四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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都内から飛行機でもどり、トラックに乗り換え、又右衛門スペシャルプランツを積み込み、ハンドルを握り再び都内へと向かった。
通常であれば、配送業者の方々にお願いをして運んでいただいているのであるが、今回は特別なプロジェクトのため、自身で運転し、植え込みを行うことになった。
積み込みや準備を終え、朝10時に大阪営業所を出発した。
普段はとても小さな車に乗っているので、はじめは少し戸惑いもあったが、徐々に昔の勘を取り戻し、鼻歌交じりで高速をひた走った。
途中、新東名などで新しいサービスエリアによりながらの運転はとても楽しく感じる。特に岡崎SAはとても広々として見どころが多くあった。
最近のサービスエリアは、それぞれその土地の特色を生かしたものが多く、気になったものを買い食いしながら出発から約7時間半で都内の目的地に到着した。
都内には仕事で良く来るが、まさかトラックを自分で運転し、渋谷、六本木などを横目に走るとは思ってはいなかったので、いつもと違った感覚でワクワクもしていた。
そして一旦車を預けて、翌日からの施工のためにホテルに戻り、明日に備えることにした。
そして当日は、何とか雨も上がってくれて予定通り植栽をすることができ、その後すぐにまたトラックに乗り込み、大阪へ戻ることにした。
帰りも同様に気になるサービスエリアを立ち寄りながら、往路と同じ約7時間半で大阪へと無事戻ることができた。
今回素敵なプロジェクトであったため、往復全て私一人での運転であったが、運転中に色んなことを考えたり、完全に無になり運転に没頭したりしていて、普段味わえない時間を過ごすことができたので、全く疲れも無く、清々しい気持ちで全行程を終えることができた。
このような機会をいただき本当に感謝です。
私にとって生涯忘れることのない日になりました。ありがとうございました。
たまにはトラックの長距離運転もいいかな~~(^^)v
飛行機はほぼ定刻出発し、羽田へ到着した。そしてモノレール、山の手線、つくばエクスプレスを乗り継ぎ到着。
そして今日の目的地である国立科学博物館に到着。ここで小一時間、とても有意義なミーティングをさせていただき、多くのことを学ばせていただいた。
その後、駅にもどるバスが中々ないので、歩いて駅まで戻ることにした。その途中で目に飛び込んできたのが、この写真の看板である。まだお昼前であったが、この専門店という文字に魅かれてしまい、店内へと入ってしまった。そしてせっかくだからしょうが焼きの大盛りを頼んでみた。
待つこと10分。運ばれてきたのがこれ!かなりの大盛りである。ご飯は初めに半分でと言っていたので、この上ごはんも大盛りなら大変なことである。ただ基本肉食男子の又右衛門は喜びながらたいらげた。
そして、満腹状態のため、再び歩いて駅をめざし、約15分で駅に到着。再びつくばエクスプレスで都内へ。約一時間後に赤坂に到着。ここで重要なミーティングを行い、続いて新宿へ。ここでの熱いミーティングを終え、時計を見ると22時。その後定宿のある新橋へ向かい、パートナーと再合流して、かなり遅めのディナーミーティングを行い、日付も変わったので、ホテルに戻り、汗を流して、就寝した。
翌日29日は、朝一番から麻布でミーティング。その後、飛行機で大阪に戻り、経済活性化委員をつとめさせていただいている宝塚商工会議所の会議に出席し、自宅にもどり、このブログを書き、一日を終えることになった。
今回のつくば・都内出張も、とても有意義なミーティングとなった。
明日は何とトラックで再び都内をめざす。そのために今日は早めに寝ます。
皆さん。おやすみなさい。
25日の朝から岐阜へと向かい、業界の重鎮であり、多くのことを切り拓いてきた岐孝園 加藤社長を訪ねた。
岐孝園 加藤社長の推進力の凄さは、業界で知らない人はいないぐらいである。その行動力は、私も多くを学ばなければと思っている。その時の会話は、現時点では、ここで書くことはできないが、今までの活動において共感し合えることが多くあり、さらに構想においても同様の考えを多く持っていることが確認でき、今後について相当面白い話ができたと思う。また時が来たら、お話をさせていただくことができ、ビックリしていただきたいと思うので、今回はこの辺で・・・。
その後、車を走らせ、26日開催のトレードフェアに出展のため豊明へと向かう。そして定刻に到着をしたのだが、肝心の植物を載せたトラックが大幅に遅れると連絡があり、先にホテルに向かい、チェックインを済まし、デスクワークを行ってから、トレードフェア会場へと向かった。
それでも中々トラックは到着せず、到着を待つ間に他の出展者ブースを拝見させていただいた。そこで同じ宝塚でつりしのぶを出荷する市原さんと再会でき、元気な姿を拝見することができた。
そして閉場の30分前に何とか車が到着し、そこから慌ててブースづくりを行った。行ったといっても、多くは弊社の展示会販売のエース 安部氏が陣頭指揮をとり、私はバタバタしていただけである。
この手際良さはさすがだな~~と感心しているうちに、タイムリミットとなったため、会場を後にし、夕食をいただいたのち、ホテルに戻り、再びデスクワークを行い、深夜ベッドに横たわった。
そして翌日朝一番から並んで、ホテルの朝食をいただき、慌ただしく会場に向かうことにした。
軽くブースを整え、主催者挨拶を経たのち、定刻に開場され、多くの買参人がそれぞれのブースへと全速力で走っていった。
そしてしばらくし、私たちのブースにも色んな方が来ていただき、「100年オリーブ®」や
「ユッカ ロストラータ ヒドラ」などを早いうちから購入していただくことができた。
その後も「ロストラータ ブルー・スワン®」などをご購入いただき、何とか数字上でのボーダーラインを越えることができた。
また大きな植物とは正反対ともいえる土を使わないセラミック栽培による「セラテリア®」などにも興味をもっていただきことができた。
数字上で最低限をクリアできたことは大きかったが、それよりも今回も遠くからわざわざ多くの方が、又右衛門プランツや本人に会いに来てくれたことがうれしかった。
中にはお菓子や差し入れをもって来ていただけたり、「絵本をかきました!読んでください!」と絵本をもって来ていただけたり、とてもうれしく感じる時間であった。
そして時間が経つのは早いもので、あっという間に15時の終了時間となり、ブースを片付け、また車に乗り込み、無事大阪へと戻ることができました。
今回の展示会も初めてお会いする方から、久しぶりの再会、さらにしょっちゅう会っている方々まで、多くの方と出会うことができ、とてもいい1日なりました❗
私たちの植物に魅力を感じ、一緒にお連れいただいた方本当にありがとうございました。
みなさん。またお会いできることを楽しみにしています~~。
少しご報告が遅れましたが今春より、大阪大学 産業科学研究所 共同研究員としての活動も始まりました。
あらためてこの場所から植物の「生」を見つめ、実践だけではなく、科学的な見地から、研究を重ねて、少しでも植物の命に向かい合っていきたいと思います。
小林名誉教授はじめ、多くの先生方から学ばせていただくことができる絶好の機会であるとともに、一緒に活動することで、きっと素敵な軌跡を残せると信じています。
学生時代にやり残したこと。忘れ物も取りに行くことができるかもです~~。実直に活動しますので、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします!!!
スペインから帰国すると、当たり前のように多くの仕事が山積みになっていた。今の時代、パソコンを持って出ているとどこでも仕事はできると言うものの、やはり机の上にはしっかりと仕事がたまっていた。その仕事に目を通しアクションを起こすことや、各ミーティングで数日があっという間に経ってしまった。
そして今日は夕方から公益財団法人 宝塚市文化財団の報告会・懇親会に出席させていただいた。今回で2回目の取り組みということである。
冒頭 財団常務理事であり事務局長の山本様の挨拶があり、各ご担当から29年度の活動報告と30年度の事業計画の説明があった。
その後、音楽イベントとしてタカラヅカOGの桐さと実さん、美苑えりかさんによる魅力的なコンサートもあり素敵な時間を過ごさせていただけました。
また懇親会では、宝塚歌劇OGのお二方を始め、普段から財団に関わられる方々やご活躍される多くの方々と意見交換をさせていただいたり、又右衛門活動への激励のことばを掛けていただいたり、疲れが抜けきれない身体に気合を注入していただけた時間となった。
今回、報告会に出席させていただき財団の皆さんの日々の努力を垣間見られたように思う。現在の報道、テレビ番組ではドキュメントと言いながら、NEWSになりそうな一過性のイベントや著名人にスポットライトあて、その活動のごく一部を切り取った編集によって、あたかもその主人公が全てを成し得たかのように見せかけるための番組を多くみかける。確かにそれは観る人にとっては面白いかもしれない。番組はそれで成功かもしれない。でもそれで活動に関わった人の真意は伝わるのであろうかと疑問に思っている。
そのような中、見せ方はTV番組などとは違い、少し地味ではあるため伝わりにくいかもしれないが、財団の方々のように1年間を通して、地域に密着し市民に触れ合いながら地道に活動され、着実に成果を上げられていることの方が、はるかに素晴らしく評価されるべきだと感じている。是非このような活動こそ、ローカル報道が積極的に取り上げ、多くの人、市民に伝えて欲しいと思っている。
私も宝塚生まれ、宝塚育ちの一人として、微力ではありますが皆さんのような方々と一緒に活動をさせていただき、さらに素敵な「宝塚・たからづか・TAKARAZUKA」をめざしていきたいとあらためて感じました。
財団の皆さま。本当にありがとうございます。そしてこれからも宝塚をよろしくお願いいたします!!!
今は日本に向かう飛行機の中でこのブログを書かせてもらっている。これといった気の利いたことも書けないし、文章力もないが、今回の訪問で自分なりに学んだことや感じたことを下手な文章でも、少しだけ書き残しておくことにします。
早朝にホテルを出発。まずタクシーで空港へと向かう。
何も問題なくチェックインを終え、出発まで空港内で快適に過ごした。
そして定刻に出発。窓からの見えるオリーブ畑を見ながら、今回の出張の自己評価を行う。
限られた時間のため100%とは言えないが多くの目的を達成できたのは有意義であったといえる。
そして小一時間で経由地であるマドリードに到着。ここでトランジットのため数時間を過ごす。
そしてイベリア航空の飛行機に乗り込むが、私の座席付近は座席の混乱でバタバタ模様。というのもどうやら機材変更があったのと、私の前の座席の子連れの方が、お子さんと一緒がいいから勝手に席を変わって座り、中々席を動かないというトラブルがあったみたい。
そして私の座席もかなり厳しい座席であったので、CAさんに交渉しシートマップをもって来ていただき、何とか座席の変更をしてもらった。そのようなこともありながら、飛行機では眠れない私は、ひたすらパソコンと向かい合いながらこのブログを書き始めている。
今回のスペインで多く学ばせてもらった。まずはそれぞれのビジネスパートナーから、新しい情報をもらえたり、彼らの歓迎を受け、パートナーであるということはどういうことかなどを気付かせてもらえたりした。
そして植物からも改めて多くを気付かせてもらえた。
小さなオリーブたちの並ぶ姿から、多くの人に助けられ育てられながら、仲間と共に規律良く歩むことの意義や、その集まりが為す力強さを感じることができた。
丸いオリーブからは、ただやたらに尖るのではなく、角を立てず周りとの調和をもつことが周囲の人に安心感を与えるということを学べたような気がした。
幅のあるオリーブから、人として幅を持つこと。そして周囲に振り回されずどっしりと構えていることの大切さを学べたように思う。
背の高いオリーブを見ていると、高い所に立ち、遠くを見渡し、先を見ることも必要であることを教えてくれているように感じる。
上に大きく拡がっているオリーブを見ていると、きつい日差しや厳しい風雨など、どのような状況や相手であっても、その手をすぼめず、しっかり両手を拡げ、全てのもの受け入れることができる心の大きさ強さを持つことの大切さを教えてくれているように思えてくる。
残念ながら現地でサバイブできずに枯れていながらも凛とした姿で立っているオリーブを目の前にすると、人としていずれ来るその時期を受け入れなければならないこと。またその時が来たら、自らの生き様に胸を張って旅立てるような人でなければならないと強く感じた。
本当に多くのことをオリーブが教えてくれたと思っている
そして今、飛行機の窓からは素敵なオリーブ畑が拡がっているのが見える。
ここには色んな大きさのオリーブが共存をしている。私も人として、心の中にこのような畑をもち、色んなオリーブから教えてもらったことを共存させながら、しっかりと人生を駆け抜けていかなければならないと思う。
だってこのオリーブの大樹のたった10分の1も生きられないのだから・・・
今回もまた私の支離滅裂で下手なブログを読んでいただきありがとうございます。
人の前に出す文章だからもっときちんと読みやすく誤字脱字のチェックをしてからのアップであるべきところですが、気にし過ぎると文章が書けなくなってしまうので、下手な文章でもいいから感じたことを頑張って文字にしていますので、できればお許しいただければと思っています。
またこのような私にでも何か聞いてみたいことなどあるようでしたら、ご連絡いただければと思っています。
さてこれで2018年 春の又右衛門スペイン訪問記を終えさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!
四代目 緑匠・又右衛門
今日は今回のスペインで活動する実質の最終日である。
朝食では、はちみつをいっぱいいただき、動き回れるパワーをつけてから出発した。
今日は比較的大きめのオリーブを選び出すのが目的である。
まず朝一番からこれらを検討。この中からオープントップで運べるものを優先的に選び出す。
眺めているだけでもうっとりしてくる。そして細かいところまで病気などがないかをチェックしていく。たださすがにここまでくると、上部まで確認することができない。
そのため次回には重機を使い、最上部までしっかり確認することにした。
続いてエルチェから、車で約1時間の少し離れたボネテへ向かった。到着して車から降りると、エルチェにくらべ明らかに風が冷たい。これがこの場所の特徴である
そこでちょうどいい感じの樹齢800年ぐらいのオリーブをチョイス。中々日本の条件に合うものは見つからないが、その中でも2本ほどいい感じのオリーブに出逢えた。
その他にも多くのオリーブもあったが、中々納得するものがなかったので、また移動しエルチェの他の圃場をチェックした。
ここでは商業施設や大きめの一般家庭でも導入可能な樹齢3~400年ぐらいのものを選ぶことにした。
まずはレチンを数本を選び出した。レチンは比較的緑色が強く、土台はどっしり太く、上はキュッと絞れているのが特徴。まるでカルメンのダンサーのようである。
オヒブランカの特徴として、少し背は低めになるが、日本人好みのしっかり太いスタイルの画が多いため、この中から選び出す。その作業は簡単ではない。まずは見た目として形、そして病気や枯れなどのチェックをする。それでOKならサイズの計測。そしてから最終マーキングになるため、一本一本の選別には、樹に耳を傾けるなど本当に集中力が必要である。
そして今回は40本ほどを選び出すことができた。その頃には19時をまわっていた。
そして最後に、サバイブされてきたオリーブの中に、本当にごく一部だが、移植に耐えることができずに、残念にも枯れてしまったオリーブを見させていただいた。
でもこのように枯れてしまったオリーブであっても、手を加えることで、息が吹き込まれ、新たな道を歩むことができるので、少しアレンジしてみたいと思う。面白いことが頭には浮かんでいるので、乞うご期待です。
そしてあたりが少し薄暗くなりかけたので、ここでタイムアップ。全てのことをしまい、車に乗り込み、最終ミーティングを車内で行いながらホテルへと戻った。
最後に2日間大変お世話になったパートナーとしっかりハグをして、再会を約束してお別れをさせていただいた。
ホテルに戻り、軽くシャワーを浴びて、最後の晩餐へと向かった。
エルチェと言えば、ここリカルドを外すわけにはいかない。いつものように再会を喜び合いながら、美味しい食事をいただくことができ、気がつけば23時前。夜も更けたので部屋に戻りこのブログを書いている。
ふと携帯電話に目をやると、日付はとうに変わっている。まずい明日寝坊をすると帰れないので、乱文乱筆のままアップさせていただき、パッキングに入りたいと思うので失礼いたします。
また帰国中に今回の訪問で感じたことを書かせていただきたいと思う。ではではこの辺で!
今朝はしっかり朝食をいただき、パートナーのナーセリーへと向かった。
このナーセリーはスペインでも最大級のナーセリーで主にオリーブとヤシを出荷しており、私たちはオリーブの各サイズを扱わせていただいている。到着後各部門のスタッフに温かく迎えていただき、来週到着のコンテナ2本と来月到着のコンテナ2本についてと、来年度の方針などについてディスカッションをさせていただいた。また気になるオリーブの病気などの対応策の新情報をいただき、とても有意義なディスカッションになった。
そして、早々に事務所近くの又右衛門向け(日本向け隔離スペース)を確認。今回のコンテナに載らなかった数のチェックを行った。砂塵も入らないように隔離をしていただいている。でも繰り返し、その必要性をしっかり説いてきた。
そして車に乗り込み圃場をまわる。少し順不同にはなるが、気になるものをピックアップしいくつか紹介させていただく。詳細についてはまたお会いした時にでもお話ができればと思う。
これはイチジク。この他にブドウなどもある。ドイツやオランダに向けての出荷が主で日本には検疫の問題もあり輸入する予定はないが、実際に輸入すれば引き合いは多いだろうと思う。
これはオリーブ。可愛いサイズである。これもまたヨーロッパのガーデンセンターには好評である。
少し大きくなってこのようなサイズもある。
とても丸々していて可愛い感じのオリーブ。ドイツではとても人気。12年もの。
続いて人気のSafariタイプ。又右衛門用
来春用に向けてしっかり準備されている。
100年オリーブのより大きめの200年ものも準備万端である。
これはその名もPONGPONG そのまんま。可愛いけど課題もいくつかあって・・・。
でも可愛い。
この他にも少し大きめのオリーブくんもあるが、そこは少し離れたところなので明日の視察に。
これは別のところのチョリシア。別名パラボラッチョ。酔っぱらいの木とも言われている。この子はアルゼンチンから来たものらしい。パラグアイ産の方が少し良いように感じるがユニークな形の子もいた。先月 大阪 豊中のローズガーデンにも来てくれたパラグアイ生まれのチョリシアさんはみんなの人気者である。
この他にドラセナ ドラゴも見てきた。正直 手入れが行き届かず密集している感はするが、いくつか素敵な形もあるので、チェックをしてきた。
この他にも興味深いものがあったが眠気に勝てずこの辺で今日は終えさせていただきます。
ごめんなさい(^^;)
さていよいよ明日は最終日。時間のある限り面白いものを見つけてきます。
おやすみなさい。
今朝は朝早い列車に乗るためホテルで朝食をとる時間が無く、薄暗い中駅へと向かう・
バレンシア北駅で列車の時間を再確認して、駅中のCaféにてコーヒーとパンをいただく。
そして定刻に到着した列車に乗り込みアリカンテへと向かった。
列車から見える風景は徐々にオレンジから、オリーブ、ブドウへと変わっていく。
駅を越える度に、少しずつ代わっていく景色や街の雰囲気が面白い。
そのような中、少し寂しく感じるのが時折姿を現すソーラーパネル。日本もさることながらスペインでも増えてきている。確かに必要なエネルギーの調達ツールであるのであろうが、できれば拡がっている素晴らしい自然との相性は良いとは思わない。
このようなツールも自然の景観とうまく調和をとる方法を見いだせないかと思ってしまう。今後の課題としよう。
約2時間でアリカンテ駅に到着。そこには私が初めてスペインからの直輸入を手掛けたパートナーが迎えに来てくれていた。そして再会の握手を交わし早速ナーセリーへと向かう。
まずOfficeでミーティングを行い、早速圃場の案内をしていただいた。
中にはこのようなオリーブも。以前はただ単に立っているオリーブを横にしたような無理矢理感を感じるものが多かったが、自然の感じがするものも増えてきた。龍が大好きな又右衛門は少し気になる存在。
オリーブ以外にもいくつかの気になる樹があり、要チェック。イメージがいっぱい膨らむ。
続いてさらに拡張された圃場を見学させていただいたのちに、再びofficeに戻り、次回の計画などのディスカッションを行い、再び握手を交わし、変わらぬパートナーシップを確認し合った。
その後ホテルまで送っていただき、今日の視察を無事終えることができた。
今日もまた新しいものを見つけることができた。満足の1日である。
さて明日もどんな一日が待ってくれているかな?
そのことを楽しみにしてベッドに入ります。おやすみなさい。
朝一番パートナーがホテルに迎えに来ていただけ、まずはナーセリーへと向かった。
そして事務所に荷物をおいて早速圃場へと向かった。
まずは昨年新設された日本向けの特別のスペース 名付けて又右衛門スペースである。
事務所に隣接する一等地に設立され、外部とは虫の入れない細かなネットで仕切られている。
さらに地上部分も地面ではなく、コンクリートのようなものをうっており、スペインでここまで特別な場所を作ってくれているのは、私たちのパートナーだけだと思う。
いかに彼らが日本の植物検疫と又右衛門の考え方を理解し、行動に移してくれているかの表れだと思う。本当に感謝である。
そしてそのハウスの中には、昨秋に又右衛門が現地でセレクトし、鉢上げされ、来春もしくは早ければ今秋に日本に向けて輸出される予定のスペシャルなものがブルペン入りしている。どの子もドキドキするようなものである。せっかくなのでその一部を紹介します。
まずは「ユッカ ロストラータ ヒドラ スペシャル」3m近くのサイズは、最大級である。
これは又右衛門植物園行きかもの逸品。
スペシャルまでの大きさはないが、かなりいい感じで分頭している。しばらくこのようなものはないかもしれないほど。
続いてユッカ ファクソニアーナ。思った以上に大きい!迫力満点である。今まで私は日本には入れていないので楽しみにしていただければである。
そしてシルバーに光る鋭い葉が、ピカイチのリギダそれもマルチヘッド。
ついに数鉢のみ鉢上げまでこぎつけた「ノリナ ネルソニー トルネード」
葉の特徴的な形状が稀少であり、私の髪に似ているところから現地名「ノリナ ネルソニー 又右衛門スペシャル」とまで名付けられた逸品。これも又右衛門植物園行きの予定である。
この他にダシリリオン 2種 他にアガベ類も準備されている。他にユニークなカクタス類も多くあるが日本向けにはしばし時間がかかる模様。
特にアガベ類はヨーロッパでもかなりの人気で、数年先まで予約でいっぱいである。それもこのパートナーの価値の高さであろう。その中から日本に向けて限定的ながら送られてはくるがかなり数量は限定されるため、現在日本にあるものを早めに確保していただいたほうがいいと思われる。
そして別の圃場に移動し、日本向けのオリーブの状況のチェックを行った。これもまたお気に入りのものである。
その後 ヘッドオフィスにもどり研究室を覗かせていただいた。そこには、素敵なスタッフが、多湿に弱いなどの様々な弱点を克服できるものを研究し培養している。きっと10年後にはもっと強健で、日本の天候にも適した素敵なものが多く出てくると思う。乞うご期待である。
そしてオフィスで来年~再来年にかけてのオーダーと今後の取り組みについてしっかり話し合うことができた。
正直現在、ヨーロッパ、ドバイからかなり引き合いがあるよう。その注文にも全く追いついていないのが現状。そのような中でも日本向けの出荷を積極的に考えてくれているのは本当にうれしい。
というのもヨーロッパに出荷するのには、特別な手間もかからない。しかしながら日本に向けての輸出は、多くの手間、時間、費用が掛かる。それでも彼らは私たちを優先にいろんなスペシャルを用意してくれている。本当に有難い。それもこれも今まで培ってきた信用による強いパートナーシップで結ばれているからであろう。心より感謝である。
そして多くのことを話し終え、最後に場所を変えてランチを食べながらのミーティングを行った。とても雰囲気の良い店というのもあったが、今回の訪問でのミーティング内容の価値がとても高かったため、さらに美味しく感じることができた。
そして夕刻、バレンシアのホテルまで送っていただき、彼らとはお別れとなった。本当にお世話になりました~~。再会が既に楽しみである。
彼らと別れた後、駅前の公園内の花屋を見学。この公園にはこのようなお店が多く並んでいる。
そして街中を歩いたのち、超お気に入りで行きつけのお店でカジュアルなディナーをいただき、ホテルに戻りデスクワークを行い、最後にこのブログを書いている。
今回訪問の写真は、帰国後になってもFacebookなどでも順次アップしていくので楽しみにしていただければと思います。
さーとても充実した一日となった。もう少しで日付も変わるので、この辺でパソコンを閉じて寝る準備に入ります。
今日こそ眠れますように。おやすみなさ~~い。