四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

予定した時間に起床。バタバタと最終の荷物を詰め込み、ホテルをチェックアウト。スーツケースなどをホテルに預けてMRTにてガーデンズバイザベイへと向かった。

今回のガーデンズバイザベイ訪問は、設立10周年を迎え、その記念式典の開催にあたり又右衛門を招待していただき、出席の運びとなった。

最寄り駅に着き、地上にあがるとシンボリックなホテル、マリーナベイサンズが見えてくる。

そしてお馴染みスーパーツリー。何度見ても存在感抜群である。見慣れているも、その雄大さに魅かれながら、本日のパートナーであるMICHIKO氏と、式典会場であるFLOWER DOMEへ向かった。

会場には既に多くの人が着席していて、その中に私の海外パートナーであり、身内のようにかわいがってくれているオーストラリアのDannyご夫妻も出席していた。
さらにガーデンズバイザベイに輸出した時のパートナーであった日本花き輸出協議会の森川様、樋口様、そして貿易について大変お世話になった海下様の姿があり久しぶりに再会することができた。

また世界に拡がるガーデンズバイザベイサプライヤーチームの代表たちが結集しており、感動の再会となった。

しばらくして式典がはじまり、主賓としてMdm Halimah Yacob大統領 (President of the Republic of Singapore)、はじめLawrence Wong大臣(Deputy Prime Minister and Minister for Finance)、Desmond Lee大臣(National Development and Minister-in-charge of Social Sarvices Integration)など政府を代表する重要人物が臨席されていた。
来賓のあいさつがあり、式典は進められた。

各分野の表彰式があり、政府関係など順番に表彰があった。
さらに、場所変えフラワードーム内にて、ガーデンズバイザベイに植物を供給する各国のサプライヤーチームの表彰があった。

そして、司会に「BARAEN GROUP President NOBUYASU KANAOKA」とアナウンスされ舞台へと向かった。

先ほど来賓あいさつをされたMr Desmond Lee大臣より、強い握手とねぎらいの言葉をいただき、トロフィーを手渡され感無量であった。

続いてパートナーのDanny氏、樋口様もトロフィーを授かり、最後に皆さんで記念写真を撮っていただいた。

そして前CEOのDr.Tan氏にも再会できて、とても温かく迎えていただくことができた。

その後、しばらくは大臣と共にフラワードームを見学し談笑しながら進んでいった。大臣は公務でお帰りになったが引き続き見学。ポインセチアで飾られたクリスマスツリーが印象的であった。

続いてクラウドフォレストに移動し、順次見学をした。

白いガラスの花の装飾などが印象的であった。

映画『アバター』の展示など多くの来場者の目を引いていた。

Secret Garden など、以前では観られなかったものもあり、とても良い雰囲気であった。

続いてFLORAL FANTASYへと向かう。天井から吊り下げられる色とりどりの花が以前と変わらず美しかった。
しばらくして、ベンダーと関係者による昼食会が開催され、会場に招いていただいた。

そこでは現CEOのFelix Loh氏、前CEOのDr.Tan氏と一緒になり、今回のお祝いと感謝をお伝えすることができた。

そして同じテーブルのDanny夫妻やGBのスタッフたちと歓談しながら美味しい食事をいただいた。
その会話の中でバラエングループのマリネックスを紹介したところ、「シンガポールで売っているよ」と言われて、「それは間違えだよ。うちはシンガポールに輸出してないから」と言っても、「いや買って水槽に使っている」というので、「それはおかしいよ絶対間違え」と言ったのだが、「マリネックスだよ」と言うので、ちょうど持ち合わせたサンプル小瓶を渡したところ「デザイン似てるけどもっと大きかった」というので、販売用の1Lの写真をみせると。「そうそうこれだ」と二人の方に言われて、正直かなり驚いた。ただ現物を見ていないので何とも言えないがそれが本当なら並行輸入でもされたのかなと思った。ちなみに価格を聞いてみるとかなり高い。数倍のレベルでなかったので調査をしてみることにした。このような話は尽きることなく、時間いっぱいまで続けられて、中締めとなった。

そして終了間際に、エクアドルのベンダーで、世界中で活動する方などをご紹介いただけ、またさらに供給ネットワークを拡げることができた。そしてその方と来年早々にエクアドルに行く約束をして、会場を出ることにした。

会場を出て、いつも大変お世話になっているGary氏に今回のお礼を伝え、ガーデンズバイザベイを後にした。

途中、CaféにてシンガポールビジネスについてMACHIKOさんから色々教えていただくことができた。そしてMRTでCity Hallに戻りホテルでスーツケースを引き取り、MACHIKOさんとお別れし、またもやMRTでチャンギ空港をめざした。

帰りもJEWELを見学。入国時と反対側から見学をし、搭乗手続き、入国審査を無事終えることができ全行程を終えることになった。
本当に意義深いシンガポール訪問となった。大満足である。

今日は、世界的に大活躍のプランツプロデュースチームとあるミッションがありシンガポール植物園への訪問なので、朝からワクワクしている。

午前中は日本国内スタッフと連絡を取り合いながらデスクワークを行った。
そしてMRTに乗りNovena駅まで行き、お気に入りのチキンライスのお店で食事を済ませてから、再びMRTに乗りSix Avenue駅をめざした。

しばらくして駅に到着。通訳いただく方との約束の時間より早く到着したのでCaféにて準備を行うことにした。

その後、本日の訪問場所であるサラダ・ドレッシングの本社オフィスへと向かった。歩いて約8分で到着。そこから電話をするとしばらくして代表の方々が迎えに来てくださった。

サラダ・ドレッシングはドバイ万博のシンガポール館の設計や植栽に関わったり、アマンホテルの設計を行ったり、世界的に活躍される著名な集団である。以前からFacebookでは繋がっていたが実際にはまだお会いできていなかったので、パートナーでもあるYUKOさんに繋いでいただき、本日の訪問となった。

テーブルに着くと代表のChang Huaiyan氏はじめ多くのスタッフと挨拶を交わし、早速サラダ・ドレッシングの素晴らしい作品や活動をご紹介いただいた。さらにオフィス全体や植栽などの説明もしていただくことができ、その素晴らしさに感動したと共に、多くを学ばせてもらえた。

バラエングループの取り組みについてお話をすると、とても興味深いと言っていただけた。さらに話を進めていくと方向性や活動など共感できることも多くあり、今後具体的に一緒のプロジェクトができるのでは、とまで言っていただけた。

その他にも今後についてとても良い雰囲気で盛り上がり、前向きに話すことができたので、きっと形になっていくだろうと感じた。サラダ・ドレッシングのような魅力的な企業とプロジェクトを組めるのはとてもありがたいことである。とても楽しみである。

そして今回のおもてなしのお礼に又右衛門はさみを差し出すと、大層に喜んでもらうことができた。さらに来年の日本もしくはシンガポールでの再会を約束することができたのは大きな収穫である。今後が本当に楽しみである。そして多くのスタッフにお見送りいただき、長時間のミーティングを終え、この出逢いに感謝し、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にした。

そして小雨の中、駅まで戻りMRTに乗ってシンガポール植物園をめざした。
今回のシンガポール植物園は、国内の植物園から依頼があって、その打ち合わせのための訪問である。

シンガポール植物園の担当者は、少し遅れた私たちを玄関でお待ちになっており、到着してすぐミーティングができ、貴重で明確なアドバイスをいただくことができた。

ミーティング終了後は、駅まで植物園内を拝見し、以前から変わらない素敵な空間を味わいながら、帰路に着くことにした。
今日も雨で少し足元は濡れていたが、そんな不快さも感じないぐらい集中できた素敵な出逢いがありとても意義深い一日となった。

その後MRTを乗継ぎ、ホテルのあるCity Hall駅に到着。夜はスーパーで買い物をして部屋食にした。

さ~~明日は大切なイベント。そして帰国。
パッキングを行い帰る準備をしてから眠ります(^^)v

いつものように目が覚め、今日の準備を行い、ATMでお金を出せないかチャレンジしに行ったがそれも出すことができずに、カードで買えるマクドナルドをゲット。

部屋でいただき、打ち合わせの時間までデスクワークを行うことにした。
今日のミーティングは、本年度バラエングループがJETROの輸出大国コンソーシアム支援企業に採択された「植物工場」、その市場調査のための訪問である。

定刻にホテルのロビーで通訳の方と合流し、MRT(地下鉄)で打ち合わせ場所に向かう。
約20分で最寄り駅に到着。シンガポールで使う鉄道系カードを購入。チャージがカードでできるという便利さが嬉しく早速チャージ機でチャレンジしたところチャージができない。カウンターで聞いてみると、国外のクレジットカードではできないとのこと。クレジットカードに国内外は関係ないだろうと思いながら残り少ない現金を使いチャージをすることにした。

ただこのカードは日本のSuicaのようにセブンイレブンなどでも使えるとのことでありがたい。なぜならタイのカードは鉄道しか使えないからだ。

そしてMRTにて目的地に向かった。今回訪問する会社は日本を代表する誰もが知っている大企業である。最寄り駅からはそう遠くはないものの外は雨。傘がないので、初めての訪問でびしょ濡れになっていてはいけないためタクシーにて向かうことにした。

到着後、秘書の方にミーティングルームに通していただき、しばらくして、今回私たちの相談や提案に対してご指導いただけることになったCEOとの面談となった。

事前に送っていた質問に丁寧に答えていただき、様々な角度からの指導をいただくことができた。そしてそれに合わせた私たちの技術や持論の展開を行ったところ、かなり高く評価していただき、シンガポールにおいて重要なキーマンにつないでくださるという力強い言葉をいただくことができた。本当にありがたく、昨日のトラブルなどかすり傷にもならないぐらいに感じた。
会談を終えた後、お写真を撮らせていただき、深くお礼を言って帰ることになった。ただあまりにも要職の方であり、写真OKはいただいたもののここでは掲載を控えます。

お見送りいただき玄関に出ると、外は大雨。まるでチャンギ空港のJEWELのような勢いである。さらに雷鳴が幾度ともなく鳴り響く。大雨のためかTAXIはアプリでも電話でもつかまらず、あきらめて数十メートル離れたバス停まで走ることにした。

その時点で、新しい靴はびしょ濡れに。さすがレインマンと言われるだけのことはあると自分でも感じた。そして遅れてやってきたバスに乗り込み、駅に到着。今回のアシスタントの方とはここでお別れし、私は駅にて食事を探すことにした。

おいしそうなローカルフードが立ち並んでいるが、トラブルによって現金がないために断念。モールの下にあるクレジットカードが使えるとんかつ屋さんで食べることにした。

注文をして出てきたが、カツは結構小さくて味は・・・・これで約2500円とは。
如何に日本の飲食が安くて美味しいかが身に染みた。

そしてスーパーで明日の朝食用にヨーグルトを購入し持ち帰ることにした。ホテルに戻り、フロアの共用冷蔵庫にROOMナンバーの811と書いて、保存しておくことにした。

部屋に戻り、濡れた靴を乾かしながら、このブログを書いている。
今まで数年間、セラミック栽培式野菜工場事業の輸出を手掛けてきたが中々前に進められなかったところが、今回のわずか1時間で今までの数年間分を超えることができたと思う。この縁を大切に前に進んでいきたいと思う。
外は雨。しかし心の中は青空が広がっている。

早朝。目覚まし時計よりも早く起床。バタバタとパッキングを済ませて、ホテルの1Fのセブンイレブンで朝食を購入し部屋食。

連泊でお世話になったこの部屋とも今日でお別れ。8日間お世話になったお礼を告げ、簡単ではあるがテーブルを片付け、洗面台を洗い流して、部屋を出ることにした。

日曜日ということもあり予定時刻よりも早く空港に到着。チェックインカウンターも想像とは違いガラガラであったのでスムーズに出国手続きを終え、ボーディングタイムの2時間前にはラウンジに腰掛け、デスクワークを行える状況になった。

定刻にゲートに着き、しばらくして搭乗。久しぶりのタイ航空である。以前はよく乗っていたが、日本ではJALの搭乗が多く、マイルなどを有効にためて出張などに活かすためにアライアンスグループが異なってしまってから乗ることがなくなって以来である。

しばらくして離陸し、2時間強でチャンギ空港に到着した。

そして入国審査へと向かったがかなり混雑していたので、ここはライセンスのお力をかりようと所持しているAPECカード(APEC Business Travel Card)を提示して優先レーンを通していただいたのだが、私が入国申請書類の提出を忘れていたので振り出しに戻り、その場でオンライン登録をして何とか入国の許可をいただけた。
そこにかなり時間がかかったので急いでスーツケースを引き取りに行ったところ、私のスーツケースだけがポツンと一人で主を待っていたかのように置いておかれていたのが愛おしく感じた。

そしてスーツケースと共に入国。JEWEL(水と緑の植栽)へと向かった。入口にはクリスマス装飾が施されていて多くの人が集まっていた。

相変わらず雄大なJEWEL前に立つと、興奮気味になる。それと同時に日本の空港と比べてしまい、正直どうしても寂しさを感じてしまう。

そのような素敵な光景に心を奪われながら、ホテルへ向かうためTAXI乗り場へと移動した。

そうすると、ざっと数えても100名以上のタクシーを待つ人の列ができていた。その列に並びながら、持ち物チェックをすると・・・・・

ない!大事なものがない!心を落ち着かせ、再度探すもバックキャリーの隠しポケットにあるはずのものがない!!かなり大事なものが入っていたのだが、またいつものように、やってしまったようである。

記憶を辿るもどのようにしてどこに行ったのかが思い出せずに、あきらめて残ったタイバーツとカードを握りしめてTAXIに乗りこんだ。パスポートは一番危ないズボンの前ポケットに入れてあったので、皮肉にも助かり最大の難は逃れることができた。

ほどなくしてホテルに到着。これまたわかりにくいホテルである。かなり探してやっと無事チェックインを終えることができ、部屋へと入った。
そしてしばらくベッドの上で正座し、今日の反省をすることにした。

その後、シンガポールドルがないので、残ったタイバーツを握りしめて両替を行った。簡単な食事をと思ったが、何せ持ち合わせがないためスーパーでちょっとした買い物をして、ホテルに付属するキッチンを利用して食事をすることになった。

そのような姿を自分で顧みながら、大事なビジネスの際は、予算があるにしても最低限のホテルに泊まらなければならないことを痛感した。特に私のような言葉がわからないものにはなおさらであると思った。

さてと明日からは3連日の大事なミーティングがあるのと、遅くまで起きているとお腹がすくのでそろそろ眠ることにします。ちょっと心細かった1日。枕をぬらさないように眠ります。

早朝の国内線でバンコクに戻った。

今日は最終日のため、市内のイベントや店舗、植栽チェックをBTS(モノレール)に乗ってまわることにした。

これはショッピングセンターの一角で行われていたサボテンが中心の即売会である。ざっと見るところ約20店舗が出店しているようである。

出店者は個人で栽培などをしている方々のように見受ける。価格も高くないが、珍しいものはあまりない。特に目をひくものはなかったが、器で面白そうなものがあったので話を聞いてきた。

シンガポールなどではとても人気があり現在も大量注文を受けているとのこと。ただ価格はそう安くはない。植物もそうであったが、現地においての購入価格に日本はついて行けず、タイ国内や、シンガポール、ベトナムなどに、言葉は汚いが買い負けをしている状況である。私たちが、アジアにおいて安く仕入れて日本で販売するという構図は崩れてきており、むしろアジア諸国は、安いものを日本に探しに行こうという流れになってきている。良いとも悪いとも言えないが、今までの目線の高さを大きく変えて、ビジネスをあたらめて構築していかなければならないということを実感した。

そしてランチ。少しタイ料理に飽きてきたので日本食を食べることに。日本食といっても「吉野家」「かつや」であるが(笑)

どちらを食べるか悩んだ挙句、両方を食べることにした。「かつや」は日本と同様の味ではあったが、何となく豚の厚みが薄かったように感じた。

「吉野家」は見た目、ボリューム感は日本と同じではあったが、肉の味が違ったように思える。全く同じ肉で同じ味付けであったかもだが、タイ料理を食べ続けた私には、いつもの「吉野家」の味とは少し違ったように思えた。

そしてパンパンのお腹をさすりながら、カロリー消費のため積極的に歩いて移動することにした。

近代的な建物にビスマルキアは良く似合う。このような素晴らしい状態で日本に植栽できないかといつも思う。今まで輸入や国内生産を行ってはきたが、このビスマルキアを安定させることができなかったため、これを何とか解決するのも課題の一つと考えているので、これからの取り組みに注目をしていただければと思っている。

また、市内の路面店をいくつか見てみたが、そう多くない。まだまだ課題もありそうである。

ショッピングセンター内のフラワーショップ。以前に比べて花の品種が増えたと実感できる。

価格も、場所がらもあるが日本とそう変わらないように感じる。

街の露店の花屋さんも相変わらず元気に販売されていた。やはりこういうところでは価格は少し安い。ただ品質もそれなりのように感じた。

そしてAPEC会場近くまで歩いたので植栽チェックもふまえて会場前の池の外周を1周してみた。外周は約1.8キロとのことである。

急ピッチで改修を行っているようである。途中ミズトカゲにも遭遇。

このように、夕方まで街をとにかく周り続け、様々な状況を目に焼き付け、色んなことをイメージしながら歩きまわった。

タイ最後の夜は、タイのパートナーと今回の8日間のおさらいと整理をして、収穫の多さを実感できた。そして今後のことを確認し合い、また一歩前に進めることができた。
そしてさらにスピード感をもって進めていくと約束し、時間の許す限り夢を語り合いバンコク最後の夜を楽しむことができた。

さ~~明日は移動日。無事に一日を過ごせますように。
ありがとう素晴らしきパートナーたち。ありがとうタイの素敵な植物たち。

今日は、いつもと毛色が違うものを視察するために国内線にて移動である。

朝一番の飛行機に乗るためにスワンナプーム空港へ向かう。道は空いていたので30分程度で到着。駐車場に車を停めてチェックインを行った。

そして初めて乗るVietjetの機内に乗り込むと、若い男女のタレントのようなCAさんが出迎えてくれ、少し驚いた。


※HPやネットからの転載

素敵なコスチュームだなと思い、HPを見てみると、以前は水着の時もあったようで驚きである。人によって賛否両論が分かれるであろう。私はどちらかと言えば飛行機が苦痛なためこれぐらいユニークでも不快感はないが、万が一の時の安全面などを考えれば、確かに問題なのかもと思えた。

そのようなことを考えているとあっという間に着陸。早速レンタカーを借りて、農園を見て周った。

この辺りはゴムが多くとることができるとのこと。普段見かけることが少ないために面白く感じる。

またパームオイルも多くとれるなど、観賞用以外の植物による産業にも少しイメージが湧き今後に活かしていければと思う。
この地で素敵なパートナーにも巡り合うことができ、探していたものも見つけることができ、大きな収穫の一日となった。

夜はナイトマーケットを食事がてら見学した。

日本ではお祭りや屋台がCOVID-19の影響で軒並み姿を消してしまったので、久しぶりの感覚にワクワクすることができた。

竹に入ったカクテルやチーズいっぱいのフランクフルトやソウルフードが沢山ある。

さらにたこ焼きや、お寿司などもある。そこでいくつか買い込んでテーブルで食事をしながら、打ち合わせを行い、ホテルに戻ることにした。翌朝はまた朝一番の飛行機でバンコクへ戻る。

これがバンコクでの活動の最終日。何とか腰も耐えてくれているのがありがたい。さてと明日も良い日になりますように。

今日は郊外にある植物団地マーケットへと向かった。

途中、フィカスなど大型植物の生産者を訪問。少し荒削りのため日本に向けては調整が厳しいかも。ただきちんと管理さえすればまだまだ良くなるであろうと眺めながら、次へと進む。

幹線道路沿いにフィカスの大型ポンポンを置いているお店を発見。少しのぞいてみると奥は直接畑に繋がっていて、野性味あふれるポンポンになる前のフィカスを見つけることができた。ただ葉や枝が間延びしやすくコントロールが必要に思える。面白い商材でもあるので連絡先を交換して次へと進んだ。

少し進んだところにカラフルなブーゲンビリア専門のお店を見つけることができた。
色とりどりのブーゲンが形を整えられて並んでいて、少しメルヘンチックな気分にさせてくれた。
さらに進むとオリーブを販売しているところがあった。見るからにスペイン産のオリーブである。

またマキの木や、大きく仕立てたフィカスなどもあった。

さらにフィカスを椅子のように仕立てたものもあり、腰をかけさせてもらい王様気分で記念撮影。
私専用の椅子におもしろいな~~と思いながら、一応値段を聞いてみたところビックリして立ち上がり、ギックリ腰を悪化させてしまった。話によると世界に6つだけと言うがその辺は何とも・・・(笑)

その他にもユニークなものを拝見し、また次へと向かった。
そして目的地の少し前に新しくできたマーケットがあったので見学。植物は通常のマーケットと一緒であったが、少し気になるものがあり、話を聞いてきた。

話を聞いているうちに、血が騒ぎだし、色々深くお話をすることができた。きっと近い将来面白いことができると感じた。

そうしてやっと今日の目的地であるマーケットに到着。広い。とにかく広い。終点が地平線に見えるほど広い。

珍しいものは多くはないかもだが、他のマーケットにないものなどもある。ここに来ればほぼ流通しているものは買えるであろう。とにかくお店も何軒もある。そのような中一軒ずつ見ていくことは不可能なため、車で北へ南へ東へ西へと動きながら見て周った。

途中ビスマルキアなどもあるが、土に植わっているために当然日本へはNG。
ビスマルキアに関しては新しく別の取り組みを検討しているので期待していただきたい。

また寒冷紗を骨組みと併せてセンス良く建てているお店と遭遇。今後のヒントにさせていただこうと思う。

そして全て見終えるころに斑入りのバオバブを見つけることができた。

アフリカやマダガスカルでは見たことがなかったのだが、このような所にあり少し驚いた。小さな苗は流通していると聞いたことがあったが、大きなものは知らなかったので興味深かった。他にもいくつか気になるものを見つけ、連絡先の交換をしてこの日最後の目的地へと向かった。

非常に入り組んだ畑を縫うように走り到着。ここはサイカスを主に扱う生産者である。特にホリダスとカイルンシアナの保有数が半端ない。また発色もよく株もしっかりしていた。

ご存知の通りホリダスやカイルンシアナはワシントン条約対象種でappendix1と2になる希少種である。

見ているだけでうっとりしてしまうものが多くある。さらにオーナーがとても気になることを口にした。

それは現在流通しているソテツには気をつけろと言うことである。どういうことかと言うと、タイや日本だけではなくアフリカでも流通しているものは、純血種でなく価値の低いハイブリッドだというのである。写真でもハイブリッドと純血の違いを説明してくれた。これは貴重な情報である。そして彼らの育てているものは何十年と言う長い年月をかけた純血なので安心していいし、もちろんCITESの発行も可能であるとのこと。最近はこの手の希少種の依頼は少なくなってきたが。
陽も落ちてしまい、これ以上の視察は無理となったので来春の再訪を約束して、市内へと戻ることにした。

市内に着いた頃にはかなり夜も更けてきたので簡単に食事を済ませホテルに戻る。
さて明日は少し足を延ばしての視察。朝も4時起きなので、明日の準備をして休むことにします。おやすみなさい。

2日は早朝から日本とのリモート会議に出席。早めに終わったので、少しの時間だがホテル近くの植栽を見に回った。

バンコクを代表するEMPORIUMとEMQUARTIER。植物満載で滝もあり、いつ見ても迫力満点である。

メイン以外にもところどころに素敵な植栽が施されている。他にもいくつか視察をしているうちに時間となり、昼からはお馴染みチャドチャックへと向かう。

軽く資材販売施設を視察し、日本園芸資材や欄間などの資材を提案できる相手先を探ってみた。

前回よりはCOVID-19の影響も減少したのか随分店舗が再開されるようになり空きスペースが減ってはきていたものの、まだ少しは残っている状況であったのでヒヤリングをさせてもらった。

その後はマーケット内の植物販売をチェック。依頼を受けている植物の流通状況を調べさせてもらった。

その他にも気になるものがあったので産地などを紹介していただき、郊外にある素敵なCaféへと移動することにした。

とても素敵なCaféであったが、写真掲載の許可をもらっていないので今回は控えるがとても魅力的なスポットである。

スタッフの方に聞いてみるとバンコクなどで著名な施設を多く手掛けているとのこと。そして私たちのことを伝えると、大変興味を持ってもらえ、その場でオーナーに電話をつないでいただけ、簡単にご挨拶をすることができた。そして来月もしくは年明け早々に再訪の約束をとることができた。何ともありがたいことである。

そして予想していなかった繋がりに興奮しつつ夕焼けを眺めながらバンコク市内へと戻ることになった。ワクワクが止まらない。

月も変わり今日から11月。
今年も出雲に行けずではあるが、帰国後の参拝でお許しいただき、遠く離れた地にて今日も活動。

昨日と同じく朝食がついていないのでチェックアウトをして街中へ。ただ昨日よりもさらに時間が早いためまだほとんどの店があいていなく市場へと向かった。

そこには串の焼き豚があった。1本5バーツ。約20円。4本買い込んで車で移動中に食べることにした。

途中、石屋さんも多くある。ガーデンに使ったりもするのと、懇意にしている知人の参考になればと思い見学をさせてもらった。

その後カオヤイへと向かう。カオヤイは日本で言う軽井沢みたいなところで、とてもおしゃれなカフェが林立している。日本より素敵かもしれないと思えるほどである。

そこで日本人が経営するフラワーパークを訪問した。

アスターやケイトウなどを栽培されていて、素敵なフォトスポットになっている。多くの方が写真をいっぱい撮られていた。

またイチゴも沢山作られており、それにちなんだソフトクリームなどスウィーツも販売され、観光バスなども停まり活況だったのが印象的であった。ここでしばらくオーナーにお話を聞かせていただき、再会を約束して、目的地へと向かった。

途中には、本当に素敵なカフェが数十軒あり、失礼な意味ではなくタイとは思えない風景に思えた。

そして車移動で約1時間30分。目的地近くの大型植物を販売する団地へと到着した。そして興味深いものをいくつか見つけることができた。さらに他の生産者もご紹介いただけるとのことで、ランチ後訪問することにした。

今日のランチも、ガイヤーン(焼き鳥)。お気に入りのバンコクのお店のようにはいかないが、鶏肉好きの私には嬉しいランチである。ここでサッと食事を済ませ、ご紹介いただいたナーセリーに向かう。

ここが想像以上に魅力的なナーセリーであった。その魅力は、興味深い植物を保有していることもあるが、タイ国内の大型施設への納品実績や輸出経験までもあり、日本への輸出の難易度も理解していただけていた。

また何と言っても人柄が良いというのが一番であった。ちょうど先客であったDubaiからのバイヤーにも私たちのことを紹介してくれて、繋いでいただくことまでしてくれた。

さらに急遽の訪問にも関わらず様々な圃場を案内いただき、カフェでのミーティングでは私たちの活動に共感いただけ、彼らの方から、「各国1社制度をとっているが、是非日本のパートナーとして一緒に」とまでお声掛けいただけた。

そして年明けの再訪と今後も連携しながら行うことを互いに約束をして、バンコクに戻ることにした。

しかしながらタイ人の自我優先ではなく損得を別にして惜しげもなく人を紹介してくれる感覚はとてもありがたいし素敵である。正直日本ではこうもいかないであろうと思う。彼らのような人たちと共に活動し、彼らをしっかり日本に向けて紹介していきたいと尚更に思う。

そして遅くなったがバンコクに無事に到着。足つぼマッサージを少しして休むことにします。