四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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最後に、私は今回のアフリカ視察で印象にのこり感じたことは、
多くの生産経営者が人や環境に配慮し、また新しい品種、市場開拓に真摯に取り組む姿であった。
そしてもうひとつがそこで働く労働者である。
彼ら労働者は1日約0.8ドル、約60~70円で働いている。
私たち中間流通や小売業はこの金額をもっと実感しなければならないと感じた。
仮に現状の取引の中で、バラを一本1円値切るのはそんなに難しいことでもなんでもない。
でもしかしこの1円はケースで100円であり、現地労働者の1日の汗の結晶以上であるということを私たちは忘れてはならないと・・・・・。
そして私は、今まで、会社に力をつけ、1円でも安く買うことも重要と考えていたように思う。
でもしかしそれは間違っていたと感じた。私が目指すべきは1円でも安く買えるボリュームがある会社にすることではなく、1円でも高く買うことができるシステムをもった強い会社にしなければならないと・・・・・
それが私の責務だと・・・・・。
また今回も同行メンバー、それぞれの立場の人に多くを教えていただいた。
ありがとう。心より感謝いたします。
いよいよ研修旅行も最終日。早朝より帰国の途につく。
まだ当然周りは薄暗い。このバンコクにはわずか半日ぐらいの滞在であったが、旅の最後にふさわしい思い出深い時間を過ごさせてくれた。
さ~いよいよ日本へ。8日間というそんなに長い旅ではないが、日本との環境が大きく違うためかとても懐かしい感じがした。
そして成田から大阪へ。
無事到着。
周りはいつもと変わらない光景で、出迎えてくれた。
無事帰れたことに感謝。本当に多くの皆さんに今回もお世話になりました。
少し振りのバンコク。空港は世界一の規模らしい。確かに広く、新しいために美しい。
ここでもまたトラブルがありながらも、私たちはバンコク スワイナブーム空港に到着した。
そして到着後、ホテルへ。そこから一行は花市場へ。私は現地の生産者のポールと合流し情報交換をした。
そのポールはとてもナイスガイで、私たちを歓迎してくれ、ほんの短い間だったが意気投合し、とても有意義な時間を過ごすことができた。
ポールありがとう。今度は大阪で会えるのを楽しみにしています。
ケニアからアジスアベバへ移動。再びアジスアベバの空港。トランジットで4時間待ち。
お土産を見て歩き、その後木本社長やYMSの佐伯さんといろんな話をしながら貴重な時間を過ごした。
そしてアジスアベバからバンコクへ。約9時間のフライト。周りは中国の人たち多く、とても賑やか???だった。
その後、PENTA FLOWERなどを見学し、最後にCRYSAL AFRICAの事務所にて、ケニアの花き産業というテーマでレクチャーを受けた。
今回も数字を含め、わかりやすくパワーポイントにて現状から展望について教授いただいた。
そして、その後食事をし、空港へ。そして最終訪問地のバンコクを目指した。
ここで近日入荷予定のバラたちを紹介します。
日本未入荷のものや、ボリューム満点のものなど。近日中にローズガーデン大阪営業所にて
ご紹介差し上げます。
ご覧頂き気になる種類等ありましたらご予約ください。
ただかなり品薄の商品ばかりなので、お早めに・・・・・。
REDLAND ROSES~PENTA FLOWER~******~CHRYSAL AFRICA
アフリカでの研修も最終日を迎えた。
朝一番でREDLAND ROSESへ。イザベルさんはじめ多くのスタッフが歓迎してくれた。
圃場、選別場などを丁寧に案内いただいた。そして選別場で出荷直前の商品を見させていただいた。
そこには品質のよいバラが多くあり、いくつか惹かれるものがあった。
そのひとつはオリジナルの品種クラシヤ(KRASUAYA)である。見事なボリュームである。
価格は高いがその価値はあると感じた。ロシアではとても人気があるのだが、日本にはまだ出荷されていないと。早速オーダーをかけてきた。日本でどのような評価を受けるか楽しみだ。
このほかにエックスファクターなどいくつかをオーダーした。写真も掲載しておくので興味がある方はローズガーデンスタッフか私金岡まで連絡いただければと思う。
研修ツアーも終盤に差し掛かり始めたころ、多くのメンバーが体調を崩しはじめた。それも約3分の1のメンバーに達した。中には、ホテルから動けなくなるメンバーも数名。
おそらく毎日、朝早くからより遅くまでのハードな移動や、身体に合わない食事であろう。
私は、頭が弱い分身体が丈夫なので乗り切れたが、文化、生活がことなる大地の洗礼と感じた。
うちの猫によく似た猫ちゃん。ハードなツアーでとても癒されました。
詳細については数字化したものを後日に報告するとして、まず初日はNaivasha地区(ナイロビ北西88km)に位置する、Finley Frowersを訪問した。
個々ではバラ、カスミ草、カーネーションやその他フィラフラワーを生産しており、そこで作られた花でブーケを作成し、ヨーロッパのスーパーに出荷している。ただここで作られているものは1束3ユーロぐらいの安いものなので、デザインされたブーケというよりか、花をあわせたMIXの束のようなものだった。
従来のボリュームがありデザインされたミックスブーケなどは別のところで作っているにせよ、ここの工場を見ることで今まで好調であったヨーロッパのスーパーマーケットの花販売も、現状は低価格化、価格競争がはじまっているのが垣間見ることができる。
そして、今後はこのような低価格のブーケがダイレクトであるかベンダーを通じて日本市場にも流入してくるであろうと感じた
ケニアの治安に関してはどの旅行ガイドブックをみても、危険とされている。
実際の感じでは、ほんと街のど真ん中では少し、都会を感じることもあるが、それ以外では確かに危険を感じる。
ただ私もタイ、ラオス、カンボジア、モンゴルなど非常に生活が厳しい国々を幾度か訪問してきたため特別な感じはしなかったが、夜になると独特の雰囲気をだしている。やはり日本人は特に夜の出歩きは控えたほうがいいと感じる。
ちなみにエチオピア、ケニアの一日の平均賃金は0,8ドル約6~70円とのこと。物価はもちろん安いが、賃金も・・・・・でした。
うわー蚊に刺された
旅行本には虫除けスプレーは必需品と書いていた。それは蚊や吸血バエに刺されないために。蚊に刺されると、色んな病気にかかる可能性があるからだ。
アフリカに渡航するには黄熱病の予防接種は義務づけられているので私も接種した。でもマラリアなどは接種していないため、できるだけ予防線をはっていたのに、その中を潜り抜け、わき腹をさされた。ちょっと?かなり?ブルーに・・・・・
日本に帰った頃に異変がないことを祈る。