になっている方々にご挨拶をさせていただけ、また美味しい料理もいただくことができ、とても素敵な時間を過ごさせていただくことができた。
このような素敵な時間であったので、もっとゆっくりして、皆さんにお話の機会をいただき、学ばせていただきたかったのだが、急遽依頼があったボランティアの仕事の準備をしなければになってしまい、中締め終了後帰社することになった。
このように多くの国内生産者の方々とご一緒できる機会であり、東社長はじめ長年お世話になっているJFグループの方々とお話ができる機会は本当に有意義であるので、一足先に帰るのがとても残念であったが、その分来年の参加がさらに楽しみである。
今日は、来年以降のいくつかの国際博覧会における各国パビリオンなどで採用いただく植物の材料検査にて、お世話になっているナーセリーを訪問させていただいた。
クライアントと横浜駅で集合、早速ナーセリーへと向かった。
このナーセリーは、先日重要なプロジェクトで大変お世話になった信頼のおける素敵なパートナーである。
広々とした管理地に魅力的な植物が沢山植わっている。以前にお伺いさせていただいた時より、かなり拡大され、魅力的な植物も増えていた。
そして来年用に確保していただいている植物のチェックも行い、元気にしている姿を確認出来一安心。
その他にも色んな打ち合わせを現地で行うことができ、植物を前にしての現場打合せの必要性を強く感じることを再々認識でき、少し遅れている来年の大事なプロジェクトも何とか見えやすくなってきたため、さらに意欲が高まってきた。
このような素敵なナーセリーの植物と又右衛門プランツを併せて、一人でも多くの皆さんへ植物の魅力を伝えていければと思っています。楽しみにしていてくださいね。
今日は七夕。南の雄、東の雄、西の雄、雄?いや勇?あるいは友?と言える者が七夕に終結。
なぜMATATABIか?
これから繰り広げられる新しい取り組みに胸が躍る!!!
乞うご期待!!!!!
昨晩オーストラリアから帰国し、今日は朝から大阪市内でいくつかのミーティングを行ってから、夕方京都へと向かった。
会社や自宅から京都は、そう遠くはないが昨年までは仕事で行く機会が比較的少なく、毎年3回ぐらいである。又右衛門は何となく京都には縁が薄いのかなとも思っていたが、今回知人の紹介で、素敵な機会をいただけたので、京都へと向かった。
今回の京都は、GENETO GROUPの山中代表にお声掛けいただき、京都三条ラジオカフェFM79.7MHzの番組「NNT-radio(nippon night talk)」の収録で訪問してきました。
JR線から地下鉄にのって最寄り駅には集合時間より早めに到着。しばらく他の打ち合わせなどをカフェで行ってから収録会場へと向かった。
到着後、今日初めてお会いさせていただく方ばかりで、少し緊張をしながらまずはご挨拶をさせていただいたが、収録に関わられる方皆さんが番組企画や空間デザイナー、指物師、アナウンサー、大手広告代理店の方々、それもものすごくご活躍の方々ばかりで驚かせていただいた。
そして簡単な打ち合わせというより、普段の会話をさせていただいた後に、収録させていただいた。
収録時間は30分少々であったかなと思うが、相変わらず饒舌とは言えない又右衛門であるのと、オーストラリアで顔をぶつけたことも加わっての歯切れの悪さはあったかもしれないが、皆さんのおかげで大事故もなく収録を終えさせていただくことができました。放送は7月27日予定とのことです。少し遅い時間ですがよろしければお聴きいただければ嬉しく思います。
収録後は、近くにあるGENETOさんの事務所に移動し、懇親会を開催していただけたので、皆さんの活動などもお聞きしたくて参加をさせていただいた。
植物も多く飾られたとても素敵な場所であり、プロ顔負けのとても美味しい手作りの料理を食べさせていただくなど驚きであった。そして皆様ととても楽しく、そして多くを学ばせていただけるなど、とても素敵な時間であったので、時間が経つもの忘れて長居となってしまった。
懇親会の最後には壁にサイン。そして再会を約束し、今後のコラボなどのお話をしながら、後ろ髪を引かれる思いで、皆さんに見送っていただき、この地を後にしました。
さらに最寄り駅まで、楽しくお話していただきながら送っていただき、帰宅のために阪急電車にて帰ることにした。
ただ少し長居をしてしまったため、山本まで帰ることができる最終電車には乗り過ごしてしまったが、それすらもとても良い想い出になるような素敵な1日であった。皆さん本当にありがとうございました。また何かのご縁で再会できますこと楽しみにしております。そして今後ともよろしくお願いいたします。
朝4時起床。POTで沸かしたお湯で目覚めのコーヒーを飲みながら、パッキングをすませてチェックアウト。
折り畳みダウンジャケットで身をくるみ、ホテルの駐車場でシャトルバスの到着を待つこと15分。中々来ないので係りの人に「歩いていけるなら歩いて行くけど」たずねたら笑いながら1時間歩くのかい?と言われたので、再びしばらく待ち到着したバスにのり、国際線ターミナルに到着。今回のフライトでは2度、便の変更があったので少し心配はあったが無事にチェックイン、出国手続きを終えて、出発までの少しの時間をラウンジで過ごすことにした。
シドニー空港にあるラウンジの入り口には、壁面緑化が施されている。一昨年訪れた時からの変化はなく、丁寧に管理されている印象が強い。仕事柄壁面に使われている資材にも興味があるので、しっかり確認させていただいた。
ラウンジで過ごした後、定刻出発のJALの飛行機へと進んだ。比較的空いている便のためあらかじめ予約していたシートのおとなりの方もいらっしゃらずで、普段より広々とした空間であった。そして離陸前には、CAの方々から丁寧なあいさつと素敵な笑顔でご挨拶をしていただき、海外の航空会社とは大きな違いを感じた。
離陸後にも、とても丁寧にごあいさつをいただけ、少しお話をさせていただいたところ私と同じ宝塚で住まれていたとのこと。さらにこの又右衛門ブログを読んでいただいてくださり、少し前にアップしたブログでJAL便の変更による影響などのことも書いていたので、そのことも知られており、その際の不可抗力のようなスケジュール変更であっても、あらためてこの場で謝罪までされるなど、本当に心配りをされる素晴らしい方でさすがグループ長と感じた。
また同じグループのCAの皆さんも、笑顔が素敵で気配りもされ、本当に素晴らしいグループと感じた。もちろん往路もその他のJAL便の方々はとても良い対応をしていただいているが、数千回乗ってきた今までのフライトの中で、一番居心地の良い時間を提供していただけたと言える。再びこのグループの皆さんと空でお会いすることは、中々難しいであろうから、あらためてこの場でお礼を言いたく思う。グループ長のAさま。そしてグループの皆様本当にありがとうございました。また空でお会いできる日が来ることを楽しみにこれからも「日本の翼JAL」に乗っていきたいと思います。お世話になりました。
そのようなとても居心地の良い空間であったので、今回のオーストラリアでの活動を振り返りながらのデスクワークも進み、気がつけば羽田空港到着も近づいた時に、出発ではパスポートの置き忘れ、到着した夜には、壁に鼻をぶつけての軽い骨折など前途多難と思ったが、それも帰国後は笑い話にできるぐらい素敵な人、植物、環境に巡り合うことができた本当に素晴らしい訪問となった。
そして次の訪問は、今回の植物たちを迎えに行くタイミングになるかと思う。来年か再来年化はプロジェクトの進み具合によって未定ではあるが、きっと一大イベントになると思うので皆さんも素敵な植物が来ていただけることを楽しみにしていただければと思います。そして是非地元の方々の想いをのせてやってきてくれる植物たちをハグしてあげてください。それこそがこの植物たちの喜びであり、又右衛門の役割であると思うので・・・・・
久し振りのオーストラリア編 相変わらずの乱文ですがお読みいただきありがとうございました。また今後の進捗についてもFacebook(アカウント名 NOBUYASU KANAOKA 金岡信康)にてアップしていきたいと思っていますので、ご覧いただければ幸いです。ありがとうございました。
今日は、数日間仕事に食事、宿泊と全てお世話になったDanny宅を離れブリスベン市内へ向かう日である。
早朝にも関わらず、食事をご用意いただき、ギリギリまで打ち合わせを行った後、DannyさんとCarolynさんと強いハグと握手をかわした。そしてお互いの健康と近いうちの再会を約束し、後ろ髪を引かれる思いでKaoriさんの車に乗り込み、ブリスベン市内をめざした。
そして約1時間。まずは今回急遽参加いただいた同行者の方を空港にて見送らせていただき、私とKaoriさんは、夕刻の出発まで、ブリスベンにて活動をすることにした。
ただ先日から降り続いている雨が残っていたため、屋外での活動が難しく、私たちの事業の重要な一つでもある量販店での植物販売の参考のために数店舗見学をさせていただいた。
これは大手食品スーパーの花売り場、店員の方に声をかけさせていただくと、素敵な笑顔を返していただけた。ブーケが40AUDなので約4,000円。カスミソウだけの花束で約1,500円なので、日本に比べてお高めではある。ただ10年前に訪れた時のより、はるかに品質は良くなっていた。
またガーデンセンターも見学。広々とした敷地で展開がされている。郊外型ではないので大きな植物はないが、屋内外用の植物をチェックさせていただいた。
また植物はほぼ同様なものが日本でも販売されているので、価格以外は参考になるものは少ないが、陳列什器は卸店舗でもとても参考になるものを見かけることもあるので、しっかりチェックをさせていただいた。
また店内ではクイーンズランド州のこの時期が、ホリデイということもあり、子どもたちへの園芸教室も開催され熱心に子どもたちが参加している姿が印象的であった。
そして引き続き雨は降ったり止んだりで、屋外での活動には足元が悪く、その準備も整っていなかったため、過去に何度も訪れている大きな植物園視察は今回行わず今回お世話になったKaoriさんのご主人とのランチをはさんで、いくつかの屋外施設を見学することにした。
ここは通りすがりに、車の窓から馬の看板がたまたま目に入り、Kaoriさんにたずねると競馬場とのこと。そこで急遽少しだけ車を停めていただいた。以前のもこのブログでアップさせていただいたことがあるが私たちグループでは日本にて競走馬向けマリネックスを製造販売したり、協力会社では植栽の改善に関わらせていただいていたりすることから、レーシングコースには興味があり、せっかくのチャンスなので少しの時間であるが視察をさせていただいた。
この日は競馬の開催日ではないのでひっそりとしてはいたが、興味深く柵の外からDOOMBEN競馬場を見学させていただいた。
そして驚きなのが、道を挟んだ向かい側には、もう一つ競馬場があるとのこと。あまり詳しくはないが日本ではまずそのような場所はないはずである。どうして2つの競馬場が並んでいるのかは、リサーチできていないが、日本では中央競馬と地方競馬があるので、その2つが隣接しているのか?それとも同地区で競馬頻繁に開催されるためレースコース保全のために2つの競馬場を運営しているのか?など気になるところであった。
そしてわずかの時間であったが、もう一つのAscot Green競馬場をさっと見学させていただいた。ここも開催日ではないため関係者以外は人を見かけることはなかったが、コースの芝や植栽などを見学させていただいた。
そこでコースに隣接するレジデンスのようなものがあり、すでに入居済みの棟や建設中の建物もあった。それにしても建物のベランダの目の前がレースコースとは、競馬好きの方には、たまらない施設であろうと思えた。
これはランチをしたレストラン近くの植栽。この辺りは高級なエリアとのこと。うちっぱなしにボリュームのあるモンステラの植栽が、シンプルでかっこよい。
その他も高級エリアということもあり素敵であった。
その他にも公園を見学。大きなローズガーデンがあるが、改植などでほとんど開花はしていなかったが、作業の合間をぬって、私たちの質問にも答えていただけスタッフはとても親切であった。
他にも素敵な植物やご紹介したいものもあるがこの辺で。この公園を見終わる頃にはそろそろ活動のタイムリミットとなり、街中に少し立ち寄った後、再度ブリスベン空港へと向かった。
ここでKaoriさんとはお別れ。Kaoriさんには、この4日間つきっきりでアシストいただき、さらに通訳以外にも私が足らないことも補っていただき本当にありがたかった。素敵なパートナーである。心より感謝である。
そして別れ際では再会の約束と今後の協力をお願いし、私は手荷物検査場へと向かうことにした。
国内線で移動し、シドニー空港に到着したころには辺りはすっかり暗くなっていた。そこからホテルの有料ミニバスに乗ってホテルに到着。チェックインを済ませ、部屋に入ると早速シャワーを浴びた後、持っていたリンゴやスナックなどで簡単に夕食を済ませてから、寝過ごさないように、デスクワークはほどほどにして早めに眠ることにした。
さてと明日は帰国。無事に帰れますように。
昨晩からの雨は朝になっても止まず、朝の挨拶と共にパートナーからはレインマン。レインマンと笑いながらの連呼。そしてシンプルで美味しい朝食をいただき、車に乗り込んで出発をした。
出発地点からおおよそ2時間半の道のりである。途中雨が止むときもあったが、ほとんど降り続いていたため。休憩地点でも水たまりができるほどであった。
そして休憩をはさんで約2時間半。待望のボトルツリーが生育する夢の地に到着した。私はこの地を訪れるのは数年ぶりいや5年ぶりぐらいかもしれない。
そしてこのファームの管理者と合流。そしてラッキーなことに、ちょうど雨も止んだので久し振りの再会を喜び合い、しばし打ち合わせを行った。打ち合わせでは昨日から降り続いている雨のため、足もとが緩いために活動範囲には制限がかかってしまうが、その中でもシンボリックなボトルツリーを探すべく4WDに乗り込んで出発をした。
しばらく車を走らすと、遠目にスッと立ち上がる素晴らしいボトルツリーが目に入ってきた。早速車を降りてチェックと採寸を行った。とても良い感じのボトルツリーである。いきなりこのような素敵な1本を見せられてしまい、興奮が冷めやらないまま車に乗りこんで、少し前に進むと、視界の先にはそびえ立つまさに巨大ボトルといえる驚愕の1本が見えてきた。
そして車を降りると、同行者とともにボトルツリーのもとへ、小走りに向かった。高さも幅もあり圧倒的な存在感がある1本である。同行者も同様に感じられていたのが、すぐに伝わってきたので、何の躊躇もなくすぐさま採寸を行った。そしてサイズを測ると明らかに先ほどのボトルツリーより大きい。ただ大きいだけではない。文章ではうまく表現ができないがその存在感に同行者と「すごい。すごい。」としか言えないぐらいであった。そしてこのボトルツリーが日本にきたら、みんな驚くであろうな~~と口をそろえて言っていた。そしてさらに興奮した状態で車に乗り込み、次のボトルツリーを探しに向かった。
そして少し走ると良い形のボトルツリーを見つけることができた。これもとても良い感じである。さすがにさきほどのような存在感はないが、この姿も素晴らしく多くのボトルツリーを観てきた私やパートナーもとても良いボトルツリーである。個人的にはすごく気に入ったのでしっかりチェックをおこなった。
そして再び車に乗り移動。先ほどの大きなボトルツリーを目にすると、どうしても他のものは小さく見えてしまうな~と同行者と話をしながら、次の候補を探しながら窓の外を眺めていた。しばらくして素晴らしいボトルツリーを見つけてその麓にまで向かったとき雨が強くなってきたため、そのボトルツリーはあきらめることにして、次なるボトルツリーを探しに向かうことにした。
そしてしばらくして、また少し先にとても立派なボトルツリーの姿を確認できたので、まっすぐ車を走らせた。そして近づくにつれてその大きさがはっきりわかるようになり、これは先ほどのとても大きなボトルツリーに匹敵するぐらいのサイズであろうということで、間近で確認するため近づいた頃には、うまく雨も止んでくれて、しっかりサイズを測ることができた。やはり先ほどボトルツリーに匹敵するサイズである。同行者もとても興奮していたのが伝わってきた。
しばしその場でこの樹を日本に迎え入れることについての話を行いながら、それぞれが頭の中で大きな絵を描いていたと思う。とても楽しみである。
その後、一旦ここを下山し、少し離れていた次の場所へと向かった。そしてしばらくして以前伺った景色をなぞるように眺めていると、私の胸が高まってくるのを感じた。そうそれは待ち焦がれているボトルツリーに再会できるというのがわかったからだ。そしてゲートをくぐるとその先は、そのボトルツリーが変わらぬ姿で立っていた。
何度見ても「美しい」「かわいい」など全ての誉め言葉が当てはまるほどの超素晴らしいボトルツリーである。一緒に同行したメンバーも感動の声をあげていた。私は10数年ボトルツリーを探し見てきたが、このような素晴らしいフォルムの子には出会えたことはなかった。それもそのはず現地で50年以上活動するパートナーも、このボトルツリーはAAAと評し、このようなものは、まず出会えないという。
私はあまりの素晴らしさに、時間を忘れ何度もしっかり抱きしめていた。その姿を見ていたパートナーは、今まで多くの富豪や世界的な植物園が訪れても、この子は誰にも渡さなかったんだと言っていた。そして「又右衛門が再び来るまで、しっかりと残しておいたよ!」と言っていただけた。本当に嬉しくてこみ上げてくるものがあった。
ただそれと同時に、あまりの素晴らしさにこのボトルツリーをこの地から動かすことが正しいのか?を感じたので、正直に再度この子を迎え入れることについて聞き直してみたが、現地の方々は、「この子も今日この日を待ってくれていたと思っているよ。多く人に出逢わせてあげて欲しい。」と言っていただけた。本当に光栄であり、この仕事の尊さを感じることができた。
しばらくこの場で今後についての話をさせていただき、隣り合わせるこれまた素敵なボトルツリーとの時間も過ごし、今回のボトルツリー探索を終えることになった。
そして一旦ベースキャンプに戻り、今後について相談し、再びスケジュールを組んで再訪する約束をして、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。
帰りの車の中では、エキサイティングな半日を振り返りながら、色んな夢や構想を語り合いながら、再び2時間半ほど車を走らせ、ナーセリーに戻ることができた。
その後、今回の訪問における最後のディナーでは、ご用意いただいた私の好物と特別なワインで祝杯をあげ、ここ数日間滞在の素晴らしい成果を認め合い、祝い合うことができた。
そしてしばらく今後について話を行い、それぞれが部屋に戻り、自分の時間を過ごすことになった。わたしはあまりにもエキサイティングな1日であったので、中々興奮で寝付けそうにないので、デスクワークとパッキングを行ってから休むことになった。明日は早朝出発寝過ごさないようにしなければである。