四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は日曜日ながら、皆さんに無理をお願いして3つの視察&ミーティングが予定いれさせていただいた。
深夜就寝にも関わらず、早朝に目覚め、事務作業を終えてから、ホテルで朝食をとった。
そこの小さな白菜?がとても美味しく気に入ったのでアップしときます。
で、話を戻して早速1つめのアポ先へと向かう。
ここは日本総代理店をつとめさせているナーセリーの一つで、主にヤシ類をお願いしている。本当であれば今春から夏にかけて日本に到着の予定であったが、スペインの春の気温が上がらなかったため、植え替えたものの根張りが、予定通りといかなかったので、まだ現地で養生中である。
最近は気温も上昇してきているので、そろそろ出荷も可能になってきているのだが、私としては、万全な状態での輸入こそが、植物にとっても、日本側にとっても最善であるという考えは変わらないので、もう少し養生期間を延ばしてきた。確かにビスマルキア ノビリスはもう少し養生したほうが良いが、このチャメロプス ボルカーノなどは十分に出荷できる状態に仕上がってはいる。
また2週間後には新しい畑から、かなり良い大型のブラヘアやチャメロプス フミリス セリフェラなども入荷してくるので結構楽しみである。
この他にも、興味深いものもあったので、後日紹介させていただこうと思っている。
そしてオフィスで、今回の反省と今後に向けての話し合いを、ざっくばらんに話し合い、有意義な時間を過ごし、1件目のアポを滞りなく終えることができた。
そして、ランチを終え、2件目のアポ。
ここは始めて訪問するナーセリーで45ヘクタールの農場有する、とても大きなオリーブ専門ナーセリーである。
写真のような小さなブッシュタイプものから、トピアリータイプ、盆栽タイプのものまで
バラエティーに富んでいてユニークなものも多い。
さらに、このような樹齢約1000~1500年と言われるオリーブまであり、個人的にも気に入ったものもあり、中々見応えがあった。今後は少し変わった面白い取り組みが出来そうなので、また随時アップデートさせていただこうかと思っているので乞うご期待。
このようにオリーブだけでも、見ているだけで時間が過ぎてしまい、気が付けば夕方になったので、後ろ髪をひかれる思いでナーセリーを後にした。
そして、夕方より3件目のアポ。
アリカンテの港でディナーをごちそういただきながら、面白く、素敵な話をさせていただくことができた。
さすがにハードスケジュールなので、カジノに行きたいという気持ちもなく、ディナーを終えると、そのまま駐車場へと向かい、駐車料金の事前精算機前に行くとこのようなものが・・・
恐らくだが、これはアルコール検知器みたいである。
お金を入れると、ストローのようなものが出てきて、それを加えて、ホールのようなところに差し込み、息を吹きかけると、残留アルコール濃度がでるようである。
これは日本にあったら便利なのではと思った。飲まない私にはあまり関係ない話なのだが・・・。
そんなユニークさにも最後に加わり、気分よく車に乗り込み、ホテルに戻ることができた。。
今日は一日、それぞれの分野の方とあえて、とても有意義な中身の濃い一日を過ごさせていただけた。ありがとうございました。
では、日付も変わり、パソコン打ちながらウトウトしてきたので、今日のところはこの辺で。
おやすみなさい。
早朝目を覚ますと昨日の昼から降り続いた雨はすっかり上がっていた。
起きるとすぐさま神棚に旅の安全と留守のお願いをして、いつものスーツケースをもって家をでた。
今日はスペインに向けて出発である。
いつものように車に乗り込み、自宅から約1時間30分で関空に到着。
今日は比較的 縁の薄いKLMにてスキポール経由で、スペインへと向かう。
関空でお土産を買い、しばらくして搭乗だが、搭乗予定の飛行機が少し遅れたため
約30分遅れての離陸となった。
私は、いつものごとく機内では眠れないため、ひたすらパソコンに向かって12時間を過ごしているのが常である。
そして今回もたまっている仕事の整理に没頭していた。たださすがに12時間同じ作業を続けると、かなり疲れるので、気分転換に機内のエンターテーメントに目をやり、日本の映画の番組を検索してみた。するとそこにとても気になるタイトルの映画を見つけた。
それは「風に立つライオン」である。なぜ気になったかというと、私が以前良く聴いていたさだまさし氏の歌のタイトルに「風に立つライオン」というのがあり、その歌を気に入り、良く聴いていたからである。
私は、映画にあまり興味がないため、この映画が製作されていたことも、上映されていたことも全く知らなかった。もしやその歌の映画版かなと思い、久しぶりに観ることにした。
そして映画の内容は、やはりその歌のストーリーそのものであった。
私は何故かこの歌を聴くと、目頭と胸が熱くなる。何故かとははっきり言えないが湧き立つものを感じる。そして今回、映画を観た時も同様であった。この映画や歌の主人公の生き様に、いつも胸をうたれ、心を揺さぶられる。でも到底私には主人公のようなことはできないであろう。でもいつかそれに近いことは、やってみたいと感じる。またやらなければならないとも思う。どんな小さなことからでもいいから、人として・・・
そのように長旅で疲れていたが映画に力をもらい、ふと気が付けば、出発から約12時間、少し遅れてオランダ スキポール空港に到着した。
ここスキポール空港は、改装増築中で、ここ数日から2Fのターミナルを使うようになったらしく、まだ真新しいというかまだまだ建設中という感じであった。
写真のようなレントゲンのような新しい機械でセキュリティーチェックを受け、続いて入国審査を終え、スペイン アリカンテ行きの飛行機へと乗り込んだ。
そして3時間弱で無事半年ぶりにアリカンテに到着した。
今回の主な目的は、来年輸入する植物のセレクトとオーダー。今秋輸入予定である植物の状況確認。新規パートナー&植物の掘り起しなどである。
訪問の状況は、公開できるものは時間が取れ次第アップさせてもらいます。ただ毎日がバタバタなので、遅れてのアップになってしまうかもしれませんがその辺はご容赦ください。
Facebookのほうはもう少しタイムリーにお届けできるかもです。
今やっと遅めのディナーを食べて、ホテルに戻りました。このブログを書いているうちに日付も変わってしまったので今日はとりあえず眠ります。
でも今日のお店は飛び込みで入ったが、新鮮な魚介にシンプルな味付けでとても美味しかった。これで24時間ぶりに眠れば充電ができるはず。ではでは、明日から四代目 又右衛門 スペインで情熱をもって頑張りま~す。
早いものでバタバタしているうちに6月になった。
そして気候は梅雨を待たずして既に真夏の様相である。
そのような中、またまたスペインよりはるばるオリーブがやってきた!
今回は樹齢何百年というようなものではなく、数十年から50年ぐらいの比較的若いものである。
ただ普通の若いオリーブであれば、「国内生産者と価格競争をするような植物は扱わない。」という私のコンセプトに反するためそのようなものではない。今回は大きめのユニークなオリーブ トピアリーである。
ただトピアリーと言っても、国内流通の手頃なサイズのものではなく、大きなものであれば直径1m以上のものや、スクエア(四角)のもの、散らしたものなどユニークな形状のものばかりである。
そのような素敵なオリーブたちが、先月末に大阪港に入港。全ての検査に合格し、燻蒸などもなく、無事私たちのもとにやってきた。
そしてすぐさま植え込みに取りかかる。オリーブは強い木ではあるが、はるばるスペインから長い時間かけてやってきて、しばらくそのままにしていることは、あまりにも大きなストレスを与えることになり、そのストレスは数か月後や数年後にも影響を与え、場合によっては、皆さんのもとで枯れてしまうことにつながることもある。
そのため、私たちはコスト削減とかは二の次に、人海戦術で40本のオリーブを全てオリジナルブレンドの専用土に1日で植え込んでしまう。
そしてこの日も多くの人の協力を得て、植物チェックを行いながら、わいわいがやがや、ちょっとしたトラブルありながらも、期待に胸を膨らませながら、楽しみながら夕方までにすべてのオリーブを植え込むことができた。
今回は全ての葉を丁寧にむしりとっての輸入なので、しばらく養生期間が必要なため
近隣の伊丹地区のプロの元で育てられる。早ければ年内、遅くとも来年には皆さんに、素敵な形になった姿を紹介できるのではないかと思っているので、しばらくお待ちくださいませ~~。
ちなみにきちんと仕上がれば、現地で出発前に撮った下記の写真のように仕上がる。
中々キュートでしょ。
きっと多くの人に可愛がっていただけると思う。今からとても楽しみである。乞うご期待!