四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日はしばらく弊社にて育成していた「1000年オリーブ」くんの旅立ちの日。
このオリーブくんは、スペインのナーセリーでよく見かける既に掘り上げ仮植されたものではなく、実際のオリーブ畑で過ごしていたときに出逢いました。
そしてその地の権利移譲と共に、第二の人生(人じゃないけど)を歩むことになり、約4年前に4人家族で遥々日本に来てくれました。
弊社が入場する市場を通じてご紹介いただいた方が、私たちの活動を大いに評価してくださり、この日を迎えることになりました。
80tラフタークレーンで吊り上げられているところを眺めていると、ちょうど涙がこぼれずにいてくれました。
プロフェッショナルな方々によって特殊トレーラーに載せられ、威風堂々とした姿で旅立っていきました。
約1000年のうちのたったわずか数年ですが、弊社で過ごしてくれていた大切な命は私たちに大きな感動と学びを与えてくれました。感謝しかありません。
これからは、新しい素敵なところで多くの方々に愛され、過ごすことになりますが、嬉しさ半分に、寂しさと、少しホッとした気持ちが入ったちょっぴり複雑な心境です(*^^*)
さてと、また新しい子を迎えにいかなきゃ!!!みんな許してくれるかな(笑)
今月、スペインからのコンテナが到着し、検疫を終えて養生に入りました。
コンテナ内で極力植物を傷めないように余裕をもっての輸送である。
現在コンテナ不足や円安の影響によって、輸送費が高騰する中、少しでも費用を抑えるために無理をして詰め込んだりしなければ中々採算が取れないところだが、植物に過度な負担をかける訳にもいかない。
私たちができるだけ努力をすれば、取引先もご理解いただけるかと思っている。勝手な考えであればごめんなさい。
というわけで、今回のコンテナで来てくれた植物たちを紹介。
まずは “ユッカ ロストラータ ブルースワン”。相変わらずの発色。風になびく姿はまさにブルースワンという感じです。
そしてこの子は、その小さい版。まだまだ小さい株ですが、何と言っても本家本元であるViverosCanos社で選抜され、そのスペイン圃場で育った血統。今は小ぶりでも後に大きく違いが出てくるので、乞うご期待である。
そして、人気のアガベ各種。
それと “ダシリリオン ロンギッシマム” の小さなサイズなどが、今回ブルペン入りをしました。また養生を終えれば、販売できるかと思いますので楽しみにしておいてくださいね。
今年になって初めて福島県へ。
今回は、昨年から重要なプロジェクトなどでもお世話になっている矢祭園芸(グリーンルーツ)さまはじめ、福島県の南から北へと訪問をしてきましたのでご報告を。
いつものように朝一番の飛行機で伊丹空港を出発。
これまで福島県を訪問する時には、福島空港か仙台空港からレンタカーでの移動であったが、今回は急遽の予定変更の可能性もあるので、羽田空港からレンタカーで矢祭へと向かうことにした。
出発した時は青空が広がっていたので今日の天気は大丈夫かな?と思っていたが、目的地が近づくにつれて厚い雲で覆われはじめ、途中ゲリラ豪雨もあり、相変わらずのレインマンぶりを発揮してしまう。
そのようなこともあり少し予定時刻を過ぎてしまったが羽田空港を出発して約4時間、無事に矢祭園芸(グリーンルーツ)さまへ到着した。
そこには昨日まで京都で開催していた花き園芸の展示会に出展されていた金澤代表が帰ってきておられ、昨年の4月に訪問して以来リアルでお話をすることができた。
昨年ご指導をいただいたプロジェクトの進捗状況や今後についての話をしたり、花き生産や育種についてなど多くのご意見をお聞かせいただけ、大いに参考になった。
ミーティング中には新しく育種されたものや栽培出荷されるブラックベリーなどをいただいた。
特にこの大粒のブラックベリーは酸っぱくなく、甘みがあり、とても美味しい。
ま~花き栽培や育種では驚かされることも多かったが、果樹やトマトも手掛けられ、そして優れたものを世に出されることにはただただ頭が下がる思いがした。
そして奥様を交えて今後の新しい取り組みについてのお話をし、育種家に対してや花き園芸業界への私の想いをお伝えしているうちに、あっと言う間に時間が経ってしまった。これ以上お時間をいただくことはできないので、再訪を約束して後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にすることになった。
今回の訪問では多くを学びながら、色々共感もいただけ、さらに強い力で後押しや支援までもしていただけ、嬉しく思うと同時に癒された感じがするとても有意義なものとなった。
再訪や今後が楽しみである。
そして翌日以降には福島市での桃生産の現場を見学したり、米生産の現場を拝見するなど時間がある限り活動。
まだまわりたいところもあったが時間切れとなったので、羽田空港に向けて片道約350kmの道のりを走り続け、無事レンタカーを返却し、羽田経由で伊丹へと戻ることができた。
久しぶりの福島。まだまだできることがたくさんあって今後が楽しみである。
あっという間のオランダ滞在も終わり、帰国となった。
出国前のPCR検査も無事に陰性となり、日本に向けて帰国ができる。
先々月のスペイン出張の時よりはドキドキ感は少ないものの、やはり結果が出るまでは落ち着かなかった。
それも街中ではマスクをしている人などほとんど見かけることがなく、マスクをしている私たちが少し不思議そうな目で見られるぐらいだったので心配ではあった・・・・
ちなみにこの写真は夜の22時頃。
この時期のオランダは夜23時頃まで明るく、あっという間に日付が変わる。
そして日本と連絡を取ったりしていると、気がつけば朝ごはんの時間になっていることもあったが、毎日が学びであり刺激であったので、疲れを感じることはあまりなかった。
少し疲れた時には粒あんに匹敵するぐらいの好物であるアップルケーキ(パイかタルトかケーキかは微妙だが・・・)をいただき、心身ともにチャージすることができたので元気いっぱいである。
それもとても有名なWinkle43!!!ネット情報で訪れたが本当に安くて美味しかった!
ただ今回の渡航中に、信じられないような出来事があり、はじめは自分の耳を疑った。
とても悲しいことであり、残念で仕方ない。私にできることなど何もないが、心からご冥福を祈りたいと思う。このようなことは決して許されるべきではないのは当たり前である。ただその出来事一つひとつには何か意味があるのであろうと強く感じた。
また身近な小さなコミュニティーであっても日々色んなことが起こる。
それは、世界のニュースのような大きな出来事ではなく、多くの人が知ることもないような出来事ではあるが、当人にとっては、とても大きな出来事であったりするかもしれない。そして、それらもきっと其々に意味があることであるだろうと感じている。
私はまだまだ勉強が追いついていない。そういっても残された時間はそう多くはない。休まず動けることに感謝し、引き続き進んでいきたい。素敵なパートナーやスタッフと共に・・・・・。まだ見ぬ世界へ。
これが又右衛門の七夕に願うことである。
と言うわけで写真がほとんどである今回の「又右衛門、七夕に発つ シンガポール~オランダ編」が終了である。
私のよくわからない日本語を楽しみにしてくれている人には、手抜きと言われればそうかもしれないが、写真で見る方がよほどよくわかるという人もいるであろう。それは納得である。ただ現場で観て感じることは、その何倍も素敵であるので是非とも皆さんも少し足を延ばして、シンガポールやオランダにも行っていただければと思う。
お友達も増えますよ~~~(^^)v
さてと帰国した日から、国内の出張が続いていく。七夕に流れる星のように・・・。
どこかの街へ向かって・・・・・。
今日のアップは、今回の渡航で目に付いたカラフルなものをピックアップしてみました。
花あり、野菜あり、建物あり、ファニチャーあり。
どどどどど~~っとお届けします。
続いてオランダでのカ・ラ・フ・ル
今までのアップと重複する写真もありますがお許しを。
又右衛門は、人生派手に生きたいとは思わないですが、シンプルながらいろどりある生き方をしたいものだな~~と思ったりもしました。
良い刺激になりました。
市街地を外れて、電車やタクシー、レンタサイクルを活用し、酪農現場や植物園、コミュニティーガーデンなどを観てきたのでその写真を。
いかがですか?
仕事としての酪農の現場や、環境活動をされている人たちに、弊グループの活動、特にマリネックス社の製品や、アースフィール社の活動に大変共感いただけたことは嬉しく思えた。
私は外国語が苦手であるが、目的や進む方向性が同じであれば通ずることが多くある。
年内には今までと違った視点から産み出されるとても魅力的な取り組みについて発表できる時が来るであろう。
そしてその私たちの活動が新たに海外に拡がることに、乞うご期待である。
ここではオランダの市街地での素敵な建築や、植栽を紹介したいと思うが、どの駅か場所まで記憶がないのでダダダ~~と写真だけ!
いかがですか。素敵な建物、素敵な植栽がいっぱいですね。おかげさまで目が肥えました。
あと市街地を移動するにはやはり電車の1日券を買うのが楽かなと感じました。
ただ私のように、すぐ失くす人にはNGです。あと長期滞在ならデビットカードのようなものや、日本でいう交通系ICカードみたいなものがあるのでその方が良いですね。
参考までに。
日付が変わった深夜にシンガポールを出発し、冷蔵庫の中のような寒い機内でブランケットにくるまりながらひたすらデスクワークに励み約15時間、結構過酷に感じながらオランダスキポール空港に到着。
久しぶりのオランダを感じながら・・・と言いたいところだが、しっかり修理できていたはずの車輪は取れてしまい、まずは苦労しながらの移動になった。
ここからいくつか書くブログは、日々がバタバタのため時系列ではなく、ジャンルごとであり、写真がほとんどで、解説などもつけることができないかと思いますがご了承くださいませ。もし気になることなどがあったら、個別にご連絡をいただければです。
それでは本題に。今回のオランダへの主な渡航目的は、『アルメーレ国際園芸博覧会フロリアード2022』の見学である。そしてアンタルヤ国際園芸博覧会に続いてアルメーレでも日本国屋内出展実行委員会委員を務めたこともあり、今回の訪問となった。
オランダ開催のフロリア―ド。フェンロ―開催時にも訪れたが、10年経つとほとんどの記憶がなくなってしまっている。前回時よりどのように変化しているかなどが気になる所であった。
私がグダグダ書くより、ここからは写真で。
また各ブースの取り組みの中身や経緯など全てを理解しているわけではないのと、そのような立場でもないので評価は控えさせていただき、個人的に気になったブースをエリアごとにチョイスしてアップします。
まずはUrban District エリアから
【Satoyama Farm Garden Japan】
【Gemeentes Amsterdam en Almere】
Utopia Islandエリアから
【Wide Weelde】
Hortus Avenue エリアから
【The Green House】
以上、限られた時間であったので全ては観きれていないのでこの辺で。
施設内ではイベントが行われ、飲食ブースもある。また、ところどころに給水できるところがあるので、水筒を持参すれば補給ができるのがありがたかった。
ウクライナ有事の影響かCOVID-19の影響か、ブースによってはOPENできなかったところもあったりし、万全ではなかったかとは思うが、開催ができていることだけでもありがたいと感じた。
そして、会場のいたるところで花には蜂たちが訪れ、この光景こそが又右衛門とっては何よりと感じることができ、とても多くを学べる良い視察となった。
来年はドーハ・カタール国際園芸博覧会2023の開催である。この博覧会でも実行委員会委員を務めることになったので、この視察見学を活かせられればと思う。
そして2027年には、いよいよ横浜国際園芸博覧会の開催である。期待で夢が膨らむ。
疲れているはずなのに、あまり眠れずのまま朝を迎えた。
ホテルについている軽い朝食とCOFFEEをいただき、GBBへと向かった。
そこで以前からお世話になっているGaryさんやMarziahさんたちに出迎えられ、久しぶりに各施設を拝見した。
まずはスーパーツリーを見学。上部からGBB全体と周辺施設を一望でき、多くの情報を得ることができた。
そしてGBB代表であり以前から懇意にしているFelixさんが、とても忙しい中、時間をつくってお越しいただけ、貴重な情報交換をすることができた。
ランチ後、再び視察。
新しくなった「KINGFISHER WETLAND」を丁寧に説明してくださり、さらに興味が湧いた。
そしてお馴染みフラワードームに向かう。相変わらず迫力のある植物がある。
私がGBBに関わるきっかけになったオーストラリアのパートナーであるDanny氏から送られたグラスツリーも相変わらずとても元気そうにしており、木を観ながら「元気にしているかな?」とDanny氏のことを思い浮かべていた。
またシーズンエリアでは、ハイドランジャーが綺麗に会場を彩っていた。
続いてもう1つのドーム、クラウドフォレスト。何度訪れてもこの迫力には圧倒される。
そこには以前に日本から送った椿が元気にしており、嬉しく感じ、懇意にしている担当の方々と一緒に写真を撮らせてもらった。
その後、Floral Fantasyを訪問し、開設当初と変わらぬ素敵な展示を拝見することができとても嬉しく感じた。
そしてカートに乗り込み出発までの残された時間で屋外の庭園を拝見し、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にし、夜の出国の準備のために戻ることにした。
前回の訪問から3、4年?が経ってしまったが、相変わらず素晴らしい施設である。
素敵なスタッフの笑顔もそのままであり、以前同様に久しぶりの又右衛門を温かく受け入れてくれたことが本当に嬉しかった。
このような方々と一緒に活動できる喜びをかみしめながら、GBBの素晴らしさを引き続き日本で伝えていければと思っているので、このブログを読んでくださった方は是非ご訪問いただければと思っています。
さ~しっかり準備をして次の国オランダへと向かいます。
今日は七夕。色々変更があり、今日から海外へ。
今回の目的地は、シンガポールとオランダである。多くの宿題やミッションを抱えながらの渡航のため、今回は詳細を伝えることはできないが、少しだけでも現地の状況を伝えられればと思う。
いつものようにギリギリまで準備を行いながら、伊丹空港へと向かう。
今回同行のスーツケースは、長年一緒であったRIMOA。最近は、次世代に私のアシストをゆだねて事務所で私を見送る立場であったが、前回のスペインでの故障で渡航ができなくなったので再登板となった。
スーツケースを預け、まずは国際線出発の羽田空港へと向かった。
羽田には定刻に到着し、空港間連絡バスにて国際線ターミナルへ移動。少し早めに到着することができたので、空港内を散策する。
そしてそろそろチェックインのために移動しようとして、エスカレーターを降りたところ急にスーツケースが動かなくなった。あれっ?と思い見てみると、完全に車輪がとれてしまっていて、通常に押すことも引くこともできない状況であった。
これはまずいと思い、大慌てでベンチにて確認。車輪はあるので差し込んでみたものの固定ができない。そして近くにあるコンビニで強力な布テープを購入し固定をしてみたが、当たり前だが機能をしていない状況になってしまう。
それでもこの状況では今後の移動に大変困るので、今一度車輪を確認してみると、固定するビスがなくなってしまっていた。
当然ながらスペアのビスを持っているわけなどないため、どうしたものかと少し考えてみると、やはりこのビスを見つけるしか解決策はないとなり、ダメもとで国際ターミナルの歩いた跡をたどるしかないと、ベンチにスーツケースを置きっぱなしにして、急ぎ足で空港内を歩いてみた。
そしてしばらくして、遠目に金属片のようなものを見つけることができ、近くによるとビスである。きっとこれに違いないと思い、ベンチに戻り合わせてみると、ぴったり適合した。
ならばこれを使って装着さえすれば直るので、後は工具さえあれば何とかなる。出発カウンターに六角レンチがないかを聞いてみたが無いようなので、ペンチをかりて、軽く止め、走行中に再度ビスが落ちないように、布テープで仮止めを行い、何とかチェックインを済ませることができホッとして、出発することができた。
今回も何らかのトラブルはあるかなとは思っていたが、いきなりこのようなことになるのは想定外であった。ま~~何はともあれ無事?に出発できることはありがたい。これは厄落としということで前向きにとらえて、出発進行である。
そして約7時間、チャンギ空港に到着。隣接している「JEWEL」を少しだけ視察。
その迫力は感動もので、とても贅沢な空間になっていた。是非日本の空港も防犯上に理由などもあるかもだが、せめてもう少し世界の玄関口である空港を緑化していただきたいものだと感じた。
そしてTAXIでホテルに向かう。少しわかりにくいところにある小さなホテルであったが、何とかたどり着け、とりあえずチェックインを行い、GBB(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)方面へと駆け足で向かうことにした。
そして、到着した頃にはすっかり陽が落ち、GBBのシンボリックな建物であるスーパーツリーのナイトショウに間に合うことができた。
途中フードコートで食事をし、折り返しダウンタウンとチャイナタウンの間に位置するホテルへと歩いて戻ることにした。
今日は汗だくで歩き続けた1日だった。
明日もGBBの視察をしっかり行い、そして夜には再び出国という結構ハードなスケジュールなので準備をしっかり行ってから休むことにした。
久しぶりのGBB。お世話になった人や植物に再会できるのが楽しみである。