四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

この日は朝一番の飛行機で、赤坂に向かい一昨年前に納品させていただいた植物に会いに行ってきました。そしてその足で、一般財団法人進化生物学研究所を訪問させていただいた。

 

 

進化生物学研究所は、東京農業大学育種学研究所を前身として1974年に設立され、基本理念に基づいて、農学の基礎ともいえる自然史の思想を根底として、進化に関する総合的、基礎的な調査・研究、資料収集・保管を行い、学術と文化の発展に寄与することを目的とされています。
また東京農業大学との連携協力を重んじ、志の高い若者を広く受け入れ、チームワークと責任を重んじ、感謝の念を持つ人間性に富んだ、社会に貢献する次世代の人材の育成に努め、フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶとされています(HP一部参照)

 

そして今回は、重要なプロジェクトに関する収録と相談のため、広島ホームテレビの渡辺美佳アナウンサーはじめ局の方々と、訪問させていただいた。

 

それは、今回のプロジェクトに密接な関係があり、私たちの業界で、今もっとも熱い希少植物、特にアフリカ マダガスカルの動植物については、明らかに第一人者である湯浅浩史理事長へのご相談であった。

 

 

この日も、帰国後で、とても忙しい中、時間を割いていただきテーブルディスカッションをさせていただけた。

 

その中身については、いずれお話をさせていただくことになると思いますが、その豊富な経験からの言葉に、自らの実体験を重ね合わせることで、本当に大きな学びが出来、とても貴重な時間となった。

 

 

テーブルでのディスカッションを終えると、本日は休館でありながらも、展示ブースを丁寧に案内いただけた。

温室内には、ワオキツネザルやバオバブ ザーなどマダガスカル特有の動植物が共存し、何度来ても興奮がとまらない。さらに共に歩かせていただきながら、ここでは書くことができないとても貴重な情報交換をさせていただくことができ、動植物への尊厳の念をさらに強めることができた。


そのような状況のため時間が経つのも本当に早く、気がつけば半日近くが経ってしまい、後ろ髪をひかれる思いで、この地を後にした。

 

そして帰路につく途中の電車の中で、改めて研究所のHPを拝見させていただいた時、その中に「フィールドワークを重視した伝統を継承し、土とふれあい、動植物を育て、「生命」を大切にする心の涵養に努めると共に、「実物」から学ぶ。」という言葉に触れ、私 又右衛門としての活動指針とリンクさせていただくことができ、心と体中がすごく熱くなる感覚を得ることができた。



プロジェクトの内容については、またきちんとお伝えさせていただきますので乞うご期待くださいませ~~(^^)v

今日は案内をいただき、第10VNBIG交流会が開催されたので参加させていただいてきた。

VNBICとはVietnam Business Information Groupの略のようである。

平日は予定がぎっしりであり中々まとまった時間が取れないが、今回この交流会は日曜日の開催であったため、参加させていただくことができた。

会場は大阪大学中之島センター

主催:VNBIG

後援:在大阪ベトナム総領事館 TRAN DUC BINH 様  他で開催された。時間は約5時間の長丁場であった。

 

まず受付を済ますと、参加者に全員に、ベトナム少数民族の方がつくられた布製の小物とお茶菓子をいただくことができた。

 

 

 そして定刻に地球環境センター 大石一裕様がコメンテーターをつとめられ開催された。

 

プログラムは在大阪ベトナム総領事館 領事からのご挨拶に始まり下記のようなプログラムで開催された。

第Ⅰ部 農業と植物輸入

 

農林水産省神戸植物防疫所大阪支所 支所長難波一郎

       『植物検疫の概要 ー 植物輸入の流れ』

カトウ酸素株式会社 取締役社長加藤彰宏

      『ベトナム 安全な植物を作るために今できること』

 

14:3014:40 休憩

 

第Ⅱ部 環境問題と人材育成

北九州市環境ミュージアム 中園館長

     『北九州市の公害克服の歴史と現在のベトナム』

 

HIDA関西研修センター 小川館長

     『HIDAの海外産業人材育成への取り組みとベトナム』

 

日本語教師 吉川紀元先生

     『ベトナムと今を生きる』

 

 

第一部の講演では、普段から大変お世話になっている植物防疫所 所長の講演があり、改めて現在の自社の取り組みと照らし合わし、その活動がどうであるかなどの再確認をすることができた。またその他にも講演者の方々の活動が、自らの取り組みに活かせるヒントがあり多くを学ばせていただいた。

 

 

さらに交流会では領事をはじめ初めてお会いする方とのご縁をいただき、弊社のベトナムプロジェクトに活かすことができるとても有意義な時間となった。当日お世話になった皆さんには本当に感謝である。そして終了後オフィスに戻り、明日の都内出張の準備をし、終了後帰宅した。

 

さ~来週も東京出張からのスタートで色んなことが目白押し。気合を入れていきます!

20日に帰国し、21日は朝から、地元の一斉清掃に参加させていただいた。

 

 

そして午後は弊社のお取引先様が管理されているなんばパークスを勝手に見学させていただいた。

この植栽は数日前にもTVでも紹介されていて、とてもきれいに管理されている。ただ見た目だけではなく化学農薬・化学肥料を使用せずに管理されていて、とても居心地が良い。素晴らしい!の一言である。管理者であるお取引先様の植物やお客様に対する考え方が伝わってくる。

 最近は単純に奇をてらった植栽を目にするが、植物が元気でない場合が多い。でもここは違う。何と言っても植物がいきいきしている。そしてその中には、私たちの子も一緒に植栽されていて、送り出した私も本当にうれしくなってくる。今回はアポなしのため、詳細はアップしないですが、今回訪問したことを伝えると、次回は是非案内を・・・と言っていただけたので、ゆっくりお話を聞かせていただき、皆さんにお伝えしたいと思う。

 22日~27日の一週間は地元「宝塚ガーデンフィールズ跡地利用を考える会」の代表としての活動。「宝塚ガーデンクリエイティブ」の役員会、社団法人テラ・プロジェクト、「みどりのサンタ」プロジェクト、大学の評議委員会などの活動が次々と続き、その合間に自社の仕事を行うような感じになり、本当にバタバタのあっという間の一週間となった。

帰国しそのまま続けての活動に、疲れてないか?と聞かれたらうなずいてしまうかもだが、それよりも、どれもワクワクする内容のもので、元気が湧いてくる。一日も早く皆さんに紹介できればと思っている。

 というわけで、前回のアップから間が空いてしまったことと、あっさりとした駆け足の内容になってしまったことの、言い訳とさせてくださいませ。ごめんなさい。

早朝、バルセロナを出発。

 空路で経由地のパリ シャルルドゴール空港に到着。



トランジットの時間が30分強のため急いで空港内を移動した。そして定刻の関西空港行きに無事乗り込むことができ、その機内でこのメールを書いている。

 今回の渡欧では、5つのナーセリーを訪問させていただいた。ミーティングでは、新しいプロジェクトについてのワクワクするものから、今までの問題点等の改善要求など厳しい内容のものもあったが、お互いがパートナーを尊重する姿勢のため、前へ進めることができた。

 

またスペインで著名な希少植物の専門家やデザットプランツによるガーデンのオーナーなどスペシャリティーな方々と有意義なディスカッションをさせていただくことができ、とても充実した渡欧であったのは確かである。


 私も今回は、健康な高品質の植物を届ける植物輸入卸 金岡信康としてのミッションがあった。おかげさまで、また新しい日本向け出荷スペース、又右衛門ゾーンの新設・拡張及び新しい日本向けの商品化を進めることができた。

 そして「世界の感動を日本に。日本の感性を世界へ。」をモットーに国際交流をめざす又右衛門として、樹齢1,500年近いオリーブを日本へ、コンテナ町屋など日本人の美意識や文化を紹介することができた。

また地元である宝塚(TAKARAZUKA)の紹介もさせていただきことができた。

 さらに専門委員をつとめさせていただいているテラプロジェクトがすすめる「One Green」の活動の使者でもある「みどりのサンタ」としての役割をおこなわせていただくことができた。

これもひとえに現地パートナー、同行パートナーのおかげで、その任務を無事に遂行できたと思う。価値ある旅になった。

 

そしてもう一つ忘れてはいけないのは、母の日直前の繁忙期にも関わらず、笑顔で私を送り出してくれた、とても素敵なスタッフたちである。いつもながらに本当に感謝である。

の感謝を忘れることなく、また無駄にしないように、これからも引き続き前へ前へと進んでいきたいと思う。みんな本当にありがとう。

 今回、今まで訪れていなかった地を訪れ、過酷という一言では片づけることができない厳しい環境の中でも、まるで天命を授かったのか?自らの使命感をもっているのか?生き続けている植物たちから様々なことを多く預かることが出来ました。その命がけの想いを又右衛門自らが見習うともに、機会があれば預かったそのメッセージを一人でも多く伝えていければと思っています。

それでは皆様には、引き続き、ご指導いただくことをお願いして、今回のブログ「又右衛門 いざスペインへ。」を終えさせていただきます。 



渡航中 ほぼ深夜作業のため、いつも以上の乱文・乱筆、誤字・脱字、意味不明の文章に磨きがかかっているとは思いますがご了承くださいませ。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

緑匠・四代目 又右衛門

早朝バレンシア出発し、Renfeにてバルセロナをめざす。

 

 

自らの座席を確認し、いつも愛用させていただく食堂車に移動してデスクワークを行った。

 

 

海岸線を走るため、景色は結構いい感じを楽しむことができる。ただ毎度のことながら、たまった仕事で景色を楽しむことはできず、身体にコーヒーを流し込みながらの時間を過ごす。

 

そして約3時間で到着。そこからホテルに荷物を預け、ナーセリーを訪問した。

 ここでも「みどりのサンタ」として、年内のプロジェクトに向けての活動をさせていただいた。

 

このナーセリーには樹齢1000年を超えるオリーブが多くあり、とても魅力的なゾーンがある。但し直接地面に植わっている物が多く、輸入をするには、互いのかなりの労力と、オリーブ自身の体力が必要なため課題は多く残るが前に向いて取り組めたらと思う。

 

 というのもオーナーの無骨ながらも、私たちにこう言った。

「私たちは、お金のために植物は売らない。相手の会社の大きさや買ってもらえる数も関係ない。扱ってくれるパートナーの取り組み姿勢や植物に対する愛情が優先される。」と。

 

実際に、先日、アジアのバイヤーが訪れ、コンテナ数十台の注文をしたいと言ってきたらしい。その際も実際の販売する先を確認し、植物にとって良い状況でないと感じ、取引をしなかったとのこと。ここスペインでも同じような志の方々に出逢え、様々な情報交換ができて本当によかった。

 

そして時間となり再会を約束して、宿泊地の市内へと戻った。ホテルに向かう車窓からサクラダファミリアが観えてきたので、お願いしてその近くで降ろしていただき立ち寄ってきた。実はスペインには10回ほどは来ているのだが、サクラダファミリアを観ることができたのは初めてである。せっかくなので中へ入りたいと思ったのだが、予約が必要なため中には入れず、約10分間だけ見学して、そこから歩いてホテルをめざした。

 

そして最後の晩餐いうのは少し寂しい食事であったが今回の渡欧の簡単な打ち上げをしてホテルに戻り、明日の帰国の準備を行い、深夜眠りについた。

さて明日は帰国の途につく。落とし物失くしものをせずに無事に帰れることを祈っておこう。

 

今朝も良い天気である。快調な目覚めと言いたいところだが、牛祭り参加の影響もあり、かなり寝不足でのスタートになってしまった。

 

ただ朝食を食べ、エスプレッソを身体に注ぐとスイッチが入り、ナーセリーに到着して植物を前にするとエンジンは完全にかかり、いつものような調子が戻ってきた。

 

今日はスペインの中で、ユッカ ロストラータ ブルー・スワンやノリナなどデザットプランツにかけては、最高品質と出荷量を誇るリーディングカンパニーであるパートナーカンパニーであるViveros Canosのナーセリーに訪問した。

 

 

到着してまずはオフィスでミーティングを行った。半年ぶりのため色んな課題もあり、中々がとまらない。

ただ陽が高くなるとかなり気温も高くなるので、一旦ミーティングは終了し、出荷場および圃場を視察することにした。

 

 

ちょうど、農園から運ばれてきたユッカ類のトリミング作業を行ってきたのでチェック。
それと同時に日本の基準の厳格さを再確認することができた。

 

 

そして昨年チョイスして養生中の、希少種 ミキワネンシスなどをチェックした。

 

 

そして圃場に移動。人気のユッカ ロストラータ ブルースワン、ヒドラ、リギダを確認。ちょうど開花期と重なっていたのでとても賑やかな状況であった。

 

 

続いてアガベ。今年は雨が多くて、アガベには辛い年になったかもしれないが、何とかその中から良いものをセレクトしてきた。

 

 

 

続いてオリーブを確認。100年オリーブ®や樹齢700~1200年ぐらいのチェックを行った。

 

 

お昼をはさんで、出荷場にもどり、アガベの年内出荷分のチェックを行った。現在ヨーロッパでも小型のアガベが人気のため、品切れ近いものも多かったが、私たちを最優先に考えていただけ出荷いただけることになった。本当に有難い話である。

 

 あと同社の優れているところは自社培養施設も持っており、良いものを創り出せるところである。スペインのナーセリーではこのような施設を自社保有しているところは少なく、将来的にも期待できるので頼もしい。

 そして、オフィスに戻り最後のミーティングを終え、ヌレスの街から宿泊地のバレンシアへ向かった。

到着して荷物を置くと20時をまわっていたので、足早にいつものお気に入りのお店でディナーを食べた。この店はバレンシアに行くと必ず立ち寄る超お気に入りのお店である。

その理由は、とにかくシンプルで美味しいい。そして低価格。さらに私たちのことをオーナーも覚えてくれていて、いつも温かく迎えてくれる。やはり異国の地ではこれが何よりだと思う。



そして食事を終え、少し街を歩き、その後部屋に戻り、本日のデスクワーク。かなり遅くなってしまった。明日は早朝出発。見直さずそのままなので乱文、誤字脱字お許しくださいませ。おやすみなさい。

夜明け前に起床し、机に向かってデスクワーク。すると陽が昇りかけたので、風と、朝日を浴びに部屋の外にでた。

そしてしばらくして陽が登り始めてきた。


 

言葉にできないほど美しい。わずか十数分であったが、山も岩も木も花も草も一様にこの陽を浴びていた。

この場所は非常に暑く夏には50℃を超えることもあるらしい。

雨もあまり降らないため水も少ない。風も強く吹き遮るものは何一つない。土は痩せこけてカラカラである。でもそのような中、もっと過ごしやすい場所があるだろうに、ここにいることが自らの使命のように生きている植物たち。

唯一彼らに与えられるこの素敵な朝焼けが、きっと彼らの生きる糧になっているのであろうと思えた。

そして名残惜しさを感じながら、朝食後、約600kmの長い道のりを北へと車を走らせた。



途中は素敵なデザットプランツガーデンを見学させていただいた。とてもユニークなデザインやモニュメントもあり、多くを学ばせていただくことができた。




そこから近くには、とても配色のいい上質の絨毯が格安で販売されていた。ものによっては日本では10倍近くはするだろうと言う物もあり、ビジネスとしてコンテナ1台仕入れてみようかと思うぐらいのものであった。当然 仕入れはしていません。スタッフの皆さん安心してください()



そしてさらに北上し、車での8時間の旅夕方ヌレスに無事到着した。そして夕刻ホテルに入って少しゆっくりしようかと思ったのだが、今晩は年に一度のお祭りがあるとの情報を入手し、せっかくなので見学をしてきた。

 

この祭りには、小さな子供から、お年寄りまで集まり、街中が賑わっていた。そしてクライマックスの闘牛が出てきたのは23:30で約一時間、牛は暴れまわっていた。

 

闘牛が去るころには、日付も変わり深夜になっていた。偶然にも年に一度のお祭りに参加できたことは、とてもよかった。

今日は夜明けから、深夜まで本当にエキサイティングな一日となった。

あー夜が明けるまでに眠ります。おやすみなさい。

朝、エルチェを出発し、アンダルシア地方へと向かった。

車で約4時間、目的地付近に来たのでランチをいただくことにした。
ここは、お店は街角にある一見古ぼけた小さなお店だが、現在でも100歳近くになったオーナーがお店番をしていて、著名な政治家などが訪れる知る人ぞ知るお店である。

シンプルだが新鮮な魚介類がすごくおいしい。魚好きの私には本当にご馳走である。

そしてパートナーと再会できた喜びを語り合いながら、お腹もいっぱいになり、お店に感謝の意を伝え、別れ際にシールを手渡すと、にこやかに飾ってくれた。

その後ナーセリーを訪問した。ここにはレアな植物等がある。以前から取引の依頼をいただいていたナーセリーであったが、中々訪問できず、1年越しの面会となった。そして実際の植物を手に取りながらゆっくり話をさせていただくことができた。

まだ契約など出来ていないため、ナーセリーの公開は先方のご迷惑になることもあるので、ここでは控えさせてもらいます。いずれ価値ある展開になり、ご案内できるようになれば、あらためて、ご報告させていただきます。

そして時間も経ってきたので、この街の近くのホテルに向かった。写真で観てもらってわかるように、本当に素晴らしいロケーションである。


このホテルのテラス席で、常に近くで助けてくれているパートナーのSHUHEI氏と、少し強めの風を受けながら、乾いた身体に冷たい飲み物を注ぎ込んだとき、本当にしあわせだな~~と感じることができた。

その後、ナーセリーと共に、海辺にディナーを食べに出かけ、夜遅く部屋にもどり、このブログを書いている。本当に今日も素敵な一日だった。
さ~~せっかくのロケーション。明日は夜明けを見に行こう!

実質活動 2日目。 今日は、私がスペインで一番初めに取引をさせていただいたナーセリーを訪問した。

このナーセリーは、ともかく真面目で、日本の輸入条件をクリアするために、私たちの要望をきちんと履行してくれる素敵なナーセリーである。今では事業も拡張し、150ヘクタール以上を管理しているとのことである。

このナーセリーもネットでのゲージをつくり、洗浄後の土の付着、虫の飛来による被害などを極力無いように、色んな取り組みをしてくれ、頭が下がる思いである。

そして、ここでも「100年オリーブ®」を多く生産してくれていて、出航待ちの状態である。実は既に船にて日本に向かっているものもあり、到着が待ち遠しい状況である。

今秋向けに仕上がってきた「100年オリーブ®」

来年用の枝分かれした「100年オリーブ® MORRUDA ver,」など新しいタイプも準備をしてきた。このタイプを早く欲しいという方もいるのだが、実際洗浄して送れば、今秋に、皆さんに渡すことも可能だが、又右衛門としては、樹に負担をかける輸送は、ポリシーに背くので、はやる気持ちを抑えて、しっかり発根した健康な状況で、日本に向けて出発してほしいので、天候次第ではあるが来春になると思われる。しばしお待ちをいただきたい。

各圃場の視察を終え、オフィスでミーティングを行い、薔薇園植物場としての1日の活動を今日も無事終えることができ、充実した1日になった。今日も皆さんに感謝です。

そして、今日1日の間では、別の顏で一般社団法人 テラプロジェクト expert adviser MATAEMONとして、みどりのサンタに扮して、活動もさせていただいた。

「みどりのサンタ」はクリスマスだけではなく、都市にみどりを運ぶため1年間365日活動可能であり、今年も既に様々なところで活動をさせていただいている。

そして今回は、海外に飛び出し、今年の12月のイベントで活躍予定のオリーブを日本に招待するために、スペインで初めて活動をさせていただきました❗
※写真は遊んでいるようにしか見えませんが、そんなことないです(^^;)

溢れんばかりの陽光と、広大な大地によって育まれた健康なスペシャルオリーブが、しあわせを運ぶため日本に向かいます!今年の年末はお楽しみにしてください!!!

昨日、スキポール空港の機内で待機させられたが、1時間30分遅れで無事アリカンテ空港に到着した。

その後すぐにタクシーでホテルに移動。到着した時は23時をまわってしまっていたので夕食は諦め、ミネラルウォーター片手に部屋に入り、非常食のリンゴをかじり、24時間ぶりに眠りについた。

そして起床後すぐにお気に入りの朝食をたべ、1つ目のナーセリーへ向かった。このナーセリーは主にオリーブを扱っていて約55ヘクタールの農場を持っている大型のナーセリーである。

ここでは隔離栽培に近い状況で日本向けの厳しい条件に前向きに取り組んでくれている。日本への出荷は総代理店である私たちだけであるので、いわば又右衛門向け出荷基地をつくってくれている農場である。

 既に日本向けの出発準備が整ってきたミニシリーズの「SAFARI」が数個仕上がっていた。

「SAFARI」の順調な仕上がりを確認できたので、来年用に多くを準備してきた。かなりの数が期待できる。


小型シリーズの「BONSAI POCKET」。

扱いやすいサイズでありながら締まった体なので樹齢は200~300年ぐらいである。これもまた順調に生育中である。これも楽しみである。

ディッシュタイプ「BONSAI TARRINA」。樹齢約100~200年。

日本では「100年オリーブ®」として提案させていただいていて、とても人気が高い。

その中でも、無理矢理途中で切られた不自然なものではなく、私、又右衛門が自ら一本一本、自然らしさと、歴史を感じる良型のものを選んだものがとてもいい状態で仕上がってきた。

これも出航待ちであるので乞うご期待。

 そしてこれは2~300年クラスの「BONSAI」来年の出荷に向けて準備されている。これもまた順調である。

 そしてこれは、樹齢約700~1000年のオリーブ 古木。

かなりの存在感で魅力的なものが多い。この中から特に樹形が良く、健康状態がいいもの数本を見つけ候補とさせていただくことができた。


このナーセリーはこのように自社で挿し芽する施設を設け、小さなオリーブから育てることも行っている。

さらに洗浄施設の配備、日本向けの養生施設の拡張など積極的に行い、毎年進化してくれて、頼もしいばかりである。

他にもユニークなオリーブはあるが、今日はこれぐらいに・・・。


 そして、一旦ホテルに戻り、各自デスクワークを行い、再び夜に集合し、行きつけのお店でディナーをいただいた。

気が付けば21時過ぎ。まだ明るい。この日照量の多さが、これだけ素敵なオリーブを次から次へと出荷できるのだな~~。あらためて納得することになった。

その後ホテルに戻り、デスクワークを行い、深夜ベッドに入った。
もちろん一人で(笑)