四代目又右衛門の頭の中を書いたブログ

MATAEMON'S THINKING BLOG

2015.09.12

秋の気配

シンガポールから帰国した時を含めると、この一週間で3回の上京になった。

 

帰国後、そのまま都内に入たほうが効率的だろうと思うのだが、そんなわけにもいかないのが現実で3往復となってしまった。

 



 帰国し宝塚に到着した翌日、新設した会社のTEA’sDesign株式会社のお披露目会を兼ねたAFTERNOON TEA PARTYの打ち合わせのため新橋のアトムタワービルへと向かった。そこで偶然日程が合いとてもユニークな方をご紹介いただいた。

 

その方は、スペインではオリーブ農場をもち、日本では飲食店を開業されていて、日本とスペインを往復している、とてもユニークな方で、とても興味深い話を聞かせていただくことができた。そしてオリーブを用いた新しいプロジェクトの話で盛り上がり、何か一緒に行おうということで意気投合し、とても有意義な時間を過ごさせていただいた。

 


 

 

途中、外の空気を浴びに徒歩で日比谷公園まで足を運んだ。そこには日比谷花壇さんの日比谷公園店があり、せっかくの機会なので、ご挨拶をさせていただいた。

 

 

そしてちょうどその時に公園で行われていたビールのイベントをのぞいてみた。ご存知の方も多いかもですが、私はアルコールが飲めないのでワンフードをだけをいただいた。

 

 

あまりにもの大きさのため、これ一つで満腹になり、他に何も食べられなくなり、お腹をさすりながら、打ち合わせ会場に戻ることにした。

 

そして引き続きオリーブを中心に、多くの話をさせていただくことができた。そこで提案いただいた、ちょっと変わったプロジェクトについては、アップは不可能なので、事業化できた時に皆さんにお話させていただこうと思っています。乞うご期待。そしてその後私は次の用事があるので、場所を移動した。

 

翌朝、再びビジネスパートナーの矢野TEA氏と打ち合わせを行い、私は午後から大田市場で開催される全国花卸協会の理事会に出席させていただき、会議終了後、再び大阪に向けて飛行機にのり帰宅した。

 

そしてその二日後には、また都内でのJFMAのアフタヌーンセミナー、理事会、イブニングセミナーに出席、その後素敵なビジネスパートナーとディスカッションをさせていただき、その日初めて泊まる三軒茶屋のホテルへ向かい、部屋でデスクワークを行い、気が付けば午前2時ぐらいになったので横になった。

 

さらに次の日は、早朝からレンタカーに乗せていただき、千葉の生産者のもとへ。

出発から約2時間、目的地に到着。そこでとても貴重な情報を教えていただくことができた。おかげであるプロジェクトが大きく前に進んだような気がした。そのご教示いただいた方はもちろん、ご紹介いただいた方にも頭が下がる思いである。そしてミーティング終了後、足早に羽田空港へ。夕方に伊丹空港に到着し、車で移動し、次の打ち合わせに合流し、深夜帰宅となった。

 

 

その後数日は、シンガポールの課題や、新会社の開設パーティーの準備なので明け暮れ、バタバタの1週間となった。

 以上が、今回 ブログとFBのアップができなかった言い訳です。()

 

さて来週も東京の2往復。週末は新橋でTEA’s Design株式会社主催のアフタヌーンパーティー。忙しい一週間になりそうかも。 ではでは~~。

 

今日は、以前より大変お世話になっている中川暢三様の計らいにて、大阪富国生命ビルにある「まちラボ」に訪問させていただき、一般社団法人テラプロジェクト 理事長で大阪大学名誉教授の小林昭雄先生、一般社団法人シーズ・オブ・ライフ代表のジョン・ムーアさんと、面談の機会をいただけた。
 

 

そこで小林理事長が今まで手掛けられてきたことや、今後の方向性についてご教授いただき、ジョン・ムーアさんの活動や、めざすところもお教えいただき、本当に勉強になった。

 

そして私たちの活動や方向性を伝えさせていただくことができ、両名から過分な評価をいただくことができた。

私のような若輩が言うのは大変失礼であるが、互いの活動を理解し、共感するに至るまで、時間はかからなかった。

 

さらに今後大阪発信で進めていきたいことなどについて、かなり熱い議論を交わすことができた。そして「大阪から日本へ。世界へ。地球へ・・・」とつながっていく「食・植・教育」を基本に考えた「命」とう壮大なテーマで、大まかながらだが問題や目的意識、方向性も共有でき、新しいプロジェクトへの足掛かりとなる第一歩を踏み出すことができる絶好の機会になったと思っている。

 

 

そのようにして、とても有意義な時間は、経つのが早く、あっという間にタイムリミットを迎えてしまい、参加者全員がこの場を名残惜しく感じ、できるだけ早い再会を約束して、それぞれがまた次の地へと足を運んで行った。

 

このプロジェクトはまだきちんと動いてはいないが、近い将来、形にしたい。形にしなければならないということを痛切に感じた。

 

また皆さんに報告できる時が楽しみである。

朝からデスクワークを終え、花卉懇談会セミナーにご招待いただいたため、東京農業大学の世田谷キャンパスへと向かった。今回ご招待いただいたのは、次回セミナーの講師の一人として私にお声掛けいただいたためである。
 

 

経堂駅から早足で約15分。暑さのため結構汗だくでの会場入りとなった。

会場には皆さんがすでに到着済みで、到着後しばらくして簡単な打ち合わせが始まり、その後、昼食のお弁当をいただいた。

 

本日のテーマは「花き産業が必要とする商品開発の仕掛け人」である。参加者は生産者や流通、小売り、行政や大学、さらに大学生と幅広く、約220名が参加していただいていた。

 

講演および講師は下記である

「公的機関の考える商品開発」(茨城県農業総合センター生物工学研究所所長本図竹司氏)、「オンリーワン商品を経営に活かす」(株式会社Rose Universe代表取締役社長国枝健一氏)、「”7”が教えてくれる花トレンドの先読み法~これからの商品開発に生かす」(株式会社大田花き花の生活研究所取締役主任研究員内藤育子氏)でそれぞれの分野でとても素敵な内容を講演されていた。

 

その中でも私が興味深かったのは、やはり薔薇つながりでもある國枝氏の講演である。

内容は独創的なものや、共感できるものなどがあり、また興味をうまく惹きつける素敵な話術で、参加者を魅了して、特にしゃべりの苦手な私は感心させられるばかりであった。

 

講演は17時に終了し、その後は懇親会会場へと向かった。

 

懇親会も多くの方が出席され、とても賑わっていた。あまり社交的でない(シャイな)私は、会場の隅の方に陣取りながら、多くの人たちにと話をさせていただくことができ、素敵な時間を過ごさせていただいた。

本来は、19時過ぎの羽田―伊丹 最終便に乗る予定であったが、懇親会の居心地が良く、間に合わなくなってしまったため、21時過ぎの羽田―関空に変更し、深夜宝塚に帰ることにした。
そして会場を後にし、帰路についたのだが、長い付き合いの花マーケットの奥山氏たちとまだ話し足らずのため、品川駅で2次会をすることになり、深夜になってしまった。

 

 

当然変更した帰る予定の飛行機も乗ることはできず、チケットは変更できたのだが、ホテルがとれず、仕方なしに久しぶりに野宿でもしようかなと思ったのだが、今日は招待のためスーツを着ていたのでそういうわけにもいかず、新橋で持ち前のサバイバル能力を活かして、何とか屋根の下で朝を迎え、早朝空港へと向かった。

 

今回、このような素敵な機会をいただけた花卉懇談会のスタッフの皆様には本当に感謝である。苦手だからと言い訳せず、次回講演では私の触れてきた人や植物との縁の素晴らしさをお伝えできればと思っています。
そして、当日ホットな情報がお届けできるように、これからの半年も一生懸命、情熱をもって取り組んでいかなければ感じる上京となった。
 

ミラノから戻り、山積みなってしまったことや、新たに取り組むこと、思い通りに動かない肩で、またアップがしばらく遅れてしまい・・・すみません。

さて今日は、毎年この時期に開催されるJFグループ生産者協議会 総会に出席をさせていただいた。

懇親会においては、JF兵庫県生花 藤原社長、協議会会長の加藤会長、顧問である日体大理事長の松浪健四郎先生、歌手のBOROさん、園芸家の通称トミーで活躍中の富山昌克さんをはじめ、素敵な皆様とご一緒させていただくことになった。

懇親会はBOROさんの歌で始まった。懇親会のオープニングでありながら、発売予定の「どっちやねん。」なども含め6曲も歌っていただけた。

その中でも特に感動したのは、やはり「大阪で生まれた女」である。歌詞や曲も素敵だが、それにBOROさんの声が絡み、全身からにじみ出てくるものを感じることができた。

そして歌われた後、テーブルにつかれたのだが、ちょうど私の隣の席であったので、長くお話をさせていただくことができ、BOROという芸名の所以や、その他活動中の苦しかったときのことなど、素顔の部分を聞かせていただき、すごく貴重な時間を過ごさせていただくことができた。

また久しぶりに松浪健四郎先生ともお話ができ、来年の日体大125周年記念として植物を使った取り組みで少し面白いことが出来そうである。

そして隣のテーブルには、以前から懇意にさせていただいているトミーこと富山昌克先生も来られていて、久しぶりにゆっくりとまではいかないが、少し話をすることができた。
トミー氏は私と同い年で共感しあうところも多くあり、今回もあるテーマで盛り上がった。

私は業界の同年代よりは、ドタバタだが、まだ動いている方だと思うが、彼はその数倍アクティブに活動し、多くを発信している姿には学ばされることが多い。そんな彼が今回は今まで以上に私の背中を強く押してくれ、立ち上がる気持ちを強く湧き上がらせてくれた。本当にありがたい話である。

その他にも写真がうまく撮る機会を逸し、アップできないが、加藤会長をはじめ、多くの方々と話ができ、とても有意義な時間を過ごさせていただけた。

昨今、各市場は色んな機会を提供していただけるが、このような一味違った素敵な設えをするJF兵庫県生花の藤原社長、東専務には、ある意味、懐の深さを感じるとともに、ホスト役のスタッフの皆さんに本当に感謝である。一味違った仲卸としてもっと頑張らねばと思いを強くし、会場を後にした。

早いものでバタバタしているうちに6月になった。

そして気候は梅雨を待たずして既に真夏の様相である。

そのような中、またまたスペインよりはるばるオリーブがやってきた!



今回は樹齢何百年というようなものではなく、数十年から50年ぐらいの比較的若いものである。

ただ普通の若いオリーブであれば、「国内生産者と価格競争をするような植物は扱わない。」という私のコンセプトに反するためそのようなものではない。今回は大きめのユニークなオリーブ トピアリーである。

ただトピアリーと言っても、国内流通の手頃なサイズのものではなく、大きなものであれば直径1m以上のものや、スクエア(四角)のもの、散らしたものなどユニークな形状のものばかりである。

そのような素敵なオリーブたちが、先月末に大阪港に入港。全ての検査に合格し、燻蒸などもなく、無事私たちのもとにやってきた。



そしてすぐさま植え込みに取りかかる。オリーブは強い木ではあるが、はるばるスペインから長い時間かけてやってきて、しばらくそのままにしていることは、あまりにも大きなストレスを与えることになり、そのストレスは数か月後や数年後にも影響を与え、場合によっては、皆さんのもとで枯れてしまうことにつながることもある。

そのため、私たちはコスト削減とかは二の次に、人海戦術で40本のオリーブを全てオリジナルブレンドの専用土に1日で植え込んでしまう。

 

そしてこの日も多くの人の協力を得て、植物チェックを行いながら、わいわいがやがや、ちょっとしたトラブルありながらも、期待に胸を膨らませながら、楽しみながら夕方までにすべてのオリーブを植え込むことができた。





今回は全ての葉を丁寧にむしりとっての輸入なので、しばらく養生期間が必要なため

近隣の伊丹地区のプロの元で育てられる。早ければ年内、遅くとも来年には皆さんに、素敵な形になった姿を紹介できるのではないかと思っているので、しばらくお待ちくださいませ~~。

ちなみにきちんと仕上がれば、現地で出発前に撮った下記の写真のように仕上がる。

中々キュートでしょ。
きっと多くの人に可愛がっていただけると思う。今からとても楽しみである。乞うご期待!

4月11~12日 東京ビッグサイトで開催されるフラワードリームへ。

このイベントは弊社卸部門ローズガーデンが入場させていただいているJF兵庫県生花様のブースにおいて、仲卸の立場としての出展である。

恐らくこのイベント会場風景や素晴らしい作品の写真などは多くの方々がアップされるので、私はいつもお世話になっているメーカー様とのコラボ商品のアップを。少し営業っぽくなるかもだけどお許しくださいませ。

昨年は樹齢300年のオリーブ古木やその他輸入植物を出展させていただいていたが、今年は、出展の都合上フローリストの方々にお使いいただいているローズガーデン プロツールをいくつか出展させていただいた。

http://www.baraen-rosegarden.co.jp/store/

まずは、新潟の老舗メーカーとのコラボ商品「又右衛門シリーズ」をはじめとするはさみ。


こだわりの老舗メーカーの頑固職人作出ということもあり、かなりの切れ味!
手にした多くの方が使いやすさと切れ味に驚いていただけた。

そしてもう一つはシザーケース。


国内高級レザーを使用し、国内で製作するこだわりの高級シザーケース。
このメーカーは通常美容院のヘアアーティスト向けに製作しているだけあって、デザインや機能性は秀逸。
おまけにパーツごとに色を変えたり、古びた感が格好いいヴィンテージモデルにもできたりのセミオーダー方式なので、オリジナル感と高級感が共存し、さらに耐久性があり、修理も可能ということから、通常流通品とは明らかに一線を画していると言えると思う。

今回ブースに訪れていただいた方々から、メーカーや職人の熱い思いを伝えさせていただき、また使用されるアーティストの皆様から、貴重なご意見もいただけ、とても有意義な出展となった。その中で印象意的であったのはこのメーカーのシザーケースを10年来ご使用いただいている方からお褒めのお言葉をいただけたことで、とてもうれしくありがたい気持ちになりました。

またさらに同JF兵庫県生花ブースで出展されている千葉県の小澤和英さんのトルコキキョウを用いた展示がグランプリをとられたため、多くの方がブースにお越しいただき、とても活況のあるいい展示会になった。


今回もイベントを通じ、多くの方とお話ができた有意義な2日間になりました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました。

またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。

今日は年に一回オーストラリア大使館で開催されるAustralia Day2015に、ご招待いただいたので、出席させていただいた。

Australia Dayというのは大使館内において、オーストラリアと関係が深い人たちが集い、桜や木々を見て、食事をいただきながら、政府関係者主催で参加者におもてなし、交流するいわば園遊会に近い感じのとても素敵な催しである。

参加者には政府関係者などの公人の方々やスポーツ選手、芸能人など各界の著名人をはじめ、関係する企業の方々も多く来られていて、とても盛大に開催される。そのような中、私のようなものも昨年に続きお呼びいただきありがたいことである。

まずは大使館の正面玄関から入るとレッドカーペットが敷かれており、各参加者に対し、アテンドについていただけ、案内していただける。

庭園内に進むとちょうど見ごろの桜が私たちを出迎えてくれる。
そしてその桜の木の下など庭園の各所ではオーストラリアの厳選されたシーフードや肉などの食材を目の前で調理したお寿司やステーキ、グリルなど素材を活かした数十種類のとても美味しい料理がビュッフェ形式でいただけるようになっていて、ワインやデザートもあり高級ホテルにも勝る設えで、目もお腹も満たしてくれるのである。

そのような中、まずは普段お世話になっている政府関係者の皆さんと、昨年一年間の取り組みや、今後についての話をさせていただくことができた。

今年の早春に訪問したMr Fern社というディクソニアなどのツリーファーンを出荷する生産者と日本総代理店契約を結ばせていただくことになったことや、さらに希少になったグラスツリー マルチヘッドタイプの大きなものの日本出荷向け準備の完了、バオバブの新しい取り組みについてなどを報告させていただいた。

私たちは数年前に立ち上げたばかりの植物輸入事業。大きなリスクや弊害もあるが、かたくなにブローカーを使わず、その国の、その植物の専門であるところに自ら赴くことにこだわり、現地の生産者や自然、植物の声を直接聞き、その声や素晴らしさを日本のプロフェッショナルや多くの人に伝えることが自分の使命であると考え、ただただひたむきに一生懸命に取り組むことで、今では気が付けばオーストラリアでは3社の日本総代理店を任せていただけるまで育てていただけた。
その結果、日本国内において今後大きな拡がりを見せつつある評価が得られるようなってきた。本当にありがたいことである。

私は時折、このハンバーガーのように、責任の重さや期待感に挟まれ押しつぶされそうになる時もあるが、集まってきてくれている素晴らしい専門スタッフやお客様の喜ぶ声、そして掲げられた旗に支えられ、何とか日々をしっかりと頑張っていられている。

そんなことを考え、桜を見上げていると、急に強い風が吹き、とても美しい桜吹雪が舞った。

私にはこの桜吹雪が、ここに集う皆さんへ送られた、くす玉の紙吹雪のように見えた。

厳しい状況の中、それぞれに頑張った人への贈り物。

そしてその中の桜の花びら1枚が私の頭にのっかった。私はその桜の花びらを手に取り、しばらくじっと見つめていると、色んな人の顔が思いだされ、熱いものがこみ上げるのを感じた。

朝一番、朝食会場のオープンに一番乗りして、お腹を充実させ、他の出展者さんよりも一足早く会場入りし、ブースのメンテナンスを行った。


そしてその頃から、お目当ての植物を手に入れるために1時間以上前から、多くの人が順番待ちをしていた。

そして開場前の挨拶や朝礼を終え、いよいよ9時開場。
それと同時に、まるで名古屋マラソンのスタートか、西宮戎神社の福男レースを思わせるような勢いで、我先にと会場を縫うように走り、お目当てのブースめざして駆け抜けていった。

そんな光景に圧倒され、しばらく目を奪われていると、少し落ち着いた頃から、弊社ブースにも人が立ち寄っていただきはじめた。


開場中は断続的ではあったが、以前からのパートナーや初めてお会いする人が来ていただき、私たちの海外パートナーの取り組みや、そこから送られてくる植物の素敵さを伝えさせていただくことができた。
さらに今年入荷予定の植物や現地に行くことでわかった情報など、ネットとかでは伝えられない話などをさせていただくなど、双方にとってとても貴重な時間を過ごさせていただくことができたと思う。

そしてそのような取り組みを高く評価いただき、いくつかの植物を購入していただけた

今回の私たちが送り出す植物も、どこで出逢い、どのようにして私たちのところに来て、そこでどのようにして育てられてきたかなど、それぞれの植物に物語を書くことができるほど、印象深く残っていて、それぞれに思い入れがある。
それだけに毎度ながら、旅立つ喜びと寂しさとが交差し、正直売買だけでは割り切れない複雑な思いになってしまう。そのような中からいつも私を救ってくれるのは、植物を見て時には声をあげて喜んでいただける人や目をギラギラ輝かしてくれている人である。
そのような姿を見ていると、多くのことが報われたような感じがし、今までの複雑な思いを忘れさせてくれることができた。

そうこうしているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎ、トレードフェア2015春は終わりを迎えた。

またまた今回も素敵な出逢い、そして旅立ちによる新しい縁に恵まれた。本当に素敵な時間であった。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

最後に、私と一緒に写っているとっても素敵で大切な植物たちが、皆さんのところへと、それぞれ向かいます。

生産者の愛とそれらを伝えることを託された私たちの熱き思いが詰まった可愛い子たちをどうぞよろしくお願いいたします。

そしてまたどこかでお会いできますこと楽しみにしています~

昨日の朝6時に大阪を出発し、まずは常滑へと向かった。

常滑は皆さんもご存知の通り、有名な焼き物の産地である。ここで焼き物や花器についての打ち合わせをさせていただき、途中で中々美味しいハンバーグをいただき、昼過ぎに豊明花きに到着した。

しばらくして、別送の植物たちも到着し、トレードフェア設営を行った。
今回は大型のオリーブは持参せず、先々週に訪れたオーストラリアのディクソニアを中心に、スペインやオーストラリアのパートナーの植物を飾らせていただいた。

予定よりも早めに、飾りつけを終えることができたので、一旦会場を後にして、春日井方面へオリジナル資材の打ち合わせに向かった。常滑同様ここでも興味深いお話を聞かせていただき、今後につながるお話ができたように感じた。またこのご報告は後日に・・・。

そして宿泊地である会場近くの知立に向かった。その車中では先月からの国内外の出張続きでの時差ぼけではないのだが、なぜか昼と夜の逆転現象が出る時もあって、夜が眠れずに、朝方までパソコンで仕事をして、昼過ぎにはウトウトしてしまい、何となくすっきりしない日が続いて、きっちり今日も車でウトウトと・・・。
同行のスタッフの皆さんごめんなさい。

出発から一時間弱で宿泊地の知立へ到着。その後食事に向かった。

知立と言えば「知立ホルモン」と教えてもらい、せっかくなので食べようと思ったが、どこのお店も金曜日ということもあって、いっぱいで入ることができずに、隣の魚料理のお店へと入った。

そこでスタッフと打ち合わせがてら、食事をしていると、これまた偶然に、普段交流をさせていただいている素敵な千葉のナーセリーさんや九州で大活躍の小売店とバッタリ!!!

ここ知立まで来て、こんな素敵な懇意にしていただいている方々とまさかバッタリと会うことができるとは本当に偶然とだけでは片づけられないご縁を感じることができた。

そして、お腹もいっぱいになり、私たちは一足先にお店を出て、ホテルへと戻ることにした。

ホテルに戻る途中で、少し気になる食べ物があり、この夜に食べると肥るからいけないとわかりつつも、誘惑に負けて食べてしまった。

これは知立には全く関係ないであろうものだけど気になってしまい食べることにした。

味は大体の予想通りで、学生時代に、インスタント焼きそばUFOのお湯をきっちり捨てずにソースをかけてしまった時の味によく似ていた。でもある意味その失敗が懐かしく美味しく思えた。

そして近くのコンビニで買った飲み物と知立名物の「大あんまき」をもって部屋に戻ることにした。

ちなみに「大あんまき」には、普通のつぶあんや白あん、抹茶 あん+チーズ、あん+カスタード。さらには、「あんまき天ぷら」まであった。価格は一個200円程度でボリュームがあった。

部屋では無料のコーヒーと、このあんまきを頬張りながら、好物のあんこのおかげで元気がでたので、このブログを書き、メールチェックなどを行い、深夜まで充実した時間を過ごすことができた。

さ~~明日はトレードフェア!どんな一日になるか楽しみにして、寝ることにします。

おやすみなさい。

昨日今日と私たちの仲卸ローズガーデン、ローズガーデンプランツの本拠地であるJF兵庫県生花市場 大阪本部でトレードフェスタが開催された。

 



本年度は、昨年より会場のレイアウトも大きく変わり、お客さんにも好評であった。また会場で行われるアレンジ講習会にも例年より多くの人が参加をしていたように感じた。

 

その中、弊社の出展物は、先日 オーストラリアの南海岸のナーセリー訪問させていただきいたディクソニアの事前受注と、プロトリーフ社の肥料や用土、それとパフュームフラワーという、石鹸の香りが漂うプリザのように見える造花である。

 

 

正直数字としては、予想通りのかなり厳しいものがあったが、様々な意見などをいただくことができ、また反省点も見つかり、とてもいい勉強ができたと思う。

 

これらを参考にして、次のステップへとつなげていければと思っている。

 

さ~~少し日も長くなってきたことだし、アクセルを踏み込まなきゃだな~~。