四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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4月26日より 北浜「Compufunk Records」にて、大阪・中之島などを舞台に独特な空間を提案するパーティー『NOSTRESS』が開催され、昨晩、伺ってきました。
DJに「AOKI takamasa」「FUMI」「Aspara」を迎え、会場の植物演出は「TEA’s Design」とクリエイターの「Jun Hagan」「AOKI takamasa」が担当し、開放感あふれる川辺のスペースで、とても素敵な”NOSTRESS”な空間を体験しすることが出来ました。
音楽×植物×光×人×場がおりなす空間は、本当に居心地の良く、素敵な時間を過ごさせていただくことが出来ました~~。
さて、チャージもできたので、さらに頑張っていくとしますか~~(^^)v
今日は、四天王寺において花供養が開催された。
今年も、花卉関連団体の代表が出席され、厳かに法要がなされ、当然私も出席させていただいた。
そして慰霊塔に向かい手を合わさせていただくと、色んなことが走馬灯のように、思い出されてくる。普段から植物への尊厳の念を強く持ち、「命」「生」に強くこだわりを持ち、活動しているが、決して100%というわけにはいかない。
卸としては、切り花を扱っているため、時間の経過によって終焉を迎えてしまう。ガーデンのメンテナンスにおいては、草を抜かざるを得ないときもある。また根付の植物を扱っていれば、万全を期したつもりであっても、命を絶やしてしまうこともある。その原因は様々であり、中にはもっと知識があれば救えた命もあったのではと後悔することもある。
そのような色んな機会から多くのことを学ばせていただき今がある。これからも植物たちが、私たちに命を張って伝えてくれたメッセージを、一つでも多く読み取れるように、目を向け、耳を傾けながら引き続き活動していきたいと、慰霊塔を目の前に手を合わせ強く感じることができた日になった。
先週は大阪市内での活動と、今年のビッグプロジェクトの渡航手続きなどでバタバタの一週間であった。
そして土・日は東京ビッグサイトで開催されたフラワードリーム2017に出席させていただいた。
今年は、会社として出展させていただいてはいなかったのだが、主催者よりご招待いただき出席させていただくことになった。
到着してすぐに受付を済まし、早速場内に入ると、既に多くの人でにぎわっていた。
日本の伝統コーナーとして、江戸時代に万年青や富貴蘭、松葉蘭などでブームを巻き起こした伝統園芸植物が展示され興味深かった。
その他、生け花、盆栽、アレンジ、プリザーブドなどの作品展示が行われ、多くの人が見入っていた。
その他にも各ゾーンで様々なイベントが開催され、国内各地から集まった多くの人でとても賑わっていたのが印象的であった。
そして、夕方からは懇親会が開催され、私も参加させていただき、多くの方と情報交換をさせていただくことができた。
その後、場所を移し、都内の仲卸の方々との意見交換会に参加させていただき、諸先輩方から面白おかしく多くのことを学ばせていただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができた。
今回の上京でも多くの人とお話しすることができました。ありがとうございました。またお会いできるのを楽しみにしています。
さて今週もオープンガーデンや都内出張などのミーティングが多い一週間になりますが、気合を入れて頑張っていきます~~。では~~~。
今年3月の初めにスペインを出航した5本のオリーブが約1ヶ月半の長旅を終え、私たちのところに到着してくれた。
今回は今まで初めて輸入する品種と2年前に訪れ、私が一目ぼれした樹齢約1,000年のオリーブが載ってくれている。そのためか、いつもより緊張の荷受となった。
この1,000年オリーブは、コンテナサイズより大きなものを、現地で少し押し込み入れ込んだため、引き出すのに少し苦労はしたが、何とか無事、樹に負担をかけることなくバンだしを終えることができた。
そして倉庫内に運ばれ、翌日の検査、そして翌々日の最終検査結果を待つことになり、二日後、日本への入国が認められ、早速、自社ならではのオーガニックでの樹勢回復、ストレス軽減メンテナンスを行い、その後港での養生をおこない、先週末に大阪営業所に到着した。
今回の入荷の5本は2種3パターンである。そのうちの1本がこれ。樹齢4~500年で、背が低いのが特徴である。テーブルなどユニークな仕立てにできるようにと来ていただきました。少し時間がかかるかもですが、面白い仕上がりを期待していただければと思う。
次にこれ。胴はかなり絞られ、枝がうねるようにユニークに拡がっている。
品種名は「PIRINEO」その名の通りピレネー山脈からのオリーブである。恐らく山でのきつい風により、樹は身体を絞られ、枝もユニークなものになっていると想像ができる。
見た目のユニークさもあるが、この品種の魅力は、従来品種より、寒い地区で育っているため、寒さに強く、日本で植栽できる北限が、さらに北に上がるのではと考えられ、とても期待ができる。
そして何といっても推定樹齢約1,000年のオリーブである。オリーブの樹齢の決め方は年輪で見るのではなく、胴体下部の周囲の計測などを現地で行い、育った環境を参考にして、大まかに決められる。そしてこのオリーブは、現地ナーセリーで約1,000年とのことであった。
現地であっても樹齢1000年のオリーブは、そんなにも簡単には手に入らない。ただ、ではほとんどないのか?と尋ねられると、そうではなく、ある程度はあるという返事になる。また日本にも約1000年と言われているもものも数本ある。
私も1000年を超えるオリーブを何十何百本とみてきた。中には2,000年以上と言われるものも見てきた。私の感覚ではオリーブが年齢を重ねてくると威厳、風格出てくるのだが、それと同時に妖しさがでてくるものが多い。ただこのオリーブは、そのような妖しさは全く感じられず、優しさと温かさを非常に感じる樹であり、包まれる広さを感じることができ、私はそこに一目惚れしたという滅多とお目にかかれない逸品である。
そのようなこともあり、私は今回この樹に約2年間の時間を費やし、日本向けの様々な手法で現地メンテナンスを行ってきた。そしてその成果が実り、無事の到着となった。
この2年間本当に長く感じる時間であり、待ち遠しかったので、喜びもひとしおである。
きっとこの樹は、私たちや植物のことを、いつまでも見守ってくれると思う。そして私たちもオリーブのことを、いつまでも変わらず愛し守り続けていきたいと思う。
是非、そのような素敵なオリーブを観に来ていただき、声をかけていただければ喜んでくれると思うので、よろしくお願いします。
さ~~。これから一緒に歩み、その先にどのような出逢いが待っているか、とても楽しみで仕方がない。
8日の大阪、海外からの一行は宝塚視察を終え、9日早朝の飛行機で成田に移動。
その後レンタカーで、千葉の植木生産者を訪問した。このナーセリーは以前よりお世話になっており、輸出に関しても、かなりの知識と経験があり、千葉を代表するナーセリーである。
ナーセリー到着後、まず今回のプロジェクとの主旨を伝え、実際に輸出可能な植物の選定や、管理におけるディスカッションなどをおこなった。
大阪のミーティングに続き、このミーティングでも多く時間を費やした事柄は、単なる植物を利用した一時期の限られた驚き中心のイベントではなく、持続可能なものでなければならない。そしてそのための展示~管理を含めた施設の設置や年間スケジュールを組まなければならい。と植物の命に重きを置くことを前提としたものであった。
そしてテーブル上でのディスカッションを終え、実際に候補と要求がある植物の選定を圃場でおこなった。この日は朝からのあいにくの天候のため、限定的な視察にはなってしまったが、いくつかの植物をチョイスしていただいた。
その後少し遅めのランチ、ここは人気のお蕎麦屋さん。写真の四角いざるに入ったものが1.5人前というボリュームに驚かされた。お腹がいっぱいになった。さらにまた圃場視察、そしてディスカッションを繰り返し、予定時間を少し超え、名残惜しいがこの地を後にし、都内へ向かい、夕刻ホテルに到着。
そしてまたディナーミーティングで本日のおさらいとし、各自部屋へと向かうことにした。
10日は朝からは都内の市場を訪問させていただいた。実際の花を前にした提案にGBBチームも非常に興味を持っていただけた。場合によっては早速何らかの動きが出てくると思う。楽しみである。
そして桜を眺めながらランチ。また午後からは大変お世話になっているパートナーであり、又右衛門プランツの代理店をつとめていただいている企業を訪問させていただいた。
ここでも、目の前のビジネスだけではなく、責任団体として将来を見据えたディスカッションをすることができ、参加者すべてにとって、とても価値あるミーティングをさせていただくことができたと実感できた。これもまた本当に楽しみである。
その後夕刻にTEA’s Designの東京オフィスとしてご提供いただいているアトムCSタワーに移動して、最後のミーティングとを行った。
ご一行は様々な日本の伝統と斬新なものが集まるアトムCSタワーに、眼を丸くし、様々なものに興味を持っていただけた。さらにそのような環境の中おこなった私たちTEA’sDesignのプレゼンテーションにはとても共感していただけ双方ともに、とても熱が入ったエキサイティングなものになった。
そして最後の晩餐を行い、ハードスケジュールの慰労と、末永い関係を約束し、彼らを見送った。
11日は、Dannyと共にオーストラリア大使館を訪問。現状と今後の取り組みなどを報告し、デシスカッションを行った。そして時間ギリギリまでミーティングを行い、羽田空港へと向かった。
空港のCaféで、本当に最後のミーティングを行った。内容はオーストラリア、日本、シンガポール、タイ、台湾、中国などの案件をすすめていこうということなど、どれもが興味津々の物であった。この件については多くの方々の協力を得て進めていかなければならないと思うので改めて報告をさせていただきたいと思う。
そして、時間となりDannyと別れを惜しみながら、無言で永遠のパートナーシップを約束し、彼は国際線へ。私は国内線へと向かった。今回本当にDannyにはお世話になった。かけがえのないパートナーである。
今回、輸出がテーマになるミーティングが多かった。ただ日本における現在の花卉輸出は素材のみの提案が多い。それではもう先が見えているであろう。きっと国内販売と同じような産地競争だけが生まれてくると思う。食がそうであるかもしれない。
今、世界では日本の素材というより「和食」がブームになっている。植物も同じであろう。私達は厳選された素材を集めるものがいる。そしてそれを万全の状態で送る手段をもっている。さらに、それを料理できる一流の腕がある。
そこで私たちは志を一つにする様々な生産者やアーティストが集い、日本人のもつ感性と美意識を表現した提案によって、両国そしてそこにつながる人びとにとって素敵な取り組みと繋がることをしなければならないと深く感じている。そしてそれが達成できるワールドチームの結成も近づいてきている。今後も様々なプロジェクトが溢れていてドキドキ、ワクワクでしかたがない。
今日は、朝から宝塚あいあいパークで開催中の「オリーブ&デザットプランツフェア」にパートナーのJUN HAGAN氏とSHUHEI FUKUNAKA氏らと共に参加した。
そして遥々オーストラリアとシンガポールからスペシャルゲストが来日してくれた。
オーストラリアからはブラックボーイ(グラスツリー)やボトルツリーなどの第一人者であるStation Cleek Tree FarmのDanny氏、シンガポールからは世界的に著名な植物園ガーデンズバイザベイ チームが来ていただいた。
本来は明日から関東での打ち合わせがメインであったが、この日は、あいあいパークで開催中の「オリーブ&デザットプランツフェア」と「宝塚植木まつり」の同時開催日で、又右衛門がどうしても同所を離れることができないため、わざわざ又右衛門のベースキャンプである豊中と宝塚に来ていただけたのである。
まず私達の大阪営業所では仲卸棟を見学いただいた。その中でも特にコンテナ町屋には興味を持っていただけようである。
その後宝塚に移動。あいあいパークに来ていただき、「オリーブ&デザットプランツフェア」会場を見ていただいた。
ここでは会場と宝塚の植木の歴史や日本三大植木産地であることの説明をさせていただいたりした。正直、現在では植物園などの取り組みはガーデンズバイザベイと宝塚では大きな差があるが、基本的な植物を愛するという気持ちは同じのため、今後もパートナーシップを持ちながら、双方にとってより良い取り組みにつなげていければという話になった。
そして今日は1日雨で少し濡れてしまったのと、旅の疲れもあるだろうから、早めにホテルに入り、その後私たちのメンバーとのウェルカムディナーとさせていただいた。
食事中も、冗談を交えながら、終始植物の話で盛り上がり、疲れも吹っ飛ぶようなエキサイティングなミーティングであった。
今回、オーストラリアの第一人者、シンガポール ガーデンバイザベイの方々と又右衛門が宝塚 山本というまちで、再会し強く握手したことはとても意義深いことだと思う。これをきっかけに、宝塚からの世界発信を達成したいという気持ちが、尚更強くなった。
また、世界に注目されている植物園やテーマパークをはじめとする海外の植物園やフラワーショウにも変化が現れていることが分かってきた。それは、今まで人気を集めていた大きいだけや珍しいだけの植物から生まれる「驚きからの感動」というイベント性の強い取り組みから、私たちが提唱してきている植物の命への尊厳を基本とした、健康な植物が基本となる「生(命)そして循環による真の感動」にシフトされていることが・・・。
是非 日本も植物のためにも、そのような移行を加速させなければならない。そのためにはまだまだ又右衛門も走り回らなければならないと強く感じた。
今日は、薔薇園植物場の入社式である。といっても大きな企業のように場所をかりて行うものではなく、事務所の一角に手作りの特設ステージをつくり、アットホームな設営の中、行わせていただきました。
現在の私達の取り組みは、かなり高度なテクニックや豊富な経験、知識が必要とされることが多いため、専門スタッフかパートナーシップを結ぶ方々と展開をしていくことが多く、新卒の社員を受け入れることが少なかった?できなかった?のですが、何とか今年も昨年に引き続き、初々しい素敵なひとりの方にお越しいただくことができた。
入社式を終えると、小國顧問労務士によるハラスメント講習会を開催させていただいた。
私自身も気づかされることが多く、とても勉強になり、貴重な時間となりました。
今回 入社式の代表挨拶にて話させていただいたのですが、企業の責務は、会社の存続であり、そのためには結果を出し続けなければなしません。そのために、個々が役割を持ち、その力を結集していかなければなりません。
ただ新人の今は、会社の経営は経営陣や先輩たちが担ってくれるので、今はひたすら植物を愛し、(取引先、生産者、パートナーや同僚、そして自分を含む、人(ひと)を愛して欲しいと願っています。そのことを自分なりに突きつめていくと、今まで見えてなかったものが見え始め、聞こえてなかった声が、聞こえてくるようになると感じています。
是非、日々の景色の変化、人の流れ、草木に浮かぶ滴の変化にも気づくような人になっていただける人になっていってもらうことを期待したいと思っています。
今日はグランフロント大阪のチャオ ナチュレさまにて『OHANAMI CHANDON』が開催されました。
昨年に引き続きチーム又右衛門へ桜による装飾ご依頼いただき、担当させていただきました。
今回は米津智之氏がデザインされたCHANDON限定ボトルをイメージし、2種類の桜の力をかりてテーブルデコレーションを含め空間装飾をさせて頂きました。
当日は少し風があり肌寒く感じましたが、それでも100名以上の選ばれしお客様にお越しいただき、都会のど真ん中、それもビルのルーフトップにて、美しく美味しいCHANDON片手にお花見を楽しんで頂きました。
今回も魅力的な方々がお越しになられる「OHANAMI CHANDON」というパーティーのお手伝いをさせていただくことができ光栄に感じています。
お越し頂きましたお客様、関係者の皆様本当にありがとうございました。
とても素敵なご縁に感謝です。