四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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週末は、神迎祭の神事に参列と1年間のお礼のご挨拶のために出雲を訪れた。
初めて、ある方にお勧めいただいて、神迎祭に参列して、恐らく今回で6年でないかと思う。その間に多くの神社を周り、ガイドマップなどでは紹介されていないことなど、今では私が担当する輸入植物以上に、詳しくなってしまったかもしれない。
さて空港に着くと、毎年恒例の出向えをしていただいた。確か数年前にこの光景をNEWSに撮られていたり、その他で新聞記事に乗せていただいたりで知人から連絡があったのをおぼえている。そのため今年もシャイな私は少しうつむき加減で到着ゲートに進んだ。
その後レンタカーで、特に私が崇拝する神 素戔嗚尊が祀られる須佐神社を訪れた。毎年のように、順序を違えず参拝させていただき、大杉さんと呼ばれる霊験あらたかな杉の木にもご挨拶していただき、思っていることをお伝えさせていただいた。
そして参拝後、数年前から立ち寄るようになった須佐屋さんへ。
私はこの油揚げがとても気に入っている。この大きさで、ちゃんと席に座らせていただき、お茶もいただき、さらに手厚くもてなしていただけて、何と200円である。
そんじゃそこらのジャンクフードとは違い、とても美味しい。そして心もお腹も少し満たされ、次への目的地へと向かった。
須佐神社の参拝後、色んな所をまわり、レンタカーを返却し、出雲でお世話になっているタクシー会社の方の車に乗り換え、神迎神事が行われる稲佐の浜へと向かった。
浜への到着は、4時ごろ。既に多くの人が陣取っていた。そして私は一人なので、その間に入れていただき、神事開始までの3時間を浜で過ごした。
そして19時。厳かに神事が始まり、約30分で稲佐の浜を後にして、神楽殿までお移りになられました。
その後私はホテルに戻り、お腹が空いたので、恐る恐る一人で焼鳥屋にいき、カウンターで、ノンアルコールビールを片手に、オーナーと談笑し、酔っぱらってホテルにもどった。
そして、コンビニで買った濃いコーヒーに持ち替えて、日課のデスクワークを行い、深夜就寝した。
22日は、朝一番に食事を済ませ、まず大社に向かい、鳥居をくぐり、祓社、手水舎、拝殿、本殿を参拝後、十九社、素鵞社など摂社末社を参拝させていただいた。
その後、神楽殿を経て、ここも新しくなった上の宮を参らせていただき、下の宮を経て、
あらためて稲佐の浜を訪れ、今回の参拝を終えることにした。
この木はその途中で、出逢ったイチョウの木。とても力強くそそり立つ姿は、素晴らしく、パワーとともにまた少し考えなければならない課題を授けていただいたように感じた。
そして、参拝後帰る途中に、大変人気の高い「かねや」さんで、出雲そばをいただき、少しブラブラして、バスに乗り込み空港へ。そして伊丹空港へと帰り着いた。
私は、この出雲の地で色んな縁を授かっている。それは人と人だけではなく、様々なものとつなげていただいている。本当にありがたいと思っている。
この両日で、また新たなご縁と縁の深まりをいただけたように思う。
知らず知らずに巡り合っている全ての「ご縁」に感謝し、その出逢いを感じることができる人にならなければならないと、あらためて思えた良い機会になった。
本当にありがたいことである。感謝です。
27日28日は月見とスーパームーンでお月さんが注目を浴びる日がつづいた。私もそれにのっかり、オーストラリアからのショートステイで来てくれているゲストへのホスピタリティーとして、素敵な月を見ながらのおもてなしを工夫させていただいた。
27日は自宅でのバーベキューをおこなった。オーストラリアの人の多くはバーベキューが大好きなので、日本の食材を炭火で焼くバーベキューを設営し、ワイワイガヤガヤ言いながら開催。
そのような設営で、私が貢献できることは少ないので、せめてコスチュームぐらいはと思い、このような感じで参加させていただいた。その心意気をかっていただけたのか、調理の腕前は別として、とても喜んでいただくことができ、みんなで楽しい時間を過ごすことができた。(90%は自己満足かもしれないが・・・)
そして28日はスーパームーン。大忙しで通常業務や打ち合わせ終えて、ゲストを連れて神戸の街を案内した。
私は最近、大阪市内に出るよりは、東京都内に出る方が多く、神戸市内に出るよりは、海外に出るほうが多いような状況。
そんな中、久しぶりにみる神戸の夜景は、美しさに加え、懐かしさも感じ、とても心地よい時間を過ごすことができた。
それと同時に、もっとこの地で、活動してみたいという気持ちが高まり、ゲストが夜景の美しさに一喜一憂している間も、私は月を見ながら色んなことを考えていた。その中には具体的に可能性のあるものや、ちょっと夢物語的なものもあるが、多くの人にとって価値あるものになるのであれば、何とか実現できるようにしたいと強く思うことができた神戸の夜であった。そして連夜のムーンイベントを終え、帰路につくことにした。
帰宅すれば、昨日のバーベキューの時に飾った、ススキの横で、ハクが月を見上げていた。
きっとこの時のハクは、自分をウサギだと思っているのかな~~と一人で勝手に想像をしていた。
素敵な月光を浴び、少し浄化されたかな。9月もあと少し。頑張っていきますね。
先週一週間は、生花仲卸事業は、最終コーナーという本当に忙しい時期を迎えた。
今年は高温などによる全国的な花不足のため、皆様に希望通りの十分な提供をできなかったことをまずはお詫びを申し上げたいと思います。
ただそのような中でも数十年来、契約栽培でお世話になっている香川県 キク生産者の方々や岩手県 リンドウ生産者をはじめ多くの生産者のご協力や兵庫県生花市場はじめお世話になっている市場の皆様のおかげで、何とかお盆の繁忙期を乗り切ることができたことを感謝したいと思う。特に生産者の皆様と共に歩んできた長い月日の意義深さを痛切に感じるお盆になった。
スーパーの花屋さんでは、「花不足のため品切れ」という看板を見かけるほどの状況、
これだけの花不足はここ数十年無かったように思う。このブログを読んでいただいた消費者の皆様には、このような厳しい状況で業界の皆が様々なことを削りながら努力していたことを少しでも知っていただきご理解いただければと思う。
それに反して植物卸は比較的暇な時期に入る。それでも輸入植物などは全国各地から問い合わせいただいたり、海外から数名で弊社お越しいただいたりの日々でバタバタしていた。
海外から弊社でしか扱うことができない輸入植物を求め、世界を走り回っていたときからわずか数年で、海外から依頼をいただくことができるようになってきたのはとてもうれしく思う。
そして今週も海外へと足を運ぶ。日本の素晴らしさを背負って。
このように、私はいつもの不規則なペースを保ちながら、まだ目の前に見えない新しいことへの取り組みに、いつもの不規則なペースを保ちながら、ほとんどの時間を費やすことができるのは、お盆期間中も不眠でがんばるスタッフのおかげでと、ご先祖様のおかげであることを改めて感じることができたお盆であった。
写真はお盆に活けた切り花のハスである。
ハスは切り花では中々開花することはない。でもきちんとした行程で経れば、開花も可能である。
今すぐに全てのハスがこのように咲かせることができるかということは、流通の問題をはじめ、ほぼ不可能である。
でもしかしきっと花は咲きたいと思っている。扱う人も咲いてほしいと願っているはず。
であるならば、そこへ近づく努力を惜しまないのが、薔薇園流、又右衛門流であるべきでないかと思う。
植物への「生」のこだわり、そして尊厳・・・。あらためて私たちが一番忘れてはいけない事であるというメッセージをこの蓮の花からもいただけたように思う。
今はお盆商戦真っ只中である。そのような中、私は自ら進めていく仕事に関わらしてもらっている。問題なく全てできていると言えば、多くのお客様にお叱りをいただくであろうが、生花 仲卸 ローズガーデンでは、悪戦苦闘し、少しずつ自ら進化しようとしているスタッフを、私はあたたかく見守るだけの存在であり、そんなスタッフの心意気に感謝である。
そのようなことで、私はは海外出張などで、全くメンテナンスできていなかった デザットプランツの試験圃場を兼ねた、ローメンテナンスのモデルガーデンへ。
約一年前の植栽から、ほとんど手は入れていない。水もやってはいない。そのような中、雑草は生えたものの、デザットプランツは問題ないようだ。しかしその中でも大きな違いが出てきていた。
写真左から順にスペイン産 「ユッカ ロストラータ ブルー・スワン」。続いて
同じくスペイン産「ノリナ ネルソニー」続いてメキシコ産 「ユッカ ロストラータ」そして最後右端が再びスペイン産「ユッカ ロストラータ ブルースワン」
はじめの個体の大きさに違いがあるものの、生育に大きな差が出てきている。またメキシコ産は、不健康な状態である。恐らく両者は根の張り具合大差が出ているからであろう。
いかにしっかり発根した状態のスペイン産が、様々な耐性があり、メンテナンスが容易であることから、梅雨のある日本に適しているかということが言える。また引き続き観察を続けていきたいと思う。
そして、この植栽のメンテナンスの際に、激痛がはしった。
一瞬の出来事だったのではじめは、アガベの棘が奥まで刺さったのかと思ったがそうではない。
一瞬恐竜に喰われたのかとも思った。でもそんなことはあり得ない。
よく見ると、植栽の奥にハチの巣があった。それに気づかずに手を突っ込んでしまい、ハチの逆鱗に触れてしまったようである。
このガーデンも化学農薬を使わずに管理しているので、ハチにとってはいい棲家かもしれない。そんな元気なハチの巣に手を入れてしまったら仕方ないことだろう。
それにしても刺されどころが悪かったのか、肩までしびれてしまい、作業が途中でできなくなってしまった。
今回は酷暑の中での作業、多く報道され気をつけなければならない熱中症対策のため、頭をタオルで覆い、分厚い長袖、長ズボン、ペットボトルを横においての作業で万全だと思っていた。
そこにハチに刺されるとは、全くの想定外であった。
この痛みをせめてもの学びにしたいと思った・・・。
先週の金曜・土曜日、山本園芸流通センターにおいて、山本納涼盆踊りが開催された。
この盆踊りは山本の各団体が力をあわせる地元メンバー手作りのイベントである。
この盆踊りを行うためには準備 本番 片付けなど多く日数が必要とされる。それをほとんど地元の有志で行っているマンパワーの凄さには、いつもながら驚かされる。
そのような中、自社の用事で、連日の睡眠不足で動きが鈍い私は、殆んど役に立たないため、
お面売り場という素晴らしい場所を与えてもらった。
勤務態度はこんな感じ(笑)
お面はショッカー。と言っても知らない人も多いだろうが・・・。
陽も落ちる頃には、この地にこれだけの子供がいたのか?と思うほどの人出である。
お面売り場の売り上げも上々であったと思う。
ただこのショッカーは中々売れない。私が被っているからではないとは思うが・・・
どうしたらお面が売れるのかや、お面の名前を覚えようとしているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまい、1日目を終え帰宅した。
そして2日目。
今日も担当はお面売り場。ありがたい話である。
今日は人気プログラムであるビンゴゲームがあるため、その前後は相当な人手になる。
そんな合間を縫って、私は今日もこんな感じ。
この写真を見ていただいたように、ほとんど私は戦力になっていない。むしろ邪魔な存在である。(笑)
でもこんな私を、邪魔者扱いせずに、受け入れてくれるスタッフの皆さんの懐の深さには本当にうれしいものである。
さらに、酷暑の中、準備や片付けをいやな顔せず、子供たちのためにと、当然のことのように大汗をかいて行っている皆さんの姿は眩しいばかりである。
是非、未来の宝である子供たちには、このような多くの温かい目に囲まれた中で、すくすく、のびのびと育ってほしいと思う。そして将来この山本、そして日本を背負っていって欲しいと切に願うものである。
今日はお一日。ここ2か月、海外出張などで、不在のため久しぶりにベースキャンプで1日を迎えることになった。
まずは自宅の神棚に始まり、宝塚本社の神棚をおまつりし、氏神様の松尾神社を参らせていただく。
続いて豊中に移動。大阪営業所の神棚、ローズガーデンの神棚をおまつりし、氏神様である春日神社を参らせていただく。
これは、いつものルートであるが、この8月は毎度と違って、一つお礼と報告の際に加わることがある。
それは一年間のお礼である。というのは、私たちは7月決算のため、8月が新年度となるからである。
今年1年間も多くに人に出逢い、多くの人に助けられて、このように変わりなく新年度を迎え、お礼の報告をすることができた。本当にありがたいことである。
そして何より、決して上向きの経済を感じることがない、むしろ厳しい状況でありながら、歯を食いしばりながら、笑顔で耐え忍びながら、何とか新年度を迎えることができる結果を出してくれた素晴らしきスタッフに感謝である。
私はこのスタッフの努力に報いるというより、さらに甘えさせていただき、新年度も多くのことに挑戦していきたいと思っている。
まずは新会社の設立である。この件については、しばらくして発表させていただきたいと思っている。またこの他にも新たなことが形となって始まろうとしている。正直不安なこともあるが、明らかに希望が勝っている。ドキドキ、ワクワクである。
それにしても、多くの人との出逢いがあって、それが少しずつ形になっていく。
スタッフの努力ももちろんだが、決してそれだけではない。私には目に見えない力が後押しをしてくれているように感じている。
先週末 スペインから帰国し、その翌日は全国花卸協会で大分 別府温泉へ。
朝一番の飛行機で大分空港に向かい到着。そこにはユニークなモニュメントが私たちを出迎えてくれた。私はこういった金属物が大好きである。
そして早速タクシーに便乗させていただき、会場である杉乃井ホテルへ到着。このホテルはとにかく大きく、風呂に入るのもバスに乗って移動するぐらいの規模で驚かされた。
総会開始まで少し時間があったので、せっかくなのでホテル近くの鳥天でかなり有名な東洋軒で昼食いただいた。内容については特に記載することは・・・だが。
午後から総会、研修会を経て、懇親会さらに二次会へと参加させていただいた。
この会は、老舗の仲卸がほとんどで、出席者も重鎮がほとんど。私はまだまだ新参者の部類である。そんな私でも快く受け入れていただき、今回も多くの方々と交流させていただくことで、多くの学びを得ることができた。
そして日曜日に宝塚に戻り、月曜は帰国の整理、火曜日は一か月ぶり?の都内へ。
日本フローラルマーケティング協会の理事会、総会、セミナー、情報交換会のためである。
ここでも、多くの人との出逢いがあった。
さらにはその夜は、ちょっと異色の集まりでかなり面白いワクワクするような新しいプロジェクトでの打ち合わせを銀座で行った。そして翌日、大阪、神戸で同様の打ち合わせを行う。その内容は後日発表ができると思うがかなり面白いことになると思う。
この一週間、晴れたり曇ったり大雨だったり、天気はめまぐるしく変わっていた。さすが梅雨である。私も帰国してこの一週間は、夢あり現実ありの本当にバタバタであった。きっとここの一週間で頭を駆け巡ったことは、私たちの将来に大きくかかわってくるような気がする。
この先、いつの日か自分の人生を振り返った時に、この一週間が私の転機になったと実感することになるかもしれないと感じた。
2年前に渡欧したときに気に入り、輸入準備をしていた、ユニークなフォルムの花木が到着した。
Neriumである。日本名は夾竹桃。
日本で夾竹桃と言えば、正直ネガティブな印象が強いかもしれないが、私はそれ以上に、この植物がもたらす効果があるのではと思っている。
それは何といってもこの植物の特性でもある強靭さである。高速道路など街路樹にも使われるほどの強さである。ただ強くとも、街路樹のように伸ばしっぱなしであれば、用途が限られてくる。
そこで今回はこのようにスタンドづくりでの輸入を行った。
私はそのことによって、可愛さと強靭さを兼ね備えたとても魅力的な花木になったと思う。さらにローメンテナンスなので、テーマパークや沿道などには最適ではないかと思っている。
色も白、赤、ピンク、ダークピンクとあり、きっと花木では中々表せない華やかな植栽も可能になるのではと期待している。
確かにこの植物には短所もあるかもしれないが、あえてここは彼らの長所に注目し、皆さんの手で素敵な植栽を手掛けて欲しいと思う。
きっと人も植物も同じではないかな・・・
私は最近、矢野TEA氏が手掛けるプロジェクトを通じ、日本古来の文化や伝統と新しき創造に触れる機会が増え、日々多くの人から感動や学びをいただいている。
そして今回も、多くの「素敵」に出逢えた。
まず昨日は、いつもお世話になっている幼友達のご紹介で、欄間に携わられていらっしゃる方への訪問させていただく機会をいただけた。
まず応接に通していただいたのだが、まずは目の前に素敵な作品が目に飛び込んできた。
いかがですか?絵や写真では表しきれない、立体感。陰影。
私の芸術に対する感性の高さは別として、私でもその作品の素晴らしさは十分に理解ができる。
その他にも素敵な彫刻や欄間が多く、保存されておりでおり、うならされるものばかりである。
本当は、キチンとした写真を撮って皆さんにお見せするのが礼儀であり、当たり前であるが、とりあえずこのような素晴らしい作品に出逢えたという感動をいち早くお届けするために、作者には本当に失礼であるが、今は、このなんちゃって写真のアップで辛抱していただければと思う。いずれしっかりとした写真、または現物の作品を、作者プロフィート共に、皆さんにお届けできればと思っている。
今回初めて作者とお話をさせていただく時間をいただけたのだが、とても人柄のよい方で、親切に、熱く語っていただけ、会話も弾んだため、あっという間に時間が過ぎてしまった。そして私たちが海外向けに取り組んでいるプロジェクトにも共感いただくことができ、今後もご協力いただけるとのこと。本当にうれしく有意義な時間であった。
さらに作者を紹介していただいた方もとてもアクティブに活動されている素敵な方であった。昨今とても人気のあるプロジェクションマップなどをはじめ、多くの事業を手掛けており、とても有名なイベントも手掛けてこられた実績の持ち主である。そんな青年とも出逢え、今後も何か植物を切り口に一緒に面白いことが取り組んでいくことができると、夢を勝手に膨らませることができた1日であった。
そして今日は、教材用の和風の小さな植物の依頼があったので、近郊で数多くの盆栽を手掛ける老舗に初めてお邪魔させていただいた。
そこには小さなものから大きなもの、様々な品種の多くの魅力的なものが、とても多く栽培されていた。
そこで私の好きな木の一つである藤の木に出逢えた。
盆栽仕立てのように手を加えているものではなく、自然に管理されていて、見方によっては龍の姿にも見えるフォルムが魅力的で、かなり惹きつけられるものがあった。
この訪問のおかげで、まだまだ一部に過ぎないが盆栽の素晴らしさ、奥の深さを再認識することができ、これもまたとてもいい機会になった。
私はこの2日間、日本の新しいもの、古き良きものに出逢うことができ、その素晴らしさを知ることができた。であるならばそれをできる限り多くの人に伝えたい。また伝える義務があるのではないかと思う。さらに、この両者の良きところを融合させて、新しき素晴らしいものを創りだしていくことができればと思っている。
このように来年の海外へのチャレンジに向けて、様々な技量や視点をもつ人がつながり、日々増えていくことに、静かな興奮をおぼえることが、日々の支えになっているのではないかと思う。ありがたいことである。
最近また少しブログやFacebookのアップに時間がかかってしまう傾向にある。
今回も2週間のうちにネコのことだけ1回だけ。かと言ってこの2週間とネコと戯れて過ごしていただけで、アップに値する出来事が無かったわけではない。
個人的にはむしろその反対で、苦手な思考を働かす仕事やパソコン相手で部屋に、籠っての仕事がほとんどで、無い頭を使った2週間であったが、それらを通じて、とても大切な出逢いもあり、その反対の気配を感じている。
本来なら私のブログのタイトルは「頭の中を書いたブログ」なので、行動よりも頭にあることを少しでも早く読者の方には伝えたいと思っているのだが、最近の取り組みは相手やパートナーとともに進めることが多くなってきており、どうしても勝手に書けないことが多い。最近はそんなジレンマと戦いながらの奥歯に物が挟まったような内容のアップが多い。
そのような中、今回も詳細は同じように伝えられないが、この春からまた新しいことに取り組んでいく第一歩を素敵な人たちとともに踏み出すことになるかと思う。またそれが形になってきた時、きちんと皆さんに伝えたいと思っているので、今はご了承いただきたく思っています。すみません。
まだ春が始まろうとしている時にも関わらず、既に今後を左右する人、植物、アート、場所と出逢えたかもしれない。この1年もとても楽しみである。
今の混沌とした自分の状態は、気配は春、思いは夏、体力は秋、財布は冬・・・(笑)のようかもしれない。
普通、多くの人が望み、めざすのは、常夏か温暖か、全てが安定したものかもしれない。
でも、私のように四季を持つ人生もまた、人間らしく、刺激的でいいのではないだろうか・・・
そんな四季をもつ人生を愉快と言える人になりたいものだ・・・
さて、このあたりで愉快なことが始まるのかな・・・