四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

昨晩、天気予報をにらみながらパッキングを行っていたところ、台風24号により関西空港閉鎖のニュースが入ってきた。

万事休すかと思いきや、閉鎖時間は1100分とのこと。私たちの搭乗予定の飛行機は1030分のため、このままの台風の進むスピードであればギリギリ旅立てると、全てパッキングを済ませた。

そして、明日の朝が大雨ならスーツケースを積み込むのが大変だと思い、小雨の中、濡れながら、夜のうちに車に積み込んだ。
そして早朝、ご飯を欲するネコたちの頭をなでながら出発のため家を出たところ、雨は降っていなくて、少し微妙な気持ちになった。
そして本社に向かう途中、再度 氏神様に、出発後の日本にいるスタッフと植物の安全、良き出張になることのお願いをし、本社に車をおいて最寄り駅にスーツケースをゴロゴロしながら向かった。
その途中では、はじめて会う三毛猫ちゃんに遭遇。「いってきます」と手を振ったが無表情であった。

そして電車とリムジンバスを乗り継ぎ関西空港へと向かった。
向かう途中ニュースで何度も良く見た関空大橋を渡った。すると事故のため有料道路の料金所には、通常のようにそのままは入れず、一旦関空島に上陸して、Uターンして料金所を通過するという特別措置が取られていた。

そして定刻、空港に到着。訪問先のお土産を購入し、自動チェックイン。
カバンを預けると、今日の便は台風接近のため30分繰り上げて出発するとのことで、お気に入りのお店で、朝食を詰め込むように食べ、慌てて搭乗ゲートへと向かった。
そうしてアナウンス通り、30分前に搭乗し、一旦 オランダスキポールへと向かった。今回のフライトも、最高峰ではなく最後方の座席であったので比較的空いており、気兼ねなく到着までの11時間半 山積みである原稿の作成やデスクワークを無心でおこなうことができた。

そして無事スキポール空港へと到着。そして乗り継ぎ。

出発予定時刻を1時間以上過ぎて、やっと出発。
予定より1時間遅れでアリカンテ空港に到着。その後、タクシーでホテルへ向かい、自宅を出発して24時間ぐらいで本日の目的地であるホテルに到着した。


今回のスペイン訪問は、いつもより日程がタイトなため、バタバタになるので

しっかりと頑張ります。

さてと、日付も変わったので、そろそろ眠ります。明日からの訪問で公開可能なものはFacebookとブログでアップします。非公開のものをご希望の方は、ハッキングされないようにテレパシーもしくは寝言で送りますので、希望者は受けとる準備をお願いします。(笑)

 

日本は大丈夫かな~~。かなり気になる。
ではでは、おやすみなさい。また明日!

今朝は早朝、氏神様に参拝をして、大阪営業所へと向かった。そして渡航に必要なお土産や資料を積み込み、再び宝塚へと戻った。
そして講演前から体調不良があり、発熱もしてきたので市販の薬だけではまずい・・・と思い、以前からお世話になっている病院へとかなり久しぶりに向かった。そこで昨日までの症状を伝えると、少し別の部屋で検査をすることになった。
結果は「人にうつすことも無いので、無理さえしなければ問題なさそう」だったのでホッとした。
別室で検査結果を待っていた時、私のことをよく知っていただいている素敵な看護師のお二人が患者さんがいなくなった時を見計らって部屋にこられ、以前私がテレビに出ていたのを観て私の活動に共感していただいていたようで、一緒に写真を!とのこと。
むくんだような疲れ顏の私であったので、恥ずかしいなと思いながらも、お声掛けいただけたのがうれしくて、一緒に撮っていただきました。そして無理せずにね!と親切に送り出してくれた。さすがにまたおいでねとは言わなかった(笑)
そして病院を後にし、隣の薬局でお薬をもらう頃には、不思議に結構回復してきて、薬も飲まなくてもいいのではと思う状況になった。きっとそれは先生や看護師さんが熱く応援してくれる気持ちが伝わり、精神的に支援されたからかなと思う。本当に有難い気持ちである。

そして危ないので車は本社に駐車し、電車で梅田へと向かった。今日は昨日の富国生命ビルからUMEDAIガーデンイベント広場に場所を変えて開催された植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”の第2弾に参加してきた
そのメインは、レモンキッズ大募集!と打ち出したレモンを育てながら学ぶという、親子で参加するワークショップである。

ワークショップでは、大阪大学名誉教授の小林先生が親子での参加者に、レモンのお話として育て方や収穫、そしてそれを食べることなど、実際に配られたレモンの木を前に話されていた。中には実がなったレモンの木を見るのが初めてのお子様もいて、とても熱心に話を聞かれていた。

また「ヒミツの森のかくれんぼ~みかん積み放題チャレンジ~」や「Osaka Midori Market」としてオリーブの特別価格での販売、「大阪スクールオブミュージック専門学校 シンガーライブ with 白井大輔」によるFREE LIVEが行われた。

この日は皆さんが知っている通り、近づく台風の影響で、かなり風雨がきつく、イベントをするには最悪の状況であったが、それでも熱心な親子をはじめ多くの人が参加されており、このイベントの必要性を強く感じた。

 

さらに、レモンに向かい合う子どもの真剣なまなざしを見ていると、、これからも大人としてこの宝物である子どもたちを守り、育てていかなければならないなど、多くのことを学ばせてもらえたように思う。

 

そして残念ながら私は輸入貨物の受け入れ確認と、台風への備え、明日からの出国準備のため、皆様より早めに、この会場を後にして戻ることにした。

 

さて明日は関空から10時30分発の飛行機で出発予定。果たして飛ぶのであろうか???

25日にオーストラリアから深夜に帰国、翌日26日は特別な依頼をうけ、名古屋に向かった。そして27日はデスクワーク&宝塚の観光についてのディスカッションを市内で行い、あっと言う間に帰国後の3日間が過ぎてしまった。

 

そして28日は午前中に大阪青年会議所の大先輩のところに、大阪の「みどり」についてご相談に行った。その後、午後からは樹木女医で活躍される後藤瑞穂さんと合流して、本日の講演会場である富国生命ビルへと向かった。今日は、植育イベント“みどりのサンタの植・食、健康2018フェスタ”第一弾として「第一回 名木シンポジウム~日本の力:みどりのチカラ~ 歴史を語る大樹」が開催され、その講演者としてお招きをいただいた。
講演者は日本を代表する様々な取り組みをされている方々であるため、定数を超える申し込みがあり賑わっていた。

まずは基調講演として小林昭雄先生(大阪大学名誉教授/テラプロジェクト 理事長)が「森林の力を次世代に活かす」という題で講演、集中されたとてもいい空気感でスタートした。

その後 わが社の名木(歴木)として

●奥重貴(伊太祁曽神社 禰宜)さまが、木の国 五十猛命や伊太祁曽神についてなど、神様にまつわるお話を聞かせてくださり

、神さまへの信仰心が強い私は、とても興味深く聴かせていただいた。

●池田聡寿(池田木材 代表取締役)さまが、縄文杉の話や遷宮のときに使われた木材の話など聴かせてくださり、とても勉強になった。

●小出英詞(住吉大社 権禰宜)さまは、住吉大社について、松と海、住吉模様のいわれなどを教えてくださり、とても興味深く勉強になった。

 

それにしても、奥禰宜、小出権禰宜といい、その滑らかな口や惹きつける話術は、まさに神業?と言えるぐらいでプロ顔負けのものであった。

 

そして休憩をはさみ、

 

●後藤瑞穂(樹木女医)さまが「樹木のチカラで世界を豊かで、美しく平和に」と題し講演され、樹木医としての活動やその使命、神木を守る運動について面白おかしく聞かせてくださった。とても実践に役に立つものであった。
●四代目 金岡又右衛門(日本みどりの研究所 代表理事/バラエングループ 代表)である私は、「世界の名木紹介」とお題をいただいたので、今まで数十か国周った中から名木を紹介しようと思ったが、あまりに時間が足りないため、今回はバオバブにスポットをあてて、世界で三カ所(アフリカ大陸、マダガスカル、オーストラリア)に自生するバオバブの写真とその用途、実際に足を運んででしかわからないことなどお話をさせていただき、最後にそのようなバオバブが危機にひんしている現実と、それを回避するための又右衛門プロジェクトについてお話をさせていただいた。

 

●黒田眞路(國六)さまがトリをつとめられ、森林の話し、木々に対するお考えなどを聞かせてくださり、多くをうなずかされ、その取り組みの大きさに驚かされた。
講演終了後、時間がおしていたが、小林先生がファシリテーターとなり、吉岡秀 様(産経新聞社)、吉川雅之 様(京都薬科大学名誉教授)、大槻憲章 様(おおさか緑と樹木の診断協会)との討論会が開催された。何分短い時間であったので、みなさんが完全燃焼とはいかなかったかもしれないが、このような素敵な方々のお話を聞かせていただくことができた。

それも無料で。参加者の皆様には、とてもいい機会になったのではないだろうかと思う。
そして終了後、希望者による懇親会が開催され、とても多くの

方と交流をさせていただくことができ、素敵なご縁をいただけた。また私たちのバオバブにたいしての活動を非常に評価いただいた。

多くの方からお声をかけていただけ、とてもうれしく思えた。

今回、このシンポジウムで一番多くを学ばせていただいたのは、私自身かもしれない。

このシンポジウムが今回の第一回で終わるのか?それとも大きなうねりとなり、育っていくのか?どのようになるかはまだ明確には見えてはいないが、是非、今後も続けて

いっていただければと思う。

さて、明日もフェスタがある。天気が心配だけど無事開催されることを祈っています~~。

昨晩からのデスクワークとパッキングを済ませ考え事をしていると、チェックアウトまであまり時間がない状況になり、とりあえず予約したシャトルバスに乗り遅れないようにロビーへと向かった。
外に出てみると、少しであるが雨が降っていた。ここでは久しぶりの雨であろう。続いた晴天でブリスベン周辺は干ばつと言えるほど乾燥していた。土は乾き続け畑の野菜はかなり厳しい状況。家畜のえさになる牧草も大変であろう。山中の、乾燥に強いと言われる種類の植物ですら、かなり苦しんでいるように見える状況である。さらに内陸部にいくともっと深刻な問題になっているとのこと。花卉園芸生産などの農業や牧畜業を営む人、また自然の植物にとってはたとえ少量であっても恵みの雨である。ただこれぐらいの雨であれば湿ったくらいにしかならないかもだが晴れるよりは余程良いのでなないかと思う。

パートナーのDanny氏は、私のことをハッピーレインマンと呼ぶぐらい、今までかなりの確率で雨が降ったのを知っているので、実は結構期待をしていたらしいが、昨日までの4日間は、その期待を大きく裏切り、毎日眩しいばかりの青空であった。

そのような中、ようやく帰国日の朝に雨が降ってくれた。観光で来られた方や、雨が困る方々もいるので失礼な話かもしれないが、とてもうれしく感じることができた。空港に植栽されたボトルツリーも喜んでいるようにも感じた。
そして空港内に進み、苦手な自動チェックインを済ませ、出発ゲートへと向かった。
出発までに少しだけ時間があったので、航空会社のラウンジで簡単に食事でもしようと思って中に入ったが、口にしたとたん何となく急に意欲が薄れ、喉を通りにくくなってしまい、シリアルを少々いただき、ラウンジをでて定刻出発の飛行機に乗り込んで、空の上で、このブログを書いている。今回も素敵なパートナーのおかげで素晴らしい訪問となった。
まずは第一に全ての行程を企画し、万全でない体調でありながらも、全てに同行し、パーフェクトにやり遂げてくれたDanny氏、そしてファミリー。言葉では表せないぐらいの感謝の気持ちでいっぱいである。
おっと・・・忘れてはいけない愛犬?忠犬?ロカも家族の一員。本当にありがとう。ほとんど遊ぶ時間が無くてごめんね。次はきっと・・・・・
またDanny氏のおかげで大事なパートナーとも言える植物に会うことができた。本当にエキサイティングであった。
そして初めて訪問したナーセリーでも多くの縁で結ばれた。ナーセリーの皆さん。本当にありがとうございました。このご縁を大切にさせていただきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
そして、今回の訪問の多くの行程をご一緒させていただいたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの方々との活動はとても貴重な時間であった。

訪問中は、互いにジョークを沢山言い合うような身近な距離感で接していただけ、みんなの笑いが絶えない状況であった。しかしながらひとたびスイッチが入ると互いの目が変わり、真剣に植物を見定める。そしてその中から見えてくるオーストラリア、シンガポール、日本の考え方や用途の違いや、逆に全く同じであることが見えてきて、互いを知り合うには絶好な勉強の機会となった。CEOはじめ皆様には本当に感謝です。

そして、最後になってしまったが、今回の訪問を価値あるものにしてくれたのは、英語が苦手である私の通訳役をかってでてくれた素敵なサポーターの皆さんである。
フライトの合間を縫って忙しい中、大事な初日をつとめていただいたKaoriさん。昨年のバオバブプロジェクトの時もですが、現役CAならではの判断力と気遣いで本当に助けられました。ありがとうございました。

2日目3日目の山中や長い移動時間を担当してくれた弁護士のMegumiさん。山中移動の揺れる車中、私の似顔絵を描いたりしながらも、きちんとした法務の話をしてくれたり、相変わらずの明るさで疲れを感じさせなくしてくれ本当に感謝です。

現役で通訳を本業とされるMayumiさん。さすがとしか言いようがない語学力。私の微妙な日本語やとても大事でナイーブな内容を、見事にクリアしていただけた。本当にさすがです。公式通訳の機会があれば是非頼みたいです。


このように素敵なキャリアを持つ方々が、急に渡豪が決まった又右衛門のサポートをする

ために、時間を作り集まってくれた。本当にかけがえのないものです。心より感謝申し上げます。本当にありがとう
そろそろ成田空港が近づいてきた。ちょうど今回のブログ執筆も終わりです。

最後に皆さま。本当に、本当にありがとうございました。この皆さまからいただいたご恩をしっかり形にし、さらに大きく育て上げ、多くの方々や植物に繋げていければと思います。

ありがとうございました。

 

追記 相変わらずの乱文にも関わらず「又右衛門。オーストラリアへ。秋」をお読みいただいた皆様本当にありがとうございます。どこかでお会いできましたら素敵ですね。ではまた!!!


最後の最後にもう一度!

ありがと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!



四代目 又右衛門

早朝に起床。今日も快晴。バタバタとパッキングを済ませる。


静かに部屋をでて、とてもお世話になったDanny氏の家を振り返り、いつも以上に何度もお辞儀をした。

バタバタのため遊び相手もしてあげられず、拗ねたようにも見えるロカ(わんちゃん)が見送ってくれた。

さて明日は帰国のみのため、今日は実質の最終日である。残った体力を振り絞り(笑)Danny氏と2人で出発をした。

ナショナルパークの素敵な植物に囲まれながら、ワインディングロードを走り、約一時間で隣町に到着。ここで本日のアシスタント役をかってでてくれたMayumiさんをピックアップ。Mayumiさんは今年の2月にも助けていただいた方です(^^)v

途中ドライブインのフードコートで朝食をとった。マクドナルドはいつもながらちょっとしたセットでも約1000円。Caféでしっかりしたモーニングを食べると2,000円ぐらいはする。オーストラリアの物価の高さを身に染みて感じる。(ちなみにコンビニのようなところで冷えたコーラは3~400円ぐらいです。)
私は健康のためサラダのみをオーダー。たたみかけるようなスピードのネイティブな言葉で、ただただニコニコ笑う又右衛門に差し出されたのは、ラップされたサンドウィッチ。
何故だろう?おまけにドレッシングと試飲で出されたジュースとの区別もつかずに悲しい状況であった。ただ一番肝であるコーヒーは希望のブラックコーヒーだった(^^;)

そのコーヒーを左手に、スマホを右手に握りながらナビゲーターをつとめ出発から約4時間で第一目的地のカメリアガーデンに到着。

ここでシンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームと合流し、ガーデン内を見学させていただいた。

椿の品種も多くあり、興味深く話を聞かせていただいた。また椿ということもあり日本人の私に多くの質問をしていただけた。また来年はカメリアの大会が日本であるらしく、来日予定とのこと。再会できれば素敵ですねと言葉を交わして次の目的地に向かった。

引き続き2台の車で移動。次は小型の鉢植えから、中型の樹木を扱うナーセリー。卸も行っている。
到着し、挨拶するや否や私の手を引っ張り作業場へ連れていった。そして作業しているゾーンへ。そこには寡黙に働く日本人の青年がいた。名前は「Hidetake」くん。ワーホリで来ていたイケメンの青年である。

ナーセリーのオーナーからは「日本人の青年大好き!真面目に本当に良く働いてくれる。」と言っていただけ、何だか私も褒められたような感じすらした。先日のセネガルでもJICAで活動する女性と出逢うことができ、日本人としてとても嬉しく、誇らしく感じることができた。そして記念写真を撮り次へと移動した。

そしてまた次のナーセリーに移動。ここは中型から大型の樹木を扱っている。少し珍しいものも点在していた。

ただ、日本においては在来種で代替できるものもあるので、植物には強い興味はなかったものの、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームの選択の仕方などを拝見していると、参考になることも多く、意義深い訪問であった。

そして3つのチームで一緒にランチをいただいた。ここでのランチが出てくるのがとてもゆっくりでスローな時間になってしまったが、今後のイベント企画や取り組みについて、しっかり話をすることができ、また私の役割についてもしっかり話すことができた有意義な時間となった。

昼食後は最後の訪問地である希少な植物を扱うところを訪れた。ここのナーセリーの公開の許可をいただくのを忘れたので、また連絡が取れ次第公開させていただきます。
後日のアップを楽しみにしておいてください。

その前に少しだけ紹介させていただくと、分厚い図鑑にも紹介される著名な活動家がオーナーのナーセリーで、希少な植物を多く持っており、世界的に名の知れた植物園であっても、数回は足を運ばなければ受け入れてすらもらえないこともある。

ところが、今回は初めての訪問にも関わらず、私の活動を理解し、つなげてくれた素晴らしきパートナーのDanny氏のおかげで親切に中を紹介し、色んなアドバイスをしていただけた。本当にDanny様様である。
このようにして今回の私の訪問先はすべて終了。ここで一日以外ほぼ一緒に行動していたガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとお別れ。互いに褒めちぎり合い(笑)固い握手を交わし、近い再会を約束して、次へと向かった。

私は助手席に座り、疲れたDanny氏を横目に見ながらホテルへ。

途中何度か、国際免許を持っているので運転を代わろうか?と言ったが、Danny氏は頑なにハンドルを握り、最後の最後まで私を気遣い、1時間ほどかけて空港近くのホテルへと到着した。

とうとうここでDanny氏ともお別れ。言葉ではうまく表せない私はただただ彼を抱きしめながら、感謝の意を身体で伝え、ここで見送った。
そして本日お世話になったMayumiさんにお迎えが来るまでの間、

ロビーでお話をさせていただき、再会を約束し、お迎えが来たので見送らせていただき、とうとう一人になってしまった。

 

その後にぎやかだった数日間が嘘のように静まり返った部屋で寂しさを感じながら、朝までデスクワークをして気を紛らわすことにした。

さ~明日?数時間後?に帰国である。気持ちを切り替え、気合を入れ直して頑張ろう!!!

早朝からパッキングを済ませ朝の空気をめ―いっぱい吸い込み、身体をリフレッシュさせた。

 

そして途中にパンとコーヒーで簡単な朝食をすませ、ひたすら車を走らせた。

約1時間で目的地に到着。続いてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも到着し合流した。

目的地のこの会社はエンドユーザー向けのガーデンセンターと生産・卸をしている会社である。

広大な敷地で展開するこの会社の取り組みは、オーストラリア国内では魅力的であろうと思う。

またエンドユーザーとの接点も自社で持っているため、すぐ商品化に活かせるのも強みであろうと思う。

そのような中、私たちの取り組みをはじめ日本のブリーダーやパートナー企業のことを案内すると興味を持っていただけたので、またあらためて提案をすることになった。また一つ面白そうなことが思いついた。もしこのブログを読まれて、興味を示された方はご連絡いただければと思う。良いマッチングができれば素敵だと思う。


ナーセリー訪問後、車で移動し、ネイティブのワイルドフラワーガーデンを見学させていただいた。


ここは行政が用意したガーデンを市民が管理している。コミュニティーガーデンのようなものである。とても熱心な市民によって、様々なワイルドフラワーによるガーデンがきれいに管理され、市民とのコミュニティーを手掛けている私たちは、興味深く感じた。

管理責任者や観光客の話も聞くことができ、有意義な時間を限られた時間であったが過ごさせていただくことができた。

その後、Danny氏の会社Station Creek Tree Farmへと二日ぶりに戻った。するとDanny氏のファミリーが集まり、豪勢なランチ バーベキューで私たちを出迎えてくれた。


さらにDanny氏のお孫さんであるXan ちゃんがホームメードのケーキまで持ってきてくれた。そんな楽しい出来事もあり、

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームも又右衛門チームも、連日の疲れが吹っ飛び、お腹がはち切れそうなぐらいいっぱい食べ、いっぱい笑うとても素敵な時間を過ごすことができた。

その後、集まった素敵なメンバーはそれぞれ帰り、二日半もの間アシスタント役を務めてくれたMegumiさんも帰宅した。本当にお世話になりました。笑いの絶えないアシスタント役本当にありがとうございました。

私は今晩Danny氏の自宅に泊めていただくので、みんなが帰ったあと

時間のある限り、ナーセリーで日本向けに養生中の植物チェックを行うことにした。

 

そして静かになったリビングで、今後のシッピングの予定を組んだり、日本から新着のとても興味深い案件に目を通したり、デスクワークを行った。

明日は4時30分ごろ起床のため、ダニー夫妻とXanちゃんと一緒に夕食をいただき、デスクワークはそこそこにして、少しだけ早めにベッドに入ることにします。

さ~いよいよ明日は最終日。張り切って頑張ります。

今日はオーストラリアの代表的なネイティブプランツと言えるボトルツリーと、グラスツリーの自生地へと向かった。今回の訪問は、自生地のオーナーからネイティブプランツについてアドバイスが欲しいと、その第一人者であるDanny氏に連絡が入ったことが始まりで、Danny氏から急遽私にも合流しないかと声を掛けていただいたことも一つの理由である。

7時にモーテルを出発。目的地は山の中でランチがとりにくいので、しっかり朝食をとり、お昼のランチ用にサンドイッチと水を買い、現地へと向かった。

約2時間でまずはボトルツリーがあるプランテーションに到着。早速ここのオーナーに挨拶をして、オーナーとパートナーであるDanny氏と一緒に、自生しているところを見させていただくことにした。
するといきなり大きなボトルツリーが眼に飛び込んできた。すごい!

もう少し車を走らせてみる。すると個性的な形状のボトルツリーが多くあった。

見ていただいたらわかるかと思うがボトルツリーの周りには何もない。これはオーナーがプランテーションの整備を進めているためなのだが、整備を完成するためにはこれらのボトルツリーを抜かねばならず、オーターとしてはボトルツリーのために有効な方法はないかとDanny氏に連絡を入れた、という流れである。その状況とオーナーの考えをヒヤリングした結果、私たちはローカル&国際ルールに則った方法できっとオーナーのお役に立てると確信することができ、早速いくつかの提案をさせていただいた。
続いて、50kmほど離れた山に移動。眼の前には無数のグラスツリーが自生している。信じられない。グラスツリーファンにとっては夢の楽園と言える。
ここで自生しているのはグラスツリー グラウカの中のグラウカであり、シルバーブルーの種よりも強健である。とはいうものの、この地でも異常気象による影響は大きく、極度の乾燥で木が弱ってきていたり、乾燥に起因する木の実の減少などで食べるものが無くなってしまった鹿の食害によって枯死につながったり、ネガティブな要素が多くあるのが現状である。ただその状況をそのままにしておくよりも、いくつかの良い選択肢があると思うので提案をしてきた。そして二つのネイティブプランツの現地調査を終えて、帰路に着いた。そして数時間走ったところで、見たことものないような素晴らしい植物を見ることができた。

今はここでお見せすることはできないが、近いうちに紹介させていただけるかと思うので楽しみにしておいてください。

そしてまた車を走らせ、ホテルへと向かった。ただ今日はこの地でイベントがあるので、どこのレストランもいっぱいであろうから、帰り道でシーフードを買ってモーテルの前でいただくことにした。


食事後、せっかくなので近くで行われているイベントを少しでも観ようと向かってみたがチケットが売り切れていて観ることはできなかった。また機会があれば観てみたいものである。チケットは結構高いが・・・
またその近くには移動遊園地もきており、イベントとあわせ多くの人が集まっていた。

今日はとてもエキサイティングな1日であり、また多くを考えさせられる1日となった。明日は早朝にホテルをチェックアウトしなければならず、日付も変わったので、デスクワークはこのブログで終わりにして、そろそろ寝る準備をしなければ・・・・・

ではでは、みなさま。おやすみなさいませ!

朝6時 無事ブリスベン空港に到着。そこから本日アシスタント役をかって出てくれた現役CAKaoriさんと一緒に車でビジネスパートナーのDanny氏のオフィス STATION CREEK TREE FARMへと向かった。

そして約1時間強で到着。まず魅力的な植物と、Danny夫妻と愛犬ロカに温かく出向かえてもらえた。

そして朝食をいただき、少しミーティングを行い、出発のまでの間、保管していただいている植物や新植のものをチェック。ボトルツリーも順調に丸みを帯びてきていた。

そして、Danny夫妻と車で約1時間。主にワイルドプランツを扱うナーセリーを訪問した。
しばらくして、私たちもサプライヤーをつとめさせていただいている世界的に有名なシンガポールにある植物のテーマパーク ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのCEOはじめとする視察チームと合流し、ここからは一緒に行動した。

そして再び車を走らせ一緒にいくつかのナーセリーや自生しているボトルツリーを見学しながら、意見交換などをさせていただいた。

その後夕刻にホテルに到着。しばらく荷物整理などをしてから、Dannyの息子であるPeter Familyと合流し、ディナーへと向かった。

そしてガーデンズ・バイ・ザ・ベイチームとDanny Family そして又右衛門チームでディナーをいただいた。

視察からディナーまで、終始和気あいあいの雰囲気ながらも、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのイベントやガーデンデザインについて、また日本でのプロモーション方法、又右衛門の役割などしっかりとしたビジネスの話しもでき、とてもメリハリのついた有意義な素敵な1日となった。

あまりにもの眠さの上、走り書きのようになっていますことお許しくださいませ。

ではではおやすみなさいませ。シャワーを浴びて眠ります。

今日から今年2回目?のオーストラリアへと向かう。今回の渡豪の目的は、私が植物輸入を始めるきっかけとなった、とても大切なパートナーであり師でもあるStation Creek Tree FarmDanny氏の招集に応えたもので、単身での訪問となった。今回は他国のパートナーと共に、展示会やファーム見学なども予定されており、バタバタであるのが必至のためどこまでアップできるかわからないですが、ブログとFacebookでできるだけアップできればと思っていますので良ければ見てくださいませ。

さて今日は朝から雨の中、彼岸のお墓参りに行き、バタバタとパッキングをして、お昼に自宅を出発。伊丹空港に到着した。そして降車場から雨に濡れながら構内へと入る。

 

伊丹空港は最近リニューアルされて飲食店も増え、便利にもなっているのだが、未だに駐車場から傘無しではいけないのは少し残念と感じる。色んな事情があるのだろうが海外ではレインマンと言われるほど雨の多い又右衛門にとっては、是非とも今後の改修候補にしていただければ嬉しい。きっと雨の苦手なジャミラもそう思っているに違いないと思う。*ジャミラが飛行機に乗れるかはわかりませんが・・・・(^^;)


そして夕方に成田空港へ到着。チェックインカウンターで隣が空いている通路側をリクエストし、出発ゲートへと向かった。
少し出発まで時間があるので、ラウンジで大好物のJALオリジナルビーフカレーをお腹いっぱい食べ、WiFiで通信ができる間に、できる限りのデスクワークを行い、搭乗口へと向かった。

機内ではリクエストのおかげかただ単に空いていたのか隣席は空いており、快適に過ごさせていただけた。なぜ隣の席が空いていると嬉しいのかというと、ただ単に広いからというわけではなく、飛行機で眠れない私は、ずっとパソコンで作業をしているため、夜の出発便ではパソコンの画面の明るさで迷惑をかけてしまうのではと思うからである。


そうして出発より約1時間後に夕食として苦手なポテト山盛りのチキン。到着前には、フルーツとマフィンという又右衛門エンジンには少し合わない燃料補給、さらに人肌ぐらいのイングリッシュティーという少し悲しい食事を経て、約8時間30分。眠気は十分に背負ったままであるが無事にブリスベン空港に到着することができた。

 

空港には何度か私をアテンドしてくれている、かおりさんが待ってくれていた。

さ~~。今日から4日間。め―いっぱい植物に触れ、人に触れ、勉強をしてきます。

 

留守を任せた親愛なるスタッフの皆さん。何卒よろしくお願いいたします。

 

ではでは~~。

今日は朝から宝塚山本 あいあいパークで開催中の「オリーブ&デザットプランツフェア 2018 秋(9月5日~24日)」での青空ディスカッションのため開店前に会場入りしました。


今回は、スぺイン産オリーブやユッカ、ヤシ類、オーストラリア産マクロザミアムーレイなどのローメンテナンスプランツを各種展示販売させていただいた。


さらに高品質の国産オリーブも充実していた。中でもオリーブの希少品種であるジャンボカラマタ。その実の大きさに驚かされた。

屋内には多肉植物やコーデックスなども出展し、いつもよりもまして豊富な品ぞろえで皆さんのお越しをお待ちさせていただいた。

屋外のメインコーナーでは「オリーブ何でも相談!」として、オリーブの本場香川より半田植物園代表の半田茂富さんをお招きし、私と一緒に国内外のオリーブについて、質問を多数受け付けさせていただきました。ネットには出ていないプロのテクニックに多くの方に驚きと喜びの声をあげていただくことができました。

また、先に書いた通り「又右衛門 青空ディスカッション」も開催、フラワーデザイナー、ガーデンデザイナー、建築デザイナー、造園家、生産者が集まり、朝から夕方まで植物に関することからその枠を越えた情報交換をさせていただき、多岐の業種にわたる方々とのディスカッションに、参加者も私も大いに勉強することができた貴重な時間となりました。


連休中の久しぶりに晴れた日であるにも関わらずお越しいただけた皆様、本当にありがとうございました。(*写真の掲載はお声掛けさせていただくことができた方にだけになっています。申し訳ございません。)



また次回も工夫して色んな方々との出逢いの場を提供させていただきたいと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。