四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

この一週間は、今まで進めてきていることが、やっと現実に動きかけていることを感じることができる少し慌ただしい週となった。

 

中にはアースフィールやNOBU’sDesignとして10年前から、取り組んできたことなどもある。

 

今まで一体いくつの事業や商品を思いついてきただろう。その度にどれだけ多くの人から助けていただいてきただろう。そして多くのスタッフに迷惑をかけてきただろうと考えてしまう。

 

でもやっとここにきて、今までの活動に陽が当たるようになってきたように感じる。

ひょっとしたら季節と同じ春だからだろうか・・・・・

 

そのような中、有機オーガニックガーデンプロジェクトの打ち合わせの後に、訪れた天河大弁財天の素敵な樹に気づかされた。

 

 

これは松。見事にまっすぐ水平に伸びている。この樹を見つめていると、情熱をもちながらも、決して心を乱さず平常心でいることが大切だと言われているような気がした。

 

 

これは銀杏。見事な大樹である。このしっかりと根をおろした銀杏を見上げていると、ぶれない強い信念をもち、まっすぐな気持ちで、上をめざしていかなければ、長い年月を積み重ねられることができないのだと言われたような気がした。

 

新たなことがやっと動き出しそうな時にこそ、いくつかの大切なことを気づかせてくれたのであろう。


今、私は、春の訪れを肌で感じられている・・・・・

 

 

夏に向けて・・・

2~3日は、JF兵庫県生花市場 大阪本部で第21回トレードフェスタが開催された。

当然弊社も仲卸ローズガーデン 生花部・植物部、ローズガーデンプランツとして市場内でお世話になっているので、今年も出展させていただいた。


今年の出展はデザットプランツと、その真逆のパルダリウムである。
個人的?に気に入ったのもあるが、両者とも人気急上昇中の魅力的なものである。

正直、行列はできるまでとはいかなかったが、興味を持っていただける人もいて、ちょっとブレイクの予感がしています~~~。どのようなビジネスモデルが、皆さんに受け入れていただきやすいか、ただいま模索中です。今しばらくお待ちくださいませ。

そして私たちの少し変わった取り組みの陣中見舞いに、何とプロボクシング ヘビー級 アジアチャンピオンの樋高リオ選手が、渡米を前にして、わざわざ来ていただけた。それもおまけに、チャンピオンベルトを持ってきて欲しいというとんでもない、わがままに応えてくれてである。本当に感謝である。

彼とは少しの間、話をしただけであったが、リオ選手の強さ、人柄の良さがビンビン伝わってきて、良い感じのパワーをもらえた。

人によれば格闘技はハングリーでなければとか、優しさは要らないという人もいるが、私はそうとは思っていない。最後に頂点を極めるのは、強さと優しさ、謙虚さを兼ね備えた者であると思っているし、そうあって欲しいと思っている。

なので、その両方を兼ねそなえた「樋高リオ」選手には是非とも、てっぺんを獲って欲しいと心から思った。

今日は関東へ向けて出発するオリーブのお見送り。

 

 

この素敵でかわいいオリーブたちは、意義深い所への旅立ちとなる。

 

 

中でも、このオリーブは、このV字の容姿から、勝手にビクトリーオリーブと名付けていたところ、送り先のイメージにぴったりとのことで、急遽追加でのお届けになった。

 

どのようなところに、行くかは4月の植栽お披露目会にてご報告いたします。

今回も素敵なところに旅立っていくオリーブ。朝からしばらく一緒に過ごし、話をしていると、自己満足かもしれないが新天地にいくことを喜んでくれていると感じた。

 

いってらっしゃい。我が子たち・・・

昨年多くの皆さんに協力いただきながら起ち上げたTEA’Designはガーデンデザイン、プランツデザイン、ソイルデザインなど日本を代表するソースが色々ある。

ただそればかりではない。

その他にも、グループメンバー内でWebデザインなども行っているのである。

実際にTEA’DesignHPも、新しくお手伝いいただいているTEA’Designチームの主力メンバーの一人の陣頭指揮のもと、私たちチームで手掛けたのである。

 



そのような中、先日、国内外の秀逸なWEBサイトを紹介しているGood Design WEBに取り上げていただきました。
http://gooddesignweb.com/portfolio/17176

 

さらに技術的、デザイン性に優れたウエブサイトを掲載している現代デザイにも取り上げていただきました。
http://gendaidesign.com/teas-design/

 

他のサイトでもご紹介いただくなど、チームのもつポテンシャルの高さには本当に感心するばかりである。

http://webpad.felicyle.com/antenna/website-clip-42739.html

 

本能で生きている私には、全く手の出せない領域である。

 

様々な特色を持つパートナーやメンバーなど多くの皆さんに支えられ、教えられながら、日々成長していく姿が目に映る。

将来が楽しみである。

今年も会社行事?とも言える「えべっさん」で西宮戎神社へ参拝させていただいた。

 

私にとっては小学校の頃から両親に連れて行ってもらえていた唯一の行事であり、今も私が引き継ぎ、毎年楽しみにしている。思い起こせばその頃から数えると不幸があった年など以外は、毎年参拝している。

40年続いている一大イベントである。

 

 

会社の状況と照らし合わせ今年は宵宮参拝。早い時間に行けば、空いているだろうと思いきや、入場制限がかかるほどの混み具合であった。

 

いつものようにまず昨年いただいたお札や吉兆を納めさせていただき、手水舎、本殿へとすすみ、参拝させていただいた。
 

 

その後、毎年 お分け頂いている吉兆店にて、事業所ごとに、さらえや縁起物を授かり、神楽殿でご祈祷。

 

そして仕上げに荒えびすさんを参拝させていただき終了。その後各人好きなところで好きなものを食べるための自由時間を楽しく過ごした。

 


注:販売員ではありません

 

毎年の変わらない居心地の空間ではあるが、ところどころに微妙な変化がある。ある意味流行の変遷も感じる。

 

例年のお化け屋敷がゾンビ村に変わってはいた。からあげの味のバリエーションも増えていた。リンゴ飴も年々カラフルになっていく。その変化を楽しむのが面白いし、勉強にもなる。

 

その他に従来のたい焼きからクロワッサンたい焼きに変更して単価アップを目指しているお店もあったりして参考になる。

 

また中にはカレーたい焼きがあったので、「新商品?こんなのできたのですね?」と声をかければ「いや。十年ぐらい続けているよ・・・。」って。

 

毎年通いながらも、気づかないでいる自分がいることを教えられる。多分普段の生活や仕事においても同じようなことが沢山あるのではないかなと、ふと思う。

そのような色んなことを教えていただき、学ばせてくれる。それも含め「えべっさん」は、商売繁盛の神様が創り出した素敵な機会だと思う。

 

このような素敵な機会を、毎年スタッフと参拝できることを喜びに感じると共に、これからもできる限り続けていきたいと、あらためて思った。

 

2016.01.04

三が日

今年も三が日はゆっくりと時間が流れたような気がした。

 

●元旦は、例年通り、朝一番に自宅の神棚のお祀りに始まり、大阪営業所や市場の仲卸棟の神棚を順次お祀りさせていただいた。

 

 

 

市場は一年間で一番静かな時を向かえていた。普段はトラックや、人、植物などが行き交い活気に溢れているのだが、この日限りは静寂そのもののである。

 

 

 

私は活気ある市場も好きだが、一年のうち一日あるこの静寂が大好きで、各事業所のお祀りを終えたら、市場の中心で、昨年一年間の反省と、自らのありかた、仲卸としての役割を再確認し、今年の思いを固めるためには絶好の機会であるからである。そして本年もしっかりとやるべきことを肝に銘ずることができたと思う。

 

 

 

それが正しいかどうかはわからない。他人に理解していただけないかもしれない。でも「植物」を愛し、「人」を愛し、素晴らしきパートナーとともに志をもって取り組んでいきたいと強く思っている。

 

 

 

 

そして大阪営業所の氏神様である春日神社、本社の氏神様の参拝を終え、午後に再度本社へと戻った。

 

●2日。2日は朝からデスクワーク。ずーっとパソコンとにらめっこしていると、につまってしまい、午後は気分転換のために、初詣に出かけようと思い立ち外へ出かけた。

 

 

運動不足でもあるので、山本の本社から、歩いて清荒神に向かおうと思い、足をすすませた。

 

 

 

途中 中山観音を参拝し

 

 

売布神社を参拝し、

 

 

歩いて約3時間後、最終目的地である清荒神に到着した。

 

 

 

さすがに2日のため、大勢の人出でにぎわっていた。

 

 

 

そして清荒神参拝後、昨年12月にOPENされた「I KAMIKO」さんに、立ち寄らせていただいた。

 


I KAMIKO」は切り絵作家の「ちょきまき」こと沖さんと、「ちょーこ」こと丁野さんとが、運営をされている可愛いお店である。

両名とはあるご縁で知り合い、それから親しくさせていただいている。このお二人はとても個性的でユニークである。弊社の大阪営業所にも来ていただいたこともある。

 

彼女たちは宝塚を愛し、清荒神の地から、全国へ発信していきたいと一念発起し、このプロジェクトを立ち上げた。勇気ある彼女たちに敬意を表し、宝塚から発信するという共通の目的を持っているため、これからも共に活動していくこともあるかと思うので、皆様には温かく見守っていっていただきたく思っています。

 

 

●3日。この日は、ほぼ引きこもり状態のデスクワーク。朝から夕方まで自宅で一人、パソコンと向かい合った。

眼もしょぼしょぼ、肩もガチガチになってしまったが、そんな中、唯一の癒しであるネコたちがほぐしてくれた。

 

 

 

今年も彼らの癒しに幾度となく救われるであろうと感じながら、狭い場所から5年後を考える1日となった。

 

 

今年1年も、彼らがつかれた心と身体を癒してくれるのであろうと思う。

2016.01.01

謹賀新年

謹んで新年のお祝辞を申し上げます

 

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

多くの皆様に支えられ、素敵な新年を迎えることができました。

本当にありがとうございます。

皆様のおかげで、大きな旅に出る準備ができてきたように思います。

そろそろブレーキを踏んでいた足をアクセルに踏みかえていこうと思っています。

想像を超える新しい扉の向こうが見たいから・・・

 

 

 

薔薇園グループ 代表 金岡信康

 

四代目 緑匠・又右衛門

 

2015.12.31

本年最後の日

本年のほとんどの業務を終え、今このブログを書いている。

 

 

今年も多くのお客様、ビジネスパートナー、素敵なスタッフに支えられて、無事本年を終えようとしている。

 

 

今年も

●新しいお客様に出逢えた。

●新しい生産者と出逢えた。

●新しい会社を立ち上げることができた。

●新しい事業を開設することができた。

●新しいスタッフを迎えることができた。

 

今年も新しい縁に恵まれた素敵な1年になった。

 

本当に皆様のおかげ。全て皆様のおかげ。この歳になっても皆様に助けられてばかり・・・

 

少しずつでも一日でも早くご恩を返すことが出来るように、「情熱こそが全てに勝る。」と言う気持ちで頑張ってまいります。

 

1年間本当にありがとうございました。

 

 

先日、弊社大阪営業所に、年間250万部ぐらいを発行されているファッション誌「NYLON」のブロガー・矢野翔子様に「又右衛門」「TEA’sDesign」の取り組みを取材頂きました。
http://www.nylon.jp/blog/shoko/?p=5981

 

 

矢野翔子さんは、容姿も人柄も素晴らしく、とてもキュートな方でした。植物にも興味を持っていただけ、とても素敵な時間を過ごさせていただくことができました。

 

このような素敵な方を通じ、一人でも多くの人に植物の声や、生産者の声を届けることができたこと本当にうれしく思います。

取材に来ていただきありがとうございました。感謝いたします。

 

2015.12.13

新たな出逢い

今週も神戸、京都、東京そして大阪での打ち合わせや案件などバタバタの一週間であった。

神戸へはオリーブの旅立ちとスタッフとの打ち合わせ。

京都では、内容がOPENにできないが、とてもワクワクする案件を担当させていただける可能性が高まってきた。

東京では、来春控えた新しいプロジェクトへの取り組みがスタートした。

そして大阪には素敵な二方に来ていただけた。

この方は、モデルであり、実業家であり、とても活躍をされている方で、私たちのTEA’sDesignの取り組みに、アドバイスもいただけ、今後お手伝いもいただけることになりそう。

私は見ての通りの野獣系なので、彼女のような繊細なセンスは持ち合わせていない。そのような足らないところを指導していただけると、本当に心強い。

そしてもう一人。
とても素敵な人に巡り合えたかもしれない。それは私たちの仕事に興味をもっていただき、弊社の門をたたいてくれた方である。彼女は海外での生活も豊富で、私たちにないものを多く持っている。ただそれだけでは、普通の応募になってしまうが、彼女は私たちの取り組みにも関心を持っていただけたよう。

私と同じテンションで活動するのは容易なことではないかもしれないが、これから新しいことにチェレンジにする私たちと共に歩んでくれる気概をもったメンバーになっていってくれるかもしれない。

是非、素敵なお客様や植物に触れながら、頼もしい先輩たち、世界を代表するパートナー、そしてとても世話の焼ける経営者に囲まれ、将来、この会社を引っ張っていくことができる熱い人に育っていって欲しいと思う。とても楽しみである。

そんな色々な出逢いがあり、ドキドキ、ワクワクの一週間であった。