四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
MATAEMON'S THINKING BLOG
今日は、いよいよ最終日。午後からは帰国である。
そして残された時間の午前中に今まで植物三昧であったため、ネイティブの動物に触れるために、郊外のレムールパークをめざした。
相変わらず渋滞の市内を車で移動。途中、木曜マーケットが開催されているためさらに混んでいた。
ようやくレムールパークに到着。ここでの時間は1時間ほどしかないため、急いで見学をさせていただいた。
疲れた身体と頭に愛くるしい姿が活力を与えてくれ、本当に癒してもらえた。そしてほのぼのとした空気に包まれながら、帰国のために空港をめざした。
空港に向かう途中、ランチをいただいたが、そこにも愛らしい子が遊びに来てくれて、さらに旅の疲れを癒してもらうことができた。
そして空港に到着。とてもお世話になったガイドのセルジュさんにお礼と近い日の再会を約束して、名残惜しい中、マダガスカルを発った。その後モーリシャスを経由し、第二経由地の香港に向かう飛行機の中でこのブログを書いています。
今回マダガスカルが素敵な国に感じたのは、素敵な植物や動物、素敵な人に出会えたからだであろう。さらに今回同行した湯浅先生はじめ、多くの個性あふれる素敵な皆さんとご一緒させていただけたからだと言える。どのような方々が参加され、その素敵な方は誰であったかは、ブログにアップすることの了解を得ていないため伏せさせていただきますが、本当に素敵な方々で、皆さんから多くを学ばせていただくことができました。
また行程中では、私がアンバサダーをつとめさせていただいている「みどりのサンタ」の活動になどもご理解いただきお助けいただきましたことを、この場をかりてあらためて御礼を申し上げたいと思っています。本来の活動は時間の関係からできなかったかもしれないですが、活動する私にとって有意義な時間であったことは確かである。これらを生かし今後も活動していきますので、温かく見守っていただければ嬉しく思います。
本当にありがとうございました。皆様またお会いできる日を楽しみにしています。
もう一回。本当にありがとうござました!!!
まずもってこのブログを無事かけていることに感謝したいと思う(笑)
さて昨日は結局朝5時前にアンチラベのホテルに到着した。車中で寝ているときに到着したわけではないが、まるで寝てすぐの時を起こされたような、寝ぼけた感じであった。
そのような少しふらついた足で荷物を持ち、部屋に入った時に、いつも大切なものを入れている左側の足ポケットに、何とパスポートが入っていないことに気づいた。そしてかなり焦りながら全てのバッグを探してみたが、やはりいくら探しても見つからない。ひょっとして落としてしまったかもと考え今日の記憶をたどってみると、昨晩の検問所での長い待機時間で、車中で足をあげながらパソコンをうち、そして何度も車の内外を出たり入ったりした時に、落とした可能性が高いとすぐにわかった。
とすれば、あの深夜真っ暗の街に私のパスポートは置き去りにしてしまったのであろうと思ったのと同時に頭の中が一瞬真っ白になった。そしてあらためて再度その時の状況を自分なりに検証してみると、左側の足ポケットから落ちると、ドアを開けたらすぐ地面だから、やはりきっとそこしか考えられなかった。
ただ車の中に残されている可能性が全くないわけでもないと思い、慌てて駐車場に向かったが、もう車はなく、次の朝に確認するしかないのであきらめて部屋にもどった。
そして仮眠する予定の2時間は、当初は気が気ではなくパスポートが無くなった時の対応をずっと考え、その手順など資料の準備も行った。そうしているうちに覚悟も決まり、どうせなら3~4泊延泊したら、今度はビジネスの活動ができるのでは思い、色んな予定を立てていた。
そうこうしているうちに、朝の集合時間を迎え、ガイドさんと先生にパスポートを失くしたため、今日から皆さんと離れ、タクシーでアンタナナリボまで戻り、警察と大使館に行き何とか一緒に帰れるように動きますと伝えて食事をしていると、ガイドさんが苦笑いしながら、車内のギリギリのところにありましたと手渡してくれた。
正直それは言葉では表しきれないとてもホッとした気持ちで、そのことを単純に喜べばいいのだろうが、どう考えても車内に残っているはずがないであろうパスポートが車内に残っていたことが釈然とせず、結局自分の中では、これは神様がくれたプレゼントだとしか思えなかった。
そのような感じで、一睡もすることなく、朝食後、山に自生する植物を片道約3時間かけて、探しに行った。
山に向かう途中、色んな風景が目に飛び込んでくるのだが、アンチラベは、他の都市と違い、
とても美しく感じた。
それは田や畑がよく手がかけられており、大人から子どもまでが協力し合い働いている。
またレンガで家を建てる若者も悲壮感とかなくリズミカルに楽しそうに働いていた。
また行き交う人も、手ぶらで歩く光景は少なく大人も子どもも籠を持ちながらであったり、物を運んだりであった。他の物乞いが多い観光地や、環境破壊が著しい都会とは大きな違いを感じることができた。
そのような素敵な田園風景を通り抜け、多肉植物等が自生する山岳地帯へと到着した。
そして地元の人に挨拶を行い、山を登らせていただき植物を探した。
そうすると、しばらくしてまず岩肌にある花キリンと出会うことができた。
他にも、いろんなところを散策し、自生する多肉植物などと出会えることができた。そして私はハンターではないため採取はしないので、じっくり観察し、その美しさと力強さを直接感じ、眼に焼き付けて帰ることにした。
その途中、さっとランチボックスでお昼を済ませ、ひたすらアンタナナリボをめざし、5時間強で、目的地のホテルにたどりつくことができた。
そして部屋に荷物をおいて、ディナーをみんなでいただくために、レストランに集まり、思い出話をしながら談笑をした。そこには政府の要職の方もご挨拶に来ていただけ、今回のマダガスカル訪問の締めくくりに相応しい最後の晩餐となった。
そして食事を終えると、それぞれ部屋へと戻り、私はデスクワークとパッキングを行い、深夜眠りにつくことにした。それにしてもパスポートがあって良かった。本当によかった。神様ありがとうございます(^^;) 日本に帰れます(笑)
市内ホテルで久しぶりのアメリカンタイプの朝食で栄養を蓄え、市内のホテルを出発。
無事ボーディングタイムの3時間前に到着した。今日は国内線での移動にも関わらず何故3時間前に空港に行くのかと言うと、大きく二つの理由がある。
まず一つは、本日飛行機が本当に飛ぶのか?と言うチェック。もう一つは、座席の確保である。日本や国際都市ではありえないことかもしれないが、実際にチケットを手にするまでは勝手にキャンセルされる可能性もある。チケットを手にしても、同じ座席ナンバーでダブルブッキングもあるので、飛行機に乗り込むまでは安心できないからである。
そして持ち込み禁止品もかなり厳しい。
まずナイフ類、ドリンク類や缶スプレーはどこでもダメなのは世界共通。少し珍しい禁止品には、ガラスや陶器製品。恐らく割って凶器になるからだろう。ご当地バオバブの置物もNG。鈍器になるからであろう。そしてガムテープ、紐、メジャーもNG。これはきっと手を縛ったりするからであろう。ただそこまで言い始めたら何でも凶器になるような気もするのだが・・・(^^;)
そして手荷物チェックも厳しい。
メガネもバンダナも外して検査。ポケットの中のティッシュもNG。パソコンも取り出したのだが、ノートパソコンは開いて見せなさいとのこと・・・かなり厳しい。
ただ、こちらから見るともっと違うところを厳しくしなければならないような気もするのだが・・・それとセキュリティーとは関係ないが、きちんと航空会社も飛行機を飛ばしてほしいと昨日の悲劇を思い出してしまった。
でも何とか飛行機に乗り込め、自分の席もあり、途中で降ろされることもなく、ランチのサンドイッチを頬張りながら、目的地であるモロンダバに到着した。そして空港には車が待機してくれていて、到着後すぐにまず今日の第一目的へと向かった。
そしてその途中で、定期観測を行っているバオバブに立ち寄り調査を行った。
以前訪問時との差異を計測し、その成長度をグラフ化している。この若い樹は前回計測時より外周で約50cm増えているとのこと。もちろん幼木、老木との成長度も加味して考え、バオバブの推定年齢を割り出していく。もちろん土壌によっても倍以上成長度が違うことも頭に置いておかなければならない。
そして、いくつか立ち寄った後、目の前には、見事なまでのバオバブ街道が拡がっていた。テレビや雑誌ではよくみられている景色である。たしかにその迫力に圧倒される。
ただこのまま感動だけしていれば、観光になってしまうので、それぞれ先ほど同様の定期計測に加え、周辺環境の調査や活動をおこなった。
そして街道を通り抜け、バオバブのグランディディエリとフニーが入り混じるところを観察し、またUターン。
そしてバオバブ街道の正面反対側から写真を撮った。雑誌などでは夕焼けバックが多いため通常の正面と言われるところからの写真が殆どだが、個人的にはその反対側からの街道の方が良いように感じた。
そしてバオバブ街道に費やした時間はたったの20分あまり。これも前々日の飛行機の欠航から始まる予定の変更のためである。それでも何とかこの地を訪れ、定期観測が出来たことを感謝しなければと感じた。
そのようにして後ろ髪をひかれる思いで、失われた1日を取り返すため、本日の宿泊地であるアンチラベをめざした。
ムルンダバからアンチラベまでは約470km。高速はないので何もなくても到着は深夜1時ぐらいになるため、ひたすら急ぐしかない。
オーストラリアとよく似た景色の草原を走り続けると、徐々に陽も落ち始め、とても夕焼けが綺麗であった。そして夕焼けに色んな想いを映し出しながらまたひた走る。
20時過ぎ「バオバブ レストラン」で夕食を大急ぎで食べて、またひた走る。辺りはもう真っ暗である。
そして日付が変わる前、あと残り100kmぐらいのところで、検問のようなものがあり、そのまま待機を命じられた。
その理由は、最近、この辺りで盗賊被害があったようで、深夜通行をとめているとのこと。そして通行止め中に、ある程度車がたまったら、POLICEの先導で通行ができるとのことである。
先を急ぎたいのだが仕方がないと割り切り、真っ暗の車内でデスクワークを行い、いつ出発できるかわからない状況の中待ち続けた。
そして午前2時。未だに何の連絡も入ってこない。一体いつになってくるのだろうかと思いながら、真っ暗の車外にでて深呼吸をし、空を見上げると満天の星が拡がり、運よく流れ星を観ることができた。そして他に検問でまつ現地の人の歌声が静寂の中、響き渡り まるで星屑のステージのようであった。考えようによっては、これもまたとても良い経験になったといえる。
動き出しそうな気配はあるが、まだ解放される目途は立っていないがパソコンの充電もなくなってきたので、この辺で今日のブログは書き終えます。
次のブログで無事でしたと報告できることを祈っています。
ではでは~~。
眠い目をこすりながら早朝に朝食を食べ、いつ飛ぶかわからない情報をホテルで待つことになる。
実はよくわからない腹痛に悩まされ、トイレに腰かけながら仮眠をすることになった。
今までこのようなことはなかったのだが・・・
飛行機は飛ばず、予定が見えず、体調がイマイチと少しお手上げ状態(笑)
ただ朝方には大幅改善され、微妙な痛みと不快感、眠気が残るだけになったのでほぼ復調した感じ。
そして航空会社からの情報待ちでホテル待機中も、先生からの今までのおさらいなど講義を受けることができ、一行にとってとても価値ある時間であったと思う。また同行者の方からも、設計のことについてなどアドバイスもいただけ、それはそれで素敵な時間となった。
その後、ホテルから順番待ちのためバスに乗り込み、空港に到着した。先発したイタリア人グループも同様であった。
そして待つこと約3時間。既にチェックインカウンターは長蛇の列で、最後尾は空港外に出るぐらいになっていた。そして情報が入り13時30分のフライトに乗れるとのこと。
但し、今日の乗り継ぎはできないので、失われた1日を取り返すために、その後が強行軍になるが、それも良い思い出になるかと前向きにとらえることにした。
無事チェックインを終えて、今回は薄くて見えないようなチケットだが、今回は座席ナンバーも入っていて、少し信用度が高い。そしてそのチケットをしっかり握りながら、搭乗手続きを終えて待合室に入り、昨日と同様飛行機の到着を待つことになった。
そして、本日の定刻より30分ほど遅れて飛行機が到着し、昨日から約24時間たった飛行機の到着に、多くの人から拍手が出るなど、いかにみんながこの飛行機の到着を待ちわびていたかを感じることができた。
そして、飛行機に乗り込み約1時間でアンタナナリボ空港に到着することができた。
当然この日の乗り継ぎは不可なので、この街で1泊になる。
そして、わずかにしかない時間なので、肉屋や雑貨屋さんなど街の風景を横目に見ながら移動中のバス内で遅めのランチを食べることにした。
そして私たちはマーケット視察に出掛けた。ここには同じような店舗が100以上立ち並びある意味壮観であった。同行者それぞれは色んな思いで出かけたが、私はあるプロジェクトにまつわるサンプル調達が目的であり、いくつか面白いものを見つけることができた。これらを現地のNGOを通じて、両国にとって面白い取り組みにしていけるのではと思っている。またお話ができるような時が来たら報告させていただきたいと思う。
そして近くのスーパーに寄った。ほとんどカルフールとよく似た感じである。この中には花売り場を見つけることはできなかったが、テナントとして園芸売り場があったので視察してきた。ただ特に皆さんに報告が必要な物ではないかと思うのでここでは控えさせていただきます。
それら終えると陽もすっかり落ちたので、ホテルに向かいチェックインしたのち、みんなでディナーをいただき、そして各自部屋と向かった。
さすが都会のビジネスパーソン向きのホテルなのでネット環境もよく、このブログも書けています。かと言って見直す力までは無いので、そのままの投稿でごめんなさい。
明日はまた移動。二日ほど過酷な移動になるが引き続き頑張っていきます!
ではでは~~。
今朝起きると少し慣れた蚊帳で就寝のため、定置網にかかったマンボウにはならずに、平穏に目覚めることができた。
そして朝食を済ませ、ルームキーをフロントに返そうとすると、一昨日ここのホテルに泊まった時に差し上げた又右衛門シールを正面に貼っていただいていた。
日本の要人が泊まられた地元を代表するホテルに、こちらからのお願いではなく自ら貼っていただけ、正直とてもうれしくなり、また早く来たいなと思った。
ホテル名はVICTORY HOTEL 是非このホテルを泊まられた方は、又右衛門シールを見つけてくださいませ~。そして車に乗り込み飛行機の出発時間までチュレアール近郊にて活動した。
まずはarboretum d’antsokayを訪問。ここには約900種の植物があり、その90%がマダガスカル固有種であり、80%がメディカル プランツとのこと。つまりここを観ればマダガスカルの代表的な植物が殆んど観ることができてしまうということになる。そして早速園内を見学した。
残念ながらここでの時間は1時間ぐらいしかないのでかなり駆け足の視察になった。
湯浅先生の植物の説明とそれにまつわる話はとても勉強になり、一時間はあっという間に過ぎてしまい、最後は駆け足のようになった。
そしてレセプションで、バオバブオイルや植物の参考書を購入し、次へと向かった。
植物園から約30分。海岸沿いのモリンガ群生を見に行った。
ここは海岸沿いで石灰岩土壌のため、モリンガもタル型になっていた。
そして、モリンガに囲まれランチをすることにした。今日のランチはお弁当。腰を下ろして、いざ食べようとして、フォークを料理にたてたら、何とフォークが折れてしまった。いや折れたというよりこっぱみじんと言った方がいいぐらいになってしまった。それにしても固いこぶ牛の肉ならいざ知らず、フィッシュフライでこれなので、このフォークの品質には驚きである。まるでドッキリのようである。ここまで来るとお土産にしたいぐらいのクオリティーであった。
植物ばかりに気をとられ、山側ばかり歩き観ていたのだけど、一通り見終えて、山を降りるとき、改めて海側に目を向けると、とても素敵な光景が広がっていた。
そしてランチ&探索を終えて南回帰線前で撮影。そして空港に向かい、搭乗手続き行った。そこからがハプニングの予兆だったのかもしれない。
まず私のスーツケースが26kgだったのでオーバーチャージがとられそうなので、3kgの荷物を減らし、改めて積み込んでもらった。
ただこの時も航空会社のシステムがうまく動かずもらった航空券は肝心なところは手書きであった。
さらにこのチケットに座席ナンバーが入っておらず、不思議だな~~と思ったら、何と座席は自由席とのこと。何百回というフライト経験の中で、はじめてのことで笑いながらであるが驚いてしまった。
そして手続きを終え、16時30分出発の飛行機を待つのだが、こんな感じで時間は動いた。
●15時30分 搭乗待合室にて待機
●16時00分 搭乗する飛行機が未だに到着せず、まわりはおかしいな~~とぼやく。
●16時30分 飛行機が未だに到着せず。それでも何のアナウンスもなく、ひたすら待つ。
●17時00分 まだ来ない。アナウンスもない。それでも乗れると安心し談笑して待つ。
●17時30分 飛行機が遅延だが、もうこちらに向かうので待機
●18時00分 飛行機は19時ごろ着とのアナウンス。一同ため息でるも待つ。
●19時00分 来ることを疑わず。ひたすら談笑し待つ。
●19時30分 いきなり欠航とのアナウンス。
そのためチケットカウンターに多くの人が駆け込み長蛇の列になった。そしてそこから荷物を戻してもらい、チケットを返し、航空会社が手配するホテルの迎えをまった。そして私たちはまたまたVICTORY HOTELに戻ることになった。このホテルは、お湯が出るのは確認済みなので、一安心したのと、本当に縁のあるホテルだな~~と思い、かなりのアクシデントでありながらもホッとし、少しうれしさも感じてしまった。
そして何とかチェックインを済ませ、ホテルのレストランで食事をとろうとするも、厨房も突然50名ほどの来客にプチパニックであったのか、食事が出てきたのは22時30分ごろになっていた。
そして食事を済ませ、部屋に戻りこのブログを書いています。でも明日何時の飛行機に乗れるのか?明日乗り継ぎの飛行機に乗れるのか?今後の予定はどうなるのか全く未定のままだけど、深く考えても仕方がないので明日は明日の風が吹くということで、デスクワークを終えたら眠ることにします。
というわけでそんなこんなの一日でした。
おやすみなさい~~~。
明日はいい日になりますように・・・。
今朝の集合は5時45分、パンとコーヒー卵のみの朝食をいただき、荷物を積み車に乗り
途中マングローブとガマとグンバイヒルガオが共生する中々見ることができない光景を
見ることができた。
そしてアツケシソウの群衆が眼に入ってきた。良い時期には真っ赤になり一面を埋め尽くとのこと。それも興味深いと感じた。そして遠目にバオバブが見えてきた。
そして車をすすめるとため息が出るような、見事なタル型バオバブの群生が目の前に・・・
調査この辺りは、石灰岩土壌のため、タル型になっている。本当に愛くるしいユニークな形である。そして、まず調査のための計測を行った。地上部より90㎝の胴回りが18.77M。10年前の計測値に比べ、数十㎝の太り方。ほぼ変わらず。停滞期なのだろうか・・・
重さはわからないので、頑張って持ち上げ計ってみようとしたけどビクともしない。
さすがの又右衛門も歯が立たない。なので志半ばであるが諦めてこの地を後にした。(笑)
そして再び車を走らせた。それが今回の旅程で一番の試練になるかもしれない過酷なものであった。
走り始めてしばらくして、潅水している道に出くわす。その辺はさすがのランドクルーザー。問題なくクリアして進んで行く。
するとユニークな模様のバオバブに出逢う。まるでアートである。これは人口的なのものではない。
はっきりした原因はわかってないらしい。病気のような気もするが、しっかり生きている。このバオバブがどうなっていくのか今後引き続き調査が必要であると思う。
そしてまたまた車を走らす。海岸沿いの道はガタガタでまるで地震のような揺れである。それも震度7以上の揺れで、ロデオ状態であった。これが何と約3時間以上続いた。おかげで良い運動になったかもしれないが、少しぐったりした。
そして、午後三時に中継地点である素敵なホテルに到着。私たちの宿泊ホテルの格段の違いで、とても美しい景色と気になる植物にうっとりしてしまった。
さらに食事をしているとネコちゃんが遊びに来てくれて、疲れがいっぺんに吹っ飛んだ感じがした。
再びユーフォルビアの林を横目に海岸線をひた走りチュレアールをめざす。
激しい揺れを繰り返し、出発から約13時間で目的地であるホテルに到着した。
そして21時過ぎからディナーを食べ、部屋へと向かった。部屋では相変わらず蚊との知恵比べをしながら、深夜 蚊帳の中に入り眠ることにした。
あー今日は、楽しかったが、少し疲れました。おやすみなさい~~。
深夜の停電、早朝の停電の中、無事 朝を迎えた。ただ慣れない蚊帳での眠りに、朝は蚊帳が身体に巻き付き、まるで又右衛門は定置網に引っかかったマンボウのようになってしまった。
そして、いつものほとんどパンとジャムだけの質素な朝食を食べ、出発時間が変更になったため、ホテル前のビーチを歩いてみた。*今回は少しスクランブルエッグが出ました!
いかがですか~~~?いつもは山ばかりの映像なので、少し新鮮さを感じていただけたら嬉しいです。むしろ山よりこっちの方がしっくりくるかもしれませんが・・・
そして定刻より1時間遅れの8時に出発をし、今日はマダガスカル最大のバオバブをめざして出発した。
その途中で、色んなユーフォルビアや巨大なパキポやオペルクリカリア パキプスに遭遇し驚かされた。そして形状の違いや、植生について湯浅先生にご教授いただけた。
とげとげしいのとは別にパーキンソニアの花や素敵な葉の形状には、可愛らしさを感じることができた。
そして悪路を走り続け約2時間で田んぼの向こうにバオバブが見えてきてとても不思議な光景に感じた。写真はスマホのため、バオバブはほとんど見えてないがお許しを(^^;)。
また走り続け、目の前に大きなバオバブが次々と飛び込んできた。
そしてやっと多くの人に知られている「妊婦のバオバブ」と言われるところに到着した。
どうですか?確かに妊婦さんのお腹のようにも見えますね。それにしても大きい!又右衛門が小柄といっても、その大きさに驚いていただけると思う。
そして少し早いがバオバブを眺めながらランチをいただいた。
そして食べ終え、いよいよマダガスカル最大のバオバブ アダンソニア・グランディディエリ(Adansonia grandidieri)へと向かった。
いかがですか?この迫力。
いくら小柄の又右衛門とはいえ・・・・(しつこくてすみません)(^^;)
そして持ってきたメジャーで胴回りを計測。なんと27.40mであった!
驚きである。
きっとこのバオバブは、この地の人びとずっと見守ってきていて、また人びとも敬い、守り続けているということを感じ取ることができた。
そしてこれからも引き続きこのバオバブをいつまでも守り続けていただきたいと思った。
そして興奮に包まれながら帰路についた。その途中では、穴の開いたバオバブもあり、
一緒のパーティーの皆さんも次々入られていた。そして私もお決まりのように中に入り顔
を出してみた(笑)ちなみにこの中は10人はいってもまったく問題ない大きさで、広々と
していた。
そしてまた車を走らせているとディディエレア マダガスカリエンシスの林が見えてきた。
恐らく樹齢100年ぐらいかなと思われる。ディディエレアの特徴についても、湯浅先生に
教授いただきより一層の興味を高めることができた。
そして夕方にホテルに戻り、不安定ながらも唯一Wi-Fiがつながるレストラン兼ロビーで
デスクワークを行い、ふと外に目をやるととても素敵な夕焼けが目に飛び込んできた。
そして夕食をいただき、引き続きロビーでデスクワークを行った。そしてその時に不覚にも
蚊に刺されてしまった。
部屋を出る時に、肌が露出しているところに虫よけスプレーを塗って出たのだが、耳に塗る
のを忘れてしまい、見事その耳を刺されてしまった。まるで耳なし芳一である。
そろそろ夜も更けてきて、ロビーもしまりそうな雰囲気になってきたので、部屋に戻り、蚊
と知恵比べをしながら、このブログを書いています。
明日は5時45分から朝食その後出発なのでパッキングも必要なので4時30分には起きな
ければ。というわけで仮眠しかできない時間になってきたのでそろそろ眠ります。
おやすみなさい~~~。
早朝に起き、準備を整え、朝食を食べた。
今日の朝食は、パンだけであった昨日とは違い、小さなオムレツもついていたので小さいながらしあわせを感じた。
今日は約12時間 悪路を走りモロンベへと向かう。そして定刻通り7時に出発した。
街の中心部をくぐるように抜けて、牛車やバスなどとすれ違い、ひたすら走り続ける。
その模様は写真の方がわかりやすいと思うので・・・
そしてこの移動で初めての大きなバオバブ (アダンソニア フニィ)遭遇。
またほど近いとところにパキポデューム ラメリー。これはかなり大きい。バオバブと見間違うぐらいである。
それらの近くに、サボテンの実があり、せっかくなので食す。
本来ならグローブをして触るべきとこと、車まで戻る手間を怠ったため、案の定とげに悩まされる一日となった。
多くの村人とすれ違い、多くの人が笑顔で手を振ってくれる。とても温かい気持ちになれる。
途中でランチ食べ、大草原でのトイレ休憩をして、またひたすら走る。
バオバブをしばし眺めて、ドライバーさんの休憩を、ホテル CALIFORNIAでおこなった。ここは以前、秋篠宮殿下と眞子さまが訪れたと説明を受けた。
そして今回、関空から同行の谷さんが10年前にこの地を訪れ、その時取った写真を持参されて、皆さん見せられていた。でも殆どの人がこの地を離れていなかったが、村人がこの子を知っていると言って、一人の青年を連れてきた。
そして写真を目の前に照れながら喜んでいた顔をしていたのと、その光景を嬉しそうに眺め、またシャッターを下ろす谷さんの姿がとても感動的であった。
その光景と10数年前、モンゴルに学校を建てるプロジェクトリーダーを行っていた時に、集まってきた子どもたちの姿がオーバーラップさせてしまい眼が熱くなってしまった。
再び車を走らせ、出発から約8時間。圧巻の光景が目に飛び込んできた。
凄いと言って良いのか?美しいと言っていいのか?言葉が見つからない光景であった。
ここのサイズは、マダガスカルでは2~3番目とのこと。この光景をもっと多くに人に見てもらえるようになればいいな~と思う反面、この素敵な光景がひょっとして人の手で崩れてしまうことは避けなければならないという気持ちが交差しながら、しばしこの光景に釘付けになってしまった。
そして後ろ髪をひかれる思いで、再び目的地モロンベをめざした。
そして出発から約13時間で宿泊地その名も「HOTEL BAOBAB」に到着した。
到着早々停電と言うトラブルに会いながらも、湯浅先生曰く停電は名物みたいなものだよという言葉に妙に説得され、真っ暗で何も見えない中、部屋にスーツケース押し込んだ。
そして食事を始める前に、停電は復旧し、ホッと肩を撫でおろしたのだが、先生からここはマラリア発生地域だから必ず蚊取り線香は絶やさないようにと言われたのだが、私が持参した蚊取り線香はこれ。
これは2時間しか持続しないのである。大きなミスをしてしまった(^^;)
他の人に聞けば、その方はベッドの四隅に置いているとのことである。
であるならばできるだけ頑張って起きておこうということになり、深夜引き続きデスクワークを行い、このブログを書きました。きっと文章は残念だろうが写真を楽しんでくださいませ。
私は普段から虫や蚊も殺さない人なので、今日明日だけは、今までの功績に免じて、私を刺すことは許してくれるだろうと思いながら・・・
さて蚊取り線香の新しいのに火をつけて、蚊帳を降ろして眠ります。
ドライバーさん。一日お疲れ様でした。ありがとうございました。
おやすみなさい。
快適な朝を迎え、パンのみの朝食を終え、1日 のスタートを迎えた。
そして荷物を積み込みナーセリーへと向かった。といっても見ての通り積んだのは私でなくポーターの方々である。25kgを超える重さのスーツケースなのですごく申し訳ない気がした。
そして午前中の行程を終え、アンタナナリブ空港へと向かった。
そして空港内でランチを済ませ、飛行機に乗り込み、チュレアール空港へと向かった。
乗ること約1時間で、電車の駅よりも小さなチュレアール空港に到着。
ホテルでは最近話題のモリンガがそびえたっていた。
そしてホテルの部屋に荷物を置いて、すぐにテーブルマウンテン周辺を探索した。
この周辺は石灰岩土壌であり、植物としては好石灰岩植物と耐石灰岩植物が分布している。特に目立っていたのがアルオーディアであった。
その他にもデロニクスなど、当然日本で自生していることを見ることができない植物を多く見ることができた。
そして場所をかえ、探索していると何と日本では凄い人気のオペルクリカリア パキプスが自生をしていた。鉢植えのオペルクリカリア パキプスをみることも容易でないのに、自生のものをみることができて感動した。でも近くには大きな穴もあり、きっとこのオペルクリカリアを採取するために、掘った痕跡と思える。
そう思うと、正直複雑な気分になる。ビジネスよりも先に地球にとって、植物にとって、住み暮らす人々にとって何が大切かを考えなければならないとあらためて思えた。
そして、そうこうしているうちに陽も落ち始め、モザンビーク海峡が望める小高い所に移動し、沈む夕日を堪能させていただいた。
美しさと珍しい植物に後ろ髪をひかれる思いで、牛車をみながら車に乗り込み、ホテルへと戻った。
そして夕食いただき、部屋に戻り、深夜薄暗い中デスクに向かってこのブログを書いています。かなり眠いためさらに文章はぐちゃぐちゃとは思いますが、明日はまたネットがつながるかどうかもわからないので、下手な写真だけでもいいので見ていただければと思ってアップします。
さて明日は車でムルンベへと向かいます。車で10時間ぐらいだろうか・・・
腰が痛くならなければいいのだけどな~~。
おやすみなさい。
深夜香港に到着し、そこで湯浅先生率いる羽田出発組と合流。乗り継ぎの間に簡単な自己紹介を終え、経由地であるモーリシャスに向けて再び飛行機に乗り込んだ。
機内に乗り込み座席に腰かけると、いくらエコノミーとはいえ、LCC顔負けのかなりの狭さに少し驚いた。日本人の私・・・いや少し小さな・・・いや小柄な私でさえ、かなり窮屈に感じるのだから、大柄の人や、西洋の人はかなり厳しいのではと思う。前の人がシートを倒されるので、パソコンは打てたものではない状況である。
そして出発前には、機内全て座席頭上の荷物置き場辺りを、キンチョールのようなものをかけていた。事前情報によると、マラリア感染が拡がらないための殺虫とのことだそう。
この情報を聞いていなかったら、一体何をしているのか?と驚く作業であったと思う。
そのような中、無事離陸し、窮屈さにもがきながら、約9時間後モーリシャスに到着した。
モーリシャスでは、約6時間の乗り継ぎ時間があったので、少しトラブルはあって苦戦したが入国をした。
空港では早速、トックリヤシとアフリカマイマイが私たちを出迎えてくれた。
そして陽気なドライバーに出迎えられバスに乗り込み、北部にある植物園をめざした。
道中は、サトウキビ畑が拡がり、モカという山が美しかった。ガイドのアナウンスではコーヒーの「モカ」といってはいたが、詳細はよく聞き取れなかった。ちなみに私はコーヒーでモカは好きな種である。
そして車窓を楽しみ約1時間30分でSSR Botanic Gardenに到着し、少しの時間であったが、できるだけの植物を観て回った。
BaobabやTalipot、Giant water lilies、ゾウガメなどをみていると、与えられた1時間はすぐに経ってしまい、再びバスに乗り込み帰路についた。
そして空港に到着し、再び出国手続きを行い、マダガスカル アンタナナリブへと向かった。
機内では、入国カードに記入するのだが、これが結構項目が多く、座席のシートナンバーまで記入することになっていて、少し時間を要した。
着後はホテルへ。こじんまりしたホテルで、部屋も私にお似合いのかわいい部屋であった(笑)
そしてしばし、重要な方々とのミーティングの時間をいただき、ディナーを済ませ、部屋でこのブログを書いている。
さ~。明日から始まるマダガスカルでの9日間。どんな感動に出逢えるか。本当に楽しみである。