四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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今日は朝一番から浜松町で商談を済ませ、会場のオーストラリア大使館へとむかった。
Australia Dayは日本で言う園遊会のようなもので、多くの要人が出席されている。
今回は私も昨年から始まったオーストラリアのユニークな植物の輸入や、そのナーセリーの
日本総代理店をつとめさせていただいていることなどからご招待をいただいた。
12:00のOPENちょうどに会場に入ったが、既に多くの人が会場を埋め尽くしていた。
早速いつもお世話になっている商務官の西川さんにご案内頂き、大使閣下などをご紹介いただいた。
会場にはオーストラリアの食材を目の前で調理された料理を食べさせてもらえた。
さすがオーストラリアの食材と思われるのがずらり
淡白でおいしいクロコダイル(ワニ)の肉
しっかりとした歯ざわりのカンガルー肉や普通においしいロブスター
やっぱりおいしいマグロ
初めてで食べたのだけど、こしがありこんなにもおいしいんだーと知ったタスマニアのそば。
などなどこの数時間でオーストラリアの食材を食べつくすことができた。本当においしかった。
このままで終わるの、ご飯を食べにだけ言ったのかと思われるので、会場に飾られた花や庭の写真を
おまけ?(笑)します~~。
二時間ぐらい滞在させていただいたが、色んな人に出会え、色んな花に出会え、色んな食材にも出会えた
素晴らしいひと時を過ごさせていただくことが出来た。
その後、また新しく展開を検討している案件の打ち合わせで、場所を移動。
その内容については、まだご報告できないが、とても素敵な人とコラボして展開する予定で
きっと面白いことができると思っている。
来月早々にはまたご紹介できると思うので、乞うご期待ください。
4月の1日という日付は、1年の中でも少し特別な感じがする。
それはエイプリルフール。年度始まり、母の誕生日などのせいかもしれない。
そんな1日もいつもと同じように流れていく。
神棚へのお供えをし、氏神様の参拝などから始まる。今日もいつもと同じ。
そして大阪営業所の氏神様を参拝し、戻る途中にちょうど見ごろの桜が目に飛び込んできた。
商売柄、もっと早い時期から桜を見て、もっと遅い時期まで桜を見続けている。
時にはこんな時期にという季節に桜の花を見ることもある。
また中には本当に素晴らしい枝ぶりのものを見ることができる。
でも幹を切り流通させているものと、大地にしっかり根を下ろして咲いている桜には
少なからず違いを感じる。
それは鮮度かもしれない。それかその花の寿命が見えているせいかもしれない。
その違いに触れるたびに、やはり仕事も同じく、根を下ろししっかりしたものでなければ
生きている仕事として人に伝えることができないのであろうと思う。
いくら良い仕事であっても、先が見えているものには、魅力を感じないのであろうと・・・
私は、例え今は細い幹であり短い根であっても、いつか大樹になることができるような、
そんな大地に根のはった仕事をしていきたいと思う。
今日は兵庫県生花市場 大阪でトレードフェスタ2014春が開催された。
今年は何を出展しようかと迷ったのだけど、植物は別棟の売り場もあるし、生花はフェスタのお客様のニーズに合っていないような気もしたので、シザーケースと普段あまり弊社売り場ではスポットが当たりにくい天然石を主に出展してみました。
おかげさまで、よく売れました~~とは言えないが、相変わらずいろんなものを扱っているねとか、面白いねとか声をかけていただいた。
確かに花きの展示会にはよく出展するが、弊社の商品は、他社さんとかぶることはあまりない。
良いように考えれば独自の展開をしているということになるが、考え方によれば私が周りとズレている、的を外しすぎているとも思える。
私もこのような商品を販売しながら、実際の数字として成果があらわれないと、たまに考え込んでしまうこともある。
でも最終的にいきつくところは、普通の仲卸は日本中に何百社とあし、私たちより歴史がある仲卸がほとんどである。
であるなら、一層とことん変わった仲卸でいいじゃないか。それを貫き通すことができれば、またそれもビジネスとしてOKなのではないかと・・・・・
そして何よりも戦わない経営は、私のめざしているところでもあるのでと・・・・・
*見た目はそう見えないかもしれませんが(笑)
我が輩は猫である。いや違う。猫好きである。
小さい頃から、私の周りには猫がいた。
おばあちゃんが猫好きだったので、いつもおばあちゃんの近くにいた私は、同じように猫と一緒にいる生活が当たり前だった。
猫たちも縁側でひなたぼっこ、縁の下でかくれんぼ、その姿を見ながら育った。
そんな猫たちも私を認めてくれていたのか、中には私のお腹の上で子供を産む猫もいたぐらいだった。
ただ時代は厳しいもので、住み慣れた旧家を手放し、家族が離れ離れに暮らさなければならなくなってしまうことがあり、それと同時に猫たちの住み家もなくなってしまった。
そして私は、ひとり文化住宅へと引っ越すことになった。でもそのような中、数匹の猫が、私についてきてくれた。
毎日仕事から帰ると、私を迎えてくれた。寒い日は一緒にこたつに入り、時にはご飯も同じ一つのお皿で向かい合って食べることもあった。
きっと寂しがり屋で疲れ切った私を、癒やしてくれるために一緒にいてくれたのだと思う。
ねこさんたち本当にありがとう。
そんな生活があったからなのか、今も多くの猫が私を見守りにやってきてくれている。
そんな猫ちゃんたちを紹介します。
本社の前で、瀕死の状態で、保護されてきた1番のお兄ちゃん「れん」。
時には凶暴になり何度も噛まれたこともあるけど、いつも屋上から周りを見張り、我が家を守ってくれているナイスガイ。
我が家唯一の女の子「ちー」。
空港近くの道で、目が見えておらず紙袋に頭を突っ込んで、ウロウロしていて車にひかれそうになっていた。
今では目もパッチリ開くようになって走り回っています。
小さい頃は真っ白だった「ハク」
スーパーの食品売り場に迷い込んで、保護されたちっちゃい子を、手渡され・・・・
数時間その場で、連れて帰るべきか否かを迷ったのを覚えている。というのも元気にしているので十分ひとりでも生きていけるのではと思ったのだけども、もう一度食品売り場に迷い込むと、きっと誰かに連れて行かれるような気がして結局我が家に・・・
みんなにブサカワとか言われてるとても愛嬌のある臆病者です。
とても人なつっこい「キジ」
正確には上記の3匹が我が家の子だが、この子は、時よりどこからともなく我が家に忍び込んできて、くつろいでいる。時には勝手に私の布団に入り、人間のように眠っていることもあるぐらい。
この子は姿を見せたときから首輪をしていて、去勢手術もしてあるので、きっと誰かがそのようにしてリリースしたと思う。そのためか、とても人なつっこく、家の外で時には送り迎えもしてくれるほど。とても癒やしてくれる。
この子は完全に野良ちゃんで家に入ることもなく、たまに気が向いたら庭に現れる男の子。いつも怪我してばかりいる。たまに近くの学校や公園で見かけることもあり、かなり広い行動範囲で、周りを仕切っている感じ・・・
そんな子たちが、我が家もしくは我が家の周りにいる子たち。
たまに我が子も脱走し、ご近所に迷惑をかけてしまうこともあるけど、優しく周りも見守ってくれている。ありがとうございます。
ただ世の中はそんなところばかりではない。いろんな問題も出てきたりしている。
猫を飼うひとりとして、猫好きのひとりとして、何とか猫ちゃんたちが野良にならないようなことができないかと思う。
猫に日に思ったことでした。
今日、仲卸ローズガーデンの売り場改修の工事に伴い、氏神様の神主様にご祈祷をしていただくためにおいでいただいた。
そして、弊社のスタッフとともに参列をし、今までの御礼と、今後の祈願を唱えさせていただきながら、少し前を思い起こしながら今後を考える自分がいた。
約10数年前に、はじめてこの市場に仲卸として、入場させていただくチャンスを与えてもらい、わずか数名で開業をさせていただいた。
その頃売り場は80㎡ぐらいの場所で、十分な知識も経験も無く、やたら強い思いばかりで何一つお客さんのためになる営業ができていなかったと思う。
そのような半分素人の私を、お客様や生産者、市場の人たちが、見捨てず育ててくれた。
またそのような私を見かねてか、素敵なスタッフたちが、同じ思いをもって助けにやって来てくれた。
そして今は、多くのスタッフとともに市場の隣接地と新しい売り場を含めると2000㎡ほどの場所で展開するようになった。
しかしまだ新しい売り場では、様々なご意見はいただいているが、どのような展開をさせるべきか決まっておらず未だ手探り状態である。しばらくはこのような状態が続くと思う。
ただ明確に言えるのは、お花屋さんや花を販売する人びとのため、花を作る生産者のため、そして流通させる人びとのためになるセンターとして、この市場を中心として多くの人が集い、便利にご利用いただける施設にしなければならないこと。
そのためには、多少の厳しいご意見をいただくことになってしまうことになるかもしれないが、そこはブレないで頑張っていきたいと思っている。
少々もどかしく思われるかもしれませんが、見守って頂き、ご指導いただければと思っています。
今日は所属している日本フローラルマーケティング協会の理事会と新年セミナーがあり、私も司会の役目があるので全ての行程を参加させていただいた。
今年の新春セミナーは「異業種コラボレーション~異業種の発想に学ぶ~」
という題目で開催させていただいた。
講演やパネルディスカッションには、農林水産省の辻様や、お豆腐でリーディングカンパニーである相模屋食料の鳥越社長やオイシックスの高島社長、パークコーポレーションの井上社長、リンクフローリストの河野社長などにご参加していただき、小川孔輔会長のコーディネートですすめられ、とてもおもしろく学ばせていただいた。
でも成功されている人たちは、共通点が見られる。そのことがこの講演などで読み取れることができた。
そこで自分と照らし合わせて見ると、共通するところもあるのだが、大きく差が出ていると言うことは、何かと考えさせられるなど、多くを学ばせていただいた。
その後、懇親会を終え、青山へ。
ここでは、昨年IFEXにて知り合った素敵な方と、初めて仕事の話をさせていただいた。
興味深い案件でもあり、ドキドキ、ワクワクすることができた。
内容ついては、今ここではまだお話ができないが、お互いが種を蒔くことができたと思う。
その後もいろんな話をさせていただき、名残惜しい気持ちもありながら店を出た。
その時、青山はみぞれ混じりの冷たい雨が降っていた。
でもしかしそれは何故か私には気持ちの良い雨だった。
それは多分、私たちが蒔いた種に水をやるために降ってくれたのだろうから・・・。
しばらくすればきっとこの種は、おもしろい花を咲かせるであろう。
大きい花か、小さい花か、赤いのか黄色いのか青いのか、まだどんな花かはわからないけどきっと素敵な花だと思う。
つぼみが膨らんだら報告しますね。
年始からバタバタで20日21日が今年初めての東京だった。
20日は、師であり友であり、ビジネスパートナーである矢野TEA氏が関わっている大きなプロジェクトの進行状況を聞きにいってきた。
壮大なプロジェクトが大きな力で動かされるように感じ、とてもおもしろく感じられた。
これがうまく進めば、あっと驚くようなものができるであろう。とても楽しみだった。
いずれまた皆さんに報告ができると思う。
その後は、シザーケースでお世話になっているカオティック社の社長にご挨拶と今後につてのお話をさせて頂きに行ってきた。
弊社がカオティックさんと取引が始まったきっかけは、凄く単純で「自分が欲しいから」から始まったのである。そしてそれから今も取引をいただいている。
思い起こせば輸入の植物もそんな感じだったかも・・・・・
これで良いのかな??とたまに思うときもあるけど、それでいいのだ~と、自分で言い訳をしながらすすめている。うん、いいことにしよう。
カオティックさんは、美容院のシザーケースでは、とても著名で、商品のクオリティーでは群を抜いている。機能性、デザイン性、オリジナル性、耐久性などいろんな所に長けている。
フローリスト用シザーケースも同様である。
商品や販売方法ひとつひとつに社長やスタッフの思いが詰まっている。だからこのような物ができあがってくるのだなと納得ができる。
あらためて多くを学ばせていただいた。それと同時に少し気合いがはいったかな~~。
お世話になりました。
どんと祭りが終わり、街中からしめ縄が姿を消したときに、何でこの写真を?と思われる人はいるとは思う。
実は長年お付き合いいただいた島工房の創設者である島袋さんが永眠され、本日葬儀があったからである。
島袋さんは、しめ縄一筋で、常に仕事と向き合い、持ち前のバイタリティーの豊富さで、いろんな方々から愛されていた人で、私も多くのことを学ばせていただいた。
一緒に沖縄に行ったこともあった。
仕事を一緒にして喧嘩したこともあった。
でも大笑いすることもあった。
何でも快く引き受ける優しさでと大きな笑い声で、私たちを育ててくれた。
今の私の仕事の支えとなってくれた人である。
そんな素敵な人が旅立ってしまった。寂しい限りである。
島袋さんの素敵な仕事は、きっと毎年しめ縄を飾るたびに思い出すだろう。
ありがとう。
本当にお世話になりました。あの世でも大きな声で笑っていてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。
追伸
世間では、昨日はしめ縄をおろすことが多い日である。
そのような時期を選んだかのように、島袋さんを送る日となった・・・・・
なんと本当に島袋さんらしいな~~~と心から思った。
毎年恒例の西宮えびす神社にスタッフ約10名と一緒の参拝をさせていただいた。
私が小学校の頃から続いていて、かれこれ約40年間になる。この間ほとんどきているように思う。
今年は金曜日の本えびすと言うこともあり、遅い時間はかなり混むだろうと思い、現地17時集合にした。
やはりこの時間の人出は少なく、ほぼ並ばずに参拝することができた。
そして毎年お世話になる吉兆のお店「福冨」さんで縁起物のさらえなどを購入させていただいた。
その後新しくなった神楽殿でお神楽を舞っていただき、スタッフ一同祈願をさせていただいた。
そして境内をまわると約40年経った今も変わらない光景がある。その一つはこれ。
小さい頃はこのようなお化け屋敷に足がすくんでいた。
そしてその光景を横目に足早に通り過ぎ、リンゴ飴や綿菓子を買い、福引きをまわるのが大好きだった。
そして学生時代になれば、たこ焼きや焼き鳥、いか焼きなどいろんなB級グルメをひたすら食べまわった。
そして仕事を始めた頃は、無茶な神頼みで、ひたすら商売繁盛を拝んでいたように思う。
さらにもう少し年を重ねると、やたら大きな縁起物を買い、自慢げに飾っていたころもあった。
そして今。このように、スタッフとともにこの地を訪れることができる御礼をするようになっている。それとやっぱり商売繁盛もいっぱいお願いしてしまう・・・
あと10年経ったら私はどんなことを拝殿にむかって、思いを伝えているのであろう・・・。
あと20年たったらどうだろう。まだここに来ることができているのであろうか???とも考えてしまう。
いずれにしてもできることならば、自分で歩くことができる間は、ここを訪れ、育てていただいたお礼の参拝と大好きな夜店をまわっていたいものだと改めて思った。
今年も例年のように、ここ兵庫県生花市場 大阪に来ている。
かと言って、別段やらなければならない業務があるわけではない。
その理由はいくつかあるが、大きな理由としてあるのが、学生の頃から父の手伝いで連れたのに始まり、今では場内にて仲卸を営わせていただくまでに至るほど、多くの大切な人や感動に出逢わせてくださったこの地への御礼である。
それともう一つは、1年間で一番、静かで緩やかに時が流れるこの日に訪れ、耳を澄ませゆっくりと場内をまわると、これからの私たちの方向性について、何かの声が聞こえて来るような気がするからである。
昨年は場内の新しい場所で植物仲卸や輸入植物の販売を始めることになった。きっと今年も新しい何かが起るであろう。
それは、全てはこの市場の繁栄をめざしてのものであり、きっとつながっていくであろう信じている。またそうでなければ、仲卸としての責務が果たせないと思っている。
私たちはこれからも皆様にとって必要とされる市場・花き流通センターをめざし、花き業界の全ての人にとって素敵な1年になりますよう微力ですが愛するスタッフたちとともに一生懸命頑張ってまいりますので、今年もご指導よろしくお願いいたします。