四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ
MATAEMON'S THINKING BLOG
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1月21~23日 パシフィコ横浜で開催された日本ショッピングセンター協会 主催の
SCビジネスフェアに出展をさせていただいてきた。
まず今回、私たちから出展したのは、日本総代理店をつとめさせていただいている従来の輸入植物を使った、メンテナンスフリーのサスティナブルな植栽の提案である
どこに行っても、ユニークな植物には多くの人が集まってきてくれる。いつもながら植物の人を引き寄せる力はすごいと感心させられる。
その中でもやはり人気者は樹齢数百年のオリーブ古木。この木の持つパワーと優しさに多くの人が集まってくる。そして有機栽培で管理しているので安心して触れていってくださいというと、多くの人が興味をもって木に触れていってくれる。
ペタペタ多くの人に触れられてオリーブくんもきっと喜んでくれていると思い、うれしくなってくる。
その反面、私には誰もペタペタ触ってこないので心なしかオリーブくんに少し嫉妬してしまいそうになる。
もし触ってきたら怖いですが・・・(笑)
その他にも、根がしっかり張った輸入植物は、こんなにも輝き、素敵なのですね~、とお声掛けいただくことも多かった。それは今まで流通していた輸入植物は、あまりしっかりしたものがなく、枯れることも多かったためだとか。
そして今回、私たちの素敵な生産者から送られてきた植物をみて、感嘆の声をあげて下さる人も多かった。
これをきっかけに、愛情をもって、真摯に向き合いながら育てられた植物がどんなにか素晴らしいものかを多くに人にわかっていただければと思う。
そしてもう一つのメインはこれ
*セラテリアブース取得済みであるセラミック栽培法を使用した、インテリア植物の
「セラテリア Ceraterior」と野菜工場の提案である。
野菜工場は通常では今まで難しかった根菜類を可能にし、とうとう稲作までを実現させた優れもの。多くの人がこの稲のサンプルに驚いていた。
また、水が循環型でないので排水がいらないのが大きな特徴であり、ローコストでの導入が可能。
今回そこでつくられた野菜を実際に食べていただき、流通しているのと大きく違うアクやエグ味のなさを実感していただき、とても驚いていただけた。
このシステムには早速、多くの方が関心を持って下さった。とても大きな会社の方からも、早速導入検討したいといっていただき、週明け来社していただくことになった。
さらにインテリアとしての提案であるオリジナル商品のセラテリアには、土を使わないということで、飲食関連の店舗の方々から多くのお問い合わせをいただけた。
さらに、私の青年会議所時代から大変お世話になっている岩本先輩のコドモエナジー社が世に送り出した「ルナウェア」とのコラボ商品も案内させていただいた。このルナウェアは一昨年 日本ものづくり大賞 内閣総理大臣賞を受賞した優れもので、海外の方にも興味を持っていただけ、ご検討いただくことになっている。
この他にも、来月ロシアの展示会でも発表し、今春リリースする予定の水道水から簡単に安心安全でかつ殺菌力がとても強く、ローコストな銀イオン水生成器Ag+(エージープラス)や、空気中の水分をろ過して飲料水を精製する製水器などをご案内させていただいた。
今回の展示会は、今まで参加したことがなく、多くの人にお手伝いいただきながらも、全く手探りの状態で、準備段階から不安と期待が交差する毎日であった。
そしてその展示会に出展されている人は、日本を代表する大手企業がほとんどで、ブースにもお金がかかっていて、そこに立つ人たちも、洗練された人たちであった。
それ比べて、私たちは予算がないため、切り詰めてカーペットすらひかない状況の無骨なブースであった。そんな手作りのブースであっても、確固たる自信を持って紹介する私たちの商品の素晴らしさと、スタッフの努力によって、多くの人からお声掛けいただけた。
私は今回出展して、本当によかったと実感している。
今まで接点を持つことがなかった大手ショッピングセンターやデベロッパーの方々、店舗デザイナーの方たちとのご縁をいただき、貴重なご意見をいただくことができた。
そして今すぐの案件から、将来に向けての案件など、とても興味深いお話をすることができた。
確かに今すぐ商売につながるか?採算は?と言われれば・・・となるかもだが、それとは比較できない素敵なつながりを得ることができたと思う。
やはりリスクを伴ってでもチャレンジし続けることの大切さを実感できた。言い換えればリスクが伴わないビジネスに、飛躍は無いのではないかとも思った。
そしてあらためて植物がもつ「人を惹きつけることができる力」に感心した。
でもよく考えればその力を一番知っているのは50年 植物に囲まれた中で育ち、魅了された私自身かもしれないが・・・。
きっと私は、死ぬまで、この仕事を続けていくのであろうと、あらためて思うことになった。
今回、この展示会を通じお知り合いになれた方、本当にありがとうございます。
これからも植物ともども、成長を続ける私たちのことをよろしくお願いいたします。
まずは新宿での打ち合わせを終えて、新橋へと移動。ここで長年の師?パートナー?である矢野TEA氏とアトムタワーで打ち合わせ。
このアトムタワーには、本当に素敵なものが集まっている。それは物あり、人あり、プロジェクトありで、日本の中の玉手箱の様にも思える。1~8階そして屋上を見て周るだけでドキドキ、ワクワクである。
このタワーの案内は、また来年早々にでもさせていただけたらと思っているので楽しみにしていてください。
そのような場所で、スペシャルな人たちが集い、繰り広げられてくるプロジェクトは半端ではない。その中には私の長年の夢も含まれている。この報告は来年の半ばにはできると思う。
本当に面白い企画になるだろうと自負できるので乞うご期待を。
この時はたった1時間の打ち合わせであったが、かなり意義深いものになったと思う。そんな余韻に浸りながら、掛け足で霞ヶ関の農林水産省で行われるセミナー&懇親会に出席してきた。
西川農林水産大臣のあいさつに始まり、川合室長の花き振興法に関すること。岐阜県の取り組み。さらに池坊時期家元の池坊由紀さんのデモと講演。大田花きの磯村信夫社長、あぶくまカットフラワーグループの三浦 斉氏の講演を聴かせていただいた。
皆さんそれぞれに興味深い内容に加え、力強さがあり本当にいい勉強になったのと、自分進めるやり方、進む道、進め方には違いはあれども、全体が進んで行く方向性には大きな狂いがないのであるということも確認ができ、有意義な時間となった。
そして20時には懇親会も終了し、私は錦糸町で行われている高校時代の友人の集まりに顔を出し、数十分だけだが、懐かしいメンバーと顔を合わせることができた。
恐らくこの東京出張が年内最後の出張になるであろうと思う。
まだこの時期なので振り返るのはまだ早いのだけれども、今年も色んなことがあった。
そんな最後にふさわしい未来への希望に満ち溢れる期待を感じさせられる出張となった。
さ~。今年もあと10日。卸部門である 仲卸 ローズガーデンはピークを迎える。今年は厳しい年であったが、本当にみんなはよく頑張ってくれている。なのできっと結果はついてくると信じている。そんな彼らの広くなったであろう背中を、こっそり・・そしてしっかりと見つめてみたいと思っている。
今回も先々週と同じように2日続けて東京出張となった。
1日の中で往復に費やす時間は大きいのだが、今回もとても素敵な出逢いができた。
月曜日に大事な方とのアポがとれたので都内をめざした。その方は以前からお目にはかからせていただいてはいたのだが、きちんとご挨拶ができなかったので表敬訪問をさせていただいた。
数時間お話をさせていただくと、今までの印象以上に大きさを感じる素敵な方であった。ご本人の了解も何もないので、誰とはいえないが、近い将来この方たちときっと素敵な取り組みができるであろうと思っているので、その時は3倍にして報告しますね。面白くなる予感がしていますよ~~。
そしてその日は大阪で用事があったのでトンボ帰りで帰阪した。
さらに翌朝 朝一番の飛行機で伊丹を出発した。
午前中、新宿での打ち合わせを終え、午後は法政大学へ。そしてJFMAの理事会の後
久しぶりにイブニングセミナーに参加させていただいた。そして多くの人と熱く語り合うことができた。さらにその後、青山フラワーマーケット 井上社長のTEA HOUSEに訪問させていただいた。
実はここには私のかわいいオリーブ君がスタッフの一員として鎮座させていただいているのである。
井上社長とは10数年前に一緒にイタリアに行ったときから、懇意にしてもらっている。特にビジネスでというよりかは、業界の悪友?親友?みたいな感じて続いてきている。
仕事の規模は、見えない程遠くに行ってしまった人ですが(笑)
この日も、お客さんが多く、店内はいっぱいであったので、しばらくは外のテラス席で話をしていた。ただ風が強くほとんどの人は、南極にいるかのように毛布にくるまり、寒い寒いとばかり言っていたのだが、私は当時のことやこれからのことを熱く語り合っていたためと、素敵なスタッフの温かい心づかいのおかげで、寒さをあまり感じることがなかった。
素敵な植物が並んでいるお店は多くある。かっこいいデザインのお店もある。マニュアルで管理され、一言一句間違わず笑顔でお客様を迎えることができる店もある。
でも本当に素敵に感じるお店は、人、植物を愛することができているか、どうかではないかと思う。
ここはそのような素敵な空間であるから、多くの人に評価されているのだと思う。
私もこのような空間を創り出し、しあわせを生み出すことができる場所を一つでも多く作っていきたいとあらためて感じた。
私はこの2日間もかなりバタバタであったが、忙しい時こそ、時間を費やしてでも、動くことの大切さを感じるそんな2日間であった。
今日は仲卸ローズガーデンが入場するJF兵庫県生花 大阪営業所(梅田生花市場・大植)で松市が開催された。
業界の方は、ほとんどの皆さんは、大市とは何かわかっているであろうが、業界以外の方でもブログを読んでいただいている人はいらっしゃるので簡単に・・・
生花市場では1年間を通じて、生花・植物のセリが開市されるのであるが、正月物などの特別な品目については大市として、年に1回開催される。
大市の対象になるものは松、千両、梅、万年青などであり、その中でも特に松と千両が盛大に行われる。これは関西、関東と少し違ってはいるが概ね同じような感じである。
当然ながらそのために私たちの卸店舗である仲卸 ローズガーデンには、日本各地の生産地やJA、生花市場から選りすぐられた松が届いてくる。
そして本日、無事、松市を迎えることができた。
品揃えとしては全国的に、松の状況は良くないと言われながらも、手前味噌かもしれないが売り場の商品は、質・量ともに超一流と言っても過言ではないと思う品揃えができたと思う。
そのような生産者から預かった素敵な松を求めに弊社売り場には、かなりの遠方からもおいでいただくなど、多くの方にお越しいただくことができた。
これもひとえに生産者や出荷者の皆さんのおかげであり、そんな素敵な植物に正当な判断でご購入いただけるお客様のおかげである。
そしてそのような素敵な賞品を少しでも多く皆さんに届けたいという、スタッフの不休で取り組む熱意にあらためて感謝と感動をしている。
私にとって、毎年この大市は、ある意味1年間の自分自身や自社の通知簿の様にとらえている。当然オール10までは程遠く、まだまだ至らぬ点は多くあり、日々ご迷惑をかけてしまってはいるが、ここはまず一旦はスタッフを褒めてやりたいと思っている。
そしてこんな素敵なスタッフを励まし育てていただいているお客様に心より感謝である。
本当にありがとうございます。
あらためて本日より、皆で力をあわせ、更に上をめざし頑張っていきます!!!
25日から27日の間、都内での会議や商談で大阪―東京を2往復することになった。
今回の弊社事業に関するミーティングでは、従来のレア植物輸入のこともあったが、弊社オリジナルの商材やデザイン、植物工場の輸出に関わることを多く取り上げていただけるなど興味深い話をさせていただくことができた。
また全国花卸協会などNPOとしての会議でも、新しいステップに入るための話が活発に話し合われ、今までとは違った空気感を感じることが多かった。
またビッグサイトで行われた展示会では、ユニークな商品を多くみることができた。
何となく前へ前へと向かっていこうとする動きが活発化してきたよう個人的には感じている。
確かに円安、GDPのマイナス成長、先送りとなったが消費増税などネガティブな情報も多い。でも花き振興法の制定などによる輸出支援、オリンピックを契機としての展開などポジティブにとらえることができることも多くある。
確かに他に左右されない自らの強い意志は必要である。でもしかし状況や時代に併せ、柔軟に対応できるしなやかさも必要である。
その両者をうまく自分の中でコントロールできたら、変化がある時代でこそ面白みがあると思えるではないだろうか?
それはまるでサーフィンのようなものかもしれない・・・。
今日は朝一番の伊丹空港から成田へ移動。
さて飛行機で出国だ~~~と言いたいけど、今日は国内の産地にレンタカーで訪問。
車に乗り込み一時間余りで目的地 茨城県波崎に到着。ここには毎年、迎春用の松と千両などをお世話になっている生産者がいらっしゃるので、挨拶と本年の最終調整を兼ねて訪れた。
今年の波崎における松の状況は、必ずしも良いとは言えない状況である。台風影響などではなく、10月に一度冷え込んだのが原因かで、全体的に黄色味を帯びている状況と言える。
正直関西では、黄色味を帯びている松より、緑の深いものが好まれる傾向があるため、少し影響があるような気もするが、全体的にその傾向なので、こればかりは仕方がない。お客様に説明し、消費者のご理解をえるしかないかな~~。
ただ何だかんだいっても、そのような状況でも、素敵な生産者の皆さんのおかげで良いものは揃えられる予定なので、足を運んでもらえればと思う。
次に千両。これも圃場によってまちまちだが、そこそこに実が付いたものもある。
さすがにこの2品目を目の前にすると、年末が近づいたな~~と実感する。
今年も無事、特にお世話になっている産地の訪問を少し早目に終えることができたので、銚子まで足を運んでみた。
そして少し海を見つめながらボーっとしてみた。
この地を訪れるようになって十数年?になるであろうか。最初訪れたときは、まだ今の仲卸も開業をしていなく、多くを必要とはしていなかったのだが、どうしても自分の納得のいく商品を手に入れたくて、この土地を訪れたことを思いだす。
当然であろうが当時、新参者の私は中々認められてもらえずであったが、そのような中で、私の思いを受け入れ、力を貸してくれた生産者もいてくれた。そのおかげで、今年もまたこの地を訪れることができていると思う。本当にありがたいことである。
そんなことを、頭の中で思い浮かべながら、身体は大好物の海の幸を欲してしまっていた。人って勝手なものである(笑)
というわけで、いくつかの海の幸を美味しくいただき、私にしては珍しく、自分用のお土産を買い帰路に着いた。
そして、人生で初めて??でもないが、数十年立ってない台所に立って、これまた大好物のつぶ貝をさばいた。
かなり面倒であったが新鮮なので生で食べるように不器用な手つきでさばいてみた。とっても刺身と言えるほどの整った見た目ではないが、苦労したのも助けて、自分的にはかなり美味くいただけた。
さ~~年末はもうそこまでやってきた。
今年も頑張っていかなきゃですね。
15日から17日の三日間 幕張メッセで、アジア最大のフラワービジネスショウである第11回国際フラワーEXPO(IFEX GARDEXなど)が開催された。
*オープニングはバタバタで写真が撮れませんでした(^^;)
今年は台風の動向におびえながらも相変わらずの盛大なオープニングセレモニーに始まり、テープカットとともに、IFEX2015が開幕した。
今年のIFEXの入場者数などは、主催者側から情報がいっぱい出されているので、参考にしていただき。厚かましいかも?ですが私からは、させて自分報告を・・・
今年のIFEXでの主な出展は、昨年出展させていただいた輸入植物を、グレードアップさせたものをはじめ、新しく日本で総代理販売や販売契約を結ばせていただくことになったナーセリーからの素敵な仲間を加えた、品質にこだわる「MATAEMON SELECT PLANTS」ブース、それとは別ブースで、世界18か国特許取得済みのセラミック栽培法を活用した土を使わない観賞用植物「セラテリア」シリーズの発表をさせていただいた。
輸入植物ブースでは、スペインからのオリーブ古木をはじめ、発根活着済みのダシリリオン、ユッカ ロストラータ ブルースワン、ロストラータ ヒドラ、ナンノロプス リチアナ シルバー、ブラヘア アルマータなど、オーストラリアからはグラスツリー(ブラックボーイ) グラウカ マルチタイプ、サイカス類、ユニークなディクソニアを出展させていただき、多く方に注目していただくことができた。
今回もブースでは花き業界関係者から、植物好きの出展者、イベントスタッフまで見に来ていただき写真スポットとしても、多くの方々に集まっていただくことができ、まだまだ少ない実績ながらこの1年間積み上げてきたものを自身で確認することができた。
「セラテリア」ブースでは、小さい売り場ながらも、植物のセラミック栽培技術を使用した共同開発商品を大変気に入っていただける方も多く、問い合わせや注文も数多くいただけた。今回は、セラテリアの天然石ボトル、セラテアリ ウッド、グリーンシャンデリアのようなラインナップで決して多くはないものの、弊社のスタッフが、素敵な技術を、洗練された魅力ある商品に仕上げてくれた。
私は以前からどちらかというと、自分の趣向や思い付きで、すぐ行動に移してしまうタイプなので、毎回スタッフには迷惑をかけている。この商品も同様だろうと思う。
でありながらこのように形にし、さらにPOPやパンフレットのデザインまでも自らの手で仕上げてくれえる。このように「自分たちでできることは自分でやる。そしてやりきる。」とういう姿勢はいつも頼もしく思える。本当に素敵なスタッフに恵まれていて、私も学ぶことが多い。
私はいつも同じことを書いているかもだがこの3日間も多くの人との出逢いがあった。
昨年出展したときに、ブースにお越しいただきながらも私の時間繰りができないばかりにご挨拶もさせていただけなかった方、私たちの植物を初めて見て、驚き目を潤ませながら飛び込んできてくれる人、ブログを見ているよ~と励まし?に来ていただける人までいてくれて本当にうれしいばかりでした。
また新しい取り組みなどの機会もいただき、海外からの問い合わせもいただけたワクワクする三日間であった。
そして、IFEXが終了後、すぐに大田市場で開催されるFAJのJFIトレードフェアに参加させていただいた。
夜遅くの納品にも関わらず多くの関係者の方が私たちを出迎えていただき、助けていただいた。
またこの地でも植物の雄姿をみてお声掛けいただき、ブローカーやエージェントに頼らず自ら現地ナーセリーや自生地をまわることで初めて分かったことや、弊社の発根済み輸入植物の必要性とメキシコなどからの直輸入植物が抱える大きな問題点などを、互いの経験に照らし合わしながら話させていただくことができ、多くの方に理解と賛同を得ることができ、双方が同様に学ぶ機会につながったのではないかと思う。
今回これらの二つ展示会を通じて、とても多くの人とめぐりあうことができた。
それは、しっかり根付いて力強く生きている植物こそが持つ「惹きつける力」のおかげだと思う。そしてそこに集う植物をこよなく愛している人とのつながりからである。
本当に出逢いというものは素晴らしい。あらためて恵まれた縁に感謝したい。
植物さまさまである。
この一年、私たちがどう成長できたかなども含め、多くの人が色んな目で見てくれている。そしてそんな私たちの姿を植物たちが見守ってくれている。
私の数倍の年月を生き、多くの人の生き様を見ている植物たちが・・・・・。
そんな素敵な植物たちに恥じないよう、見放されないよう、しっかり生きていかなければとあらためて思った。
最後に、展示会を通じ、お会いできました方々に本当に感謝しています。
ありがとうございました。次はどこでお会いできるかはわかりませんが、その日を心待ちにしています。
またどこかで・・・。
すみません。ご無沙汰です。続いてやってきた台風の対策などで気が付けば前回アップからもう10日以上経ってしまいました(^^;)
皆さんはいかがでしたか?台風で多くの生産者の方々や業界関係者に多くの被害が出たと聞いています。ブログからでは失礼かもですがお見舞い申し上げます。
私たちの農場などは、無傷とは言えませんが持ちこたえることができました。
さて、今は明日から開催される第11回国際フラワーEXPO(IFEX アイフェックス)に出展のため幕張メッセに来ています。昨晩は台風影響で風がきつかったのですが、一転今朝は快晴です。
通年は前日に設営に入るのですが、今年は台風の影響が心配で一日早くに会場入りしたので、少し余裕がありブログアップします。
この展示会も今年で11年目を迎えます。そして弊社も今年で5回目の出展になりました。
前日の会場は主催者をはじめ、ブース工事をする人、物を運ぶ人、飾りつけをする人、掃除をする人、人間ウォッチングをしながらブログを書く人(笑)などが慌ただしく行き交い、とても愉快な時間になります。
そしてその映像や工具などの音響が何とも言えないハーモニーを醸し出し、多くを身体で学ぶことができます。さらに明日からの展示会への期待感が膨ませ、心を湧き立たせてくれるので、こんな時間が私はとても大好きです。
今年は、輸入植物ブース以外に、別の場所でブースを設け新商品の発表もします。
ぜひ皆さんも時間がありましたら遊びに来てくださいね。チケットは何枚でもありますから~~。
さ~。仕上げ頑張るぞ!!!
今日は久しぶりに充実した一日を実感できたように思う。
それは三つの重要なコンテンツである学習、仕事、プライベートで、それぞれに素敵なシーンに出会いができたからだと思う。
まず朝一番の飛行機で東京に向かい、両国へと向かった。
少し早目についたので、国技館前でFB用の写真を撮っていたら、親切な外国人さんが英語のパンフレットのようなものをもってニコリと微笑みかけてくれた。
どうやら私は相撲好きの外国人観光者に見えたらしい・・・。それでもその親切心に触れたときに、とても和やかな気持ちになれた。
そして会場に向かったのだけどその途中で見かけた自転車置き場
さすが建物がひしめき合う都内において土地の有効活用をしているんだなと思う反面、まるでこの急な角度が相撲の立ち合いにも見えて、さすが両国だな~と勝手な想像で一人感心してしまった。(すみません。相変わらず話が飛んでしまった・・・)
で、話を元にもどして今日のはじめの目的であるセミナーに参加するために会場のホテルに入り、来年初めて参加する展示会の取り組み方などを研修し、学ばせていただけた。
その後、渋谷で軽く食事を済ませ、川崎に移動した。
ここには業界内外でアグレッシブに活動し、感性から生み出された空間で多くの人を魅了しているSHOPとOFFICEがあり、私は今回初めての訪問をさせていただいた。
今回の訪問は、先日弊社を訪れていただいたときに、私が留守をしていて、話ができなかったので、今回は私からアポ入れをして訪問させてもらった。
私のような半人前が言うのは厚かましいけど、テーブルを挟んで向き合いながらの少しの対話でも、彼の研ぎ澄まされた感性や行動力などを垣間見ることができ、さすが多くの人に支持され、抜き出ているだけのことはあると率直に思えた。
そしてこれからの互いのビジネスのことなどの話をし、再会を約束して、この地を後にした。
その後今日の宿泊地である関内へと向かった。
関内は有名な中華街があるのだが、それともう一つ今日この時とっても熱いところがある。
それはホテルに隣接している横浜スタジアム。
今日はマジック2を迎えた横浜×巨人の熱戦が繰り広げられている。
実は私は少し前からXデーの予感がしていて、この日のチケットを持っていた。
ホテルに着くや否や、球場に足を運んだ。そして球場についたときには、もう8回の攻防だった。
そしてあと一人でこの試合が終わろうとしているときに、甲子園で阪神の勝利との連絡が入り、その後すぐに巨人が3連覇を成し遂げた。
私は小学校の時には宝塚の選抜選手として対外試合にでたり、甲子園の大会で優勝するチームの副キャプテンを務めさせていただいたりの野球小僧で、かなりのプロ野球好きである。
そんな私の目の前で胴上げが繰り広げられた。私にすればこんな日に、選んだかのようにめぐりあわせるとは運が良いとしか思えなかった。(といっても実は胴上げを目の前で見ることができたのは5度目であるのだが・・・。)
どの球団のファンであるとかどうかは別にして、各球団の選手が一生懸命に頑張り、その努力が報われ歓喜の瞬間を迎えたとき、とても大きな感動を伴う。そんな瞬間を目の前で見ることができ、その空間を共有できたことをとても幸せに思えた。
そしてそれと同時に、良い結果がでるには、それなりの理由があることはスポーツであってもビジネスであっても同じであることを改めて学ばせてもらえたような気がした。
そんな多くの学び、人、感動に出逢えたとても充実した一日になった。
さ~明日からまた新しい感動に出逢えるように頑張っていこう。そのためにも今晩は夢を膨らませ、幸せに包まれながら気持ちよく眠ることにしよう・・・
みなさん。おやすみなさい。
モンゴルより帰国し、今週の週初めから東北方面へと向かった。初日1日は、午後大阪を出て、夕方仙台へと到着した。
仙台では、10年来のパートナーである矢野TEA氏と、今後についての打ち合わせや、海外事業についてのミーティングを行った。相変わらずの興味深い提案と、これからの野望を語り合い、ワクワクしながら打ち合わせを終えた。
そして翌日は仙台より、岩手 安代へと向かった。安代といえばリンドウと言えるほど有名であり、日本一の産地である。それは生産、出荷量もだが、取り組み内容がとても優れている。
ここでは育苗などの研究施設を用い、常日頃から栽培に適したものや、見た目や日持ちなどへの改良などに力を注ぐなど新品種への取り組みや適した品種開発に余念がない。さらに
各部会によっての積極的な販売戦略を行い、国内でのPRはもちろんのこと、輸出も手掛けている。切り花の輸出や海外委託生産などにおいては草分け的な存在であり、今もその成果を十分残している。
私は約10年前に、この産地で講演をさせていただいたことがきっかけで、産地の皆様と意気投合し、今まで毎年意見交換をさせていただてきた。時には産地フェアをさせていただいたり、展示会に出展をしたりなど大変お世話になっている。
そのようなことを思いながら仙台を出発し、途中サービスエリアで少しの休憩をして、お昼過ぎに安代に到着。そこで盛岡冷麺をいただき、すぐさま試験栽培場へと向かった。
そこにはいくつかの品種が、ちょうど花をつけていた。
その中でも、ひときわ輝いていたのがこのリンドウ
いかがですか~~?この発色。何とも言えない程の艶やかさ
長さがないため、切り花には向かないかもしれないが、個人的には、あまり多くの花をつけていないこのしなやかさがとても気に入った。今までの選別からは外れていたが、是非とも今後も検討してほしいものだと思っている。
この品種が、うまく様々な条件をクリアし栽培可能になったとしても、皆様の店頭に行く頃には、恐らく4年ほどかかるだろう。でも首を長くして待ってみたいと思う。
この他にも多くの試験品種があり、気になるのもあったが、ある程度の時間でこの場所から移動した。
その後鉢物の生産者を訪れた。
丹精込められて作られていたとても質のいいリンドウの鉢がならんでいた。多くは注文で出荷されていくことになるとのこと。あともう少しで出荷ピークも過ぎるので、是非最後まで体調を崩されず頑張ってほしいと思った。
この他にも興味深い鉢物があったので、別の機会に案内させていただこうと思っている。
そうこうしているうちに、夕暮れが近くなり、集荷場で今日一日お世話になった小笠原氏と別れ、宿泊地である仙台への帰路についた。
そして翌日は朝からホテルで事務仕事を済まし、夕刻大阪へと戻った。
今回の東北訪問も様々な収穫があり、今後に向けてまた楽しみと仕事が増えました~~。
さて、体調をきちんと整えて頑張りま~す。
そして安代から、とてもきれいなリンドウが届いた。
普通は鉢物品種だが、特別お願いして切り花使用で作っていただいている。
その綺麗さに多くの良い評価をいただけた。価格はまだまだ満足いただけるものではないが、この美しさと産地からバケツ輸送による品質の高さを考えれば、決して高いものではなく、十分価値あるものだと思う。
恐らく1年間のうちで1週間ぐらいだけしか出荷されないこのリンドウの素晴らしさと、安代リンドウ生産に関わる人びとの美しさを、是非多くの人に伝えてほしいと思う。