四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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本年度 最終日
市場も仲卸棟もひっそりとし、今年も終わろうとしているのが実感できる。
じっと見つめていると、ふとこの年末、お客様は売れたかな~?
足らないものはないかな~?など気になってくる。
そして今年一年も、まだまだ未熟な会社にも関わらず、お取引いただけたことが
本当にありがたく感じられてくる。
ビジネスパートナーとして色んな機会をくださった方々もいる。
さらに今もこの時間になってもスタッフにはまだまだ最後のひと頑張りで
走り回っている人たちがいてくれる。
また今年一年間、深夜・早朝と不規則な生活にも関わらず、
一生懸命頑張ってくれている人たちがいてくれる。
こんな私をサポートしてくれ、よりよい会社にしようと新しいスタッフも集まってきてくれた。
私のような未熟な社長に本当によくついてきてくれている。ありがたい。本当にありがたい。
今年は、いろんなことがあった。
年明け早々の社長就任から始まり、ローズガーデン プランツの開設や、
フローリストのワークスタイル ファッションブランド「FIORE FIORA フィオーレ フィオーラ」の立ち上げ、新商品の開発、輸入事業の開始など、色んな人との出逢い、
再会から素敵な一歩を踏み出すことができた。
おまけに、こんな私には、あり得ないと思っていたPTA会長というお役目までも受けさせていただいた。
本当に色んな縁をいただけた。
心より皆さんに感謝です。ありがとうございます。
来年も一層、頑張って行きます。走り続けていきます。
周りからすると、危なっかしく見えるかもしれません。
暴走しているように見えるかもしれません。
でも私には、一生懸命頑張るしかできないのです。
なぜなら「情熱こそが全てに勝る」ですから・・・・
最後に今年の念頭の社長就任の挨拶をあらためて私の誓いの意味も含めおくります。
http://www.baraen-rosegarden.co.jp/news/news.html
一年間本当にありがとうございました。
週末は宝塚あいあいパークのナイトカレッジに出席してきました。
このナイトカレッジは、毎月第3土曜日に開催されている地元の人に向けの勉強会である。
講師には、地元で活躍される園芸家の人を始め、外部からも様々な講師に来ていただき、
育種についてや、花の育て方、肥料に関する講演、また流通に関すること、
さらに異業種の方にも来ていただいている。
私も過去に2度ほど壇上でお話をさせていただいたこともある。
今回の講師は
日本フローラルマーケティング協会 専務理事
MPSジャパン株式会社 代表取締役の松島義幸氏でした。
松島さんはJFMAの立ち上げの時から、いろいろご指導いただいていて、
世間知らずの私に色々教えていただき、こんな私を育てていただけた一人でもいらっしゃる。
そして今回も週末の講演依頼にも関わらず、快く受けていただけた。本当に感謝です。
当日の講演内容は
●花き消費動向は?●お花のマーケティング●日持ち保証販売●フラワーバレンタイン
などをはじめ、キリン カンパニー社長時代のお話を交えながら、とても興味深い話をしていただけた。
当日は雨が強く降っていて、参加者は少ないかな?と心配していたが満席状態での開催となり、
内容も盛りだくさんの為、一時間の講演もあっという間に終わってしまった。
その後、弊社スタッフもまだまだ聞き足らないだろうと思って、その後に、うちわで食事&勉強会を行い、現場スタッフと意見交換や様々な指導をいただけた。
いつも私から伝えられる情報が殆どで、様々な情報に飢えているスタッフはにはとても良い機会であったと感じた。
スタッフもこれからもっと日持ち保証販売の実施店舗の拡大やフラワーバレンタインの売り場を拡大しようという士気も高まり、自らの努力、協調を約束してこの日を終えることができた。
繰り返しになりますが、遠方まで来て頂いた松島社長本当にありがとうございました。
ご参加いただいた地元の皆様ありがとうございました。
そして普段から勤めていただいている弊社スタッフのみなさん。疲れているだろうに遅くまでありがとう。
おかげで私も今以上に、勇気と希望をいただけました。
新米社長又右衛門 。たとえ空回りでも今まで以上に頑張ります!!!
前回に続き、先日の九州出張の報告です。
本当は朝一番から大阪に帰る日でしたが、せっかく九州まで来ているのだからと、数年前から一度訪問したいと思っていたけどタイミングが中々あわず実現しなかった珍しい植物をコレクションされている方を突撃訪問してみました。
モデルガーデン?に到着して、外観だけを拝見させていただくだけでもと思っていたら、たまたま玄関から出てこられて事情を説明。
すると快くコレクションルームに入れていただけました。
その中には次のような植物がいっぱい・・・・・・。
私が見たことのないものなどもありました。
ご本人様の承諾を得ていますのでその一部をアップします。
中にはよだれが出てしまいそうなものもありました~~。
このほかいろんなことも教えていただけました。
本当に感謝です。ありがとうございましたとしかいえません。
これも出雲に行ったご縁だな~とつくづく感じ、八女から大阪へと帰りました。
今回も、素敵な出逢いができました。
皆様にあらためて感謝です。
先日のつづきで~す。
久留米では、花き流通市場や花木センターを視察。
そして今年の春、訪れたときに注文し預けておいたものを積み込みました。
その後いつも取引している人に、近くの農家を紹介していただきました。
そこでは、少しお歳をめしたご夫婦が、丹精こめてツゲにはさみをいれてられました。その中には、写真のような可愛らしいツゲがありました。
●ピヨピヨ
●カメさん
このような造作物は、以前からよく出回っていて、結構大きなものが多かったのですが、
これは約30cmサイズ。価格も手ごろなので、使いやすいかな~と思っています。
それに加えて何より、ご夫婦の人柄が木に反映されている、とても優しく素敵に感じられる逸品だったと感じましたよ。
その内、ローズガーデン プランツの周りをピヨピヨ行進していると思いますよ~~。
そうこうしているうちに、日も落ち始めてきて帰り際で大きなマキの木を見かけました。
ほんと、でっかいですよね!
パワーを感じました。
というような感じで、今日も終わってしまいました。
明日は帰る日だけど寄り道しようかな~~~~。
福岡を後にして、甘木へ。
甘木では、とてもお世話になっている生産者の方がいて、品種や仕立て方など魅力的なものを出荷していただいている。特にこの農園のオリジナルも多く、ローズガーデン プランツでもなかなか評判の良い商品です。
そこでのスナップをいくつか紹介。
オリジナル品種の赤いミモザなど
最近バンクシャーも人気が高まってきています。
この時期に花をつけてくれるのは、うれしいですよね~~。
この年末から春にかけて、順次入荷してきますので楽しみにしてくださ~~い。
それと、来秋に向けての面白い仕掛けもしこんできていますので乞うご期待!!!
は~るばる来たで、ふくおか~~。
いつもは飛行機ですが、今回はトラックで。
というのも、帰りにちょっと素敵な植物を積んで帰ろうかなと思って、スタッフ一緒に。。。
なのに出発して間も無く高速道路が事故通行止めに・・・・
思いもよらぬことで到着したらもう15時過ぎ
というわけで今日は唯一 観葉植物の生産者を見学させていただきました。
とてもまじめそうな生産者さんで、とても丁寧に対応していただけました。
このような人柄の生産者さんが出荷される植物は信頼がおけますよね~~。
どどど~っと写真を。
こちらのような素敵な生産者さんと新しい取り組みが進めていければ素敵ですよね~~。
乞うご期待。明日は久留米と甘木にむかいま~す。
今日は年に一回の松の大市。
関西ではどこの市場よりも早く、ここ梅田生花市場で本日開市されました。
入荷数は若干少なく感じ、競りは活況でした。
そして弊社も松が入荷しました。
ローズガーデンスタッフで会議中。休憩中ではないですよ笑
今年も各地からどこにもひけのとらない厳選した松を弊社に出荷頂きました。
生産者の皆様本当にありがとうございます。
産直も含め色んなタイプの松が皆さんをおまちしていま~~す。
先週訪れた出雲の神在祭もそろそろ終盤ですね~。
皆さんの願いを叶えてくださるかな~。
と思いながら、祭といえばちょうど約一ヶ月前に宝塚市山本でお祭り。
ようやく怪我も癒えてきましたので、快気祝いに
その時のだんじりなど祭風景をアップします。
当日は近くの神社からだんじりが集まり大盛り上りでした~
もちろん私も、だんじりを引きました・・・が
年甲斐もなく頑張りすぎて、肉離れにより途中断念・・・
でもしかし、神様のおかげで二日目も動けるようになっちゃうという奇跡。
これは神様のご加護としか思えませんでした~~~~。
来年もだんじり頑張るぞ~。
今日はいつもお世話になっている生産者さんのコニファーを紹介します。
この方は古くからコニファーを手掛けられていて、興味深いコニファーをいろいろとお持ちです。
私の特に最近のお気に入りは、先日facebookでも紹介させてもらった「セドラス アトランティカ グラウカ *写真中央」です。
この中のペンジュラ(枝垂れるタイプ)に私は一目ぼれして、特にユニークな形のものを仕入れさせていただいて農場で預かってもらっています。
4メートルぐらいから大きく枝垂れるものや、龍のように地を這うものなどなど1点物ばかりです。
興味のある人はお声掛けくださいね~~~~。
おそらくもうこの手のタイプを作っているところはないでしょうから早い者勝ちかもですよ。
私もキープしておこうかな~~。
またどのようなものがあるか、写真をアップしますので乞うご期待~~~。
ここには、また違ったコニファーをアップしておきます。
最近,枝垂れるタイプや地を這うタイプに心ひかれる四代目 又右衛門 でした~~。
今年も何だかんだ言っているうちに、年末商戦の足音が・・・
私たち仲卸にとっては、この時期は皆さんにお届けする商材の確保などで東奔西走することになる。
そして今回は、茨城の松・千両の生産者さんのところへ。
ここ茨城では、迎春用の松を10月の末ぐらいから切り始め、
このような広い工場のような敷地に、切られた松が近隣の畑から順次運びこまれてくる。
そして多くの人数で手際よく選別されたものを結束し、
このような荷姿にして水槽まで運び込まれ出荷をまつ。
ここの生産者さんとは、先代からとても懇意にしていただき、毎年最上級のものを弊社用に準備していただいている。それは今年も同様。
ただ今年は茨城の生産地全体、台風の影響から枝がすれているものも多く、購入の際には吟味していただくとこが必要かと思う。
また千両のほうも
そこそこ順調とのことで一安心。
少し近くを周ってみると、
このような少しユニークな松なども多くあり、この地区一体は本当に正月商材の宝庫と実感できる。
今回もバタバタでこの地区を訪問したが、生産者は口を揃え、松・千両の生産継続に厳しさを感じているという。
近年の慢性的な不作、労働の確保などからの原価アップ、価格がもう少し上昇しなければ成り立たないと・・・
そのような要因から次なる設備投資もできず、このままでは衰退していってしまうことも考えられると・・・。
確かに昔は良い商品が高値で取引されたが、近年はなかなかそうともいかず、価格の低いものの要望が高い。それは販売している私たちも実感している。
工業製品であれば、そのような低価格の商品を大量に生産することも手掛けやすいが、農産物はそう簡単にも行かない。まして松や千両などは1年に一度限りの取引の為尚更である。そのためにも何とか価格低迷に歯止めをかけなければとは思うが、実際の小売の状況も、価格競争などから芳しくない。
今では量販店など様々な販売チャネルから、エンドユーザーにとっては、自分にあった価格帯のものを選択しやすい時代になった。
でもしかし、このような花の持つ意味、本当の良さをエンドユーザーに伝えていけているかは、かなり疑問に思う。
現に「千両って何?何で松を飾るの?」という若い世代が多くなってきている。
まずはそこからきちんとやり直すことが、これらの商品の価格上昇への取らなければならない一番の施策ではないかとあらためて感じた。